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4章 制覇
67話 レベルアップを得て
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天才技士のマダラさんとの約束の日、アタシは30人の仲間を連れて市の体育館に来ました。
「姐さん、本当にこんなところで力が得られるんですかい?」
「本当よ、嘘だったら契約違反だし、彼女はそんな嘘は付かないわ」
「本当ですかねぇ」
仲間のほとんどは信じられないようだけど、付いてきたのはアタシの力を知っているからだったわ。
信頼と呼べば綺麗だけど、そんな関係ではなく、ただ力を求めている者たちだったわ。
「もし嘘だったら、その時は最強の装備を人数分作ってもらうわよ」
「姐さんの能力で更に上げるという事ですね」
「ヒュ~それはすげぇですね」
パラメーターを操作し、必要ない部分をゼロにして他を上げる、アタシたちはそうして強さを手に入れたわ。
攻撃力と素早さはあるけど、防御力とHPが1とかだから、極振りと呼んでいるけど、さすがに7つ星のダンジョンは攻略出来ないと思っていました。
「そうよ、この契約が終われば8つ星だって夢じゃない、そうよねみんな」
「「「「「おう」」」」」
「良い返事ね、じゃあ行くわよ」
体育館の入り口を通り、広い空間に出ると、そこにはマダラさんと等身大のぬいぐるみが並んでいました。
朝の挨拶を交わして早速何をするのか聞いたら、ぬいぐるみに一撃与えるように言ってきたわ。
「それでレベルアップ出来るのかしら?」
「ワタシがとどめを刺せばできます、それで約束は完了ですよ」
「そうなのね、じゃあ一人ずつ行きましょう」
「その前に1つ忠告です」
武器を抜こうとしたアタシたちにマダラさんは「8つ星ダンジョンは入らない方が良い」と言ってきました。
先ほどの話を聞かれたのかと驚いたけど、それ以上に実力不足という言葉をぶつけられイラッとしたわね。
「アタシたちでは無理というのかしら?」
「そうです、レベルが上がってもまだまだ足りません」
「おい女、姐さんはつえぇんだぞ、舐めてんのか?」
「舐めてはいません、ただ事実を伝えただけです」
6つ星くらいから訓練をした方がいいと提案され、アタシはイライラしながら適当に了承して槍を構えたわ。
ぬいぐるみに一撃を入れ、この速度と威力でも?と見せたのだけど、マダラはキョトンとしていたわね。
「みろよ金、姐さんのすごさに声も出てねぇぜ」
「無理もないぜ銀、音速を超えた速さだからな」
みんなはざまぁ~とか言っていたけど、アタシはちゃんと見ていたのが分かっていたからゾッとしたのよ。
物だけでなく、人の数値も変える事の出来るアタシたちとは違うのに、マダラが見てきて慌てたわ。
「みんな止めなさい」
「姐さん?」
「銀、良いから作業を始めなさい」
「は、はい」
何とか穏便に作業が始まり、アタシは怖い気配を出していたマダラに視線を向けました。
あのままだったら、マダラが怒って銀たちを殲滅していただろうと、そんな最悪な考えが頭に浮かび、敵にしてはいけないとはっきりと分かったんです。
「生産職の彼女がこれなら、あの斑鳩という男はどれほどなのよ」
呪いの件で話をしたいと言われた時、マダラの周辺を調べて分かってはいました。
でも、ここまで違うとは思わず、もっと慎重になるべきと考えを改めたんです。
「レベルアップした数値を極振りすればとか、思っていた頃の自分をひっぱたきたいわね」
その程度で勝てる相手ではなく、すでに10個星に手が届く領域なのではないかと聞いてみたくなりました。
みんなの戦いを見ながらマダラの隣に移動し、みんなの実力はどうか聞いたら、まだまだと言われてしまったわ。
「あなたから見て、いくつの目のダンジョンなら攻略出来るかしら」
「そうですね、7つ星ならいけるでしょうけど」
「けど?」
「相性にもよります」
マダラは、アタシたちの弱点である極振りしていない部分を言ってきて、そうならない為に陣形を組んでいると説明したわ。
そんなアタシの説明に、マダラは「だから相性で変わる」と言ってきたんです。
「そんな相手がいるのかしら?」
「7つ星からはモンスターもスキルを使ってきます、遠くからの攻撃は誰も感じ取れないですし、幻覚を見せられたら抵抗できませんよね?」
「それはそうだけど、その為に装備は着けてるわよ」
「普通の性能ではダメなんです、何せ相手のスキルですからね」
