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勉学のファイブステップ
89歩目 ドラルダの特使
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「ようこそお越しくださいましたアルセル伯爵殿、ワタシはサベージュと申します」
僕たちが学園で3回目のお祭り騒ぎをしている時、マージョルのお城では極秘の会談をしていました、ドラルダから来たアルセル伯爵とサベージュが握手をしています。
「じゃあ早速お話をしましょう、娘に先を越されてて早く会いたいのよ私」
「ご安心くださいアルセル伯爵殿、既にアユム殿と話は詰めているのでこの書類にサインをするだけです」
アルセル伯爵にも連絡はしていたので書類にサインをするだけです、でもアルセル伯爵はしっかりと書類に目を通します。
「確かにアユムさんの言っていた通りの契約ですね確認しました、でもあの鳥型ゴーレムが手紙を持って現れた時は驚いたわ」
書類にサインをしながら少し探りを入れています、サベージュはゴーレムの事を少し話し笑っています、僕の連絡は全てチコに任せていて、今後はそう言ったゴーレムが飛び交うと計画を立てています、ミケサさんたちにも手紙を送ったんですよ。
「今後そうなるのね、ちょっと楽しみだわ」
「自分もですよ、アユム殿のおかげで我が国はとても発展することでしょう、これからよろしくお願いしますアルセル伯爵殿」
サベージュが立ち上がり握手を求めます、でもアルセル伯爵が顔色を変えて暗い顔をし始めました、それを察知してサベージュが手を引っ込めて座り直して聞いたんです。
「どうされましたかなアルセル伯爵殿」
「あなたたちは外の国にあまり関心がないから知らないだろうけど、同盟を組むのですから教えておきます、今東側は魔族と緊張状態にあるわ、ウンダスの北にある国が占領されいつ戦争が始まるか分からない、既に兵士が北側の海沿いに集まっているの」
サベージュもアルセル伯爵と同じく暗くて重い顔になりだしました、また大きな戦争が始まると暗くなってしまうんです。
「300年前のように大きな戦争が始まるのですか?」
「そうなるかもしれないわ、それに終戦の後に裏切った人種族が先導してるの、だから他種族で動いているのはあまりいない、あの時とは違って団結をしていないわ」
このままでは劣勢になってしまい、下手をしたら負けるんじゃないかと腕を組んでため息を付いています、だからと言って積極的には協力できない状態だそうです、サベージュもそれには頷きふたりでため息を付いています。
「欲望の塊ですからね人種は、国を大きくする為なら手段を選ばない、みんなアユム殿の様なら楽なんですがね」
「あらあら、あなたも分かってる様ね・・・でも彼は特別よ、誰にでも優しく出来る勇者と言って良いわ、彼が人種族の国を導いてくれないかしらね」
アルセル伯爵がサベージュと目を合わせ、ため息を付いています、そして笑っていますよ。
「兎に角覚えておいて頂戴、残っている東の人種族の国が動いていないわ、きっと何かある、注意しておいてそれが過ぎると言う事は無いのよ」
「分かりました、このタイミングでドラルダと組めたのは良かったかもしれませんね、アユム殿のおかげです」
「そうかもね・・・じゃあお仕事は終わり、あなたも学園に行かない?」
サベージュを誘ってアルセル伯爵が握手を求め、それに答えたサベージュは立ち上がり一緒に部屋を出ます、その1時間前に僕はシャミルちゃんと再会しました。
「お久しぶりですアユム先生」
「シャミルちゃん、長旅ご苦労様」
串焼きをシャミルちゃんに渡して労います、シャミルちゃんは嬉しそうに串焼きを食べていますが、そこでアルセル伯爵たちの話を聞きました。
「ここに来て、早々にお城でお仕事って大変だね」
「そうなのですわ、なのでここに来たら歓迎してあげてくださいまし」
串焼きの串をフラフラと振ってちょっと愚痴っぽく言ってきます、僕は頷いたよ、シャミルちゃんはそれを見た後、アマンダの所に急ぎました、シャミルちゃんも目的を果たしたいんでしょう。
