続・無魔力の令嬢、婚約者に裏切られた瞬間、契約竜が激怒して王宮を吹き飛ばしたんですが……✩✩旅を選んだ娘とその竜の物語

タマ マコト

文字の大きさ
15 / 20

第15話 『“竜の主として”ではなく、“私として”』

しおりを挟む


 山の小さな村は、地図にもろくに載っていないような場所だった。

 石を積んで作った家が十軒ほど。
 段々畑。
 細い水路。
 牛とも山羊ともつかない、のんびりした家畜たち。

 竜狩りとの戦いのあと、一行はしばらくここに滞在することになった。

 アークヴァンの白炎がかすめたせいで、村の外れの林は少し焦げていた。
 けれど、村人たちはそれを責めるどころか、

「竜の主さまが止めてくれなきゃ、村ごと消し炭だった」

 と、むしろ拝まれる勢いだった。

「……いや、あの、その」

 エリーナは、両手をぶんぶん振って否定する。

「竜の主さまとしては、なんとか頑張りましたけど、あわや全焼コースでしたし……」

「謙遜だわぁ」「若いのに大したもんだ」

 村の老婆たちは、勝手に納得して頷く。

 そうやってちやほやされれば、普通なら悪い気はしないはずなのに──胸のどこかに、重たい石がつっかえている。

(“竜の主”って肩書き、一旦はがして休憩、とかできないのかな……)

 心のどこかで、そんな駄々っ子みたいな願いが顔を出す。



 それでも、日常は待ってくれない。

「おねーちゃん!」

「おねーちゃん、あそんで!」

 村の子どもたちは、容赦なくエリーナの袖を引っ張ってきた。

 彼らにとって、「王宮を吹き飛ばした竜の主」は、すでに半分「大きい遊び相手」である。

 エリーナは、最初は戸惑いながらも、次第にその勢いに巻き込まれていった。

「ほら、ちょっとだけね?」

 畑の端っこで、軽い幻影魔法を使って小さな光の竜を飛ばしてみせる。

 指先から零れた白い光が、空の上でちいさなドラゴンの形を取る。

「わぁぁぁぁ!」

「とんだ、とんだ!」

「さわっていい!?」「のれないの!?」

「乗るのはちょっと……」

 小さな手が、光の竜を追いかけて走り回る。

 エリーナは、その様子を見て、少しだけ胸の奥が軽くなるのを感じた。

(こういう使い方のほうが、竜魔法も喜んでる気がするんだよね)

『実際、悪くはない』

 少し離れたところで縮んだ姿のアークヴァンが、枝に腰を下ろして(正確には爪を引っかけて)子どもたちを眺めていた。

 村人たちに丸見えになるのはまずいので、今は馬二頭ぶんくらいのコンパクトモードだ。

『戦場でしか翼を広げぬのは、息が詰まる』

「だよね」

「……でも、アークヴァンも、ちょっとは楽しんでる?」

『主の気分に、引きずられているだけだ』

 素直じゃない。

 それでも、竜の目はどこか柔らかかった。



 そんな平和な時間の中、不意に、爆弾が投下される。

「ねぇねぇ、おねーちゃん」

 ちびっこ二号の女の子が、エリーナのスカートの裾を引っ張った。

「なに?」

「“竜の主さま”って、けっこんできるの?」

「ぶふっ」

 盛大にむせた。

 喉に空気と心臓が同時に詰まった気がした。

「ちょ、ちょちょ、ちょっと待ってね? 今なんて?」

「だから、“竜の主さまって結婚できるの?”」

 子どもは真剣だ。

 エリーナの後ろでは、偶然通りかかったカイが、手に持っていた水桶を危うく落としかけている。

「ぶっ……!」

 耳まで真っ赤。

 あんたもむせるのか!

