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10章魔王
221話 怪鳥将軍
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俺っちは西の魔王様、ガルーバル様の部下で4将軍の一人、怪鳥将軍ガバルディ、俺っちは魔王様の命で東にある人種の国を攻撃している。
部下A
「将軍、人種の砦を落としました、次のご命令をお願いします」
俺っちたちは空を制している為、人種の攻撃は薄くちょっと攻めただけで殲滅出来た。
ガルバルディ
「つまらん、もっと俺っちが出るに値する者はいないのかね」
部下A
「人種などこの程度ですよ将軍」
ガルバルディ
「まあいい、このまま東に進みそこにある国を落とすぞ」
何故我々が人種の国を突然攻撃しているかというと、南の魔王を倒す為だ。
今魔族の地は4つの勢力に分かれている、東西南北にそれぞれ魔王がいて、一番勢力がある南の魔王が病で倒れている。
ある予言者が病を治す何らかの方法が、東にある人種の国にあると言ってきたので魔王様はそれを阻止する為に攻め込むよう命令された。
国が無くなれば治す方法もなくなる、我が主様はとても賢く偉大だ、これで魔族のトップは西の魔王ガルーバル様になるだろう。
部下A
「次の砦が見えてきましたよ、将軍」
ガルバルディ
「よし、全軍突撃して殲滅しろ」
部下A
「はっ」
俺っちの号令で攻撃が開始した。
しばらくは人種も弓や魔法で対抗してきたが時間が経つにしたがって抵抗が無くなってきていた。
ガルバルディ
「ふん、ここもかつまらん」
俺っちは上空を見てあくびをしていると、空に違和感を感じた。
ガルバルディ
「何だ?何が違うのかわからんが何か変だ」
部下A
「どうしました?将軍」
俺っちが部下の方を向いた直後、轟音が辺りに響いて遠くにいた部下が吹き飛んでいた。
ガルバルディ
「な、何だ!いったい何が起きたのだ」
部下A
「しょ、将軍、人種の攻撃で」
俺っちが辺りを見ると光の玉が正面の部下に向かって飛んでいるのが見え、その直後部下の頭が吹き飛んだ。
ガルバルディ
「く、何という威力だ、いったいどこから」
飛んでいる玉を目で追い、出所を探った。
ガルバルディ
「上かぁーー!」
飛んでくる玉を避けながら高速で上空に上がり空の違和感に俺っちは出会った。
ガルバルディ
「な、何だこれは!?」
空飛ぶ船がうっすらと見えたのだ、それにしてもでかい。
俺っちは船の甲板らしき場所に降りた。
ガルバルディ
「こんな物を持っていたとは、人種もなかなかやるではないか、俺っちは嬉しいぜ」
???
「来たね、君が下の部隊の隊長さんかな?」
背後で声がしたので急いで振り向き槍を構えた。
そこには男が立っていた、装備はミスリル、黒髪でやせ型だ、人種にしてはいい気配を持っているぜ。
ガルバルディ
「そうだ、俺っちは西の魔王ガルーバル様の部下、四天王が一人、怪鳥将軍ガルバルディだ」
男
「そうか・・・俺はケイイチだ、分けあってこの戦闘に介入した、ここで引いてくれるなら見逃すけど、どうする?」
!?おかしなことを言う人種だな。
俺っちは戦技『閃光一閃』を放って高速で男を突き刺した。
ケイイチ
「っとと、いきなりだね」
突き刺したと思った槍を剣で弾かれた。
ガルバルディ
「なかなかやるな、俺っちの戦技を防いだのは魔王様と四天王以外では、お前が初めてだぞ」
ケイイチ
「そうなのかい?それほど早くなかったけど」
な、なんだと⁉︎
ガルバルディ
「なんだとぉぉーっこの人種がぁーー」
俺っちは槍の突きを連続で放った・・・全て躱された。
ケイイチ
「うーん、もうお終いかな、帰る気もないみたいだし」
ケイイチと名乗った男が剣を構えると背筋が凍った、こんな恐怖を感じたのは初めてだ、魔王様ですらここまではいかなかった。
ガルバルディ
「く、こいつは無理だ、それなら」
俺っちは男の後ろに見えていた、船の操縦室のような場所に向かって飛び、ありったけの魔力を練った。
