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第45話 噂のはじまり
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「じゃあ、行ってくるから、ゆっくりしててー」
「このゲートがあれば、主は1人でも王都に行けるから便利だな!」
「そうだろ? 何かあったら逃げ込めば、すぐ家に帰れるしな。
じゃあ、クロにラピス、スライム君。行こうか」
「行ってらっしゃいませ、あるじさま!」
「あるじ、おひるごはん、つくってまってるね」
「おお! 今日のお昼はミルのご飯かぁ。楽しみにしてるな!」
「我への土産を忘れるなよ」
「はいはいー。暇なら狩りに行ってくればいいのに」
「うむ……気が向いたらそうしよう」
今日は、少しだけドキドキしながら皆と会話をしていた。
というのも、作った転移ゲートの補強をするため、
王都へ向かうことになったからだ。
とはいえ、大きなフェンリルやミノタウロスを連れて行くほどの用事でもない。
ゲートがあればすぐに行き来できるし、
今回はクロ、ラピス、そして黄色いスライム君の3匹だけを同行させることにした。
黄色いスライム君は、あまり乗り気ではなさそうだったけど、
「仕方ないな」といった様子で了承してくれたらしい。
居残り組のロウキたちに見送られながら、俺たちはゲートへと向かう。
こうして役割を分担して動くのは、実はこれが初めてで、
少しだけ胸がざわつくのを感じながら、皆と別れ、俺はゲートをくぐった。
「こんにちはー……って、誰もいないか。まあ、別館だしな」
静まり返った空間を見回し、俺は小さく頷く。
「よし。じゃあ、早速お願いしようか。スライム君」
「分かりました、ヨシヒロ様!」
ゲートをくぐった先には、案の定、誰の姿もなかった。
でも、その方が作業はしやすいな。
黄色いスライム君は、俺の肩からぴょんと飛び降り、
跳ねるようにしてゲートの前へと移動する。
そして――
その体を液状化させ、一気にゲート全体を包み込んだ。
何度見ても、スライムという存在の可能性には驚かされる。
(……こういう力を知っている悪い奴らが、この子たちの自由を奪ってきたんだろうな)
胸の奥に、嫌な感情が滲む。
――と、その時。
どうやら強化作業は終わったらしく、スライム君の動きが、わずかに鈍くなった。
俺はすぐに回復魔法を唱えた。
「――ハイヒール・マナヒーリング!」
淡い光が広がり、スライム君の体が元気を取り戻していく。
「ヨシヒロ様、ありがとうございます!」
「こちらこそありがとう。これでゲートは安心だな」
ひと息ついて、辺りを見回す。
「……さて。用事は終わったし、
お昼までまだ時間あるよな。
せっかくだし、王都でも見て回るか?」
「いいね! 賛成賛成!」
クロが嬉しそうに飛び跳ねる。
――ただ、ここで一つ問題があった。
ラピスやスライム君はともかく、
悪魔をそのまま連れて歩けば、さすがに目立つ。
そこで俺は、事前に用意しておいたものを思い出し、
クロを呼び止めた。
「あ、クロ。ちょっと待ってくれる?」
「ん? どうした、主?」
アイテムボックスから取り出したのは、一着の洋服。
「じゃーん! クロ専用の服でーす!
角もデザインに組み込んで、服の一部っぽくしたんだ。
悪魔って珍しいし、念のための対策な。
どう? 着てみる?」
「主が着てるその“服”ってやつ?
俺のも作ってくれたのか?!着たい着たい!!」
金色の大きな瞳が、宝石みたいにキラキラと輝いた。
そんなクロを呼び寄せ、早速着せてみる。
――破壊力は、満点だった。
真っ赤なフード付きマントに、シックな黒のコート。
2列に並ぶ金のボタンと、しっかり留められたベルト。
小さな体にぴったりとフィットしたその姿は、
思わず頬が緩むほど可愛らしい。
ヘパイトスの加護に、心から感謝したくなる出来栄えだった。
フードから自然に覗く角、背中の翼や長い尻尾も、
まるで最初からデザインの一部だったかのように馴染んでいる。
「わぁ……クロちゃん、すごく似合ってるよ!」
「へへっ! 本当?
俺、主と同じように服が着られるの、嬉しい!」
「そっかぁ。じゃあ、これからは定期的に着ようか」
「着る!」
ラピスの言葉に、クロはくるくると飛び回りながら大はしゃぎ。
……毎回思うけど、悪魔って、こんなに可愛いものなんだろうか。
いや、クロが特別なんだろうな。
もし、皆がこんなふうに穏やかでいられたなら――
きっと、もっと平和な世界になるのに。
そんなことを、ぼんやり考えていた。
「じゃあ、行こうかねぇ」
「おー!」
クロに洋服を着せて一息ついたところで、俺たちは別館を出て表通りへと向かった。
地味に散歩を楽しむつもりだったけど、
肩に乗るスライム、頭にちょこんと座るクロのおかげで、やたらと視線を集めてしまう。
……まあ、仕方ないか。この子たち、可愛いしな。
「あのっ……! すみません!」
自分の従魔たちの可愛さにほっこりしながら歩いていると、
突然、後ろから見知らぬ女性の声がして、思わず足を止めた。
え、なに?
