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11章決戦
251話 もしかして
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次の日の朝
ケイイチ
「うん、なかなか美味しいぞ」
ずっと寝ずに見れるって便利だね、途中あく取りも出来るし、ほんとこの体はいいね。
マジックバックに詰めたりと小分けをしているとミキたちが起きてきた。
シューミ
「おはようございます、ケイイチさんサーニャンさん」
ミキ
「二人ともおはよ、いい匂いねー」
三人が鼻をクンクンさせながら調理場に入ってきた。
ダンショウ
「ケイイチおはよ、料理は出来たのかい」
ダンにはミキたちから俺の体の事を話しているらしく、起きていても驚かなかった。
ケイイチ
「なかなかの出来だよ、今日の昼が楽しみだよ、はいダンの分」
ダンショウはギルドに行くので昼は向こうで食べることになる、一人だけ食べれないのは可哀そうなので小分けにした物を用意したのだ。
ダンショウ
「僕の分かい!ありがとう、お昼が楽しみだなー」
ケイイチ
「コウリョウさんの分もあるからさ、良かったら食べてもらってね」
ダンショウが嬉しそうに受け取ったので朝食を皆で摂りました。
ダンショウとシューミと別れ、俺たちは応接室に行った。
ヴェルティナ
「ケイイチ来ましたわ」
ケイイチ
「おはよ、それじゃ着替えてくれるか」
男性陣は庭に出て待機した。
グレイブ
「ところでケイイチ、お前の装備はミスリルだな」
唐突にグレイブが質問してきた。
ケイイチ
「そうだけど、どうかしたのかな?」
グレイブ
「いや、使いこなせるのかと思ってな、昔魔力操作に苦戦してな、その、苦手なんだ」
ケイイチ
「そうだったんだね、俺は平気だけど、何なら教えようか?」
グレイブ
「ほ、ほんとか、それはとても助かるぞ」
ケイイチ
「じゃあ今日はそれを始めに教えますから、俺たちがいない間は練習をしてくださいね」
ガンザ
「ケイイチさんたちはどこかに行かれるのですか」
俺はダンジョンの村に行く事を話した。
グレイブ
「そうか、しばらく実戦はお休みか」
グレイブが凄くがっかりしてるね、戦うのが好きなのかな?ミーネルさんみたいだね。
ケイイチ
「帰ってきたら魔力操作の試験をしますからね、覚悟しておいてください」
そう笑顔で言っておいた。
そんな会話をしているとヴェルティナたちが来たのでさっきの事を話し、帰ってきたら連絡すると言って通信鬼をヴェルティナに渡して、魔力操作の練習を軽くした。
ケイイチ
「よし、みんな大体わかったみたいだからダンジョンに行くよ」
俺たちは30階に転移して戦闘を始めた。
ミキ
「何だかみんな動きが良くなってるわね」
レベルが上がり陣形も慣れたのかもしれない。
ケイイチ
「そうだね、でも武器が鉄装備だからこれより下は無理かなー付与装備でも渡すかな」
そんな会話をしていると、ヴェルティナの護衛のメイドさんサーラが近づいてきた。
サーラ
「ケイイチ様よろしいでしょうか?」
ケイイチ
「どうしたの?疲れた?」
サーラ
「いえ、何もしてないですから疲れません、その、私もレベルが上がっているのですがいいのでしょうか?」
ん?別に参加してるからいいと思うけど、どうしてだろうか。
ケイイチ
「良いんじゃないかな、君はヴェルの護衛だろ?強くなってて損はないさ」
サーラ
「それはそうですけど、悪い事をしてる気になってしまって、なにか私にできることはありませんか?」
そう言われてもなぁ、イーネたちもレベルは高かったらしいけど、戦闘となると何を使ってたのかわからない。
ケイイチ
「サーラは何が得意なんだい?」
サーラ
「は、はい!私は投擲が得意です、ナイフとか」
投擲・・・投げナイフとかスリングかな?、何かテルムの時みたいな物はないかな。
画面を見て探すとこんなのがあった。
・魔法の投げナイフポーチ(10万P)
ポーチに手を入れると魔力を少量消費しナイフを出せる。
【追加効果】
装備者の思った効果の付いたナイフになる。
【注意】
効果によって魔力消費増量
ナイフは2分で消える。
・魔法のクナイポーチ(10万P)
ポーチに手を入れると魔力を少量消費しクナイを出せる。
