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美咲ルート
ブラコン姉妹は、天使だろうか? 美咲√(5)
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最近、俺は気になっている事がある。それは義妹である神楽坂姉妹の一人であり、校内で噂話の耐えない一人である神楽坂美咲に困っている。
遊園地に行って以降、スキンシップが激しいというか……分かりやすいと言えば分かりやすいのだが、それでも妹である彼女に手を出す訳にはいかない以上、俺は日々理性を抑える努力をし続けているという訳である。
だがしかし、そのスキンシップが激しいという現状の中で、俺が精神的ダメージに耐えられないというのが本音なのである。だからこそ、俺は逃げるように家の中で過ごさないように心掛けるようになった。
「……ズズズ、いや~茶が美味いな」
「そう言ってくれるのは非常に嬉しいんですけど、どうして先輩が生徒会室でのんびりしてるんですか?」
「何だよ。いつもは俺にしつこく生徒会に誘うくせに、俺から出向くのは困るってか?」
「いやいや、そういう訳ではないんですけど……(先輩が来てくれるのは、寧ろ嬉しいけど……なんだか空気が重たいのが気になる)」
何やら疑念の視線を向けられているようだが、確かに用も無いのに生徒会室に訪問するのはただの邪魔な行動でしかないだろう。いくら元生徒会長という実績があったとしても、作業を邪魔するのは個人的に避けたいのが現状だな。俺はそんな事を考えながら、現生徒会長である昴の入れた茶に口を付けて窓の外を眺める。
「そういえば、お前が生徒会長になってから俺からここに来るのは初めてだな」
「そうですね。先輩は私が誘っても、今日は無理って言って断ってましたからね。もしかしたら今日は、放課後に雨が降るかもしれませんね」
「今日の天気予報は、確か降水確率低かったはずだけどな。もし降ったら、俺の所為じゃなくて神様かなんかの気まぐれだろうよ。ズズ……」
後頭部辺りで結ったポニーテイルが揺れる中で、彼女は机の上にある書類を丁寧に一枚ずつ眺めている。生徒会長の作業と言えば、行事に関する書類の作成や生徒間での連絡網の作成が義務付けられている。このマンモス校で生徒会に入るという事は、教師同様の作業をしなくてはならないというのがデメリットと言えるだろう。
「まぁ雨が降ったとしても、置き傘がたくさんあるので困りはしませんがね」
「忘れ物の管理も確か生徒会がやってたな。置き傘って、まだ増える一方なのか?俺の時も減る気配が無かった気がするんだけど……」
「そうですねー。置き傘とか生徒の忘れ物は、全体的に多いですよ。生徒会って雑用をやるのは知っていましたが、まさか他の生徒の忘れ物まで管理するとは思いませんでしたよ」
彼女は溜息混じりにそう言って、書類の束を整理している。
俺はそんな彼女の様子を眺めながら、時計の針音に耳を傾けてお茶を啜る。やがてお茶が無くなった瞬間、その事に気付いた彼女は頬杖をして笑みを浮かべて言うのであった――。
「先輩。もし暇なら、生徒会の仕事を手伝ってくれませんか?」
遊園地に行って以降、スキンシップが激しいというか……分かりやすいと言えば分かりやすいのだが、それでも妹である彼女に手を出す訳にはいかない以上、俺は日々理性を抑える努力をし続けているという訳である。
だがしかし、そのスキンシップが激しいという現状の中で、俺が精神的ダメージに耐えられないというのが本音なのである。だからこそ、俺は逃げるように家の中で過ごさないように心掛けるようになった。
「……ズズズ、いや~茶が美味いな」
「そう言ってくれるのは非常に嬉しいんですけど、どうして先輩が生徒会室でのんびりしてるんですか?」
「何だよ。いつもは俺にしつこく生徒会に誘うくせに、俺から出向くのは困るってか?」
「いやいや、そういう訳ではないんですけど……(先輩が来てくれるのは、寧ろ嬉しいけど……なんだか空気が重たいのが気になる)」
何やら疑念の視線を向けられているようだが、確かに用も無いのに生徒会室に訪問するのはただの邪魔な行動でしかないだろう。いくら元生徒会長という実績があったとしても、作業を邪魔するのは個人的に避けたいのが現状だな。俺はそんな事を考えながら、現生徒会長である昴の入れた茶に口を付けて窓の外を眺める。
「そういえば、お前が生徒会長になってから俺からここに来るのは初めてだな」
「そうですね。先輩は私が誘っても、今日は無理って言って断ってましたからね。もしかしたら今日は、放課後に雨が降るかもしれませんね」
「今日の天気予報は、確か降水確率低かったはずだけどな。もし降ったら、俺の所為じゃなくて神様かなんかの気まぐれだろうよ。ズズ……」
後頭部辺りで結ったポニーテイルが揺れる中で、彼女は机の上にある書類を丁寧に一枚ずつ眺めている。生徒会長の作業と言えば、行事に関する書類の作成や生徒間での連絡網の作成が義務付けられている。このマンモス校で生徒会に入るという事は、教師同様の作業をしなくてはならないというのがデメリットと言えるだろう。
「まぁ雨が降ったとしても、置き傘がたくさんあるので困りはしませんがね」
「忘れ物の管理も確か生徒会がやってたな。置き傘って、まだ増える一方なのか?俺の時も減る気配が無かった気がするんだけど……」
「そうですねー。置き傘とか生徒の忘れ物は、全体的に多いですよ。生徒会って雑用をやるのは知っていましたが、まさか他の生徒の忘れ物まで管理するとは思いませんでしたよ」
彼女は溜息混じりにそう言って、書類の束を整理している。
俺はそんな彼女の様子を眺めながら、時計の針音に耳を傾けてお茶を啜る。やがてお茶が無くなった瞬間、その事に気付いた彼女は頬杖をして笑みを浮かべて言うのであった――。
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