【完結】追放された子爵令嬢は実力で這い上がる〜家に帰ってこい?いえ、そんなのお断りです〜

Nekoyama

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マリーナが無限ストレージからベッドを2つ、テーブルセット、カーテンなどを取り出して、魔法で設営していくと、野宿というのが嘘のような、お洒落なお部屋が完成した。

「マリーナ姉さんはいつもこうやって野宿をしていたの?」

クロウが不思議そうに聞いてくる。

「そうよ、ベッドは2つしかないの。ラビ、ごめんね。」

「問題ありません。マリーナ様と一緒に寝てもよろしいでしょうか?」

「もちろんよ。」

ラビがマリーナと一緒に寝ることに、クロウは少し表情を曇らせたが、妖精には性別がないことを確認すると、安堵した様子でだった。
クロウは繊細な部分があるみたいね。

さて夕食はどうしましょうか。材料はあるけど、正直、私は料理は得意では無いのよね。

「みんな、今日の夕食どうする?今日狩った魔獣の肉と持ってきた野菜と調味料はあるから、焼くだけだったらすぐできるけど。」

「マリーナ姉さん、俺が作るよ。こう見えて孤児院では料理を担当していたんだ。」

「そうなの?じゃぁお任せするわね。」
「クロウさんの料理、楽しみです!」

しばらくすると、美味しそうなにおいがしてきた。

「魔鳥の照り焼き、りんごのポテトサラダ、大根のパスタ、どうぞ召し上がれ!」

なにこれ美味しそう!

「いただきます!!すごく美味しい!そのへんの料理屋さんよりもおいしいわね!」
「クロウさんの、お料理、妖精の国のものよりもおいしいです!」

「それはよかった。たくさんあるから、ゆっくり食べて。」

クロウの素敵料理に舌鼓を打った後、マリーナの洗浄魔法で体をキレイにした2人と1匹は、ベッドでゆっくり眠ったのであった。

◆◆◆◆◆

次の日、ナイトハルト殿下は、側近とともにダンジョンの受付に来ていた。

黒髪黒目の美少女と銀髪深緑眼の美少年の2人組が来たかどうかを確認したかったのだが、個人情報だからと受付に教えてもらえなかった。

仕方なく、街に戻ろうとしたところ、ふと噂話が耳に入ってた。

「あの初心者ばかり狙う奴ら、牢屋送りになったらしいなったらしいな。やっつけたのは若い女らしいぞ。」
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