「なんで、いきなりそんな質問?」

「だって、うちのおばーちゃんがね」

 女の子は首をかしげながら続ける。

「“竜の主さまは竜と生きるから、人とは結婚しないもんだ”って言ってたの」

「……おばーちゃん……?」

 余計な知識をどこから仕入れてくるのか。

「でも、もしけっこんできるならー」

 女の子は、じっとエリーナとカイを見比べる。

「おにーちゃんとするの?」

「ぶはっ!」

 今度はカイが完全に水を吹き出した。

「お、おまっ、子どもって容赦ないな……!」

「だって、いつもいっしょにいるからー」

「……」

 エリーナの顔も、カイの顔も、同時に真っ赤になった。

 そこへ、追い打ちのように声が降ってくる。

『竜の主は、竜と共に生きる』

 アークヴァンだ。

 子どもたちの質問が気になったのか、枝からひょいっと飛び降りる。

「アークヴァン!?」

『何がおかしい』

 竜は、きょとんとした顔をしている(ように見える)。

『事実だろう』

「いや、その、タイミングというものがあってだな……」

「“竜と共に生きる”って、“竜とけっこんする”ってこと?」

 女の子の目がきらきらしてきた。

『違う』

 即答だった。

『主は、竜と契約を結び、寿命を預け合い、魂を繋ぎ、共に飛ぶ』

「それ、“けっこん”って言わない?」

『違う』

 竜は、なぜかむっとした声を出す。

『主と我の関係は、“婚姻”などという人間の制度とは別だ』

「“べつ”なんだって」

 女の子は、よく分かっていない顔で何度も頷いた。

「じゃあ、おねーちゃんは“竜ともいっしょで、おにーちゃんともけっこんする”の?」

「なにそのトリプルコンボみたいな解釈」

 エリーナは、耳まで真っ赤になりながら頭を抱えた。

 カイも、「けっこん」という単語が出るたびに、露骨に肩を跳ねさせている。

「ごめん、誰かこの話題を別方向に誘導してくれませんかね?」

『主』

 アークヴァンが、ふと真面目な声を出した。

『竜の主が“結婚できるかどうか”は、竜の主が決めればよい』

「いや、そんな根源的な話を今この場でするのはやめようね!?」

『主の人生は、主のものだ』

 竜は、本気で言っているようだった。

『竜と共に生きるとしても、“誰と日々を過ごすか”までは、我が決めることではない』

「アークヴァン、それ以上はほんとにマズい」

 カイが、耳まで真っ赤にしながら止めに入る。

 結局その場は、子どもたちを「じゃあかくれんぼでもしよっか」でごまかして散会となったが──

 言葉の澱は、しっかり胸の奥に残った。

(“竜の主として”じゃなくて、“ひとりの人としての将来”)

