13 / 67
13
しおりを挟む
「裁判長様並びに、裁判官様方、書類が間もなく届くと思いますので、届き次第ご確認お願い致します。さて、元婚約者様、誰から話を聞きたいですか?」
「う、うるさい。話なんて聞くことない!」
あら、言葉だけは元気ですね。
立てないぐらいカタカタ震えておられるのに…。
まぁ、彼に拒否権ありませんけどね。
私がパチンと指を鳴らすと、青白い顔ですが、イケメンの男性が現れました。
元婚約者は、「ひっ…」っと息を飲まれてます。
何故逆に彼が出てこないと思っておられたのでしょうか?
彼は、ヒーズ第2王子。
容姿端麗で性格よし、勿論頭も良く皆から慕われておられた方でした。
しかし彼は、王座に興味がなく兄である第1王子を陰ながら支えると幼少期から心に決めておられた方でした。
そう考えると…本当によくできた方ですよね。
『やぁ、我が弟。そんなに私が気に入らなかったのかな?まさかあんな形で暗殺されて証拠隠滅されるとは思わなかったよ。「兄上を一緒に支えていこうと思うようになったんだ。今までの僕は間違っていた…だから、少し飲みながら僕の反省を聞いて欲しいんだ。」そう言ってきたのは君だったよね。それに期待した私がバカだったんだ。まさか、グラスに睡眠薬を入れ、私を眠らせた後お風呂に沈めるやつだとは思わなかったからね。本来なら、検死で睡眠薬が見つかるはずだったんだけどね。宰相がそこにしっかり手を回していただなんてね。君だけだったら失敗することも、権力のある協力者がいたら話は別だものね。』
あら、元婚約者様もう言葉も発せなくなってしまわれたみたいですね。
口をパクパクされていますね。
言いたいことがあるなら、言えばよろしいのに…。
あ、声が出ないんでしたね!
これは失礼致しました。
『私が先に狙われただけで、第1王子を狙っているのも知っているよ?』
何気なく発せられた言葉に、裁判所の中は騒然となりました。
第1王子暗殺予定があるなんて、裁判所に入るまで、今第2王子の霊体から聞くまで誰も知らなかったことですものね。
あ、私は別ですよ?
その辺は、しっかり話聞かせて頂いております。
『君達も一応考えたんだね。僕という頭脳を先に消しておいて次に戦争を引き起こしそこで第1王子を戦死に見せかけて殺してしまうなんて。確かにこの計画私が生きていたら君達の仕業だと気づくかもしれない。死人に口なしだもんね。あぁ、死人なのに話しちゃった。ごめんね。君の計画はこれで頓挫だ。というか、君の周りにいた騎士団長達がいなくなった時点でもう失敗するのが確定の計画なんだけどね。私の暗殺計画と戦争の計画書は、宰相の部屋の机の引き出しにあるよ。誰か取りに行ってくれ。鍵かかってるけど、壊してしまえばいいと思うよ。彼は二度とあの部屋に戻れないだろうから。さて、まだまだ話したいことがあるんだが後がつかえている。私はここで他の者の発言を聞きながら待たせて貰おう。それでいいかな?』
ヒーズ第2王子様が、私に聞いてこられました。
「勿論ですわ。何か言いたいことが出てきましたらその都度口を挟んで頂いて構いませんので。」
私は微笑みながら彼に言い切りました。
勿論淑女の礼も忘れませんでしたよ?
どんどん追い込まれていく元婚約者様。
逃げたくても逃げられず。
意識を失いたくても失えず。
自業自得なのですから、最後まで責任を取ってくださいませ?
まだ、ダンスは始まったばかりなのですから…。
楽しみましょう?
「う、うるさい。話なんて聞くことない!」
あら、言葉だけは元気ですね。
立てないぐらいカタカタ震えておられるのに…。
まぁ、彼に拒否権ありませんけどね。
私がパチンと指を鳴らすと、青白い顔ですが、イケメンの男性が現れました。
元婚約者は、「ひっ…」っと息を飲まれてます。
何故逆に彼が出てこないと思っておられたのでしょうか?
彼は、ヒーズ第2王子。
容姿端麗で性格よし、勿論頭も良く皆から慕われておられた方でした。
しかし彼は、王座に興味がなく兄である第1王子を陰ながら支えると幼少期から心に決めておられた方でした。
そう考えると…本当によくできた方ですよね。
『やぁ、我が弟。そんなに私が気に入らなかったのかな?まさかあんな形で暗殺されて証拠隠滅されるとは思わなかったよ。「兄上を一緒に支えていこうと思うようになったんだ。今までの僕は間違っていた…だから、少し飲みながら僕の反省を聞いて欲しいんだ。」そう言ってきたのは君だったよね。それに期待した私がバカだったんだ。まさか、グラスに睡眠薬を入れ、私を眠らせた後お風呂に沈めるやつだとは思わなかったからね。本来なら、検死で睡眠薬が見つかるはずだったんだけどね。宰相がそこにしっかり手を回していただなんてね。君だけだったら失敗することも、権力のある協力者がいたら話は別だものね。』
あら、元婚約者様もう言葉も発せなくなってしまわれたみたいですね。
口をパクパクされていますね。
言いたいことがあるなら、言えばよろしいのに…。
あ、声が出ないんでしたね!
これは失礼致しました。
『私が先に狙われただけで、第1王子を狙っているのも知っているよ?』
何気なく発せられた言葉に、裁判所の中は騒然となりました。
第1王子暗殺予定があるなんて、裁判所に入るまで、今第2王子の霊体から聞くまで誰も知らなかったことですものね。
あ、私は別ですよ?
