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2章 始まり
32話 上手くいかない
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美穂子の姉が学校に来て、俺は苛立ちを募らせ、剣の振りがお粗末になっていた。
「笹田、どうしたんだ?今日は調子が悪そうだな」
「ああ、ちょっとな」
希望の光のリーダー麻帆子は、妹の美穂子に挨拶も何もなく、斑鳩と話して退場したのも苛立ちの原因で、どうして一声かけないんだと言いたかった。
美穂子も悲しそうな顔をしていて、斑鳩が気づいてない感じなのもムカついた。
「自分の計画が上手くいってない事もあるが、今日はもう上がるか」
訓練を中断し、俺は帰る支度をしてトレーニングルームを出た。
斑鳩たちはまだ訓練をしていたが、俺にはほかにもやることがあり、普通科の教室に向かったよ。
「あいつら、失敗続きと言っていたが、頼むぞ」
教室の外から見ると、二人がドンよりしていて、声を掛けるまでもない状況だった。
しかし、経過を聞かなければいけないから、声を掛けてどうなっているのか聞いたら、すっごい嫌そうな顔をしてきたよ。
「笹田、俺たちはもうおしまいだ」
「そうだね・・・ははは」
「なんだよ賀浦、その乾いた笑いは」
「それがね笹田君、あの薬、分析したらほとんど読み取れなかったんだ」
成分のほとんどが未知の成分で、作る事は出来ないと賀浦が諦めていた。
対して蒼汰に渡したポーションの瓶だが、そちらも魔法が関係してて、普通に作っても駄目だったんだ。
「嘘だろう」
「あの瓶、底の部分に魔法陣が刻まれているんだが、普通に書いても機能しないんだ」
「それが魔力って事かよ」
「正直、そうと分かったわけじゃないんだが、そうとしか考えられない」
つまり、調べても分からなかったらしく、これだけ分からないとどうしようも無いと会社が諦めてしまった。
これは緊急事態なんてものではない、そう思った俺はどうしたらいいのか分からず、その場に崩れる様に膝を付いたよ。
「分かるぞ笹田、オレたちもそうだった」
「ははは、そうだね、もう笑うしかないよ、ははは」
賀浦が笑ってしまうのも分かったが、ここで諦めたら俺はおしまいと感じ、何とか踏ん張り立ち上がった。
フラフラと意識はあまり覚醒していないが、まだ手はあると思っていて、そいつに連絡した。
「誰に連絡したの?」
「ああ、手芸スキルを持っている知り合いだ」
「そんな奴がいたのか笹田」
「探して少し脅したんだ蒼汰、だからそいつを使ってみようと思う」
他の学校の普通の生徒だったから、脅せば言う事を聞いたんだが、そいつには正直期待できなかった。
あいつとは違い、アクセサリーも普通で使い物にならなかったんだ。
「何が違うのか、それさえ分かれば」
「まぁやらせてみれば良い、話はそれからだ」
「そうだねぇ、もうなんでもやらないとねぇ」
二人はダメ元と思っていて、俺もそうだから暗い表情になり学校を出てカラオケボックスで待っていたら、怯えながらそいつが来てオドオドして挨拶してきた。
怒っているんじゃないのに怖がってきて、話をちゃんと聞けるのか不安になったよ。
「おまえ、手芸で何が作れる?」
「は、はい・・・ぼ、僕は服やアクセサリーを作れます」
「そうか、それは付与が付くのか?」
「付与?そんなのは付きません、普通のを作るだけです」
付与が付けれるのは、手芸ではなく各生産スキル持ちだけで、それでもかなり難しいと言ってきた。
俺もそのことは知っているんだが、それならどうしてあいつは出来るんだと思ったんだ。
「じゃあ、それが出来る手芸スキル持ちがいるとしたら、君はどう思うかな」
「え?・・・そうですねぇ、固有スキルなのではないですか」
「「「固有スキル!」」」
「はい、普通のスキルではなく、その人独自のスキルで、誰にもまねの出来ないスキルです」
そうだったのかと思った瞬間、それじゃ同じ品は作れないとショックを受けた。
乗っ取りは出来なくなったが、商品の売買は俺たちが握っているし、まだ負けてないと気持ちを切りたのは、しばらくの間、膝と手を床に付けた後だったが、なんとか切り替えた。
「よし、作るのは諦めて、これからは流通を増やす、二人はどんどん顧客を増やせ」
「さすがだな笹田」
「分かったよ、任せて」
「あ、あの~僕は」
最後に下僕にした崎守がどうすれば良いのか聞いてきたが、こいつを使う場所は決まっていて、あいつに紹介して鍛えてもらう事を伝えた。
普通の手芸スキルでも、いつかできるかもしれないし、お人好しのあいつなら喜んで協力すると思ったんだ。
「作戦は決まった、俺も強くなってきたし、いつでもあいつを超えられるな」
「そういえば、今度7つ星ダンジョンに行くんだよね」
「ああその話か」
後方支援として行くから、俺は全然喜んでなかったし、あの姉の指揮の下で戦うとか嫌だったよ。
行けるだけ凄いと二人は言ってくるが、斑鳩がいるからついでだし、戦いを見るだけなら投稿映像で良いと思っていた。
「あいつだって、2つ星のダンジョンを制覇しただけなのに・・・俺と同じなのにな」
それが悔しかったが、いつか超えて見せるとやる気は上がっていて、あいつがダンジョンで戦う機会があったら、その時は必ず見ると決めていた。
しかし、同行するクランは、ジャーパンで最強の4柱の3つだから、そんな機会は無いと諦めてもいた。
「だから俺たちの様な学生の同行も許可したんだろうし、まぁ気楽に行くさ」
「7つ星に行くのに気楽って、すげぇな」
「だねぇ~」
普通なら千回死ねるとか二人はドン引きだが、総勢100人以上だからそんな気分になれなかった。
俺は、麻帆子の態度の方が気になっていて、ダンジョンの中であんな態度だったら、俺は許せる自信がなかった。
「そうさ、俺たちが戦う時は、前衛のそいつらがピンチになる時だ、もしそんな時でも美穂子を心配しなかったら」
そう考えると許せなくて、後ろから刺さない自信がなかった。
そんな事をすれば犯罪者になるが、それだけ許せなし、そんな危険が起きないことを願った。
「笹田」
「な、なんだよ蒼汰」
「お前、それはフラグだろう」
「なんだよフラグって、そんな事あるわけないだろう」
それもまたフラグと言われ、そんな事は無いと言い切ったんだ。
不測の事態なんて、あいつが対処しない訳がなく、何とかするだろうと説明した。
「そんなに信頼してるんだな」
「斑鳩君って何者なんだろうね」
「信頼しているわけじゃない、スキルがとんでもないだけのただのガキさ」
裏切られている事にも気づいてないし、あれでは美穂子を守れないから相応しくないと思っていた。
だから俺は強くならなければだめで、絶対あいつを超えると決意していた。
「笹田、どうしたんだ?今日は調子が悪そうだな」
「ああ、ちょっとな」
希望の光のリーダー麻帆子は、妹の美穂子に挨拶も何もなく、斑鳩と話して退場したのも苛立ちの原因で、どうして一声かけないんだと言いたかった。
美穂子も悲しそうな顔をしていて、斑鳩が気づいてない感じなのもムカついた。
「自分の計画が上手くいってない事もあるが、今日はもう上がるか」
訓練を中断し、俺は帰る支度をしてトレーニングルームを出た。
斑鳩たちはまだ訓練をしていたが、俺にはほかにもやることがあり、普通科の教室に向かったよ。
「あいつら、失敗続きと言っていたが、頼むぞ」
教室の外から見ると、二人がドンよりしていて、声を掛けるまでもない状況だった。
しかし、経過を聞かなければいけないから、声を掛けてどうなっているのか聞いたら、すっごい嫌そうな顔をしてきたよ。
「笹田、俺たちはもうおしまいだ」
「そうだね・・・ははは」
「なんだよ賀浦、その乾いた笑いは」
「それがね笹田君、あの薬、分析したらほとんど読み取れなかったんだ」
成分のほとんどが未知の成分で、作る事は出来ないと賀浦が諦めていた。
対して蒼汰に渡したポーションの瓶だが、そちらも魔法が関係してて、普通に作っても駄目だったんだ。
「嘘だろう」
「あの瓶、底の部分に魔法陣が刻まれているんだが、普通に書いても機能しないんだ」
「それが魔力って事かよ」
「正直、そうと分かったわけじゃないんだが、そうとしか考えられない」
つまり、調べても分からなかったらしく、これだけ分からないとどうしようも無いと会社が諦めてしまった。
これは緊急事態なんてものではない、そう思った俺はどうしたらいいのか分からず、その場に崩れる様に膝を付いたよ。
「分かるぞ笹田、オレたちもそうだった」
「ははは、そうだね、もう笑うしかないよ、ははは」
賀浦が笑ってしまうのも分かったが、ここで諦めたら俺はおしまいと感じ、何とか踏ん張り立ち上がった。
フラフラと意識はあまり覚醒していないが、まだ手はあると思っていて、そいつに連絡した。