今まで声をかけられたことなんてなかったのに……
俺、何かした? そう思いながら、恐る恐る振り返る。
「可愛い従魔ですね! 撫でてもいいですか?」
「……え?」
「突然すみません……あまりにも可愛くて、つい……」
「あ、はは……クロ、ラピス、スライム君。撫でてもらう?」
「しょうがねぇな……
主じゃないから、ちょっとだけな!」
「わぁ! お喋りもできるんですね! 可愛いっ!」
振り返ると、そこには俺と同い年くらいの女の子が、目を輝かせて立っていた。
どうやら、こういう可愛い生き物が大好きらしい。
確認を取ると、クロが「ちょっとだけな」と答え、
女の子は本当に大切そうに、ゆっくりと皆を撫でてくれた。
初めて見る光景に少し驚いたけど、
自分の従魔たちが可愛がられるのは、悪い気がしない。
……なんて思っていた、その時だった。
「あなたみたいに可愛い子たちを連れているなら、私も怖くないんですけど……
知ってますか?
最近、王都を出て北方向にある立ち入り禁止エリアに、魔王が誕生したって噂。」
「……え?」
「100年以上も立ち入り禁止だった、あのエリアです。
最近、朽ちていたはずのお城が綺麗になって、
獰猛な魔獣たちと一緒に暮らしてるらしいんです。」
「……」
「噂でしか聞いてないんですけど……
この王都を襲う準備をしてるんじゃないかって。
怖いですよね……
もし本当なら、王都を出た方がいいのかなって考えてて……」
「そ、それは大変だぁ……!
魔王なんて、怖いですねぇ……
……まさか、そんな噂があるなんて……」
「怖いですよね。あなたも気をつけてくださいね。
こんなに可愛い子たち、ちゃんと護ってあげなくちゃ!」
「はは……頑張ります……!」
「今日は突然すみません! ありがとうございました!」
……俺は、とんでもなく恐ろしい話を聞いてしまった。
北にある立ち入り禁止エリアに、魔王が誕生した。
やっぱり異世界だなぁ……
……って、それ俺じゃん!!
どう考えても、絶対に俺のことじゃん!!
え?
いつから魔王なの?
誰が言い出したの!?
「主ー。主は魔王になるのか?」
「なるわけないだろー……
なんでそんな噂が立つんだ?エマさん、何か知ってる?」
【マスターの持つスキル、Angelic Handの代償となります。
癒す代わりに疑惑の目を向けられる……
仕方ありませんね。大型の魔獣を複数従えていますから】
「あぁ……あー……なるほど……
女神アイリスが言ってたような?言われてなかったような?
よく覚えてないけど……まぁ、分からなくもないな……
でもそれで魔王ってさぁ…」
【諦めてください】
「冷たっ……」
突然知らされた“魔王の噂”。
まさかそれが、自分のことだなんて思いもしなかった。
女の子を笑顔で見送ったあと、俺の表情は一気に真顔になる。
噂の理由をエマに聞くと、俺のスキルの反動だと教えられた。
そういえば、そんな話をされた気もするし、
ちゃんと聞いてなかった気もする。
でも、冷静に考えれば理由は分かる。
フェンリルにミノタウロス、悪魔まで従えている人間なんて、普通なわけがない。
そう思った瞬間、自分の顔を他人に覚えられるのが、急に怖くなった。
「はぁ……顔を覚えられないように、仮面とか……
顔認識されない魔法、使おうかな……
エマさんや…検索してくれない?そういう魔法があるかどうか……」
【検索の結果、闇属性の上位魔法に
Face Mute《フェイスミュート》という魔法の存在が確認されました。
唱えた本人の意思が強く反映され、安全だと認識した相手以外からは、
顔の記憶が消されます】
「え……それ、かけておこうかな……
ちょっと怖くなってきたし……
……Face Mute!」
「さすが主だなー! これで安心して遊べるな!」
「はは……そうだといいけど!