【追加効果】
装備者の思った効果の付いたクナイになる。
【注意】
効果によって魔力消費増量
クナイは2分で消える。
・魔法の手裏剣ポーチ(10万P)
ポーチに手を入れると魔力を少量消費し手裏剣を出せる。
【追加効果】
装備者の思った効果の付いた手裏剣になる。
【注意】
効果によって魔力消費増量
手裏剣は2分で消える。
この世界にクナイと手裏剣ってあるのかな?まあ画面にあるし聞いてみるか。
ケイイチ
「サーラ、投げナイフとクナイと手裏剣、どれがいいかな?」
サーラ
「え!?クナイ!手裏剣!・・・むふ(忍者みたいだわ)」
何か笑いながら小声で言ってるけど、どうしたのだろうか。
ケイイチ
「サーラ、平気かい?」
サーラ
「はい!?ではクナイと手裏剣をください」
何だろう、すごくキラキラした目で言ってきたけど・・・まさかね。
ケイイチ
「じゃあこのポーチを渡すけど、注意事項があるんだ」
俺はポーチの説明をした、その間どんどん目のキラキラが増えてるような気がしたけど、見なかったことにした。
ケイイチ
「それでヴェルたちの援護をしてあげてくれ」
サーラ
「はい!任せてください!?影から守るクノイチになって見せます」
そう言ってヴェルティナたちの方に行ったけど、今!?クノイチって言ったよね。
俺はミキを見て言ってみた。
ケイイチ
「なあミキ今の聞いた?」
ミキ
「ええ、確かに聞いたわ、あの子私たちと同じね」
サーニャン
「おそらく召喚者ではなく、転生者ですねマスター」
そうかー俺たちも来てるし過去にも来てるっぽいからね、いてもおかしくないか。
ケイイチ
「まあ、向こうが言ってこないなら言わなくてもいいけど、同じ様な境遇の者として支援はしてあげたいね」
そんなことを考えながらその日の訓練は終わり、転移して食堂まで移動しているとルーが訪問者を連れてきた。
DP使用
魔法のポーチ20万P
マジックバック1万P
残りDP残り4億1522万P
ケイイチ
「うん、なかなか美味しいぞ」
ずっと寝ずに見れるって便利だね、途中あく取りも出来るし、ほんとこの体はいいね。
マジックバックに詰めたりと小分けをしているとミキたちが起きてきた。
シューミ
「おはようございます、ケイイチさんサーニャンさん」
ミキ
「二人ともおはよ、いい匂いねー」
三人が鼻をクンクンさせながら調理場に入ってきた。
ダンショウ
「ケイイチおはよ、料理は出来たのかい」
ダンにはミキたちから俺の体の事を話しているらしく、起きていても驚かなかった。
ケイイチ
「なかなかの出来だよ、今日の昼が楽しみだよ、はいダンの分」
ダンショウはギルドに行くので昼は向こうで食べることになる、一人だけ食べれないのは可哀そうなので小分けにした物を用意したのだ。
ダンショウ
「僕の分かい!ありがとう、お昼が楽しみだなー」
ケイイチ
「コウリョウさんの分もあるからさ、良かったら食べてもらってね」
ダンショウが嬉しそうに受け取ったので朝食を皆で摂りました。
ダンショウとシューミと別れ、俺たちは応接室に行った。
ヴェルティナ
「ケイイチ来ましたわ」
ケイイチ
「おはよ、それじゃ着替えてくれるか」
男性陣は庭に出て待機した。
グレイブ
「ところでケイイチ、お前の装備はミスリルだな」
唐突にグレイブが質問してきた。
ケイイチ
「そうだけど、どうかしたのかな?」
グレイブ
「いや、使いこなせるのかと思ってな、昔魔力操作に苦戦してな、その、苦手なんだ」
ケイイチ
「そうだったんだね、俺は平気だけど、何なら教えようか?」
グレイブ
「ほ、ほんとか、それはとても助かるぞ」
ケイイチ
「じゃあ今日はそれを始めに教えますから、俺たちがいない間は練習をしてくださいね」
ガンザ
「ケイイチさんたちはどこかに行かれるのですか」
俺はダンジョンの村に行く事を話した。
グレイブ
「そうか、しばらく実戦はお休みか」
グレイブが凄くがっかりしてるね、戦うのが好きなのかな?ミーネルさんみたいだね。
ケイイチ
「帰ってきたら魔力操作の試験をしますからね、覚悟しておいてください」
そう笑顔で言っておいた。
そんな会話をしているとヴェルティナたちが来たのでさっきの事を話し、帰ってきたら連絡すると言って通信鬼をヴェルティナに渡して、魔力操作の練習を軽くした。