「勝てないのは当たり前だけど、一撃は入れたいんだよね、頑張るよねぇ~」
マヨネーズを串焼きにつけて僕は見守ります、アマンダがシャミルちゃんを撫でて手合わせするようです、イーシャが土魔法で剣と舞台を作り始めています、生徒たちも何が起きるのかと集まって騒ぎ出しました、僕もアマンダのいる舞台の端に移動します。
「アマンダ、ほどほどにするんだよ」
「分かってるよアユム、シャミルの成長が楽しみだ」
土の剣を持ってすごく嬉しそうに素振りをしています、これはやり過ぎないように見ておかないとだよ。
模擬戦はふたりの準備が整った直後に始まりました、アマンダの防御をシャミルちゃんがどう崩すのかという攻防が繰り広げられています、守ってばかりのアマンダを見て生徒たちが不満を言うと思っていたんですが、それはありません、シャミルちゃんの攻撃速度は生徒たちが盛り上がるほど速く、それでいて強いんです、アマンダが剣で受けると空気が弾ける衝撃が起きて周りに響きますから当然です、それを全て受けているアマンダはとても嬉しそうですよ。
「ドラルダの時よりも格段に動きは良くなってるわ、きっと頑張ったのね彼女」
「イーシャも嬉しそうだね、魔法で強化しているからかな?」
シャミルちゃんは魔法と闘気で体の強化をしています、二人が教えた通りにスキルと武技を使って頑張ってるんです。
「それだけじゃないわよアユム、あれ見てよ」
イーシャに言われてシャミルちゃんの首周りを見ました、そこには見覚えのある鳥とイヌの彫り物がチラチラ見えます、僕はそれを見て納得です。
「ターナちゃんのアクセサリーを着けてたんだね」
「そうよ、しかもあの付与相当高いわ」
イーシャの言う通り、シャミルちゃんの強化を引いてもネックレスの付与はかなりの物です、僕が教えていた時よりも数段上がっていると、見てて凄く嬉しくなりました。
「ターナちゃんも頑張ってるんだね」
「そうね、だからアマンダもとても嬉しそうだわ・・・でも、そろそろ限界みたい」
イーシャが言い終わるタイミングでシャミルちゃんが疲れて膝を付きました、アマンダも満足みたいでシャミルちゃんに手を差し伸べ立たせました、生徒たちは拍手を送っています。
「やっぱりダメでしたわ、一撃くらいはと思っていましたが、さすがアマンダ先生ですわね」
「シャミルもなかなかだったぞ、アタシがここで鍛えてなかったら最初の一撃は食らってた、よく頑張ったな」
褒めながら撫でていると、生徒たちから更に拍手と歓声を貰っています、シャミルちゃんは泣きながらアマンダに抱き着いていますよ。
僕も拍手を送り、ここでアルセル伯爵がサベージュを連れてきました、舞台の上で拍手を貰っている二人を見て何となく察してくれました、僕は二人に串焼きを渡して仕事の話を聞きます。
「そうですか、契約は済みましたか」
「ええ、手紙でも書いたけどお礼を言わせてアユム、あなたはドラルダとマージョルを繋げてくれた、これは期待以上の功績よありがとう」
アルセル伯爵が串焼きを一口食べて嬉しそうです、この後国同士で協力し合うんだそうです、そしてある事を聞きます。
「魔族との戦いが頻繁に起きてるんですか?」
「そうなのよ、何処で起きるかは分からないけれど、北の方では既に始まってるわ」
アルセル伯爵が注意してほしいって伝えてきました、サモンとウモンが言っていたんです、それはきっといつかは起きるんでしょう。
「僕は平和が一番だと思います、でもきっとダメなんでしょうね」
「そうだな、目的は分からないが戦いは既に始まっている、これを止めるにはそれなりの力が必要だ」
サベージュは僕に協力してくれって顔をします、でもそれをしたらきっと魔族側が負けます、こちらの人達は喜びますけど争いたくないって人はいるはずです、サモンとウモンたちの様に話して分かる魔族だっているはずなんですよ。
「サベージュ、あり過ぎる力は破滅を招くよ、言葉が分かるんだからまずはそこからだよ」
「それは無理だよアユム、戦いは既に始まっている、もう止める事は出来ないんだ」
サベージュが何処か諦めたような顔をしています、僕は子供だからかもしれないけど諦めるには早い気がします。
