殿堂入りした愛なのに

たっぷりチョコ

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信じられない

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『見ろよ、あいつまたひとりでしゃがんでなんかしてる』
『アリ見てんだぜ。この前なんか電線にとまってるカラス見てた』
『変な奴』
『休み時間はいっつも動物図鑑見てんだぜ』
『うわー。暗っ』
 
 ゲラゲラと笑うクラスメイト。
 小学生の頃はこんなのいつものことだった。
 サッカーをして楽しそうなクラスメイトの男子を横目に、おれはいつも自分が興味のあるものばかりに目を向けていた。
 友達と遊ぶのは嫌いじゃないけど、それよりも好きなことをしてるほうが楽しかった。
 
 おれの両親はふたりそろって医者だ。
 母さんは市内で開業医。父さんは家の代からやっている大病院に勤めている。
 歳の離れた姉さんも医者を目指していつも勉強ばかりしていた。
 おれも将来は医者だとばかりに幼稚園の頃から塾に通わされていた。
 小学校は市内だったけど、中学校は受験するように言われていたし、おれもそれに抵抗は全然なかった。
 勉強は嫌いじゃなかったし、医者という職業も両親の背中を見てきたせいか、憧れはあった。
 でもなによりもおれの興味は同じ生き物でも動物にあった。
 クラスメイトに指をさされても、ひとりでいることに変だと言われても全然気にならなかったのは動物という好奇心があったからだ。
 おれに動物の存在を教えてくれたのは母さんの父親、おれのおじいちゃん。
 世界を飛び回るちょっと変わり者でワイルドな獣医師兼学者だ。
 会うたびに動物や虫、生物のことを教えてくれたし、いろんなところにも連れて行ってくれた。
 おれもおじいちゃんみたいに獣医師になってたくさんの動物に出会いたい。
 おれの目標はすでに決まっていて、そのために勉強を頑張ってきた。
 S学園にしたのも理系に強くて、一貫校で勉強に集中できるように全寮でいろんなめんで充実しているからだ。
 まさか三春くんと出会うなんてあの頃のおれは一ミリも想像していなかった。

『なぁ、それ面白い? いっしょにバスケやんない?』
 
 クラスでひとり浮いていたおれに、なんの迷いもなく三春くんは声をかけてくれた。
 断っても、
『じゃあさ、その虫の観察終わったら遊ばない?』
『あ、そいつ知ってる。三歩あるいたら忘れるんだろ』
 あたりまえのように笑いかけてくれるし、生物の話をしても呆れず聞いてくれた。
 
 いつの間にか三春くんに心を開いたおれはS学園に合格してもおもいっきり喜べなくなっていた。
 三春くんは市内の中学に行く。全寮の私立中学に行くおれとは友達でもこのまま会えなくなる。
 そんなの嫌だ。そう思って勇気を振り絞って卒業間近のある日、三春くんに言った。
『ライン?』
『三春くん、スマホ買ってもらったって言ってたよね? ぼくも持ってるんだ。だからライン交換しない?』
『そんなの別にいーじゃん。どうせすぐ会えるんだし』
『え、でも、遊ぶ約束とか。勉強でわからないところがあったらラインで教えることできるよ!』
『勉強? 文字じゃわかりにくいって。それよりバスケで対戦しようってあいつらが誘ってきた! やろうぜ!』
 
 勉強よりスポーツ大好きの三春くんを勉強で釣ったおれが悪かった。
 一世一代の勇気は撃沈。そのあとも何度かライン交換をしようと試みたけどタイミングがつかめずそのまま卒業。
 三春くんに会えなくなった。

 S学園に入学して慣れない寮生活や勉強、人付き合いに辛くてホームシックになったこともあった。
 そんな時、おれの心の支えになったのは三春くんとのたわいない思い出だった。
 そして気づいてしまった。
 中学に上がっても三春くんと連絡を取りたいと思ったのは、会えなくなるのが寂しいと思ったのは、友達と思える初めての友達が三春くんだった。からじゃない。

 おれは三春くんが好きなんだ。

 そう思ったらいてもたってもいられなくて、とにかく三春くんに会いたくなって家に帰れる夏休みはとにかく三春くんが行きそうなお店や公園に何度も足をはこんだ。
 三春くんが通う中学にも行ったこともあった。(門の前をウロウロして不審がられた)
 家の前まで行ったこともあった。でもさすがに我に返って猛ダッシュで逃げた。
 実家に帰れる日はそんなことを何度もやって三春くんと偶然会えることをずっと期待してきたけど、一度も会えず。
 仲良くなかった元同級生にも声をかけたりして。小学校の時の友達の集まりがあることを教えてもらい、勇気をだして行ったけど、なぜかその日はたまたま三春くんが不参加だったらしく、会えなかった。
 
