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危ない男は帰らない
初めてのファンができた次の日
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私みたいな無名ご当地アイドルというか、もはや地底アイドルの私にもファンができた!
ちょこっと夕方のニュースにチラっと映っただけなのに、流石全国放送! なんと東京からこのド田舎に会いに来てくれた人がいたのだ!
最初は見慣れないスーツ姿の大人の男の人にジッと見つめられて怖かったけど、話してみたらいい人だったし、何より「ファン」と言ってくれたのが嬉しすぎて、帰り際にその場で作った自分の写真を印刷しただけのオリジナル缶バッチまであげてしまった。
その人はすっごい嬉しそうな顔をしていたし、お礼にお菓子までくれて、「これは差し入れってやつだ! すごい! 私芸能人みたい!」と大はしゃぎしてしまった。
そんなふわふわ気分のままお家に帰り、あったかいお風呂に浸かり、テレビを見ながらそういえば、となったところで、私のファン一号である幸村さんに貰ったご当地お菓子の箱を開けると私は腰を抜かした。
そこにはなんと一万円札がぎっしりと入っていたのだ。
「に、偽札⁉ それともメモ帳⁉」
と思って恐る恐るお札を何枚か取り出してしみじみ見てみたら、ちゃんと透かしもあるし見るかぎり本物のようだ。しかも折り目もない綺麗なピン札ってやつだった。
何これどういう事⁉ 怖いよ⁉
もしかして間違えちゃったのかな⁉
きっとそうだよね? そうに違いない!
じゃあきっとあの人ぜったい困ってるはずだ!
どうしよう⁉
そういえばあの人に電話番号が書かれた名刺を貰った気がする……。
そう思い、今日来ていた服のポケットをあさると出て来た真っ黒な名刺。
これ電話したほうがいいよね?
でもなんかヤバい気がする……なんか電話しちゃいけない気がする……と、本能が告げている。
明日も道の駅でお手伝いがあるからその時に、大人の店長に相談しよう。
うん、きっとそれがいいよね?
とりあえずこの現金入りのポッキーの箱は私が中学の時に体操服を入れていた巾着袋にしまう。
今日は色んなことがあって疲れちゃったな……あの静さんとかいう人、最初は怖かったけどこんな私に『ファン』なんて言ってくれてすっごく嬉しかった!
きっと困っているに違いないから早くお金返してあげなきゃ!
そんな事を思いながら私は、私はお布団に潜り込むのであった。
◇◇
そして次の日、いつも通りあぜ道を自転車でキコキコ漕ぎながら道の駅に行き、売り場で準備していると、ふと視線を感じて顔をあげる。
すると昨日と同じようにまた道の駅の入口の方でソワソワとしながらもこちらをジッと見つめる幸村さんがいらっしゃった。
私は「あっ!」と声をあげると急いでバックヤードに走り、お金が入った巾着袋を持って戻る。
こんな現金持ったことないから来る時もドキドキだったけど、今もドキドキしながらお金を抱えて売り場に戻る。
「あ、あの! これ!」
「え、あかりちゃん、もしかして俺に話かけてくれてる? ファンサエグッ……」
「あのあの! 昨日これ! 間違えて私に渡しましたよね⁉ 会えて良かったぁ~! もう東京に戻っちゃったのかと思ってました!」
「は? え? あかりちゃんが俺に私信? 夢みたいだな……」
「シシンってなんですか? あ、これ昨日のやつ、巾着に入れてて……」
私は周りをキョロキョロと確認した後、静さんに近づき持っていた巾着の中身を少し見せる。こんな大金、他の人に見られるのはきっとよくないもんね!