「僕はその道を行くよサベージュ、もしそれでだめだったら諦める、でもまずはあがいてからにするよ」
サベージュに宣言して僕のクエストに新たな文字が表示されました。
《世界を平和にしよう》
・魔族との和平
・魔王の救出
僕たちが学園で3回目のお祭り騒ぎをしている時、マージョルのお城では極秘の会談をしていました、ドラルダから来たアルセル伯爵とサベージュが握手をしています。
「じゃあ早速お話をしましょう、娘に先を越されてて早く会いたいのよ私」
「ご安心くださいアルセル伯爵殿、既にアユム殿と話は詰めているのでこの書類にサインをするだけです」
アルセル伯爵にも連絡はしていたので書類にサインをするだけです、でもアルセル伯爵はしっかりと書類に目を通します。
「確かにアユムさんの言っていた通りの契約ですね確認しました、でもあの鳥型ゴーレムが手紙を持って現れた時は驚いたわ」
書類にサインをしながら少し探りを入れています、サベージュはゴーレムの事を少し話し笑っています、僕の連絡は全てチコに任せていて、今後はそう言ったゴーレムが飛び交うと計画を立てています、ミケサさんたちにも手紙を送ったんですよ。
「今後そうなるのね、ちょっと楽しみだわ」
「自分もですよ、アユム殿のおかげで我が国はとても発展することでしょう、これからよろしくお願いしますアルセル伯爵殿」
サベージュが立ち上がり握手を求めます、でもアルセル伯爵が顔色を変えて暗い顔をし始めました、それを察知してサベージュが手を引っ込めて座り直して聞いたんです。
「どうされましたかなアルセル伯爵殿」
「あなたたちは外の国にあまり関心がないから知らないだろうけど、同盟を組むのですから教えておきます、今東側は魔族と緊張状態にあるわ、ウンダスの北にある国が占領されいつ戦争が始まるか分からない、既に兵士が北側の海沿いに集まっているの」
サベージュもアルセル伯爵と同じく暗くて重い顔になりだしました、また大きな戦争が始まると暗くなってしまうんです。
「300年前のように大きな戦争が始まるのですか?」
「そうなるかもしれないわ、それに終戦の後に裏切った人種族が先導してるの、だから他種族で動いているのはあまりいない、あの時とは違って団結をしていないわ」
このままでは劣勢になってしまい、下手をしたら負けるんじゃないかと腕を組んでため息を付いています、だからと言って積極的には協力できない状態だそうです、サベージュもそれには頷きふたりでため息を付いています。
「欲望の塊ですからね人種は、国を大きくする為なら手段を選ばない、みんなアユム殿の様なら楽なんですがね」
「あらあら、あなたも分かってる様ね・・・でも彼は特別よ、誰にでも優しく出来る勇者と言って良いわ、彼が人種族の国を導いてくれないかしらね」
アルセル伯爵がサベージュと目を合わせ、ため息を付いています、そして笑っていますよ。
「兎に角覚えておいて頂戴、残っている東の人種族の国が動いていないわ、きっと何かある、注意しておいてそれが過ぎると言う事は無いのよ」
「分かりました、このタイミングでドラルダと組めたのは良かったかもしれませんね、アユム殿のおかげです」
「そうかもね・・・じゃあお仕事は終わり、あなたも学園に行かない?」
サベージュを誘ってアルセル伯爵が握手を求め、それに答えたサベージュは立ち上がり一緒に部屋を出ます、その1時間前に僕はシャミルちゃんと再会しました。
「お久しぶりですアユム先生」
「シャミルちゃん、長旅ご苦労様」
串焼きをシャミルちゃんに渡して労います、シャミルちゃんは嬉しそうに串焼きを食べていますが、そこでアルセル伯爵たちの話を聞きました。
「ここに来て、早々にお城でお仕事って大変だね」
「そうなのですわ、なのでここに来たら歓迎してあげてくださいまし」
串焼きの串をフラフラと振ってちょっと愚痴っぽく言ってきます、僕は頷いたよ、シャミルちゃんはそれを見た後、アマンダの所に急ぎました、シャミルちゃんも目的を果たしたいんでしょう。
「勝てないのは当たり前だけど、一撃は入れたいんだよね、頑張るよねぇ~」