 神様のいたずらを何度も受けまくったオレはいつの日か悟りを開いた。
 
 三春くんとは来世できっと会える。

 そうやって自分に言い聞かせ、三春くんを一生の心の支えとして(永遠の初恋)、おれの中の殿堂入りにしたのだ。




 そんな三春くんがS学園にいる!!!!(うわわぁぁー)



 南校舎。高等部1ーA。
 おれは今、息をひそめている。
「なにやってんの?」
 窓際にある自分の机を盾にして身体を丸めているところを有吉に見つかった。
「しっ。おれはいないから」
「は?」
 半目の変顔をしてふざげる有吉。思わずぶっと吹き出す。(隠れてるのにバレる!)
「あれー、なんだ鈴村いるじゃん。今、いないって言っちゃったじゃん」
 高橋がちょっと困った顔をしながらこっちに来る。
 おれの席に座った有吉が、
「これ鈴村じゃないから。鈴村は今、いないから」
「はぁ~?」
 困惑する高橋。まだ机の横で隠れてるおれを上から見下ろしながら、
「それより鈴村、特待生に呼ばれてたけど、なんかしたん? もしかして知り合いとか」
「え、マジ? オレも初耳」
「わぁぁ、それ聞かないで。ていうか、今来たの、やっぱり特待生だった?」
 思わず両手で顔を隠す。
「あぁ。特待生の三春が、このクラスに鈴村っているだろって。呼んでほしいって言うからさっき声かけたのに。なんでいないふりしてんだ?」
「なんかやらかした?」
 高橋と有吉が好奇心の眼差しを一心に向けてくる。
「うっ。べつになにもしてないから。きっとべつの鈴村だよ。おれじゃない」
「人違いか。元中等部で鈴村はおまえひとりだしな。追加生か?」
 ふむ。と考え込む顔をして高橋が離れて行った。

 ホッとするもつかの間、有吉が机に頬杖をしながら追及してきた。
「追加生でも鈴村って苗字はいない。真相はどうなんだよ。オレには教えてくれてもよくね?」
「・・・有吉」
 身を隠すのをやめて床に座り込む。
 今ではすっかり有吉はおれの親友だ。その有吉にそう言われたら嘘をつくのも心苦しい。でも・・・。
「なんで特待生がおれのところに来たんだろう。なんでAクラスだってわかったんだろう」
「そこ? 学年名簿見れば一発じゃん。あと、まだあると思うけど、正門前にクラス分け表の看板が設置してある」
「そうだった!!」
 わーっとまた顔を両手で隠す。
「入学式終わってからなんか態度が挙動不審だけどなんかあった?」
 さすがに有吉が真顔で引いてる。
「特待生の三春豪・・・くん、小学校の時の同級生にそっくりなんだ。名前も同姓同名で」
 しどろもどろに言うおれに有吉がズバッと、
「いやそれ、本人じゃん。じゃーさっきこのクラスに来たのって、見知った名前見つけて会いに来たんじゃね?」
「え、えええええー!! み、みみみ三春くんがっ!! おれに??!!」
「なんでそんなにテンパってるんだよ。顔赤いし」
「だ、だって、三春くんが同じ学校に入学してくるなんて全然信じられなくてっ」
 興奮しすぎて耳まで熱くなってきた。
「・・・。その反応、ただの元同級生じゃないな?」
 ピーンッときた有吉の口元がニヤッとした。
 思わずギクッとわかりやすい反応をしたおれを見て、有吉はちょっと驚いた。
「鈴村でも好きな奴いるんだな。そうゆうの興味ないと思ってた」
「なんで?」
「今まで話になかったし、興味なさげだったし。は? なんで好きな奴が来たのに隠れてんの?」
「・・・だって、びっくりして。それに面影が・・・」
「そんなに変わってる?」
「・・・三春くん、小学校の頃、髪染めてたから」
「マジで?」
「親が染める残りでついでに染めてもらってるって言ってた。だから、黒髪なことにびっくり。オレンジ色の茶髪だったから」
「特待生の新事実発覚じゃん」
「有吉」
「言わないって」

 実はさっきもうちのクラスに来た三春くんをこっそり見てたけど、まだ信じられない。同姓同名の別人じゃないかって思う。
 イケメンすぎる。
 また来たらどうしよう。
 と、残りの1日をドキドキしながら過ごしたけど来なかった。