その辺は、しっかり話聞かせて頂いております。
『君達も一応考えたんだね。僕という頭脳を先に消しておいて次に戦争を引き起こしそこで第1王子を戦死に見せかけて殺してしまうなんて。確かにこの計画私が生きていたら君達の仕業だと気づくかもしれない。死人に口なしだもんね。あぁ、死人なのに話しちゃった。ごめんね。君の計画はこれで頓挫だ。というか、君の周りにいた騎士団長達がいなくなった時点でもう失敗するのが確定の計画なんだけどね。私の暗殺計画と戦争の計画書は、宰相の部屋の机の引き出しにあるよ。誰か取りに行ってくれ。鍵かかってるけど、壊してしまえばいいと思うよ。彼は二度とあの部屋に戻れないだろうから。さて、まだまだ話したいことがあるんだが後がつかえている。私はここで他の者の発言を聞きながら待たせて貰おう。それでいいかな?』
ヒーズ第2王子様が、私に聞いてこられました。
「勿論ですわ。何か言いたいことが出てきましたらその都度口を挟んで頂いて構いませんので。」
私は微笑みながら彼に言い切りました。
勿論淑女の礼も忘れませんでしたよ?
どんどん追い込まれていく元婚約者様。
逃げたくても逃げられず。
意識を失いたくても失えず。
自業自得なのですから、最後まで責任を取ってくださいませ?
まだ、ダンスは始まったばかりなのですから…。
楽しみましょう?
84
あなたにおすすめの小説
善人ぶった姉に奪われ続けてきましたが、逃げた先で溺愛されて私のスキルで領地は豊作です
しろこねこ
ファンタジー
「あなたのためを思って」という一見優しい伯爵家の姉ジュリナに虐げられている妹セリナ。醜いセリナの言うことを家族は誰も聞いてくれない。そんな中、唯一差別しない家庭教師に貴族子女にははしたないとされる魔法を教わるが、親切ぶってセリナを孤立させる姉。植物魔法に目覚めたセリナはペット?のヴィリオをともに家を出て南の辺境を目指す。
透明な貴方
ねこまんまときみどりのことり
ファンタジー
政略結婚の両親は、私が生まれてから離縁した。
私の名は、マーシャ・フャルム・ククルス。
ククルス公爵家の一人娘。
父ククルス公爵は仕事人間で、殆ど家には帰って来ない。母は既に年下の伯爵と再婚し、伯爵夫人として暮らしているらしい。
複雑な環境で育つマーシャの家庭には、秘密があった。
(カクヨムさん、小説家になろうさんにも載せています)
どうぞお好きに
音無砂月
ファンタジー
公爵家に生まれたスカーレット・ミレイユ。
王命で第二王子であるセルフと婚約することになったけれど彼が商家の娘であるシャーベットを囲っているのはとても有名な話だった。そのせいか、なかなか婚約話が進まず、あまり野心のない公爵家にまで縁談話が来てしまった。
龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
地味令嬢を見下した元婚約者へ──あなたの国、今日滅びますわよ
タマ マコト
ファンタジー
王都の片隅にある古びた礼拝堂で、静かに祈りと針仕事を続ける地味な令嬢イザベラ・レーン。
灰色の瞳、色褪せたドレス、目立たない声――誰もが彼女を“無害な聖女気取り”と笑った。
だが彼女の指先は、ただ布を縫っていたのではない。祈りの糸に、前世の記憶と古代詠唱を縫い込んでいた。
ある夜、王都の大広間で開かれた舞踏会。
婚約者アルトゥールは、人々の前で冷たく告げる――「君には何の価値もない」。
嘲笑の中で、イザベラはただ微笑んでいた。
その瞳の奥で、何かが静かに目覚めたことを、誰も気づかないまま。
翌朝、追放の命が下る。
砂埃舞う道を進みながら、彼女は古びた巻物の一節を指でなぞる。
――“真実を映す者、偽りを滅ぼす”
彼女は祈る。けれど、その祈りはもう神へのものではなかった。
地味令嬢と呼ばれた女が、国そのものに裁きを下す最初の一歩を踏み出す。
聖女を怒らせたら・・・
朝山みどり
ファンタジー
ある国が聖樹を浄化して貰うために聖女を召喚した。仕事を終わらせれば帰れるならと聖女は浄化の旅に出た。浄化の旅は辛く、聖樹の浄化も大変だったが聖女は頑張った。聖女のそばでは王子も励ました。やがて二人はお互いに心惹かれるようになったが・・・
真実の愛のおつりたち
毒島醜女
ファンタジー
ある公国。
不幸な身の上の平民女に恋をした公子は彼女を虐げた公爵令嬢を婚約破棄する。
その騒動は大きな波を起こし、大勢の人間を巻き込んでいった。
真実の愛に踊らされるのは当人だけではない。
そんな群像劇。
妹が聖女の再来と呼ばれているようです
田尾風香
ファンタジー
ダンジョンのある辺境の地で回復術士として働いていたけど、父に呼び戻されてモンテリーノ学校に入学した。そこには、私の婚約者であるファルター殿下と、腹違いの妹であるピーアがいたんだけど。
「マレン・メクレンブルク! 貴様とは婚約破棄する!」
どうやらファルター殿下は、"低能"と呼ばれている私じゃなく、"聖女の再来"とまで呼ばれるくらいに成績の良い妹と婚約したいらしい。
それは別に構わない。国王陛下の裁定で無事に婚約破棄が成った直後、私に婚約を申し込んできたのは、辺境の地で一緒だったハインリヒ様だった。
戸惑う日々を送る私を余所に、事件が起こる。――学校に、ダンジョンが出現したのだった。
更新は不定期です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる