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それぞれの幸せな時間
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「ああっ、あんっ、あ、もっと激しくぅ!」
「クミン!クミンっ!」
クローヴが侍女とおでかけしている間に、昼間から燃え上がる。
幼いクローヴは、母を求めて、深夜に夫婦の寝室に来てしまう。
親子川の字で寝るのもいいけど、足りない。
真っ昼間から抱かれて、久しぶりに満足したクミンは、汗ばんだ肌で、ぴったりとアッサムにくっついた。
「早く二人目、ほしいなあ♡」
「今度は逆子にならないように気をつけましょう。早めに入院しましょうね♡」
しっとりした肌を堪能し、口づけを交わして。
ずっと裸で抱き合っていたいけど、クローヴが帰ってくるまでに身支度しなきゃ。
アニスとソルトの居住区には、商人が呼ばれている。
先日、やっと心音が聞けて、まだ安定期ではないものの、とりあえず自然流産の危険はなくなった。
「アニスったら、もう。こんなにたくさん呼んじゃって。」
「何を言うんだ、ソルト。ソルトに似合うマタニティウェアやひざ掛けを新調しないと。それから、赤ちゃんの産着やおくるみ!オムツも。いくらあっても足りないし、産着は作るのに時間がかかるんだから。」
「そうなのかあ。」
「そうですよ、お披露目のときなど、ふんだんにレースやフリル、刺繍を拵えますからね。」
「あ、もしかして。僕、刺繍して作らないとか。」
「ソルト。もうひとりのソルトも刺繍は苦手みたいだよ。結局、カモミールも注文したみたい。別にいいんだよ。全部自分で作らなくても。何か少し、よだれかけでもつくればいいと思う。それに、意外と赤ちゃんの服は難しいからね。」
手袋や靴下などは、うっかり失敗すると、赤ちゃんの指を痛めてしまうから、苦手なら手を出さない方がいいみたい。
お金はあるし、外注すれば市井が潤うからいいのだと言われた。
アニスはすごい愛妻家だけど、子煩悩にもなりそう。
「もしもし、ぱぱでちゅよ~♡男の子かなあ、女の子かなあ。男の子ならパパが剣を教えてやるぞ~。女の子は甘やかしちゃうぞ♡」
カモミール団長宅では、大きくなったソルトのおなかに耳をあてたカモミールが、デレデレしていた。
「旦那様、甘やかしは困ります。」
執事が後ろで呆れている。
男でも女でも、立派に育ててくれないと。
「そうだよ、変な子に育てたくないよ。それに、男の子がお嫁に行くかもしれないし、女の子が剣の才能があって、後を継ぐかもしれないんだから。産まれてから、子供の意向をちゃんと聞いてね?」
「分かったよ、ソルト。ああ、ソルトは素晴らしい。賢くて美しく、俺を導いてくれる。幸せだ!」
「もうだいぶ、お腹、大きくなったな。」
愛妻のミリーは、今は完全に医師の仕事をお休みし、医学書を読む程度になっている。
温かい窓辺で、揺り椅子に座って子どものためにする刺繍は細かくて、手術もする医師だから手先も器用なのだろう。
教師でお金をため、ナス課長が選んだ治安のいい場所に海里が引っ越したので、今は使用人をのぞくと、二人になった。
同じ頃に産み月になる海里には、引っ越し祝に、赤ちゃん用のものを作るための洋裁セットと布と糸をあげた。
海里も上手そうだから、ちくちく作り置きしていることだろう。
「俺、幸せです。」
ミリーはブラックに微笑んだ。
海里もナス課長とうまくいくかも?とソルトたちが言っていた。
海里も幸せになってほしい。
「クミン!クミンっ!」
クローヴが侍女とおでかけしている間に、昼間から燃え上がる。
幼いクローヴは、母を求めて、深夜に夫婦の寝室に来てしまう。
親子川の字で寝るのもいいけど、足りない。
真っ昼間から抱かれて、久しぶりに満足したクミンは、汗ばんだ肌で、ぴったりとアッサムにくっついた。
「早く二人目、ほしいなあ♡」
「今度は逆子にならないように気をつけましょう。早めに入院しましょうね♡」
しっとりした肌を堪能し、口づけを交わして。
ずっと裸で抱き合っていたいけど、クローヴが帰ってくるまでに身支度しなきゃ。
アニスとソルトの居住区には、商人が呼ばれている。
先日、やっと心音が聞けて、まだ安定期ではないものの、とりあえず自然流産の危険はなくなった。
「アニスったら、もう。こんなにたくさん呼んじゃって。」
「何を言うんだ、ソルト。ソルトに似合うマタニティウェアやひざ掛けを新調しないと。それから、赤ちゃんの産着やおくるみ!オムツも。いくらあっても足りないし、産着は作るのに時間がかかるんだから。」
「そうなのかあ。」
「そうですよ、お披露目のときなど、ふんだんにレースやフリル、刺繍を拵えますからね。」
「あ、もしかして。僕、刺繍して作らないとか。」
「ソルト。もうひとりのソルトも刺繍は苦手みたいだよ。結局、カモミールも注文したみたい。別にいいんだよ。全部自分で作らなくても。何か少し、よだれかけでもつくればいいと思う。それに、意外と赤ちゃんの服は難しいからね。」
手袋や靴下などは、うっかり失敗すると、赤ちゃんの指を痛めてしまうから、苦手なら手を出さない方がいいみたい。
お金はあるし、外注すれば市井が潤うからいいのだと言われた。
アニスはすごい愛妻家だけど、子煩悩にもなりそう。
「もしもし、ぱぱでちゅよ~♡男の子かなあ、女の子かなあ。男の子ならパパが剣を教えてやるぞ~。女の子は甘やかしちゃうぞ♡」
カモミール団長宅では、大きくなったソルトのおなかに耳をあてたカモミールが、デレデレしていた。
「旦那様、甘やかしは困ります。」
執事が後ろで呆れている。
男でも女でも、立派に育ててくれないと。
「そうだよ、変な子に育てたくないよ。それに、男の子がお嫁に行くかもしれないし、女の子が剣の才能があって、後を継ぐかもしれないんだから。産まれてから、子供の意向をちゃんと聞いてね?」
「分かったよ、ソルト。ああ、ソルトは素晴らしい。賢くて美しく、俺を導いてくれる。幸せだ!」
「もうだいぶ、お腹、大きくなったな。」
愛妻のミリーは、今は完全に医師の仕事をお休みし、医学書を読む程度になっている。
温かい窓辺で、揺り椅子に座って子どものためにする刺繍は細かくて、手術もする医師だから手先も器用なのだろう。
教師でお金をため、ナス課長が選んだ治安のいい場所に海里が引っ越したので、今は使用人をのぞくと、二人になった。
同じ頃に産み月になる海里には、引っ越し祝に、赤ちゃん用のものを作るための洋裁セットと布と糸をあげた。
海里も上手そうだから、ちくちく作り置きしていることだろう。
「俺、幸せです。」
ミリーはブラックに微笑んだ。
海里もナス課長とうまくいくかも?とソルトたちが言っていた。
海里も幸せになってほしい。
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