ガルバルディ
「くらえー『ファイアーバード』」
俺っちの上級魔法が運転室に直撃して爆発した。
ガルバルディ
「どうだ、これで船は動かせないだろう、まだ俺っちは負けていない」
甲板に着地し男の方を向いて槍を構えた、男がすごい形相でこっちを見ていた。
ケイイチ
「やったな!?俺じゃなく、俺の大切な者を狙ったな」
金縛りにあったように動けなくなった・・・これは!恐怖で体が動かないのか、そう思った直後、腹に衝撃が走った。
ガルバルディ
「ぐほぉぁぁぁーーー」
俺っちはしばらく吹っ飛ばされ、気が付いたらベットの上にいて包帯でぐるぐる巻きになっていた。
部下B
「良かった将軍、目が覚めましたね」
ガルバルディ
「ここは何処だ、俺っちはいったい」
部下B
「ここは将軍の城の医務室です、あなたは5日間生死の境をさ迷っていたのです」
な、なんだと・・・あの人種め、絶対に許さん。
ガルバルディ
「至急兵を集めろ、もう一度攻めるぞ」
部下B
「それは無理です将軍、もう兵士は残っておりません」
ガルバルディ
「な、何故だ!?まだ城には半分は残していたではないか」
人種を攻めるのに全部隊を向かわせることはしなかったのだ、現にあの人種が出てこなければ楽勝だった。
部下B
「将軍と一緒に行った者は一人も帰ってきませんでした、そして今この地に何者かが攻め込んできています、それをご報告する為に将軍の所に向かう途中で将軍が飛んできたのです」
ガルバルディ
「何!?それは本当か」
部下B
「はい、今そいつを倒すために部隊を使っています」
ガルバルディ
「なるほど、そういうことか、分かったそいつを倒してからまた東に攻めるとしよう、俺っちも体を回復させておく」
部下A
「将軍、人種の砦を落としました、次のご命令をお願いします」
俺っちたちは空を制している為、人種の攻撃は薄くちょっと攻めただけで殲滅出来た。
ガルバルディ
「つまらん、もっと俺っちが出るに値する者はいないのかね」
部下A
「人種などこの程度ですよ将軍」
ガルバルディ
「まあいい、このまま東に進みそこにある国を落とすぞ」
何故我々が人種の国を突然攻撃しているかというと、南の魔王を倒す為だ。
今魔族の地は4つの勢力に分かれている、東西南北にそれぞれ魔王がいて、一番勢力がある南の魔王が病で倒れている。
ある予言者が病を治す何らかの方法が、東にある人種の国にあると言ってきたので魔王様はそれを阻止する為に攻め込むよう命令された。
国が無くなれば治す方法もなくなる、我が主様はとても賢く偉大だ、これで魔族のトップは西の魔王ガルーバル様になるだろう。
部下A
「次の砦が見えてきましたよ、将軍」
ガルバルディ
「よし、全軍突撃して殲滅しろ」
部下A
「はっ」
俺っちの号令で攻撃が開始した。
しばらくは人種も弓や魔法で対抗してきたが時間が経つにしたがって抵抗が無くなってきていた。
ガルバルディ
「ふん、ここもかつまらん」
俺っちは上空を見てあくびをしていると、空に違和感を感じた。
ガルバルディ
「何だ?何が違うのかわからんが何か変だ」
部下A
「どうしました?将軍」
俺っちが部下の方を向いた直後、轟音が辺りに響いて遠くにいた部下が吹き飛んでいた。
ガルバルディ
「な、何だ!いったい何が起きたのだ」
部下A
「しょ、将軍、人種の攻撃で」
俺っちが辺りを見ると光の玉が正面の部下に向かって飛んでいるのが見え、その直後部下の頭が吹き飛んだ。
ガルバルディ
「く、何という威力だ、いったいどこから」
飛んでいる玉を目で追い、出所を探った。
ガルバルディ
「上かぁーー!」
飛んでくる玉を避けながら高速で上空に上がり空の違和感に俺っちは出会った。
ガルバルディ
「な、何だこれは!?」
空飛ぶ船がうっすらと見えたのだ、それにしてもでかい。
俺っちは船の甲板らしき場所に降りた。
ガルバルディ
「こんな物を持っていたとは、人種もなかなかやるではないか、俺っちは嬉しいぜ」
???
