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第七章 妖精と 夜空彩る そのきせき
第114話 ハイ キング
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そして次の日。
今日は登山をする日だったな。
ちなみに、魔皇の城にある俺の部屋には、いつのまにかリューナがベッドを設置してくれていた。
……物置とか休憩部屋のつもりで、ここに泊まるつもりはなかったんだけどなぁ。
転移の魔道具もあるし、魔皇たちの別荘に泊まってる感じがして、落ち付いて寝れる気がしなかったからだ。
まあ、そう思いつつも、普通に熟睡してしまったわけだけど。
……リューナが設置してくれたベッドの寝心地が、すごくよかったからだろうな、うん。
リューナに濡れ衣を着せつつ部屋を出ると、部屋の前にはそのリューナが立っていた。
……あ、えっと、ごめんなさい。
◇
俺の様子を見て、頭に疑問符を浮かべたような表情をしたリューナだったが、気にしない事にしたらしく、朝食ができました、といつもの食事場に案内してくれた。
そして、部屋に入ると、既にハヤテとユズが座っていた。
「あっ! ハクトがやっと来たー。ちょっと聞いてよー。朝からハヤテちゃんがひどいんだよー!」
……朝からハヤテが絶好調だったんだな。
本当の意味でもここはハヤテの城だし、何か仕掛けたんだろうな。
「まあまあ。それで、何があったんだ?」
とりあえず、ユズに何があったかを聞いてみた。
「えっとね。まず私が目が覚めると、自分の部屋じゃない、知らない天井でびっくりしたんだー」
あ、俺の、知らない天井が取られた。
……いや、そもそも俺のじゃないし、元ネタは異世界の話でもないけど。
「けど、頭が冴えてきたら、そういえば魔界に来てたってことと、昨日はいつの間にか寝ちゃったことを思い出したんだ。そこまではよかったんだけど、その後がひどいんだよー!」
お、ここからが本題だな。
「急に扉が開いたかと思うと、ハヤテちゃんが、ユズ~、大変だよ~! なんて言いながら飛び込んできたの。それで、何を言い出すかと思ったら、ハクトが悪い魔族に連れていかれちゃった~、なんて言うんだよ!」
朝になってから、ユズがこの城で寝ているからいたずらに使えそうだ、って気づいて、いたずらを実行したんだろうな。
かなり設定が雑な気がするし。
「何か変だなーって思って、他の魔皇はどうしてるの? とか、ハクトって転移の魔道具を持ってたし、もう逃げてるんじゃないの? とか質問してたら、ハヤテちゃんの返事が段々と怪しくなってきたんだ」
それで、ユズはハヤテのいたずらに気づいて、ハヤテに文句を言った、って感じかな? と思ったら、
「それで、これはハヤテちゃんのいたずらだ、ってわかっちゃったんだ。……全くもう! どうせいたずらを仕掛けるなら、ちゃんと考えてからやってほしいよねー」
「う~ん、そうだね~。ユズの言う通りだよ~。今回は反省点しかないし、次は頑張るよ~!」
ユズが怒るとこ、そっちなんだ。
ハヤテもなんか反省してるし、次頑張るって言ってるし、謎のやりとりだ。
そんな感じで二人で騒いでいると、リューナがいつの間にか朝食を並べ終わっていた。
それを見た二人は、
「あ、ご飯の準備ができたよ。リューナさん、今日もありがとー!」
「ありがとね~」
と言い、すぐに食事に取り掛かっていた。
……うん、俺も食べるか。
あ、今日の食事も朝からおいしかったです。
ごちそうさまでした!
◇
ということで、今日登る予定である山の麓まで、転移で来た。
近くで見ると、思ったよりも頂上まで距離がありそうだな。
これは、休憩しながら登った方が良さそうだな。
休憩に関しては、リューナがテントとかを用意してくれているのかな?
