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第一部「ハルコン少年期」
40 サスパニア出張旅行 その3_08
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* *
「……、これにて、私のスキルは以上となります!」
陛下と宰相に対し、私は包み隠さず全てのチートスキル、能力についてのご説明をした。
すると、先ずNPCの精神に直接アクセスできることをお伝えした時点から、お二人のご様子は、大変険しいものとなっていった。
「ハルコン殿、それは誠、……なのですかな?」
「はい。包み隠さず、私の能力について全てをお伝えしております!」
「りょっ、了解した。話を中断して大変申しワケない!」
陛下の後方に控える宰相が、少しだけ声を震わせながらそう言った。
話をお聞きになるお二人の顔色が、既に真っ青になっておられるのだが、……。
え~と。大丈夫かな?
もしかして、……言わなくていいことまで、お伝えしちゃっていたりして、……。
「とにかくだ、ハルコン殿。このまま話を続けて下され!」
「はい」
うん。お伝えしても、……大丈夫みたい。
そう思って陛下にひとつ頷くと、こちらの説明を再開することにした。
すると、ラスキン国王陛下は、何とかお気を確かに持ち堪えられているご様子で、……。
私に対して、更なる説明を求めてこられていらっしゃるのだが、……。
でも、後方に控えていた宰相閣下には、もしかするとショックが大きかったのかもしれない。
私ことハルコン・セイントークが、「神の御使い」であるどころか、実は女神様から認められた「神様見習い」であったのだからね。
とにかく、お二人は私とこうして会話をし、同じ部屋で同じ空気を吸っているというだけで、大変恐れ多いといった調子になってしまわれたのだ。
陛下も宰相様も眉間に皺を寄せられると、目を閉じたまま顔を何度も左右にお振りになって、こんなことを仰られた。
「これまでの我々の接し方で、何か不本意なことはございませんでしたか?」とね。
「そんなこと、……ありません」
私もできるだけニッコリと笑顔を作って応じると、お二人の表情がパ~ッと華やかにおなりになったんだ。
何だかさ、もう既に特別扱いなんだなぁと、……そのご様子は、ハルコンの心に深く残ることになった。
「……、まさか、これ程までとは! 今後は、ハルコン様とお呼びいたしますぞ!」
「よ、止して下さいっ! 私はまだ人間ですし、元のハルコンとして接して下さいっ!」
「なるほど。では、ご希望に沿うようにいたしましょう!」
「はっ、はいっ。今後ともよろしくお願いいたします!」
こちらの説明が終わった後、陛下と宰相はひとつだけ頷かれ、いつもの笑顔をお向けになられたのだ。
「……、これにて、私のスキルは以上となります!」
陛下と宰相に対し、私は包み隠さず全てのチートスキル、能力についてのご説明をした。
すると、先ずNPCの精神に直接アクセスできることをお伝えした時点から、お二人のご様子は、大変険しいものとなっていった。
「ハルコン殿、それは誠、……なのですかな?」
「はい。包み隠さず、私の能力について全てをお伝えしております!」
「りょっ、了解した。話を中断して大変申しワケない!」
陛下の後方に控える宰相が、少しだけ声を震わせながらそう言った。
話をお聞きになるお二人の顔色が、既に真っ青になっておられるのだが、……。
え~と。大丈夫かな?
もしかして、……言わなくていいことまで、お伝えしちゃっていたりして、……。
「とにかくだ、ハルコン殿。このまま話を続けて下され!」
「はい」
うん。お伝えしても、……大丈夫みたい。
そう思って陛下にひとつ頷くと、こちらの説明を再開することにした。
すると、ラスキン国王陛下は、何とかお気を確かに持ち堪えられているご様子で、……。
私に対して、更なる説明を求めてこられていらっしゃるのだが、……。
でも、後方に控えていた宰相閣下には、もしかするとショックが大きかったのかもしれない。
私ことハルコン・セイントークが、「神の御使い」であるどころか、実は女神様から認められた「神様見習い」であったのだからね。
とにかく、お二人は私とこうして会話をし、同じ部屋で同じ空気を吸っているというだけで、大変恐れ多いといった調子になってしまわれたのだ。
陛下も宰相様も眉間に皺を寄せられると、目を閉じたまま顔を何度も左右にお振りになって、こんなことを仰られた。
「これまでの我々の接し方で、何か不本意なことはございませんでしたか?」とね。
「そんなこと、……ありません」
私もできるだけニッコリと笑顔を作って応じると、お二人の表情がパ~ッと華やかにおなりになったんだ。
何だかさ、もう既に特別扱いなんだなぁと、……そのご様子は、ハルコンの心に深く残ることになった。
「……、まさか、これ程までとは! 今後は、ハルコン様とお呼びいたしますぞ!」
「よ、止して下さいっ! 私はまだ人間ですし、元のハルコンとして接して下さいっ!」
「なるほど。では、ご希望に沿うようにいたしましょう!」
「はっ、はいっ。今後ともよろしくお願いいたします!」
こちらの説明が終わった後、陛下と宰相はひとつだけ頷かれ、いつもの笑顔をお向けになられたのだ。
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