 
「鈴村ー。また特待生来たぞ。いいのか、会わなくて」
 カーテンの裏に隠れてるおれを見つけて話しかけてくる高橋。
 チラッとカーテンの隙間から顔を覗かせ、
「うん・・・人違いだと思う」
「いやいや、それもう通じないから」
 苦笑いを浮かべる高橋。
「嫌なら次来た時断るか?」
「えっ。それはさすがに特待生に悪いよ。大丈夫、人違いだって向こうが気づくと思う」
「だからーそれはもう通じないって。次来たら会ってやれよ」
「あーうん」
「人違いならなおさら会った方が早いって」
「そう、だね」
 じゃ、と高橋が村田のいる席へと戻って行った。

 ど、どうしよう!
 今日も三春くんが来た!
 う、うおぉぉぉ。

 2時間目が終わったあと三春くんがふらっとうちのクラスに来てびっくりして慌ててカーテンの裏に隠れてしまった。
 三春くんがおれに、おれに会いに・・・っっ。
 どうしよう、また次来たら。え? え? 本当に次来たら会うの? おれが三春くんに? 三春くんと再会?!
 うおぉぉぉ、どうしよう!! 目なんて合わせられないっ。

 興奮のままカーテンにくるまったらグルグル巻きになって出られなくなってしまった。
「だ、誰か~」
 助けを呼ぶと、クラスメイトのひとりがデカい声で、
「おーい、鈴村がカーテンに捕まってんぞー」
「やべ。かわいいか」
「鈴村、マジ癒し」
「つーか、かわいい」
 冷やかすばかりで誰も助けてくれない。笑ってる奴いるし。
 そのうち「有吉呼べ。有吉」という声が聞こえてきてその数分後に有吉が来て助けてくれた。
「なにやってんの」
 呆れ顔の有吉がふたり。
「有吉、いつから双子に?」
「なに言ってんの」
 逆回転されてカーテンから解放されたけど目が回る。フラフラなおれを有吉が肩を支えながら席まで連れて行ってくれた。
 机に突っ伏す。
「で? なんでカーテンに捕まってたんだよ」
「・・・三春くんがまた来た」
「へーよかったじゃん」
「また来たらどうしよう」
「会えばいいじゃん」
「しんどいしんどい」
「耳真っ赤じゃん」
 ニヤニヤしながら有吉がからかう。

 でも昨日と同じでそのあとは1度も三春くんは来なかった。
 ホッとしてがっかりした。
 次の日、3時間目が終わったあと来たけど、おれはまた居留守を使って逃げた。
 三春くんはめげずに毎日来てくれた。
 1週間続いて、給食が始まった2週目は昼休みに必ず三春くんが来るようになった。
 そしておれは隠れるのがうまくなったし、クラスメイトがやたら一致団結しておれを隠してくれるようになった。(楽しんでるだけ)
 

「俺、昨日鈴村は自分だって名乗ってみた!」
「マジかよ」
「虫けら見る目で見られた」
「うける」
 ゲラゲラとクラスメイトが笑うのを見てから有吉がこっちを向いた。
「特待生からかって楽しんでるな。ダサッ。優越感てやつ?」
「まさか毎日来てくれるとは・・・」
 隣の席に座って頬杖をついてる有吉が、
「もう3週間?も来てんじゃん。さすがに会ってやったら? なんか特待生が可哀そうになってきた」
 責めるような目で言われ、おれもさすがに罪悪感が・・・。
「わかってるんだけど、三春くんの姿を見ると反射的に逃げちゃうっていうか・・・。この足がうずくっていうか」
「中二病?」
「・・・ずっと会いたかったけど・・・どんな顔をして会ったらって。幻滅されたらどうしよう」
「・・・マジで特待生のこと好きなんだな」
「うっ」
 マジマジと見つめられ、顔が熱くなってくる。(恥ずかしい)
「でもさー、毎日来てるけど、もしかして友達できてないんじゃね?」
「友達?」
「特待生ってSクラスでしょ。医者になりたい奴ばかりが集まった優等生クラスじゃん。もしかしてクラスで浮いてんのかも。友達できないとか」
「えぇ!」
 考えてもいなかった発想にぎょっとする。
「ぼっちで寂しいから小学校の時の元同級生だった鈴村を頼って会いに来てるんじゃん? だったらなおさら可哀そくない?」
「そ、そうなのかな・・・。うぇーそうだったらおれ、三春くんにひどいことしてることになる?」
「なるなる。次来たらマジで会ってあげなって。下手したらSクラスの奴らにいじめられて鈴村に助けを求めに来てるかもじゃん」
「わ、わかった」
 こくこくと強く頷く。

 そうか、なんでおれ気づかなかったんだろう。
 自分のことばっかりでなんで三春くんが毎日おれに会いに来てるかなんて考えもしなかった。最低だ。 
 三春くんを守らなきゃ。
 正直、Sクラスなんて頭良すぎて勝てる自信ないけど、10人という少人数制だし元中等部の割合が多いはず。おれの3年間の部活で得た人望を活用すればなんとか・・・なんとかする!