なんて思っていたんだけど……。
「ふー、疲れたー! ハヤテちゃん、今どの位登ったの?」
「え? ……う~ん。全然気にしないで登ってたよ~。今はお城だし、戻ったら空を飛んで確認してみるね~」
ということで、転移で魔皇の城に戻り休憩をとっていた。
転移って、便利だよね。
そして、転移休憩のおかげもあってか、俺もユズもバテることなく、頂上まで登り切ることができた。
「ついたー! 自分の足でここまで登ったっていうのは、すごい達成感があるよー!」
「思ってたよりも大変だったね~。やっぱり、元々の山から変えて正解だったよ~」
「でしょー! 私たちにはこれくらいが丁度いいよー。ねっ、ハクト!」
「ああ、そうだな。俺たちは初心者だし、ハヤテたちと違って、普通の人間だしな。それと、リューナも、細かいサポートありがとうな。冷たい飲み物とかぬれタオルとか、そういったものがあったから道中も快適だったし」
……普通の人間と言った辺りで、ハヤテから、え~、なんて聞こえたけど、聞こえなかったことにしよう。
「いえいえ。それに、私も皆さんと山登りができて、楽しかったです」
「そっか。それならよかったよ」
休憩も兼ねて頂上からの景色を堪能した後は、昼食を取ることにした。
「それで、今日のお昼はなにー? ……まさか、この絶景を無視してお城で食べる、なんてことはないよねー?」
「ふっふっふ~。そんなもったいないことはしないよ~。というわけで、じゃ~ん!」
そう言うと、ハヤテは収納魔法でバスケットを取り出した。
「ちゃんと用意してあるよ~! しかも、なんと! 今回のお弁当はボクが作ったんだよ~!」
「本当!? ハヤテちゃん、昨日も料理を作ってたし、どうしちゃったの?」
「ふふ~ん。今回は、いつものボクとは違うんだよ~。今だけはハヤテ上魔皇、とでも呼んでもらおうかな~」
「それなら、この旅行が終わったらハヤテちゃんは退位しちゃう、ってこと? 大変だ!」
「え? ……そういうことじゃないよ~! む~、ボクのご飯あげないよ~」
「あははっ、ごめんごめん! ハヤテちゃんがせっかく作ったご飯だし、食べたいよー」
と、そんなやりとりをしつつ、お昼をいただいた。
サンドイッチにおにぎり、唐揚げ、玉子焼き、サラダなどなど、ピクニックでは定番な料理がたくさんだった。
それと、肉巻きおにぎりなんてのもあって、これ本当に全部ハヤテちゃんが作ったの? 本当にー? なんて、ユズにジト目で見られていた。
それに対して、ハヤテはボソッと、たまたまいたヒカリに手伝ってもらった、ボクがメインで作ったのは唐揚げと肉巻きおにぎりだけだよ~、なんて白状していた。
ハンバーグといい、お肉系を作るのが好きなんだな。
……というか、それ以外はヒカリが作ったって言ってたけど、ハヤテよりもヒカリの方が、色々な意味で上魔皇って肩書に相応しいな。
◇
「おいしかった~! ヒカリさんの料理もおいしかったけど、ハヤテちゃんが作った唐揚げも、このお肉を巻いたおにぎりも、どっちもおいしかったよー」
「ふっふっふ~! そうでしょ! これも、ボクが色々と研究して編み出した味なんだよ~。どっちもリューナのお墨付きなんだからね~」
「そうですね。どちらも、とてもおいしかったです。流石はハヤテさんですね」
「確かに、どっちもとってもおいしかった。……唐揚げは結構好きで色々な所で食べるんだけど、この唐揚げが一番おいしかったかも」
「本当!? それなら、ボクの唐揚げは異世界の人たちでも敵わない、ってことだね! わ~い!」
……流石に、それは言い過ぎだと思うけど。
そして、食事の片付けが終わり、
「それじゃ、少し休憩したら下山しよっか~。楽しかったし、また登山したいね~」
と、ハヤテがすごく楽しかったーという感じの笑顔で言った。
