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数年後30
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「さて、国王陛下。先程の騎士の霊からの発言により、ナツナ様とダルス様には新たな罪が加わりました。その罪への罰も今のうちに考えておいてくださいませ?」
私は微笑みながら、国王陛下に伝えます。
国王陛下の顔色?
知りません。
生きているだけいいでしょう。
追い打ちをかけるように次々と報告が上がってきます。
「国王陛下にご連絡申し上げます。先程の欠片はイーロンで間違いありません。」
「こちらからもご報告を。男爵家に向かった騎士団より禁止薬物及び魔道具を確認し、今こちらに運んでいるといることです。」
「なお…殺されたという侍女の遺体も確認致しました。綺麗に…できる限り綺麗にし彼女の家族に返してあげたいと思います…」
最後の報告は涙をこらえきれない騎士からでした…。
彼女はきっと冷たくて寂しいところに捨てられていたのでしょう…そんな彼女の遺体が綺麗なはずがありません。
「あい。分かった。すまないが頼む。」
国王陛下は絞り出すように小さな声で返答されました。
分かっていたこととはいえ…受け入れたくない真実ですからね。
まぁ、受け入れて頂きますけどね?
国王陛下は頭を抱えていますが、私はここで攻撃を止めたりしません。
私は自分のできることをするだけです。
自分が皆を平等に助けることなんてできません。
私は自分が今できることを最大限するだけですから…。
「違法な薬物や魔道具があり、この城にも色々と仕込んでくださっていたようですが、それは全て私が証拠として保管しております。魔道具に残った魔力の残滓を調べれば誰が設置したかもわかるでしょうね?この手の物…自分が作ったものじゃないから証拠がないなんて思っておられるかも知れませんが、残念ながら我々は設置者の魔力探知もできるのですよ。こんな一人の女が発言したところでもみ消せると思っていらしたらそれも残念ながら無理です。私は、国王陛下直々に頼まれた人間。そして、この国では大きな影響力のある人物なのです。」
ピンク頭さんには理解できないようですね。
本来なら…貴女の被害者一人一人からの発言をこの場でさせてあげたいのですが、時間の都合上この後のお楽しみとしておいておきますね。
「さて国王陛下。この者の罪深さは計り知れません。しかし、この者…いえ、この者たちはガーランド帝国でも罪を償わなければなりません。この国での処罰はどうされますか?」
敢えて私は国王陛下に微笑みかけます。
「な、何で!?何で私が罰を受ける前提なの!?私の話を聞きなさいよ!!」
いつの時代もピンク頭さんはうるさいようです。
私は指を鳴らし、明日呼び出す予定だった霊体をピンク頭の前に出します。
「いやぁぁぁぁっぁっぁぁぁぁ!!」
あ…結局うるさいのね。
もういいわ。
さぁ、私をこの場に呼んだのは国王陛下…貴方です。
処罰が生半可なものなら、この国消しますので覚悟をして判決を…。
まぁ、彼女が来ている服装からしてある程度は分かりますけどね?
ピンク頭さんには理解できていないようなのでその辺も含めて説明してあげてくださいませ。
私は微笑みながら、国王陛下に伝えます。
国王陛下の顔色?
知りません。
生きているだけいいでしょう。
追い打ちをかけるように次々と報告が上がってきます。
「国王陛下にご連絡申し上げます。先程の欠片はイーロンで間違いありません。」
「こちらからもご報告を。男爵家に向かった騎士団より禁止薬物及び魔道具を確認し、今こちらに運んでいるといることです。」
「なお…殺されたという侍女の遺体も確認致しました。綺麗に…できる限り綺麗にし彼女の家族に返してあげたいと思います…」
最後の報告は涙をこらえきれない騎士からでした…。
彼女はきっと冷たくて寂しいところに捨てられていたのでしょう…そんな彼女の遺体が綺麗なはずがありません。
「あい。分かった。すまないが頼む。」
国王陛下は絞り出すように小さな声で返答されました。
分かっていたこととはいえ…受け入れたくない真実ですからね。
まぁ、受け入れて頂きますけどね?
国王陛下は頭を抱えていますが、私はここで攻撃を止めたりしません。
私は自分のできることをするだけです。
自分が皆を平等に助けることなんてできません。
私は自分が今できることを最大限するだけですから…。
「違法な薬物や魔道具があり、この城にも色々と仕込んでくださっていたようですが、それは全て私が証拠として保管しております。魔道具に残った魔力の残滓を調べれば誰が設置したかもわかるでしょうね?この手の物…自分が作ったものじゃないから証拠がないなんて思っておられるかも知れませんが、残念ながら我々は設置者の魔力探知もできるのですよ。こんな一人の女が発言したところでもみ消せると思っていらしたらそれも残念ながら無理です。私は、国王陛下直々に頼まれた人間。そして、この国では大きな影響力のある人物なのです。」
ピンク頭さんには理解できないようですね。
本来なら…貴女の被害者一人一人からの発言をこの場でさせてあげたいのですが、時間の都合上この後のお楽しみとしておいておきますね。
「さて国王陛下。この者の罪深さは計り知れません。しかし、この者…いえ、この者たちはガーランド帝国でも罪を償わなければなりません。この国での処罰はどうされますか?」
敢えて私は国王陛下に微笑みかけます。
「な、何で!?何で私が罰を受ける前提なの!?私の話を聞きなさいよ!!」
いつの時代もピンク頭さんはうるさいようです。
私は指を鳴らし、明日呼び出す予定だった霊体をピンク頭の前に出します。
「いやぁぁぁぁっぁっぁぁぁぁ!!」
あ…結局うるさいのね。
もういいわ。
さぁ、私をこの場に呼んだのは国王陛下…貴方です。
処罰が生半可なものなら、この国消しますので覚悟をして判決を…。
まぁ、彼女が来ている服装からしてある程度は分かりますけどね?
ピンク頭さんには理解できていないようなのでその辺も含めて説明してあげてくださいませ。
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