 と、息まいたけど、取り越し苦労だった。
「あれ。特待生じゃん」
「うん、三春くんだ」
 理科室へ向かう途中、2階の渡り廊下から黒のジャージを着た三春くんを発見する。
 5人くらいいる男子に囲まれながら楽しそうに笑ってる。
 手すりまで寄って、これから体育で校庭に向かっているんだろう三春くんを見つめながらホッとする。
「よっかたー、いじめにあってなかった」
「めっちゃなじんでんじゃん。あ、あいつ中等部からの奴じゃん。Sクラス、どうやら平和っぽいな」
 手すりに肘を乗せながら有吉が言った。
「三春くん、小学校の時もクラスの人気者で、いつもみんなの輪の中心にいたもん。あーよかったよかった」
「じーちゃん目線か」

 Sクラスの人と戦わなくてよかった。

「じゃーなんで毎日来るんだろうな。3週間もいないって言われたらふつー拒否られてるってわかるだろうって」
「・・・」
「鈴村、特待生に恨まれるようなことしたんじゃね?」
「え! そこ?! 今更そこ?!」
「ぼっちでもいじめでもないって言ったら復讐じゃね? じゃなきゃ毎日しつこく来ないだろ。オレ、3回行っていないって言われたら諦めるし。めげるじゃん」
「そうだね。おれもへこむ」
「頭いい奴ってわっかんねーな」
「有吉だってめちゃくちゃ頭いいよ。中3の期末、学年10以内だったじゃん」
「次元の話」

 次元?
 
「なー。なにか心当たりとかないの?」
「そう言われても。小学校の時は普通に仲良かったし、卒業式の時だって笑って別れたし。中学でも同じクラスだといいなーって」
「それじゃね?」
「どれ?」
「同じ中学行くと思ってそう言ったんだろ。特待生」
「うん。だって最後まで言えなかったし」
「それだよ。私立の学校行くって言ってくれなかったの、恨んでるんじゃね?」
「う、うえ~、そこ?!」
「仲いい奴に嘘つかれてたらオレショックだもん」
「そう言われると・・・。ど、どうしよう」

 まさかの盲点!

「会いたくて家まで行ったこととか、インターホン押してやっぱり怖くて逃げちゃったこととか、三春くんの中学校まで行ってそこの生徒に三春くんのこと聞いたり、会えるかもってコソコソしてたのがバレて怒ってるのかと思った。まさかS学園に行くことを黙ってたことがーー」
 ポンッと急に有吉がおれの肩に手をおいた。
「原因それじゃん!」
 カッと目を開いて大きい声を出すからおれの目が丸くなる。
「世間はそれをストーカーって言うからマジでやめたほうがいい! つーか、通報されなくてよかったな」
「や・・・やっぱりヤバい?」
 うすうす気づいてもうやってないけど、突っ走っていた自分を思い返すとやっぱりヤバかったんだとドン引きする。
 ちゃんと謝った方がいい。と言いながら有吉が歩き出した。
 気づけばチャイムが鳴ってる。
 理科室へ急がなきゃと思いつつ、もう1度三春くんの後ろ姿を見る。
 
 友達に囲まれてる三春くんはやっぱり三春くんだ。小学校の時と変わらない。(髪の色が変わっても)
 あの明るさでおれのことも見つけてくれて、気づけば魅かれてた。
 身長が伸びても顔立ちが男らしくなっても笑顔はあの時の三春くんのままだ。また、見れる日が来るなんて・・・。
 そう思ったら、じーんと胸が熱くなる。そして、キュンキュンする。(好きッ)

 おれはどうだろう。
 おれだって小学生のままじゃない。身長だって三春くんほどじゃないけど伸びたし、声変わりもした。癒し系だなんて言われるけど、顔がいいわけじゃない。
 今の三春くんの目に、おれはどう映るんだろう。
 幼さが取れて、S学園で3年間男子ばっかりのこの学校で過ごしてきたおれは、三春くんにどう映るんだろう。
 あの時と変わらない? それは・・・ないか。
 成長して見える?
 それともやっぱり幻滅される?

 念願の、会いたい気持ちと、不安の会いたくない気持ちが見えない天秤を揺らす。

 穴があくほど三春くんの後頭部を見すぎた。
 有吉に呼ばれ、まだ見ていたい気持ちをぐっとこらえ手すりから一歩引いたところで、振り返った三春くんと目が合った。

 あ。

 目が、合ってしまった。




 
 
 




*あとがき*
 読んでくださりあがりがとうございました!
 いいねをしてくださりとっても励みになります(ぺこり)
 今月はあともう1回更新できるよう頑張ります。

 たっぷりチョコ
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