異世界召喚に巻き込まれたのでダンジョンマスターにしてもらいました

まったりー

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10章魔王

220話 戦闘開始

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ローナたちが俺たちの部屋に着いて会議の内容を聞いた。


ミキ
「何よそのヒキディアって嫌な奴は」

サーニャン
「まったくですね」


話を聞いてミキとサーニャンが怒っている、まあ俺もだ。

そしてその他にもう一人。


ヴェルティナ
「わたくしにはやさしかったですが、お姉さまにその様なことを仰るなんて、見損ないましたですわ」


なぜヴェルティナがいるかと言うと会議を終わらせてここに向かっているローナにくっ付いてきたらしい。


ケイイチ
「じゃあバルコニーに飛空艇を出して出発するか」

ローディアナ
「え!ここから出発するのですか?」


そのお兄様たちに見せつけてやりたい。


ケイイチ
「姿を見せながら発進したいからね、王都の外で出して味方に攻撃されたくない」


俺の説明でローナも納得してくれたようだ。


ローディアナ
「では、行きましょう」


ローナが先頭を歩きだした、ん!ローナも来るの?


ケイイチ
「ローナは王都にいた方がいいんじゃないかな」

ローディアナ
「何をいうのですかケイイチ、私も一緒に戦います、約束したでしょう」


あれはそう言う意味じゃなかったんだけど・・・引かなそうだから身の安全に気を付けよう、うん。


ヴェルティナ
「お、お姉さま」


ヴェルティナがローナを心配してるね。


ケイイチ
「ヴェルティナ」


俺はヴェルティナの頭を撫でながら言ってあげた。


ケイイチ
「大丈夫ローナは俺が命に代えても守るからね」

ヴェルティナ
「・・・お願いしますわケイイチ」


俺たちはヴェルティナと別れて出発した。


ケイイチ
「モグラは30機の機銃に乗り船の下に全て移動しておけ俺の合図で攻撃を開始しろ、イーネたちは操縦に専念してくれ、速度はあまり出さなくていいが高さは300mだ」


待っている間に機銃のエネルギーである魔力は黒色水晶を設置する場所に付けた。

何と機銃一機につき一個必要だった、どれほどの威力になるのだろう、サーニャンに聞いたらそれ以外にも飛空艇が周りから集めているそうだ。

速度は速すぎると通り過ぎてしまうから距離を考えて下げての運転だ、まあそれでも100キロは出ているだろうね、砦まで20分もかからないかも。


イーネ
「はいケイイチさん、高さ300m、サイカ光学迷彩装置を作動させて」

サイカ
「はーい」


敵の魔族は恐らく高さ100mくらいだろう、もっと高ければさらに上げればいい、要は上に来させなければいいのだ。


ローディアナ
「い、いよいよですね」

サラ
「姫様落ち着きましょう、紅茶です」


ローナとサラさんが落ち着きがない、まあ無理もないけど。


ケイイチ
「いたぞ、あれがそうか」

ミキ
「結構飛んでるわね」


砦を囲みながら黒い物体が飛び回っている、まだ遠くで見えないが数千はいるだろう。


ケイイチ
「このまま上空に行き砦に当てないように攻撃を開始、俺は甲板に出て敵大将を待つ、サーニャン、ミキ行くよ、二人は大将以外がきたら対応して、いなければ待機してて」


二人が頷いてくれ、俺はローナの方を見た。


ローディアナ
「ケイイチ気を付けてね」


ローナが俺をハグしてきたので俺も返しておいた。


ケイイチ
「ああ、ありがと、ローナはここを出ないようにね、ここならちょっとやそっとじゃ壊れないからさ」


飛空艇が壊れるほどの攻撃となると、相当なものをぶつけないと無理だからね、なにせミキの中級魔法でヒビが入ったくらいで済んだ。


ケイイチ
「行くよ!銃撃開始」


飛空艇が砦の上空に到達したので戦闘を開始した。
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