「そうだね! ……けど、また同じくらいの高さの山でお願いね! それで、山を下りたら妖精さんの所に顔を出すの? まだ。遊ぶ時間はあるかな?」
「登りの時間を考えますと、下山した頃には日が沈む時間ですね」
「う~ん。じゃあ、帰りは転移で帰ろっか! もう登山は楽しんだし」
「そうだね! 早く妖精さんたちに会いたいし!」
……まあ、いいんだけどさ。
今日は登山をする日だったな。
ちなみに、魔皇の城にある俺の部屋には、いつのまにかリューナがベッドを設置してくれていた。
……物置とか休憩部屋のつもりで、ここに泊まるつもりはなかったんだけどなぁ。
転移の魔道具もあるし、魔皇たちの別荘に泊まってる感じがして、落ち付いて寝れる気がしなかったからだ。
まあ、そう思いつつも、普通に熟睡してしまったわけだけど。
……リューナが設置してくれたベッドの寝心地が、すごくよかったからだろうな、うん。
リューナに濡れ衣を着せつつ部屋を出ると、部屋の前にはそのリューナが立っていた。
……あ、えっと、ごめんなさい。
◇
俺の様子を見て、頭に疑問符を浮かべたような表情をしたリューナだったが、気にしない事にしたらしく、朝食ができました、といつもの食事場に案内してくれた。
そして、部屋に入ると、既にハヤテとユズが座っていた。
「あっ! ハクトがやっと来たー。ちょっと聞いてよー。朝からハヤテちゃんがひどいんだよー!」
……朝からハヤテが絶好調だったんだな。
本当の意味でもここはハヤテの城だし、何か仕掛けたんだろうな。
「まあまあ。それで、何があったんだ?」
とりあえず、ユズに何があったかを聞いてみた。
「えっとね。まず私が目が覚めると、自分の部屋じゃない、知らない天井でびっくりしたんだー」
あ、俺の、知らない天井が取られた。
……いや、そもそも俺のじゃないし、元ネタは異世界の話でもないけど。
「けど、頭が冴えてきたら、そういえば魔界に来てたってことと、昨日はいつの間にか寝ちゃったことを思い出したんだ。そこまではよかったんだけど、その後がひどいんだよー!」
お、ここからが本題だな。
「急に扉が開いたかと思うと、ハヤテちゃんが、ユズ~、大変だよ~! なんて言いながら飛び込んできたの。それで、何を言い出すかと思ったら、ハクトが悪い魔族に連れていかれちゃった~、なんて言うんだよ!」
朝になってから、ユズがこの城で寝ているからいたずらに使えそうだ、って気づいて、いたずらを実行したんだろうな。
かなり設定が雑な気がするし。
「何か変だなーって思って、他の魔皇はどうしてるの? とか、ハクトって転移の魔道具を持ってたし、もう逃げてるんじゃないの? とか質問してたら、ハヤテちゃんの返事が段々と怪しくなってきたんだ」
それで、ユズはハヤテのいたずらに気づいて、ハヤテに文句を言った、って感じかな? と思ったら、
「それで、これはハヤテちゃんのいたずらだ、ってわかっちゃったんだ。……全くもう! どうせいたずらを仕掛けるなら、ちゃんと考えてからやってほしいよねー」
「う~ん、そうだね~。ユズの言う通りだよ~。今回は反省点しかないし、次は頑張るよ~!」
ユズが怒るとこ、そっちなんだ。
ハヤテもなんか反省してるし、次頑張るって言ってるし、謎のやりとりだ。
そんな感じで二人で騒いでいると、リューナがいつの間にか朝食を並べ終わっていた。
それを見た二人は、
「あ、ご飯の準備ができたよ。リューナさん、今日もありがとー!」
「ありがとね~」
と言い、すぐに食事に取り掛かっていた。
……うん、俺も食べるか。
あ、今日の食事も朝からおいしかったです。
ごちそうさまでした!
◇
ということで、今日登る予定である山の麓まで、転移で来た。
近くで見ると、思ったよりも頂上まで距離がありそうだな。
これは、休憩しながら登った方が良さそうだな。
休憩に関しては、リューナがテントとかを用意してくれているのかな?