「お返しします!」
「……何で?」
ゾクリ。寒気と恐怖を感じるような冷たい声で幸村さんはこちらを見る。
さっきまで笑顔だったのに、その顔からは表情がごっそりと削げ落ち、真顔で仄暗い吸い込まれそうな暗い目をしていて思わず足がすくむ。
よく見ると私が昨日あげた手作り缶バッチを高そうなスーツの胸元につけていて、その缶バッチの私の能天気な笑顔と、それをつけている無表情のスーツの大人の男の人というアンバランスさがまたさらに恐怖を増してくる。
「えっと、よく見えませんでした? これお金いっぱい入ってて……」
「だから何で? 足りなかった?」
「ほぇ?」
「三百万入れてたんだけどやっぱり足りなかった? 少なすぎる? 可愛い封筒じゃなくてごめんね? 次からはちゃんと可愛い封筒に入れたりするから。それとも俺からの差し入れは受け取れないってこと?」
「えっと……もしかしてこのお金って私に? ってそんな訳ないですよね? こんな大金失くしたら大変です! とりあえずこれはお返しします!」
「え? ……あぁ、もしかして俺が差し入れと間違えてこれ渡したと思ってるの? なんだぁ、拒否されたかと思ってびっくりしちゃった。ご当地アイドルの優しいあかりちゃんがそんな事するわけないもんね? 拒否されたらこのまま攫っちゃおうかなって思ったよ。このお金は正真正銘のあかりちゃんへの差し入れ。間違えてなんかないよ?」
なんか怖い事いっぱい言っていた気がするけど、頭が全然追いつかない。
え? この人本当に私にこんな大金渡そうとしているの⁉ なぜ⁉
「あ、あの、お金は受け取れません……」
「なんで? あ、やっぱ差し入れはギフトカードがいいんだっけ? じゃあ今からギフトカードに入金してくるから待っててくれる?」
「いやそもそも私、金銭的なものはもらえません!」
「だから何で? アイドルって差し入れ文化があるんじゃないの?」
そうなの? アイドル活動の差し入れなんて今まで地元の人しか来ないようなしょぼいイベントで、そこに来たおじいちゃんおばあちゃんにみかんや飴やチョコレートみたいな物しか貰ったことないよ……。
そもそも幸村さんが言うギフトカードってやつも何のことだか分からないし……。
「えっと、とにかく現金はダメです! 私まだ未成年だし!」
「はぁ……まぁたしかに現金持ち歩くのって重いもんね? あかりちゃん女の子だし。じゃあせめてこれ受け取ってよ?」
そう言うと幸村さんは、お財布を取り出し何やら黒いカードを差し出してくる。
「これは何ですか?」
「クレジットカード。もしかしてクレカ見た事ない? そっかまだ中学校卒業したばっかだもんね。可愛い♡ これは何でも買える魔法のカードだよ。この田舎だと使えるところ少ないみたいだけどネットショッピングでは使えるから好きなだけ買いものしていいよ? 普通俺みたいな職業の人ってこういうの作れないけど俺は特別なんだ。だから安心して? それと、暗証番号はあかりちゃんの誕生日に変更しといたから♡ あ、使い方今教えよっか? あかりちゃんタブレットとかノートパソコンとか持ってる? 持ってないならそれ今ネットで買ってあげようか?」
「ちょっと待ってください! クレジットカード⁉」
クレジットカードってあのクレジットカード⁉
未成年だから持っては無いけど流石に存在くらいは知っているし、親からも『クレジットカードのリボ払いだけはやっちゃダメ』と言われているから、なんか怖いカードだということだけは分かる。
幸村さんはニコニコ顔で何やら自分のスマホで操作しつつ、
「とりあえず一番最新のタブレットでいい? ほら、この番号入力して使うんだよ? 見てて?」
とか言いながら何かを買おうとしているので、私は慌てて幸村さんの腕をむんずと掴み止める。
「い、いらないです‼」
「あっ♡ そんな接触ありなの? それとも、パソコンの方がいい?」
「そうじゃなくてそんなお高いものは、いらないです!」
「え? もしかしてもう持ってる? じゃあ家電とかにする?」
「持ってないけどそういう問題じゃないので! 私、そんな高いものはいらないので!」
「やっぱ買い物は自分で選びたい感じかな? じゃあカード渡しとくね」
「それもいらないです‼」
名刺のように両手を添えて黒いカードを差し出してくる笑顔の静さんに恐怖を覚える。
何としてでもお金を渡したいファンVS受け取りたくないアイドルの負けられない戦いの開幕である。
しかし力では絶対に大人の静さんには勝てないので私は戦略的撤退をすることにした。
「とにかく! お金もカードも受け取れないです! 現金ここに置いておきます! その巾着もあげます! 私の中学の体操着入れてたやつだけど! それでは失礼いたします!」
本当はこんな事したくはないけど、仕方なく静さんの足元に巾着を置き、逃亡した。
急いでバックヤードに逃げ帰り、ひと息つく。
このまま売り場に立っていたらまた渡されちゃうかもしれないから、道の駅の店長に交渉して今日は違うお手伝いをさせてもらおう……。
なんであの人あんなに現金渡したがるのかな……。
でも私があげた缶バッチ胸元にちゃんとつけてくれてたし、悪い人じゃないとは思うけど……。
私は断るの苦手だし、今は一旦離れよう……。
そう決めると私はバックヤードで違うお手伝いをするべく、店長を探すのであった。
ちょこっと夕方のニュースにチラっと映っただけなのに、流石全国放送! なんと東京からこのド田舎に会いに来てくれた人がいたのだ!