超長距離からの攻撃は、それこそスキルで必中となっているらしく、かする程度に留める必要があるそうです。
更に幻覚の方は、わかっていても防ぐことが出来ず、マダラたちでも行くことを諦めていたわ。
「ですので、今回アスラさんに声を掛けたんですよ」
「そういう事だったのね、じゃあ解決かしら?」
「7つ星のダンジョンにはいきませんが、概ね解決です」
確実な答えを出してない感じだったマダラは、アタシたちが8つ星に挑戦する事を止めてきて、またその話かとアタシは拒否したわ。
今の実力で7つ星なら、アタシが数値を変更すれば8つ星も攻略できると確信していて、止めても無駄と宣言しました。
「どうしてもダメですか?」
「くどいわね、これは決定事項よ」
「そうですか、相性が悪いダンジョンでない事を祈ります」
先ほどの相性だったなら、アタシたちは確実に全滅するだろうと話してきて、それは実力が勝っていても同じだと言われたわ。
確かにそうかもしれないけど、それこそアタシの能力で上げたマダラの本気のアクセサリーもあるし、攻略出来ないなんて考えられなかったわ。
「ちゃんと見てなさい、8つ星の生中継をお送りするわ」
「分かりました、ご武運を」
挨拶が終わるとみんなのレベルアップも終了して、アタシたちは体育館を退出して数値の変更の為に拠点に戻りました。
そして、次の日に8つ星のダンジョンに挑み、地下1階を簡単に攻略したんです。
「なんだ、ずいぶん楽勝だな」
「銀、油断は駄目だぞ、まだたったの1階だ」
「平気さ金、姐さんの力がすげぇってことなんだからな」
それはそうだなと、みんながアタシに感謝の言葉を伝えてきて、更に進んで5階までは順調だったわ。
でも、それも3日を掛けた先、地下5階までだったのよ。
「地下6階、モンスターが強くなるとは思っていたけど、これはさすがにきついわね」
疲労も加わって強さが更に感じられた相手は、メデューサルボールという大きな目玉に手足が生えたモンスターで、上にいた青い体のメデューサボールの上位種で、触手を鞭のようにして攻撃してくる相手だったわ。
「幸いにも、精神攻撃はしてこないみたいけど、これは撤退を考えた方が良いかしら」
生中継も3日も続けているから、もう良いかという考えもあり、今戦ってる3体を倒したら引き上げようと考えました。
私がその事をみんなに知らせようとした時、メデューサルボール3体の目が光り、前衛にいたメンバーが一瞬にして消えたんです。
「え?なにが」
「銀?どこ行った銀」
何が起きたのか分からず、みんなが動揺している中、メデューサルボールの触手攻撃が始まり、部隊がバラバラになってしまった。
直ぐに声を掛けて陣形を取り戻そうとしたけど、前衛が一人もいなくなったことで攻撃に耐えられる者がおらず、ここは撤退しかないと大声で伝えたわ。
「で、ですが姐さん」
「前衛の心配は分かるわ、だけどアタシたちまでやられたらおしまいよ」
「わ、わかりました」
映像にも残っているし、調べれば何かわかるかもしれないと、アタシは望みをもって撤退を宣言したのよ。
でも、メデューサルボールがアタシたちの行く手を遮り、アタシたちは戦うしかなくなったわ。
「目からの攻撃に注意して戦うしかないわ」
「ですが姐さん、何が起きたのか分からないのに注意と言われても」
「光る前、3体が集まったでしょう、あれはそういった技なのよ」
おそらくだけどきっとそうだと説明し、メデューサルボールが集まったら散開して避けることを提案しました。
これならいけると思ったのだけど、3体が集まりアタシたちが散開しても、一ヶ所はその光に襲われ、1人また1人と少しずつ減っていきました。
「なんなんだ、あれは一体なんなんだよ!」
「落ち着きなさい金、きっと転移か何かでみんなは無事よ」
「ですがこのままじゃ」
「仕方ないわ、こうなったらこちらも奥の手よ」
生中継の映像を止め、アタシは最後の手段を使う事にしました。
アクセサリーの数値を変えるとき、隠された力も表示され、その時は使わないし助けなんていらないと放置していた。。
「そのアクセサリーって」
「みんなと同じなんだけど、ちょっと違う力を秘めているのよ」
「そうだったんすか、さすが姐さん」
アタシではないから使いたくなかったし、借りを作る事にもなるから嫌だったわ。
でも、これしか助かる方法がなくなって、アクセサリーにアタシの今の願いを込めたんです。
「お願い助けてマダラ」
両手でアクセサリーを握りしめて願いを伝えると、アクセサリーは光を放ち魔法陣が地面に出現しました。
魔法陣からアタシのよく知る人が出てきて、本当に来てくれたと安堵すると同時に、彼女の言葉を思い出して悔しかったのよ。
「姐さん、本当にこんなところで力が得られるんですかい?」
「本当よ、嘘だったら契約違反だし、彼女はそんな嘘は付かないわ」
「本当ですかねぇ」
仲間のほとんどは信じられないようだけど、付いてきたのはアタシの力を知っているからだったわ。
信頼と呼べば綺麗だけど、そんな関係ではなく、ただ力を求めている者たちだったわ。
「もし嘘だったら、その時は最強の装備を人数分作ってもらうわよ」
「姐さんの能力で更に上げるという事ですね」
「ヒュ~それはすげぇですね」
パラメーターを操作し、必要ない部分をゼロにして他を上げる、アタシたちはそうして強さを手に入れたわ。
攻撃力と素早さはあるけど、防御力とHPが1とかだから、極振りと呼んでいるけど、さすがに7つ星のダンジョンは攻略出来ないと思っていました。
「そうよ、この契約が終われば8つ星だって夢じゃない、そうよねみんな」
「「「「「おう」」」」」
「良い返事ね、じゃあ行くわよ」
体育館の入り口を通り、広い空間に出ると、そこにはマダラさんと等身大のぬいぐるみが並んでいました。
朝の挨拶を交わして早速何をするのか聞いたら、ぬいぐるみに一撃与えるように言ってきたわ。
「それでレベルアップ出来るのかしら?」
「ワタシがとどめを刺せばできます、それで約束は完了ですよ」
「そうなのね、じゃあ一人ずつ行きましょう」
「その前に1つ忠告です」
武器を抜こうとしたアタシたちにマダラさんは「8つ星ダンジョンは入らない方が良い」と言ってきました。
先ほどの話を聞かれたのかと驚いたけど、それ以上に実力不足という言葉をぶつけられイラッとしたわね。
「アタシたちでは無理というのかしら?」
「そうです、レベルが上がってもまだまだ足りません」
「おい女、姐さんはつえぇんだぞ、舐めてんのか?」
「舐めてはいません、ただ事実を伝えただけです」
6つ星くらいから訓練をした方がいいと提案され、アタシはイライラしながら適当に了承して槍を構えたわ。
ぬいぐるみに一撃を入れ、この速度と威力でも?と見せたのだけど、マダラはキョトンとしていたわね。
「みろよ金、姐さんのすごさに声も出てねぇぜ」
「無理もないぜ銀、音速を超えた速さだからな」
みんなはざまぁ~とか言っていたけど、アタシはちゃんと見ていたのが分かっていたからゾッとしたのよ。
物だけでなく、人の数値も変える事の出来るアタシたちとは違うのに、マダラが見てきて慌てたわ。
「みんな止めなさい」
「姐さん?」
「銀、良いから作業を始めなさい」
「は、はい」
何とか穏便に作業が始まり、アタシは怖い気配を出していたマダラに視線を向けました。
あのままだったら、マダラが怒って銀たちを殲滅していただろうと、そんな最悪な考えが頭に浮かび、敵にしてはいけないとはっきりと分かったんです。
「生産職の彼女がこれなら、あの斑鳩という男はどれほどなのよ」
呪いの件で話をしたいと言われた時、マダラの周辺を調べて分かってはいました。
でも、ここまで違うとは思わず、もっと慎重になるべきと考えを改めたんです。
「レベルアップした数値を極振りすればとか、思っていた頃の自分をひっぱたきたいわね」
その程度で勝てる相手ではなく、すでに10個星に手が届く領域なのではないかと聞いてみたくなりました。
みんなの戦いを見ながらマダラの隣に移動し、みんなの実力はどうか聞いたら、まだまだと言われてしまったわ。
「あなたから見て、いくつの目のダンジョンなら攻略出来るかしら」
「そうですね、7つ星ならいけるでしょうけど」
「けど?」
「相性にもよります」
マダラは、アタシたちの弱点である極振りしていない部分を言ってきて、そうならない為に陣形を組んでいると説明したわ。
そんなアタシの説明に、マダラは「だから相性で変わる」と言ってきたんです。
「そんな相手がいるのかしら?」
「7つ星からはモンスターもスキルを使ってきます、遠くからの攻撃は誰も感じ取れないですし、幻覚を見せられたら抵抗できませんよね?」
「それはそうだけど、その為に装備は着けてるわよ」
「普通の性能ではダメなんです、何せ相手のスキルですからね」
超長距離からの攻撃は、それこそスキルで必中となっているらしく、かする程度に留める必要があるそうです。
更に幻覚の方は、わかっていても防ぐことが出来ず、マダラたちでも行くことを諦めていたわ。
「ですので、今回アスラさんに声を掛けたんですよ」