 遠い話だと思っていた。

 でも、あの無邪気な一言で、現実として目の前にぽん、と置かれた気がした。



 その日の夜。

 村の外れの空き地で、三人は小さな焚き火を囲んでいた。

 空には星が散りばめられ、風は冷たい。
 火の粉が、パチパチと夜空に弾けては消える。

 昼間の騒動で疲れたのか、村は早くに寝静まっていた。

 アークヴァンは、再び小さめの姿で、焚き火から少し離れたところに寝そべっている。

 カイは、火に手をかざしながら、黙ってエリーナの横顔を見ていた。

 彼女は、火の向こう側を見つめている。
 何かを考えている顔。

「……考え事?」

 カイが、火越しに声をかけた。

「ん?」

 エリーナは、ぼんやりした状態から意識を引き戻した。

「あ、ごめん。なんか、ちょっとぼーっとしてた」

「顔に“考えすぎて疲れた”って書いてある」

「そんな露骨に」

 自分の頬をぷにっと指で押さえる。

 ちゃんと柔らかい。
 夢じゃない。

「何考えてたの」

「……いろいろ」

「“竜の主は結婚できるか問題”とか?」

「それは、いろいろの中でもかなり上位だけど、今そこ突かれると死ぬ」

「冗談半分だけど、半分は本気で聞いてみたい気もする」

 カイは、少しだけ目を伏せた。

「……エリーナ、“竜の主としてどう生きるか”って、やっぱり考えてる?」

「うん」

 嘘はつけなかった。

「竜狩りと戦って、古竜王に会って、“世界を選ぶ者”とか言われて。
 なんかもう、“竜の主”って肩書きがとんでもなく重く見えてきて」

 火の向こうで、炎がゆらゆらと揺れる。

「“竜の主として、どう生きるべきか”っていう答えを出さなきゃいけない気がして」

「今すぐ?」

「そう。今すぐ」

 肩が少しすくむ。

「“世界の未来のためにどうするか”とか、
 “竜と人の関係をどう導くべきか”とか、
 “古竜王にどういう結末を見せるか”とか」

「聞いてるだけで胃が痛いね」

「実際わたしの胃は絶賛キリキリ中だよ」

 苦笑しながら、胸を押さえる。

「でも、考えても考えても、答え出ないんだよね」

「うん」

「竜の主として正しい答え、ってなんなのかなって」

 静かな夜の中で、その言葉だけが重く落ちた。



 少しの沈黙のあと、カイが口を開いた。

「一個、聞いてもいい?」

「なに」

「エリーナは、“なんで旅に出たの”?」

「え?」

「王宮を吹き飛ばしたあと」

 カイは、焚き火の明かりの中でエリーナを見る。

「“竜の主としての責任”とか、“世界をどうするか”とか、そういう話の前に。
 エリーナ自身は、どうして旅を選んだの?」

 エリーナは、少し戸惑った顔をした。

 答えが出ないことを考えているときに、「最初の地点」を聞かれると、ちょっと意表を突かれる。

「……王宮にいたくなかったから」

 ぽつり、と言葉が落ちた。

「鎖をかけられそうになって、“あ、ここにいたらわたし、自分じゃなくなるな”って思って」

 王太子の婚約者として、
 竜を王家に縛るための“器”として。

「なんかもう、耐えられなくなっちゃって」

 だから。

「“ここから逃げたい”っていうのが、最初の理由」

「うん」

「でも、逃げるだけだったら、どこかの貴族の屋敷に隠れてるとか、
 アークヴァンと山奥に引きこもるとか、いろいろあったと思うんだよね」

『確かに、山奥に引きこもる案はあった』

 アークヴァンが口を挟む。

『我は今でも悪くないと思っている』

「それはそれで魅力的なんだけど」

 エリーナは苦笑した。

「でも、わたし、それは選ばなかった」

「うん」

「“旅に出る”って選んだ」

 干ばつの村。
 竜骨の森。
 城塞。
 国境。

 いろんな場所に行って、いろんな人に会って、いろんな面倒ごとに巻き込まれた。

「……多分、“世界を見てみたかったんだろうな”って思う」

「世界を?」

「王宮の外の」

 エリーナは、空を見上げる。

「ずっと、ガラス越しにしか見たことなかったから」

 王都の街並み。
 遠くの山。
 空を飛ぶ鳥。

 それら全部が、「王太子の婚約者」という部屋の外にある世界だった。

「だから、旅を選んだのは、“竜の主としての責任”とかじゃなくて、
 “エリーナ・カルヴェルトとしてのわがまま”なんだと思う」

 あのときの自分には、そんなに高尚な動機はなかった。

「“誰かに選ばされた生き方”をし続けるのが嫌だったの」

 婚約も。
 王妃になる道も。
 竜を鎖で繋ぐ役目も。

 それら全部、「誰かに決められた未来」だった。

「だから、せめてここから先は、自分で選びたかった」