「誰に連絡したの?」
「ああ、手芸スキルを持っている知り合いだ」
「そんな奴がいたのか笹田」
「探して少し脅したんだ蒼汰、だからそいつを使ってみようと思う」
他の学校の普通の生徒だったから、脅せば言う事を聞いたんだが、そいつには正直期待できなかった。
あいつとは違い、アクセサリーも普通で使い物にならなかったんだ。
「何が違うのか、それさえ分かれば」
「まぁやらせてみれば良い、話はそれからだ」
「そうだねぇ、もうなんでもやらないとねぇ」
二人はダメ元と思っていて、俺もそうだから暗い表情になり学校を出てカラオケボックスで待っていたら、怯えながらそいつが来てオドオドして挨拶してきた。
怒っているんじゃないのに怖がってきて、話をちゃんと聞けるのか不安になったよ。
「おまえ、手芸で何が作れる?」
「は、はい・・・ぼ、僕は服やアクセサリーを作れます」
「そうか、それは付与が付くのか?」
「付与?そんなのは付きません、普通のを作るだけです」
付与が付けれるのは、手芸ではなく各生産スキル持ちだけで、それでもかなり難しいと言ってきた。
俺もそのことは知っているんだが、それならどうしてあいつは出来るんだと思ったんだ。
「じゃあ、それが出来る手芸スキル持ちがいるとしたら、君はどう思うかな」
「え?・・・そうですねぇ、固有スキルなのではないですか」
「「「固有スキル!」」」
「はい、普通のスキルではなく、その人独自のスキルで、誰にもまねの出来ないスキルです」
そうだったのかと思った瞬間、それじゃ同じ品は作れないとショックを受けた。
乗っ取りは出来なくなったが、商品の売買は俺たちが握っているし、まだ負けてないと気持ちを切りたのは、しばらくの間、膝と手を床に付けた後だったが、なんとか切り替えた。
「よし、作るのは諦めて、これからは流通を増やす、二人はどんどん顧客を増やせ」
「さすがだな笹田」
「分かったよ、任せて」
「あ、あの~僕は」
最後に下僕にした崎守がどうすれば良いのか聞いてきたが、こいつを使う場所は決まっていて、あいつに紹介して鍛えてもらう事を伝えた。
普通の手芸スキルでも、いつかできるかもしれないし、お人好しのあいつなら喜んで協力すると思ったんだ。
「作戦は決まった、俺も強くなってきたし、いつでもあいつを超えられるな」
「そういえば、今度7つ星ダンジョンに行くんだよね」
「ああその話か」
後方支援として行くから、俺は全然喜んでなかったし、あの姉の指揮の下で戦うとか嫌だったよ。
行けるだけ凄いと二人は言ってくるが、斑鳩がいるからついでだし、戦いを見るだけなら投稿映像で良いと思っていた。
「あいつだって、2つ星のダンジョンを制覇しただけなのに・・・俺と同じなのにな」
それが悔しかったが、いつか超えて見せるとやる気は上がっていて、あいつがダンジョンで戦う機会があったら、その時は必ず見ると決めていた。
しかし、同行するクランは、ジャーパンで最強の4柱の3つだから、そんな機会は無いと諦めてもいた。
「だから俺たちの様な学生の同行も許可したんだろうし、まぁ気楽に行くさ」
「7つ星に行くのに気楽って、すげぇな」
「だねぇ~」
普通なら千回死ねるとか二人はドン引きだが、総勢100人以上だからそんな気分になれなかった。
俺は、麻帆子の態度の方が気になっていて、ダンジョンの中であんな態度だったら、俺は許せる自信がなかった。
「そうさ、俺たちが戦う時は、前衛のそいつらがピンチになる時だ、もしそんな時でも美穂子を心配しなかったら」
そう考えると許せなくて、後ろから刺さない自信がなかった。
そんな事をすれば犯罪者になるが、それだけ許せなし、そんな危険が起きないことを願った。
「笹田」
「な、なんだよ蒼汰」
「お前、それはフラグだろう」
「なんだよフラグって、そんな事あるわけないだろう」
それもまたフラグと言われ、そんな事は無いと言い切ったんだ。
不測の事態なんて、あいつが対処しない訳がなく、何とかするだろうと説明した。
「そんなに信頼してるんだな」
「斑鳩君って何者なんだろうね」
「信頼しているわけじゃない、スキルがとんでもないだけのただのガキさ」
裏切られている事にも気づいてないし、あれでは美穂子を守れないから相応しくないと思っていた。
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