最初は見慣れないスーツ姿の大人の男の人にジッと見つめられて怖かったけど、話してみたらいい人だったし、何より「ファン」と言ってくれたのが嬉しすぎて、帰り際にその場で作った自分の写真を印刷しただけのオリジナル缶バッチまであげてしまった。
その人はすっごい嬉しそうな顔をしていたし、お礼にお菓子までくれて、「これは差し入れってやつだ! すごい! 私芸能人みたい!」と大はしゃぎしてしまった。
そんなふわふわ気分のままお家に帰り、あったかいお風呂に浸かり、テレビを見ながらそういえば、となったところで、私のファン一号である幸村さんに貰ったご当地お菓子の箱を開けると私は腰を抜かした。
そこにはなんと一万円札がぎっしりと入っていたのだ。
「に、偽札⁉ それともメモ帳⁉」
と思って恐る恐るお札を何枚か取り出してしみじみ見てみたら、ちゃんと透かしもあるし見るかぎり本物のようだ。しかも折り目もない綺麗なピン札ってやつだった。
何これどういう事⁉ 怖いよ⁉
もしかして間違えちゃったのかな⁉
きっとそうだよね? そうに違いない!
じゃあきっとあの人ぜったい困ってるはずだ!
どうしよう⁉
そういえばあの人に電話番号が書かれた名刺を貰った気がする……。
そう思い、今日来ていた服のポケットをあさると出て来た真っ黒な名刺。
これ電話したほうがいいよね?
でもなんかヤバい気がする……なんか電話しちゃいけない気がする……と、本能が告げている。
明日も道の駅でお手伝いがあるからその時に、大人の店長に相談しよう。
うん、きっとそれがいいよね?
とりあえずこの現金入りのポッキーの箱は私が中学の時に体操服を入れていた巾着袋にしまう。
今日は色んなことがあって疲れちゃったな……あの静さんとかいう人、最初は怖かったけどこんな私に『ファン』なんて言ってくれてすっごく嬉しかった!
きっと困っているに違いないから早くお金返してあげなきゃ!
そんな事を思いながら私は、私はお布団に潜り込むのであった。
◇◇
そして次の日、いつも通りあぜ道を自転車でキコキコ漕ぎながら道の駅に行き、売り場で準備していると、ふと視線を感じて顔をあげる。
すると昨日と同じようにまた道の駅の入口の方でソワソワとしながらもこちらをジッと見つめる幸村さんがいらっしゃった。
私は「あっ!」と声をあげると急いでバックヤードに走り、お金が入った巾着袋を持って戻る。
こんな現金持ったことないから来る時もドキドキだったけど、今もドキドキしながらお金を抱えて売り場に戻る。
「あ、あの! これ!」
「え、あかりちゃん、もしかして俺に話かけてくれてる? ファンサエグッ……」
「あのあの! 昨日これ! 間違えて私に渡しましたよね⁉ 会えて良かったぁ~! もう東京に戻っちゃったのかと思ってました!」
「は? え? あかりちゃんが俺に私信? 夢みたいだな……」
「シシンってなんですか? あ、これ昨日のやつ、巾着に入れてて……」
私は周りをキョロキョロと確認した後、静さんに近づき持っていた巾着の中身を少し見せる。こんな大金、他の人に見られるのはきっとよくないもんね!