「そういう事だったのね、じゃあ解決かしら?」
「7つ星のダンジョンにはいきませんが、概ね解決です」
確実な答えを出してない感じだったマダラは、アタシたちが8つ星に挑戦する事を止めてきて、またその話かとアタシは拒否したわ。
今の実力で7つ星なら、アタシが数値を変更すれば8つ星も攻略できると確信していて、止めても無駄と宣言しました。
「どうしてもダメですか?」
「くどいわね、これは決定事項よ」
「そうですか、相性が悪いダンジョンでない事を祈ります」
先ほどの相性だったなら、アタシたちは確実に全滅するだろうと話してきて、それは実力が勝っていても同じだと言われたわ。
確かにそうかもしれないけど、それこそアタシの能力で上げたマダラの本気のアクセサリーもあるし、攻略出来ないなんて考えられなかったわ。
「ちゃんと見てなさい、8つ星の生中継をお送りするわ」
「分かりました、ご武運を」
挨拶が終わるとみんなのレベルアップも終了して、アタシたちは体育館を退出して数値の変更の為に拠点に戻りました。
そして、次の日に8つ星のダンジョンに挑み、地下1階を簡単に攻略したんです。
「なんだ、ずいぶん楽勝だな」
「銀、油断は駄目だぞ、まだたったの1階だ」
「平気さ金、姐さんの力がすげぇってことなんだからな」
それはそうだなと、みんながアタシに感謝の言葉を伝えてきて、更に進んで5階までは順調だったわ。
でも、それも3日を掛けた先、地下5階までだったのよ。
「地下6階、モンスターが強くなるとは思っていたけど、これはさすがにきついわね」
疲労も加わって強さが更に感じられた相手は、メデューサルボールという大きな目玉に手足が生えたモンスターで、上にいた青い体のメデューサボールの上位種で、触手を鞭のようにして攻撃してくる相手だったわ。
「幸いにも、精神攻撃はしてこないみたいけど、これは撤退を考えた方が良いかしら」
生中継も3日も続けているから、もう良いかという考えもあり、今戦ってる3体を倒したら引き上げようと考えました。
私がその事をみんなに知らせようとした時、メデューサルボール3体の目が光り、前衛にいたメンバーが一瞬にして消えたんです。
「え?なにが」
「銀?どこ行った銀」
何が起きたのか分からず、みんなが動揺している中、メデューサルボールの触手攻撃が始まり、部隊がバラバラになってしまった。
直ぐに声を掛けて陣形を取り戻そうとしたけど、前衛が一人もいなくなったことで攻撃に耐えられる者がおらず、ここは撤退しかないと大声で伝えたわ。
「で、ですが姐さん」
「前衛の心配は分かるわ、だけどアタシたちまでやられたらおしまいよ」
「わ、わかりました」
映像にも残っているし、調べれば何かわかるかもしれないと、アタシは望みをもって撤退を宣言したのよ。
でも、メデューサルボールがアタシたちの行く手を遮り、アタシたちは戦うしかなくなったわ。
「目からの攻撃に注意して戦うしかないわ」
「ですが姐さん、何が起きたのか分からないのに注意と言われても」
「光る前、3体が集まったでしょう、あれはそういった技なのよ」
おそらくだけどきっとそうだと説明し、メデューサルボールが集まったら散開して避けることを提案しました。
これならいけると思ったのだけど、3体が集まりアタシたちが散開しても、一ヶ所はその光に襲われ、1人また1人と少しずつ減っていきました。
「なんなんだ、あれは一体なんなんだよ!」
「落ち着きなさい金、きっと転移か何かでみんなは無事よ」
「ですがこのままじゃ」
「仕方ないわ、こうなったらこちらも奥の手よ」
生中継の映像を止め、アタシは最後の手段を使う事にしました。
アクセサリーの数値を変えるとき、隠された力も表示され、その時は使わないし助けなんていらないと放置していた。。
「そのアクセサリーって」
「みんなと同じなんだけど、ちょっと違う力を秘めているのよ」
「そうだったんすか、さすが姐さん」
アタシではないから使いたくなかったし、借りを作る事にもなるから嫌だったわ。
でも、これしか助かる方法がなくなって、アクセサリーにアタシの今の願いを込めたんです。
「お願い助けてマダラ」
両手でアクセサリーを握りしめて願いを伝えると、アクセサリーは光を放ち魔法陣が地面に出現しました。
魔法陣からアタシのよく知る人が出てきて、本当に来てくれたと安堵すると同時に、彼女の言葉を思い出して悔しかったのよ。
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