……よし、気を取り直して買い物しよー!」
顔を覚えられないようにしたいと思い、仮面を買うか、
それとも魔法があるかと呟いたら、
エマに検索してもらい、闇魔法で顔の記憶を消す魔法を教えてくれた。
いつもなら色々考えるところだけど、今回は迷わなかった。
俺の魔法は精度が未知数だけど、やらないよりはマシだろう。
そう自分に言い聞かせて、
少し沈んだ気持ちを切り替えるように、俺は歩き出した。
今は買い物を楽しむのだ。そう言い聞かせながら――
「このゲートがあれば、主は1人でも王都に行けるから便利だな!」
「そうだろ? 何かあったら逃げ込めば、すぐ家に帰れるしな。
じゃあ、クロにラピス、スライム君。行こうか」
「行ってらっしゃいませ、あるじさま!」
「あるじ、おひるごはん、つくってまってるね」
「おお! 今日のお昼はミルのご飯かぁ。楽しみにしてるな!」
「我への土産を忘れるなよ」
「はいはいー。暇なら狩りに行ってくればいいのに」
「うむ……気が向いたらそうしよう」
今日は、少しだけドキドキしながら皆と会話をしていた。
というのも、作った転移ゲートの補強をするため、
王都へ向かうことになったからだ。
とはいえ、大きなフェンリルやミノタウロスを連れて行くほどの用事でもない。
ゲートがあればすぐに行き来できるし、
今回はクロ、ラピス、そして黄色いスライム君の3匹だけを同行させることにした。
黄色いスライム君は、あまり乗り気ではなさそうだったけど、
「仕方ないな」といった様子で了承してくれたらしい。
居残り組のロウキたちに見送られながら、俺たちはゲートへと向かう。
こうして役割を分担して動くのは、実はこれが初めてで、
少しだけ胸がざわつくのを感じながら、皆と別れ、俺はゲートをくぐった。
「こんにちはー……って、誰もいないか。まあ、別館だしな」
静まり返った空間を見回し、俺は小さく頷く。
「よし。じゃあ、早速お願いしようか。スライム君」
「分かりました、ヨシヒロ様!」
ゲートをくぐった先には、案の定、誰の姿もなかった。
でも、その方が作業はしやすいな。
黄色いスライム君は、俺の肩からぴょんと飛び降り、
跳ねるようにしてゲートの前へと移動する。
そして――
その体を液状化させ、一気にゲート全体を包み込んだ。
何度見ても、スライムという存在の可能性には驚かされる。
(……こういう力を知っている悪い奴らが、この子たちの自由を奪ってきたんだろうな)
胸の奥に、嫌な感情が滲む。
――と、その時。
どうやら強化作業は終わったらしく、スライム君の動きが、わずかに鈍くなった。
俺はすぐに回復魔法を唱えた。
「――ハイヒール・マナヒーリング!」
淡い光が広がり、スライム君の体が元気を取り戻していく。
「ヨシヒロ様、ありがとうございます!」
「こちらこそありがとう。これでゲートは安心だな」
ひと息ついて、辺りを見回す。
「……さて。用事は終わったし、
お昼までまだ時間あるよな。
せっかくだし、王都でも見て回るか?」
「いいね! 賛成賛成!」
クロが嬉しそうに飛び跳ねる。
――ただ、ここで一つ問題があった。
ラピスやスライム君はともかく、
悪魔をそのまま連れて歩けば、さすがに目立つ。
そこで俺は、事前に用意しておいたものを思い出し、
クロを呼び止めた。
「あ、クロ。ちょっと待ってくれる?」
「ん? どうした、主?」
アイテムボックスから取り出したのは、一着の洋服。
「じゃーん! クロ専用の服でーす!
角もデザインに組み込んで、服の一部っぽくしたんだ。
悪魔って珍しいし、念のための対策な。
どう? 着てみる?」
「主が着てるその“服”ってやつ?
俺のも作ってくれたのか?!着たい着たい!!」
金色の大きな瞳が、宝石みたいにキラキラと輝いた。
そんなクロを呼び寄せ、早速着せてみる。
――破壊力は、満点だった。
真っ赤なフード付きマントに、シックな黒のコート。
2列に並ぶ金のボタンと、しっかり留められたベルト。
小さな体にぴったりとフィットしたその姿は、
思わず頬が緩むほど可愛らしい。
ヘパイトスの加護に、心から感謝したくなる出来栄えだった。
フードから自然に覗く角、背中の翼や長い尻尾も、
まるで最初からデザインの一部だったかのように馴染んでいる。
「わぁ……クロちゃん、すごく似合ってるよ!」
「へへっ! 本当?
俺、主と同じように服が着られるの、嬉しい!」
「そっかぁ。じゃあ、これからは定期的に着ようか」
「着る!」
ラピスの言葉に、クロはくるくると飛び回りながら大はしゃぎ。
……毎回思うけど、悪魔って、こんなに可愛いものなんだろうか。
いや、クロが特別なんだろうな。
もし、皆がこんなふうに穏やかでいられたなら――
きっと、もっと平和な世界になるのに。
そんなことを、ぼんやり考えていた。
「じゃあ、行こうかねぇ」
「おー!」
クロに洋服を着せて一息ついたところで、俺たちは別館を出て表通りへと向かった。
地味に散歩を楽しむつもりだったけど、
肩に乗るスライム、頭にちょこんと座るクロのおかげで、やたらと視線を集めてしまう。
……まあ、仕方ないか。この子たち、可愛いしな。
「あのっ……! すみません!」
自分の従魔たちの可愛さにほっこりしながら歩いていると、
突然、後ろから見知らぬ女性の声がして、思わず足を止めた。
え、なに?