ケイイチ
「よし、みんな大体わかったみたいだからダンジョンに行くよ」
俺たちは30階に転移して戦闘を始めた。
ミキ
「何だかみんな動きが良くなってるわね」
レベルが上がり陣形も慣れたのかもしれない。
ケイイチ
「そうだね、でも武器が鉄装備だからこれより下は無理かなー付与装備でも渡すかな」
そんな会話をしていると、ヴェルティナの護衛のメイドさんサーラが近づいてきた。
サーラ
「ケイイチ様よろしいでしょうか?」
ケイイチ
「どうしたの?疲れた?」
サーラ
「いえ、何もしてないですから疲れません、その、私もレベルが上がっているのですがいいのでしょうか?」
ん?別に参加してるからいいと思うけど、どうしてだろうか。
ケイイチ
「良いんじゃないかな、君はヴェルの護衛だろ?強くなってて損はないさ」
サーラ
「それはそうですけど、悪い事をしてる気になってしまって、なにか私にできることはありませんか?」
そう言われてもなぁ、イーネたちもレベルは高かったらしいけど、戦闘となると何を使ってたのかわからない。
ケイイチ
「サーラは何が得意なんだい?」
サーラ
「は、はい!私は投擲が得意です、ナイフとか」
投擲・・・投げナイフとかスリングかな?、何かテルムの時みたいな物はないかな。
画面を見て探すとこんなのがあった。
・魔法の投げナイフポーチ(10万P)
ポーチに手を入れると魔力を少量消費しナイフを出せる。
【追加効果】
装備者の思った効果の付いたナイフになる。
【注意】
効果によって魔力消費増量
ナイフは2分で消える。
・魔法のクナイポーチ(10万P)
ポーチに手を入れると魔力を少量消費しクナイを出せる。
【追加効果】
装備者の思った効果の付いたクナイになる。
【注意】
効果によって魔力消費増量
クナイは2分で消える。
・魔法の手裏剣ポーチ(10万P)
ポーチに手を入れると魔力を少量消費し手裏剣を出せる。
【追加効果】
装備者の思った効果の付いた手裏剣になる。
【注意】
効果によって魔力消費増量
手裏剣は2分で消える。
この世界にクナイと手裏剣ってあるのかな?まあ画面にあるし聞いてみるか。
ケイイチ
「サーラ、投げナイフとクナイと手裏剣、どれがいいかな?」
サーラ
「え!?クナイ!手裏剣!・・・むふ(忍者みたいだわ)」
何か笑いながら小声で言ってるけど、どうしたのだろうか。
ケイイチ
「サーラ、平気かい?」
サーラ
「はい!?ではクナイと手裏剣をください」
何だろう、すごくキラキラした目で言ってきたけど・・・まさかね。
ケイイチ
「じゃあこのポーチを渡すけど、注意事項があるんだ」
俺はポーチの説明をした、その間どんどん目のキラキラが増えてるような気がしたけど、見なかったことにした。
ケイイチ
「それでヴェルたちの援護をしてあげてくれ」
サーラ
「はい!任せてください!?影から守るクノイチになって見せます」
そう言ってヴェルティナたちの方に行ったけど、今!?クノイチって言ったよね。
俺はミキを見て言ってみた。
ケイイチ
「なあミキ今の聞いた?」
ミキ
「ええ、確かに聞いたわ、あの子私たちと同じね」
サーニャン
「おそらく召喚者ではなく、転生者ですねマスター」
そうかー俺たちも来てるし過去にも来てるっぽいからね、いてもおかしくないか。
ケイイチ
「まあ、向こうが言ってこないなら言わなくてもいいけど、同じ様な境遇の者として支援はしてあげたいね」
そんなことを考えながらその日の訓練は終わり、転移して食堂まで移動しているとルーが訪問者を連れてきた。
DP使用
魔法のポーチ20万P
マジックバック1万P
残りDP残り4億1522万P
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イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
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【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
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