 たとえ、その選択が間違っていたとしても。

 誰かのせいじゃなく、自分のせいにしたかった。

「旅を選んだのは、“わたし”なんだよね」

 焚き火の光が、エリーナの横顔に揺れる。

「だから今、“竜の主としてどう生きるか分からなくて苦しい”って思うのも、
 結局、“わたしが選んだ旅の延長線上”なんだよなぁって」

 ちょっと笑いながらも、その笑みはどこか寂しい。

「誰かに選ばされた運命のせいにするのは、簡単なんだけど」

 でも、それをやってしまったら、

「この先の選択も、全部誰かのせいにしちゃいそうで、それは嫌で」

 だからこそ、苦しい。

 自分で選んだ道だからこそ、「責任」が重く見える。

 竜の主として。
 旅人として。
 ひとりの人として。

 全部を、自分で握りしめてしまったから。



 カイは、それを黙って聞いていた。

 焚き火の音だけが、二人の間を埋めている。

 やがて、彼は小さく息をついた。

「エリーナ」

「うん」

「俺、ひとつだけはっきり言えることある」

 焚き火越しに、まっすぐ彼女を見る。

「俺は、“君が選ぶ道の隣にいたい”」

「……」

 胸が、ぎゅっと痛くなった。

 さっきまで、自分の選択の重さをひとりで抱えていた胸に、その言葉がすとんと落ちる。

「“竜の主として正しい道”とか、“世界にとって正しい選択”とか、
 正直、俺にも分からない」

 カイは、苦笑しながら続ける。

「でも、“エリーナが選んだ道の隣にいたいかどうか”って聞かれたら──」

 迷いなく答えが出る。

「いたい」

 短い言葉。

 それなのに、やけに重い。

「干ばつの村に行くって選んだときも。
 竜骨の森に足を踏み入れたときも。
 城塞の鎖を断って飛び出したときも」

 あのときも。
 この前の暴走しかけた戦いのときも。

「“あー、死ぬかも”って思った瞬間は何度もあるけど」

「軽く言わないで」

「でも、そのたびに、“それでも一緒に行きたい”って思ってる自分がいたから。
 多分、それが俺の答えなんだと思う」

 研究者としての合理性とか、
 魔導院の立場とか、
 国の事情とか。

 そんなものよりも先に出てきてしまう、「わがまま」のかたち。

「君がこれから、“竜の主として責任をどう背負うか”を考えるのは、きっと必要なことなんだと思う」

「うん」

「でも、その前に、“君がどこを歩きたいか”を考えてほしい」

 その道が険しくても。
 失敗しそうでも。
 古竜王に笑われそうでも。

「“エリーナが歩きたい道”を、一緒に歩きたい」

 はっきりと、それは告げられた。

 焚き火の熱が、急に近くなった気がした。

 顔が熱いのは、火のせいだけじゃない。

 胸の奥が、ぎゅうっと膨らんで、言葉が出てこない。

「……カイ」

「うん」

「ずるい」

「え」

「そういうこと、さらっと言うのめちゃくちゃずるい」

「今さら?」

「今さらだよ……」

 涙が、にじみそうになる。

 けれど、今ここで泣くと、何かがこぼれ落ちてしまいそうで、必死に堪えた。

 代わりに、喉の奥で小さく笑う。

「ありがとう」

 それしか出てこなかった。



『主』

 そこで、少し離れたところから、アークヴァンの声がした。

 竜は、焚き火の光に照らされて、じっと二人を見つめている。

『聞いていた』

「どこから」

『“結婚できるのか問題”から』

「そこから!?」

 最初からだ。

『主』

 アークヴァンは、ゆっくりと言葉を紡いだ。

『主は、“竜の主として”生きる前に、“主として”生きよ』

「……うん?」

 少しだけ、意味を飲み込むのに時間がかかる。

『我にとっての“主”は、肩書きではない』

 竜の目が、夜空の星を映す。

『“竜の主”という称号ではなく、“エリーナ”という存在そのものだ』

 古竜王が言う「世界を選ぶ者」としての竜の主とは、見ている方向が違う。

『我が翼を貸す理由は、“竜の主だから”ではない。
 “我の主がそう望むから”だ』

「……アークヴァン」

『主が旅に出ると選んだから、我も旅に出た。
 主が山を越えると選んだから、我も山を越えた。
 主が鎖を拒むと選んだから、我も鎖を噛み砕いた』

 それだけの話だ。

『だから、“竜の主としてどう生きるべきか”を考える前に、
 “エリーナとしてどう生きたいか”を見よ』

 竜の声は、静かで、揺らぎがなかった。

『主が“エリーナ・カルヴェルト”として歩む道のほうが、我には重要だ』

 それは、どこまでも直球の信頼だった。

『そして、その上で、“竜の主”であればよい』

「矛盾してない?」

