異世界召喚に巻き込まれたのでダンジョンマスターにしてもらいました

まったりー

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10章魔王

199話 お祝いで

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朝食の準備をしているとミキが起きてきて、準備を一緒にした。

しばらくして二人も起きてきた。


メルト
「お、おはようございますです、皆さん」

ピリム
「おはようございますなの」


ケイイチ・サーニャン・ミキ
「おはよう」


俺たちに挨拶をしてそれぞれ席に座って食事を食べ準備をして探索再開だ。







ケイイチ
「そっちに行ったよ二人とも」


俺は綿ラビットを誘導して二人の方に向かわせたが、ゴーレムが俺の目の前にいた。


ミキ
「ケイイチ任せて、『雷鳴撃』」


ミキの戦技の突きでゴーレムが崩れていった。


ケイイチ
「ナイスだミキ、二人も・・・終わったようだね」


二人がラビットを倒していた。

その日綿ラビットを3匹倒したので二人のレベルは21になったらしい。


ケイイチ
「じゃあボスは慎重に行くよ」


みんなが頷いたので扉を開けて戦闘を開始した。

メルトとピリムがポットの魔人に切りかかり、それを邪魔されないように俺たちは他のボスの相手をした。


ピリム
「やったのー」

メルト
「次行くですピリム」


3度ほど攻撃を繰り返してポットの魔人を倒して次に向かって行った。


ミキ
「二人とも気を付けてね」


ミキの声に頷きながら二人がジャイアントアーミーに切りかかり、3度の攻撃で倒した。


ケイイチ
「二人とも最後だよ、頑張って」


俺の応援を聞いて二人がスピードを上げた・・・そんなに張り切らなくても、無理はしないでね。

ジャイアントゴーレムを2度の攻撃で倒して宝箱とドロップ品を回収した。


ケイイチ
「これで二人も荷物の心配をしなくてよくなったね、じゃあ戻ろうか」


俺がそう言って部屋を出ようとしたら、二人が驚いていた。


メルト
「け、ケイイチさんマジックバックですよ!そんな高価な物貰えませんです」

ピリム
「そうなの父さま、父さまが使ってなの」

ケイイチ
「そう言われても俺はもうすでに持ってるからね、売るだけになるなら二人が使った方がいいよ」

メルト
「だ、だけど」


二人が顔を見合って考え込んでいるね。


ケイイチ
「じゃあさ、20レベルと初ダンジョン探索祝いに貰ってよ」


俺が言ったら二人は驚いた後、お礼をいいながらハグしてきた。


ケイイチ
「よしよし、じゃあ帰ろうな」


二人を撫でながら次の部屋で転移した、サーニャンとミキが何か言いたそうだったが見ないふりをしたよ。

村に戻りギルドに向かった、サミアに二人の帰還とお祝いのお誘いだ。


ピリム
「ガルの匂いなの」

メルト
「あーほんとだガルです」


ギルドに入ると二人が何やら言ってきた。


ガル
「ようメルトとピリムじゃないか、成人出来たんだな」


ギルドに入るとサッツたちがいた、そうか!知り合いだったんだね。


ケイイチ
「やあサッツ久しぶりだね、そっちの二人は新顔だね」

サッツ
「ケイイチさんお久しぶりです」


みんなとテーブルを囲んで話をした、サミアも一緒だ。


ケイイチ
「そうだったんだね、3人とも頑張ってるんだね」

シーリュ
「へへ、当然さ」

アイリ
「えへへー」


せっかく会ったしお祝いに誘うかな。


ケイイチ
「これから二人のお祝いをするんだけど、良かったらみんな来ないかい?」

サッツ
「い、いいんですか?」

ケイイチ
「人が多い方が楽しいからね、それに新人の紹介も出来るからね」


俺がそう言ってガルとメイを見た、二人は何だか緊張しているが、まあ了承してくれているのだろう、頷いている。

サッツたちも嬉しそうに賛成しているし良いだろう。

サミアはもちろん参加だ。


ケイイチ
「じゃあ借りた家に行こうか」


前回使った家に向かってみんなで宴会を行った、サミアは仕事が終わってから合流することになっている。


ガル
「うめぇー!、何だこの料理」

ネイ
「本当美味しい~」

サッツ
「また随分変わった料理が増えてますね」

シーリュ
「コメがこんなにうまいとはなー」

アイリ
「生のお魚も美味しいよ」

メルト
「そうなのです、ケイイチさんの料理は美味しいのです」

ピリム
「父さま最高なのー」


みんな喜んでくれて良かった。


ケイイチ
「まだまだあるけど、今日はこの後にデザートも作ってあるから、それの分は入るようにした方がいいよ」


その言葉でみんなが静かになって俺を見ていた・・・何だろうか?

そのタイミングでサミアが入ってきた。


サミア
「お待たせー!?ってどうしたのみんな、すごい顔してー」


俺はサミアに説明した。


サミア
「なるほどねー、じゃあーそのデザートを今出しちゃいましょー」


サミアが言うには今出ている料理と後から出てくるデザート、どっちを食べるかでみんなが困っていたらしい。

サミアの助言に従いデザートを出した。

ショートケーキとチーズケーキだ、両方こっちの材料で作った物で、イチゴは極上山イチゴだ、なかなか甘くて美味かった。


サミア
「はぁ~美味しいわー前に貰ったお菓子も美味しかったけどーこっちはまた格別ねー」

アイリ
「そうですねー」

女性陣がそれぞれ頷いていた、女性は甘い物が好きだからねー、まあ俺も好きな方だけどさ。

その後も料理とデザートを皆で食べてお祝い会が終了した。
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