「来たね、君が下の部隊の隊長さんかな?」
背後で声がしたので急いで振り向き槍を構えた。
そこには男が立っていた、装備はミスリル、黒髪でやせ型だ、人種にしてはいい気配を持っているぜ。
ガルバルディ
「そうだ、俺っちは西の魔王ガルーバル様の部下、四天王が一人、怪鳥将軍ガルバルディだ」
男
「そうか・・・俺はケイイチだ、分けあってこの戦闘に介入した、ここで引いてくれるなら見逃すけど、どうする?」
!?おかしなことを言う人種だな。
俺っちは戦技『閃光一閃』を放って高速で男を突き刺した。
ケイイチ
「っとと、いきなりだね」
突き刺したと思った槍を剣で弾かれた。
ガルバルディ
「なかなかやるな、俺っちの戦技を防いだのは魔王様と四天王以外では、お前が初めてだぞ」
ケイイチ
「そうなのかい?それほど早くなかったけど」
な、なんだと⁉︎
ガルバルディ
「なんだとぉぉーっこの人種がぁーー」
俺っちは槍の突きを連続で放った・・・全て躱された。
ケイイチ
「うーん、もうお終いかな、帰る気もないみたいだし」
ケイイチと名乗った男が剣を構えると背筋が凍った、こんな恐怖を感じたのは初めてだ、魔王様ですらここまではいかなかった。
ガルバルディ
「く、こいつは無理だ、それなら」
俺っちは男の後ろに見えていた、船の操縦室のような場所に向かって飛び、ありったけの魔力を練った。
ガルバルディ
「くらえー『ファイアーバード』」
俺っちの上級魔法が運転室に直撃して爆発した。
ガルバルディ
「どうだ、これで船は動かせないだろう、まだ俺っちは負けていない」
甲板に着地し男の方を向いて槍を構えた、男がすごい形相でこっちを見ていた。
ケイイチ
「やったな!?俺じゃなく、俺の大切な者を狙ったな」
金縛りにあったように動けなくなった・・・これは!恐怖で体が動かないのか、そう思った直後、腹に衝撃が走った。
ガルバルディ
「ぐほぉぁぁぁーーー」
俺っちはしばらく吹っ飛ばされ、気が付いたらベットの上にいて包帯でぐるぐる巻きになっていた。
部下B
「良かった将軍、目が覚めましたね」
ガルバルディ
「ここは何処だ、俺っちはいったい」
部下B
「ここは将軍の城の医務室です、あなたは5日間生死の境をさ迷っていたのです」
な、なんだと・・・あの人種め、絶対に許さん。
ガルバルディ
「至急兵を集めろ、もう一度攻めるぞ」
部下B
「それは無理です将軍、もう兵士は残っておりません」
ガルバルディ
「な、何故だ!?まだ城には半分は残していたではないか」
人種を攻めるのに全部隊を向かわせることはしなかったのだ、現にあの人種が出てこなければ楽勝だった。
部下B
「将軍と一緒に行った者は一人も帰ってきませんでした、そして今この地に何者かが攻め込んできています、それをご報告する為に将軍の所に向かう途中で将軍が飛んできたのです」
ガルバルディ
「何!?それは本当か」
部下B
「はい、今そいつを倒すために部隊を使っています」
ガルバルディ
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