マヨネーズを串焼きにつけて僕は見守ります、アマンダがシャミルちゃんを撫でて手合わせするようです、イーシャが土魔法で剣と舞台を作り始めています、生徒たちも何が起きるのかと集まって騒ぎ出しました、僕もアマンダのいる舞台の端に移動します。
「アマンダ、ほどほどにするんだよ」
「分かってるよアユム、シャミルの成長が楽しみだ」
土の剣を持ってすごく嬉しそうに素振りをしています、これはやり過ぎないように見ておかないとだよ。
模擬戦はふたりの準備が整った直後に始まりました、アマンダの防御をシャミルちゃんがどう崩すのかという攻防が繰り広げられています、守ってばかりのアマンダを見て生徒たちが不満を言うと思っていたんですが、それはありません、シャミルちゃんの攻撃速度は生徒たちが盛り上がるほど速く、それでいて強いんです、アマンダが剣で受けると空気が弾ける衝撃が起きて周りに響きますから当然です、それを全て受けているアマンダはとても嬉しそうですよ。
「ドラルダの時よりも格段に動きは良くなってるわ、きっと頑張ったのね彼女」
「イーシャも嬉しそうだね、魔法で強化しているからかな?」
シャミルちゃんは魔法と闘気で体の強化をしています、二人が教えた通りにスキルと武技を使って頑張ってるんです。
「それだけじゃないわよアユム、あれ見てよ」
イーシャに言われてシャミルちゃんの首周りを見ました、そこには見覚えのある鳥とイヌの彫り物がチラチラ見えます、僕はそれを見て納得です。
「ターナちゃんのアクセサリーを着けてたんだね」
「そうよ、しかもあの付与相当高いわ」
イーシャの言う通り、シャミルちゃんの強化を引いてもネックレスの付与はかなりの物です、僕が教えていた時よりも数段上がっていると、見てて凄く嬉しくなりました。
「ターナちゃんも頑張ってるんだね」
「そうね、だからアマンダもとても嬉しそうだわ・・・でも、そろそろ限界みたい」
イーシャが言い終わるタイミングでシャミルちゃんが疲れて膝を付きました、アマンダも満足みたいでシャミルちゃんに手を差し伸べ立たせました、生徒たちは拍手を送っています。
「やっぱりダメでしたわ、一撃くらいはと思っていましたが、さすがアマンダ先生ですわね」
「シャミルもなかなかだったぞ、アタシがここで鍛えてなかったら最初の一撃は食らってた、よく頑張ったな」
褒めながら撫でていると、生徒たちから更に拍手と歓声を貰っています、シャミルちゃんは泣きながらアマンダに抱き着いていますよ。
僕も拍手を送り、ここでアルセル伯爵がサベージュを連れてきました、舞台の上で拍手を貰っている二人を見て何となく察してくれました、僕は二人に串焼きを渡して仕事の話を聞きます。
「そうですか、契約は済みましたか」
「ええ、手紙でも書いたけどお礼を言わせてアユム、あなたはドラルダとマージョルを繋げてくれた、これは期待以上の功績よありがとう」
アルセル伯爵が串焼きを一口食べて嬉しそうです、この後国同士で協力し合うんだそうです、そしてある事を聞きます。
「魔族との戦いが頻繁に起きてるんですか?」
「そうなのよ、何処で起きるかは分からないけれど、北の方では既に始まってるわ」
アルセル伯爵が注意してほしいって伝えてきました、サモンとウモンが言っていたんです、それはきっといつかは起きるんでしょう。
「僕は平和が一番だと思います、でもきっとダメなんでしょうね」
「そうだな、目的は分からないが戦いは既に始まっている、これを止めるにはそれなりの力が必要だ」
サベージュは僕に協力してくれって顔をします、でもそれをしたらきっと魔族側が負けます、こちらの人達は喜びますけど争いたくないって人はいるはずです、サモンとウモンたちの様に話して分かる魔族だっているはずなんですよ。
「サベージュ、あり過ぎる力は破滅を招くよ、言葉が分かるんだからまずはそこからだよ」
「それは無理だよアユム、戦いは既に始まっている、もう止める事は出来ないんだ」
サベージュが何処か諦めたような顔をしています、僕は子供だからかもしれないけど諦めるには早い気がします。
「僕はその道を行くよサベージュ、もしそれでだめだったら諦める、でもまずはあがいてからにするよ」
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