なんて思っていたんだけど……。
「ふー、疲れたー! ハヤテちゃん、今どの位登ったの?」
「え? ……う~ん。全然気にしないで登ってたよ~。今はお城だし、戻ったら空を飛んで確認してみるね~」
ということで、転移で魔皇の城に戻り休憩をとっていた。
転移って、便利だよね。
そして、転移休憩のおかげもあってか、俺もユズもバテることなく、頂上まで登り切ることができた。
「ついたー! 自分の足でここまで登ったっていうのは、すごい達成感があるよー!」
「思ってたよりも大変だったね~。やっぱり、元々の山から変えて正解だったよ~」
「でしょー! 私たちにはこれくらいが丁度いいよー。ねっ、ハクト!」
「ああ、そうだな。俺たちは初心者だし、ハヤテたちと違って、普通の人間だしな。それと、リューナも、細かいサポートありがとうな。冷たい飲み物とかぬれタオルとか、そういったものがあったから道中も快適だったし」
……普通の人間と言った辺りで、ハヤテから、え~、なんて聞こえたけど、聞こえなかったことにしよう。
「いえいえ。それに、私も皆さんと山登りができて、楽しかったです」
「そっか。それならよかったよ」
休憩も兼ねて頂上からの景色を堪能した後は、昼食を取ることにした。
「それで、今日のお昼はなにー? ……まさか、この絶景を無視してお城で食べる、なんてことはないよねー?」
「ふっふっふ~。そんなもったいないことはしないよ~。というわけで、じゃ~ん!」
そう言うと、ハヤテは収納魔法でバスケットを取り出した。
「ちゃんと用意してあるよ~! しかも、なんと! 今回のお弁当はボクが作ったんだよ~!」
「本当!? ハヤテちゃん、昨日も料理を作ってたし、どうしちゃったの?」
「ふふ~ん。今回は、いつものボクとは違うんだよ~。今だけはハヤテ上魔皇、とでも呼んでもらおうかな~」
「それなら、この旅行が終わったらハヤテちゃんは退位しちゃう、ってこと? 大変だ!」
「え? ……そういうことじゃないよ~! む~、ボクのご飯あげないよ~」
「あははっ、ごめんごめん! ハヤテちゃんがせっかく作ったご飯だし、食べたいよー」
と、そんなやりとりをしつつ、お昼をいただいた。
サンドイッチにおにぎり、唐揚げ、玉子焼き、サラダなどなど、ピクニックでは定番な料理がたくさんだった。
それと、肉巻きおにぎりなんてのもあって、これ本当に全部ハヤテちゃんが作ったの? 本当にー? なんて、ユズにジト目で見られていた。
それに対して、ハヤテはボソッと、たまたまいたヒカリに手伝ってもらった、ボクがメインで作ったのは唐揚げと肉巻きおにぎりだけだよ~、なんて白状していた。
ハンバーグといい、お肉系を作るのが好きなんだな。
……というか、それ以外はヒカリが作ったって言ってたけど、ハヤテよりもヒカリの方が、色々な意味で上魔皇って肩書に相応しいな。
◇
「おいしかった~! ヒカリさんの料理もおいしかったけど、ハヤテちゃんが作った唐揚げも、このお肉を巻いたおにぎりも、どっちもおいしかったよー」
「ふっふっふ~! そうでしょ! これも、ボクが色々と研究して編み出した味なんだよ~。どっちもリューナのお墨付きなんだからね~」
「そうですね。どちらも、とてもおいしかったです。流石はハヤテさんですね」
「確かに、どっちもとってもおいしかった。……唐揚げは結構好きで色々な所で食べるんだけど、この唐揚げが一番おいしかったかも」
「本当!? それなら、ボクの唐揚げは異世界の人たちでも敵わない、ってことだね! わ~い!」
……流石に、それは言い過ぎだと思うけど。
そして、食事の片付けが終わり、
「それじゃ、少し休憩したら下山しよっか~。楽しかったし、また登山したいね~」
と、ハヤテがすごく楽しかったーという感じの笑顔で言った。
「そうだね! ……けど、また同じくらいの高さの山でお願いね! それで、山を下りたら妖精さんの所に顔を出すの? まだ。遊ぶ時間はあるかな?」
「登りの時間を考えますと、下山した頃には日が沈む時間ですね」
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「そうだね! 早く妖精さんたちに会いたいし!」
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