今まで声をかけられたことなんてなかったのに……
俺、何かした? そう思いながら、恐る恐る振り返る。
「可愛い従魔ですね! 撫でてもいいですか?」
「……え?」
「突然すみません……あまりにも可愛くて、つい……」
「あ、はは……クロ、ラピス、スライム君。撫でてもらう?」
「しょうがねぇな……
主じゃないから、ちょっとだけな!」
「わぁ! お喋りもできるんですね! 可愛いっ!」
振り返ると、そこには俺と同い年くらいの女の子が、目を輝かせて立っていた。
どうやら、こういう可愛い生き物が大好きらしい。
確認を取ると、クロが「ちょっとだけな」と答え、
女の子は本当に大切そうに、ゆっくりと皆を撫でてくれた。
初めて見る光景に少し驚いたけど、
自分の従魔たちが可愛がられるのは、悪い気がしない。
……なんて思っていた、その時だった。
「あなたみたいに可愛い子たちを連れているなら、私も怖くないんですけど……
知ってますか?
最近、王都を出て北方向にある立ち入り禁止エリアに、魔王が誕生したって噂。」
「……え?」
「100年以上も立ち入り禁止だった、あのエリアです。
最近、朽ちていたはずのお城が綺麗になって、
獰猛な魔獣たちと一緒に暮らしてるらしいんです。」
「……」
「噂でしか聞いてないんですけど……
この王都を襲う準備をしてるんじゃないかって。
怖いですよね……
もし本当なら、王都を出た方がいいのかなって考えてて……」
「そ、それは大変だぁ……!
魔王なんて、怖いですねぇ……
……まさか、そんな噂があるなんて……」
「怖いですよね。あなたも気をつけてくださいね。
こんなに可愛い子たち、ちゃんと護ってあげなくちゃ!」
「はは……頑張ります……!」
「今日は突然すみません! ありがとうございました!」
……俺は、とんでもなく恐ろしい話を聞いてしまった。
北にある立ち入り禁止エリアに、魔王が誕生した。
やっぱり異世界だなぁ……
……って、それ俺じゃん!!
どう考えても、絶対に俺のことじゃん!!
え?
いつから魔王なの?
誰が言い出したの!?
「主ー。主は魔王になるのか?」
「なるわけないだろー……
なんでそんな噂が立つんだ?エマさん、何か知ってる?」
【マスターの持つスキル、Angelic Handの代償となります。
癒す代わりに疑惑の目を向けられる……
仕方ありませんね。大型の魔獣を複数従えていますから】
「あぁ……あー……なるほど……
女神アイリスが言ってたような?言われてなかったような?
よく覚えてないけど……まぁ、分からなくもないな……
でもそれで魔王ってさぁ…」
【諦めてください】
「冷たっ……」
突然知らされた“魔王の噂”。
まさかそれが、自分のことだなんて思いもしなかった。
女の子を笑顔で見送ったあと、俺の表情は一気に真顔になる。
噂の理由をエマに聞くと、俺のスキルの反動だと教えられた。
そういえば、そんな話をされた気もするし、
ちゃんと聞いてなかった気もする。
でも、冷静に考えれば理由は分かる。
フェンリルにミノタウロス、悪魔まで従えている人間なんて、普通なわけがない。
そう思った瞬間、自分の顔を他人に覚えられるのが、急に怖くなった。
「はぁ……顔を覚えられないように、仮面とか……
顔認識されない魔法、使おうかな……
エマさんや…検索してくれない?そういう魔法があるかどうか……」
【検索の結果、闇属性の上位魔法に
Face Mute《フェイスミュート》という魔法の存在が確認されました。
唱えた本人の意思が強く反映され、安全だと認識した相手以外からは、
顔の記憶が消されます】
「え……それ、かけておこうかな……
ちょっと怖くなってきたし……
……Face Mute!」
「さすが主だなー! これで安心して遊べるな!」
「はは……そうだといいけど!
……よし、気を取り直して買い物しよー!」
顔を覚えられないようにしたいと思い、仮面を買うか、
それとも魔法があるかと呟いたら、
エマに検索してもらい、闇魔法で顔の記憶を消す魔法を教えてくれた。
いつもなら色々考えるところだけど、今回は迷わなかった。
俺の魔法は精度が未知数だけど、やらないよりはマシだろう。
そう自分に言い聞かせて、
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今は買い物を楽しむのだ。そう言い聞かせながら――
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