「お返しします!」
「……何で?」
ゾクリ。寒気と恐怖を感じるような冷たい声で幸村さんはこちらを見る。
さっきまで笑顔だったのに、その顔からは表情がごっそりと削げ落ち、真顔で仄暗い吸い込まれそうな暗い目をしていて思わず足がすくむ。
よく見ると私が昨日あげた手作り缶バッチを高そうなスーツの胸元につけていて、その缶バッチの私の能天気な笑顔と、それをつけている無表情のスーツの大人の男の人というアンバランスさがまたさらに恐怖を増してくる。
「えっと、よく見えませんでした? これお金いっぱい入ってて……」
「だから何で? 足りなかった?」
「ほぇ?」
「三百万入れてたんだけどやっぱり足りなかった? 少なすぎる? 可愛い封筒じゃなくてごめんね? 次からはちゃんと可愛い封筒に入れたりするから。それとも俺からの差し入れは受け取れないってこと?」
「えっと……もしかしてこのお金って私に? ってそんな訳ないですよね? こんな大金失くしたら大変です! とりあえずこれはお返しします!」
「え? ……あぁ、もしかして俺が差し入れと間違えてこれ渡したと思ってるの? なんだぁ、拒否されたかと思ってびっくりしちゃった。ご当地アイドルの優しいあかりちゃんがそんな事するわけないもんね? 拒否されたらこのまま攫っちゃおうかなって思ったよ。このお金は正真正銘のあかりちゃんへの差し入れ。間違えてなんかないよ?」
なんか怖い事いっぱい言っていた気がするけど、頭が全然追いつかない。
え? この人本当に私にこんな大金渡そうとしているの⁉ なぜ⁉
「あ、あの、お金は受け取れません……」
「なんで? あ、やっぱ差し入れはギフトカードがいいんだっけ? じゃあ今からギフトカードに入金してくるから待っててくれる?」
「いやそもそも私、金銭的なものはもらえません!」
「だから何で? アイドルって差し入れ文化があるんじゃないの?」
そうなの? アイドル活動の差し入れなんて今まで地元の人しか来ないようなしょぼいイベントで、そこに来たおじいちゃんおばあちゃんにみかんや飴やチョコレートみたいな物しか貰ったことないよ……。
そもそも幸村さんが言うギフトカードってやつも何のことだか分からないし……。
「えっと、とにかく現金はダメです! 私まだ未成年だし!」
「はぁ……まぁたしかに現金持ち歩くのって重いもんね? あかりちゃん女の子だし。じゃあせめてこれ受け取ってよ?」
そう言うと幸村さんは、お財布を取り出し何やら黒いカードを差し出してくる。
「これは何ですか?」
「クレジットカード。もしかしてクレカ見た事ない? そっかまだ中学校卒業したばっかだもんね。可愛い♡ これは何でも買える魔法のカードだよ。この田舎だと使えるところ少ないみたいだけどネットショッピングでは使えるから好きなだけ買いものしていいよ? 普通俺みたいな職業の人ってこういうの作れないけど俺は特別なんだ。だから安心して? それと、暗証番号はあかりちゃんの誕生日に変更しといたから♡ あ、使い方今教えよっか? あかりちゃんタブレットとかノートパソコンとか持ってる? 持ってないならそれ今ネットで買ってあげようか?」
「ちょっと待ってください! クレジットカード⁉」
クレジットカードってあのクレジットカード⁉
未成年だから持っては無いけど流石に存在くらいは知っているし、親からも『クレジットカードのリボ払いだけはやっちゃダメ』と言われているから、なんか怖いカードだということだけは分かる。
幸村さんはニコニコ顔で何やら自分のスマホで操作しつつ、
「とりあえず一番最新のタブレットでいい? ほら、この番号入力して使うんだよ? 見てて?」
とか言いながら何かを買おうとしているので、私は慌てて幸村さんの腕をむんずと掴み止める。
「い、いらないです‼」
「あっ♡ そんな接触ありなの? それとも、パソコンの方がいい?」
「そうじゃなくてそんなお高いものは、いらないです!」
「え? もしかしてもう持ってる? じゃあ家電とかにする?」
「持ってないけどそういう問題じゃないので! 私、そんな高いものはいらないので!」
「やっぱ買い物は自分で選びたい感じかな? じゃあカード渡しとくね」
「それもいらないです‼」
名刺のように両手を添えて黒いカードを差し出してくる笑顔の静さんに恐怖を覚える。
何としてでもお金を渡したいファンVS受け取りたくないアイドルの負けられない戦いの開幕である。
しかし力では絶対に大人の静さんには勝てないので私は戦略的撤退をすることにした。
「とにかく! お金もカードも受け取れないです! 現金ここに置いておきます! その巾着もあげます! 私の中学の体操着入れてたやつだけど! それでは失礼いたします!」
本当はこんな事したくはないけど、仕方なく静さんの足元に巾着を置き、逃亡した。
急いでバックヤードに逃げ帰り、ひと息つく。
このまま売り場に立っていたらまた渡されちゃうかもしれないから、道の駅の店長に交渉して今日は違うお手伝いをさせてもらおう……。
なんであの人あんなに現金渡したがるのかな……。
でも私があげた缶バッチ胸元にちゃんとつけてくれてたし、悪い人じゃないとは思うけど……。
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