『少し矛盾しているくらいが、丁度よい』

 アークヴァンは、さらりと言う。

『世界の均衡を守る者が、全ての矛盾を消してしまえば、世界は窮屈になる』

「それ、誰の言葉?」

『今考えた』

「今なんだ……」

 エリーナは、ぽつりと笑った。

 竜と人。

 竜の主とエリーナ。

 世界規模の責任と、個人的なわがまま。

 その全部を、「どちらか一方」にしようとするから苦しくなる。

『主』

 アークヴァンがもう一度呼ぶ。

『お前は、“竜の主である前に、主であれ”』

「……わたしとして、生きろってこと?」

『そうだ』

 竜の瞳が、焚き火の光を細く反射する。

『それができぬなら、“世界を選ぶ者”など、なおさら務まらぬ』

 大げさでなく、真剣な声。

『自分一人の選択すらできぬ者が、世界の選択などできるはずがないだろう』

「……それはそう」

 痛いところを突かれて、思わず吹き出した。



 焚き火の火は、小さくなってきていた。

 木の枝が、赤くなって崩れ落ちる。

 エリーナは、そっと自分の胸に手を当てた。

 指先の下で、鼓動が打っている。
 竜の紋章が、静かに熱を帯びている。

「……わたし」

 言葉を探すように、ゆっくりと口を開く。

「わたしは、“竜の主として”生きる前に──」

 息を吸う。

「“エリーナ・カルヴェルトとして”生きる」

 宣言というには、小さな声。

 でも、自分に向けた誓いとしては、十分だった。

「それでいて、竜の主でもある」

 矛盾している。
 整合性は取れていない。
 世界の教科書に乗せるには、あまりにも不格好な生き方。

 それでも。

「……それじゃ、だめかな」

 恐る恐る、問いかける。

「“エリーナとして”生きながら、“竜の主として”も責任を取るっていうの。
 どっちかだけじゃなくて、両方やるっていう欲張り」

「俺は好きだよ」

 真っ先に答えたのは、カイだった。

「それくらい欲張ってくれないと、一緒に旅してて退屈だし」

「退屈基準なんだ」

『我も構わぬ』

 アークヴァンの声も、迷いがなかった。

『むしろ、それが“我が主らしさ”だ』

「……そう?」

『泣き虫で、諦めが悪くて、自分の矛盾を全部抱え込んで、それでも前に進もうとする』

 竜の声に、わずかな笑みが混じる。

『それが、我の主だ』

「泣き虫は余計……」

 エリーナは、目の端を拭いながら笑った。

 矛盾は消えない。
 責任も軽くならない。
 世界の視線も、古竜王のまなざしも、消えてくれない。

 それでも。

「“竜の主として”じゃなくて、“わたしとして”」

 自分の足で、選ぶ。

 その選択の隣に、青年の影と、竜の翼が並んでいる。

 それだけが、今は何よりの救いだった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

親友面した女の巻き添えで死に、転生先は親友?が希望した乙女ゲーム世界!?転生してまでヒロイン(お前)の親友なんかやってられるかっ!!

音無砂月
ファンタジー
親友面してくる金持ちの令嬢マヤに巻き込まれて死んだミキ 生まれ変わった世界はマヤがはまっていた乙女ゲーム『王女アイルはヤンデレ男に溺愛される』の世界 ミキはそこで親友である王女の親友ポジション、レイファ・ミラノ公爵令嬢に転生 一緒に死んだマヤは王女アイルに転生 「また一緒だねミキちゃん♡」 ふざけるなーと絶叫したいミキだけど立ちはだかる身分の差 アイルに転生したマヤに振り回せながら自分の幸せを掴む為にレイファ。極力、乙女ゲームに関わりたくないが、なぜか攻略対象者たちはヒロインであるアイルではなくレイファに好意を寄せてくる。

銀眼の左遷王ケントの素人領地開拓&未踏遺跡攻略~だけど、領民はゼロで土地は死んでるし、遺跡は結界で入れない~

雪野湯
ファンタジー
王立錬金研究所の研究員であった元貴族ケントは政治家に転向するも、政争に敗れ左遷された。 左遷先は領民のいない呪われた大地を抱く廃城。 この瓦礫に埋もれた城に、世界で唯一無二の不思議な銀眼を持つ男は夢も希望も埋めて、その謎と共に朽ち果てるつもりでいた。 しかし、運命のいたずらか、彼のもとに素晴らしき仲間が集う。 彼らの力を借り、様々な種族と交流し、呪われた大地の原因である未踏遺跡の攻略を目指す。 その過程で遺跡に眠っていた世界の秘密を知った。 遺跡の力は世界を滅亡へと導くが、彼は銀眼と仲間たちの力を借りて立ち向かう。 様々な苦難を乗り越え、左遷王と揶揄された若き青年は世界に新たな道を示し、本物の王となる。

【 完 結 】スキル無しで婚約破棄されたけれど、実は特殊スキル持ちですから!

