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『頑張ったね会』
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☆☆図書館
◎◎病院での、紙芝居を無事に終えた、拓眞。マミ。愛朱実。朔弥。
チーム 咲岡朔眞《さきおかさくま》 のメンバーは、拓眞の勤務する☆☆図書館にて『頑張ったね会』にて、 お互いの健闘を讃《たた》え合っていた。
今のご時世。店に行くのは、ためらわれるし。
広い空間で、集まれる場所を考えた時。浮かんだのが☆☆図書館で。
お互いに、コンビニで買った好きなジュースと、お菓子を持ち寄って。
マミは、職場から休みをもらっているし。明日の水曜日は定休日だから、良いけれど。
愛朱実と、朔弥は。
「若いから大丈夫!」
そう言って、カラカラと笑われてしまうし。
(うん。そうよね 。愛朱実はバイタリティに溢れてるから。私と違って超ポジティブ人間だから、大丈夫でしょうけど。中庭さんも、愛朱実と 同じタイプみたいだし)
(ここ何回か会った印象でしかないけど)
(問題は、拓眞さんよ)
いくら、図書館の責任者だからって。
( 休日を、自由に移動させてる印象があるんだけど……大丈夫なのかしら?)
心配性で、細かいことが気になっちゃって。ちょっとネガティブ思考なマミは、心配でたまらないのだ。
「俺の子供の頃からの夢は『としょかんのおにいさん』になる事だったの。祖父と父から受け継いだ図書館だからね。少し、融通……効くんだ……明日は定休日だし、大丈夫だよ」
そう、言って笑った拓眞。
けど、その笑顔が『大丈夫』の笑顔には見えなくて……
マミは、その説明に納得しなきゃ。って、思いつつ。かえって不安が増してしまったのを感じていた。
「俺『人が使う事で、助かるモノを考えたい』そう思って今の会社に入ったのに。いつのまにか『人がビックリするモノ』を考えるようになってた。子供たちの純粋がさ。間違いに気が付かせてくれたんだ」
不意に、そう呟いた朔弥に……
「子供たちを助けていたわ。中庭くんは、『ビックリするモノ』を考えつつ。根本的には『助けが必要な人のためのモノ』を考えてたって事じゃない?」
愛朱実が、真っ直ぐな答えを返したのだった。
◎◎病院での、紙芝居を無事に終えた、拓眞。マミ。愛朱実。朔弥。
チーム 咲岡朔眞《さきおかさくま》 のメンバーは、拓眞の勤務する☆☆図書館にて『頑張ったね会』にて、 お互いの健闘を讃《たた》え合っていた。
今のご時世。店に行くのは、ためらわれるし。
広い空間で、集まれる場所を考えた時。浮かんだのが☆☆図書館で。
お互いに、コンビニで買った好きなジュースと、お菓子を持ち寄って。
マミは、職場から休みをもらっているし。明日の水曜日は定休日だから、良いけれど。
愛朱実と、朔弥は。
「若いから大丈夫!」
そう言って、カラカラと笑われてしまうし。
(うん。そうよね 。愛朱実はバイタリティに溢れてるから。私と違って超ポジティブ人間だから、大丈夫でしょうけど。中庭さんも、愛朱実と 同じタイプみたいだし)
(ここ何回か会った印象でしかないけど)
(問題は、拓眞さんよ)
いくら、図書館の責任者だからって。
( 休日を、自由に移動させてる印象があるんだけど……大丈夫なのかしら?)
心配性で、細かいことが気になっちゃって。ちょっとネガティブ思考なマミは、心配でたまらないのだ。
「俺の子供の頃からの夢は『としょかんのおにいさん』になる事だったの。祖父と父から受け継いだ図書館だからね。少し、融通……効くんだ……明日は定休日だし、大丈夫だよ」
そう、言って笑った拓眞。
けど、その笑顔が『大丈夫』の笑顔には見えなくて……
マミは、その説明に納得しなきゃ。って、思いつつ。かえって不安が増してしまったのを感じていた。
「俺『人が使う事で、助かるモノを考えたい』そう思って今の会社に入ったのに。いつのまにか『人がビックリするモノ』を考えるようになってた。子供たちの純粋がさ。間違いに気が付かせてくれたんだ」
不意に、そう呟いた朔弥に……
「子供たちを助けていたわ。中庭くんは、『ビックリするモノ』を考えつつ。根本的には『助けが必要な人のためのモノ』を考えてたって事じゃない?」
愛朱実が、真っ直ぐな答えを返したのだった。
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