しずもり
ファンタジー
この国オーガスタの国民は6歳になると女神様からスキルを授かる。 けれど、第一王子レオンハルト殿下の婚約者であるマリエッタ・ルーデンブルグ公爵令嬢は『スキル無し』判定を受けたと言われ、第一王子の婚約者という妬みや僻みもあり嘲笑されている。 そしてある理由で第一王子から蔑ろにされている事も令嬢たちから見下される原因にもなっていた。 そして王家主催の夜会で事は起こった。 第一王子が『スキル無し』を理由に婚約破棄を婚約者に言い渡したのだ。 そして彼は8歳の頃に出会い、学園で再会したという初恋の人ルナティアと婚約するのだと宣言した。 しかし『スキル無し』の筈のマリエッタは本当はスキル持ちであり、実は彼女のスキルは、、、、。 全12話 ご都合主義のゆるゆる設定です。 言葉遣いや言葉は現代風の部分もあります。 登場人物へのざまぁはほぼ無いです。 魔法、スキルの内容については独自設定になっています。 誤字脱字、言葉間違いなどあると思います。見つかり次第、修正していますがご容赦下さいませ。

政略結婚の意味、理解してますか。

章槻雅希
ファンタジー
エスタファドル伯爵家の令嬢マグノリアは王命でオルガサン侯爵家嫡男ペルデルと結婚する。ダメな貴族の見本のようなオルガサン侯爵家立て直しが表向きの理由である。しかし、命を下した国王の狙いはオルガサン家の取り潰しだった。 マグノリアは仄かな恋心を封印し、政略結婚をする。裏のある結婚生活に楽しみを見出しながら。 全21話完結・予約投稿済み。 『小説家になろう』(以下、敬称略)・『アルファポリス』・『pixiv』・自サイトに重複投稿。

もしかして私ってヒロイン?ざまぁなんてごめんです

もきち
ファンタジー
私は男に肩を抱かれ、真横で婚約破棄を言い渡す瞬間に立ち会っている。 この位置って…もしかして私ってヒロインの位置じゃない?え、やだやだ。だってこの場合のヒロインって最終的にはざまぁされるんでしょうぉぉぉぉぉ 知らない間にヒロインになっていたアリアナ・カビラ しがない男爵の末娘だったアリアナがなぜ?

おばちゃんダイバーは浅い層で頑張ります

きむらきむこ
ファンタジー
ダンジョンができて十年。年金の足しにダンジョンに通ってます。田中優子61歳

【完結】断罪された悪役令嬢は、本気で生きることにした

きゅちゃん
ファンタジー
帝国随一の名門、ロゼンクロイツ家の令嬢ベルティア・フォン・ロゼンクロイツは、突如として公の場で婚約者であるクレイン王太子から一方的に婚約破棄を宣告される。その理由は、彼女が平民出身の少女エリーゼをいじめていたという濡れ衣。真実はエリーゼこそが王太子の心を奪うために画策した罠だったにも関わらず、ベルティアは悪役令嬢として断罪され、社交界からの追放と学院退学の処分を受ける。 全てを失ったベルティアだが、彼女は諦めない。これまで家の期待に応えるため「完璧な令嬢」として生きてきた彼女だが、今度は自分自身のために生きると決意する。軍事貴族の嫡男ヴァルター・フォン・クリムゾンをはじめとする協力者たちと共に、彼女は自らの名誉回復と真実の解明に挑む。 その過程で、ベルティアは王太子の裏の顔や、エリーゼの正体、そして帝国に忍び寄る陰謀に気づいていく。かつては社交界のスキルだけを磨いてきた彼女だが、今度は魔法や剣術など実戦的な力も身につけながら、自らの道を切り開いていく。 失われた名誉、隠された真実、そして予期せぬ恋。断罪された「悪役令嬢」が、自分の物語を自らの手で紡いでいく、爽快復讐ファンタジー。

竜の国のカイラ~前世は、精霊王の愛し子だったんですが、異世界に転生して聖女の騎士になりました~

トモモト ヨシユキ
ファンタジー
辺境で暮らす孤児のカイラは、人には見えないものが見えるために悪魔つき(カイラ)と呼ばれている。 同じ日に拾われた孤児の美少女ルイーズといつも比較されていた。 16歳のとき、神見の儀で炎の神の守護を持つと言われたルイーズに比べて、なんの神の守護も持たないカイラは、ますます肩身が狭くなる。 そんなある日、魔物の住む森に使いに出されたカイラは、魔物の群れに教われている人々に遭遇する。 カイラは、命がけで人々を助けるが重傷を負う。 死に瀕してカイラは、自分が前世で異世界の精霊王の姫であったことを思い出す。 エブリスタにも掲載しています。

処理中です...