【完結】婚約破棄はいいですよ?ただ…貴方達に言いたいことがある方々がおられるみたいなので、それをしっかり聞いて下さいね?

水江 蓮

文字の大きさ
62 / 67

数年後31

しおりを挟む
「このまでの調査にまず感謝を。そして申し訳なかった。この国の事はできれば…この国で処理したかった…。無力な王を許してくれ…。」

国王陛下はまず私への感謝と謝罪をされました。
私としては…愛する子供たちと離された訳ですし?
謝罪があって当然だと思います。

「国王陛下からの謝罪と感謝を承りました。今後は私を使うことなく国内で何とか処理を是非お願い致します。」

私は、微笑みながら国王陛下に伝えます。

だってこの国から追放された人間が何度もこの国の為に働くのはおかしいでしょ?
今回は今私が住んでいる国、ガーランド王国が絡んでいたので助けましたが…他の国なら放置したい案件ですからね?

さて…国王陛下様?

貴方はこの罪人達をどう処理されるのでしょう?

「アクーレ男爵夫妻はこの場で爵位返上、この時を持って平民とする。娘が何をしていたか把握していなかったとしても、未成年の犯した罪だ。親にも責任はある。領地は王国へ返還、屋敷にある物を持ち出すことも許さぬ。贅沢な暮らしは二度と出来ないだろうが、今身につけている宝飾品や衣類を売れば1ヶ月は持つだろう。その1ヶ月で働き口を探せ!尚、それは王都外ですること。お主達は王都へ足を踏み入れる事を一切禁止する。そして男爵令嬢…いや、元男爵令嬢か?お主には、鉱山にて娼婦として働いて貰う。何…二度と子はできないように処理してやる。好きなだけ男達と遊ぶがよい。しかし、お主に関してはガーランドに渡さなければならない。なので毎日回復薬も支給してやろう。その費用は勿論お主の給料から差し引く。今までの慰謝料や今後の避妊、回復薬の金額で…お主の元には一切お金が入らない。それもこれもお主が選んだ道だ覚悟をする事だな。この国でお主を壊す事はできない。アリア様…済まないが精神面の補強を頼んでもいいか?」

国王陛下は私に問いかけてきます。
ここまできて、否やは言えません。

「この場合仕方がありませんのでお受けいたします。その分の請求も覚悟をしてくださいませ?」

国王陛下は渋い顔をされながらも頷かれました。
私はその場でピンク頭さんに術を発動しました。

「ピンク頭さん…いえ、ナツナさんでしたか?貴女は今後どんな目にあおうと、精神を放棄し現実から逃げることはできません。勿論、自死もできません。貴女は貴女の身をもって罪を償ってください。あ、この国での刑期が終わっても、ガーランドでの刑期が残ってますのでご覚悟を。勿論ガーランドでも貴女は意識を失うことなどできません。沢山の方を…この世から消したり惑わせたのですからこれでも甘いぐらいですよ?」

私は指をパチンと鳴らします。
すると次々と霊体が新たに姿を表します。

「この方々は今生きている方も含まれますが、貴女に言いたい事がある方達です。貴女がこの世からいなくなるその日まで…彼らは傍にいます。寂しくなくて良かったですね?貴女は今まで彼らの意見を聞いてこなかったのです。最期なのですから、しっかりと意見をお聞きくださいませ?」
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

善人ぶった姉に奪われ続けてきましたが、逃げた先で溺愛されて私のスキルで領地は豊作です

しろこねこ
ファンタジー
「あなたのためを思って」という一見優しい伯爵家の姉ジュリナに虐げられている妹セリナ。醜いセリナの言うことを家族は誰も聞いてくれない。そんな中、唯一差別しない家庭教師に貴族子女にははしたないとされる魔法を教わるが、親切ぶってセリナを孤立させる姉。植物魔法に目覚めたセリナはペット?のヴィリオをともに家を出て南の辺境を目指す。

妹が聖女の再来と呼ばれているようです

田尾風香
ファンタジー
ダンジョンのある辺境の地で回復術士として働いていたけど、父に呼び戻されてモンテリーノ学校に入学した。そこには、私の婚約者であるファルター殿下と、腹違いの妹であるピーアがいたんだけど。 「マレン・メクレンブルク! 貴様とは婚約破棄する!」  どうやらファルター殿下は、"低能"と呼ばれている私じゃなく、"聖女の再来"とまで呼ばれるくらいに成績の良い妹と婚約したいらしい。 それは別に構わない。国王陛下の裁定で無事に婚約破棄が成った直後、私に婚約を申し込んできたのは、辺境の地で一緒だったハインリヒ様だった。 戸惑う日々を送る私を余所に、事件が起こる。――学校に、ダンジョンが出現したのだった。 更新は不定期です。

透明な貴方

ねこまんまときみどりのことり
ファンタジー
 政略結婚の両親は、私が生まれてから離縁した。  私の名は、マーシャ・フャルム・ククルス。  ククルス公爵家の一人娘。  父ククルス公爵は仕事人間で、殆ど家には帰って来ない。母は既に年下の伯爵と再婚し、伯爵夫人として暮らしているらしい。  複雑な環境で育つマーシャの家庭には、秘密があった。 (カクヨムさん、小説家になろうさんにも載せています)

てめぇの所為だよ

章槻雅希
ファンタジー
王太子ウルリコは政略によって結ばれた婚約が気に食わなかった。それを隠そうともせずに臨んだ婚約者エウフェミアとの茶会で彼は自分ばかりが貧乏くじを引いたと彼女を責める。しかし、見事に返り討ちに遭うのだった。 『小説家になろう』様・『アルファポリス』様の重複投稿、自サイトにも掲載。

聖女を怒らせたら・・・

朝山みどり
ファンタジー
ある国が聖樹を浄化して貰うために聖女を召喚した。仕事を終わらせれば帰れるならと聖女は浄化の旅に出た。浄化の旅は辛く、聖樹の浄化も大変だったが聖女は頑張った。聖女のそばでは王子も励ました。やがて二人はお互いに心惹かれるようになったが・・・

無魔力の令嬢、婚約者に裏切られた瞬間、契約竜が激怒して王宮を吹き飛ばしたんですが……

タマ マコト
ファンタジー
王宮の祝賀会で、無魔力と蔑まれてきた伯爵令嬢エリーナは、王太子アレクシオンから突然「婚約破棄」を宣告される。侍女上がりの聖女セレスが“新たな妃”として選ばれ、貴族たちの嘲笑がエリーナを包む。絶望に胸が沈んだ瞬間、彼女の奥底で眠っていた“竜との契約”が目を覚まし、空から白銀竜アークヴァンが降臨。彼はエリーナの涙に激怒し、王宮を半壊させるほどの力で彼女を守る。王国は震え、エリーナは自分が竜の真の主であるという運命に巻き込まれていく。

真実の愛のおつりたち

毒島醜女
ファンタジー
ある公国。 不幸な身の上の平民女に恋をした公子は彼女を虐げた公爵令嬢を婚約破棄する。 その騒動は大きな波を起こし、大勢の人間を巻き込んでいった。 真実の愛に踊らされるのは当人だけではない。 そんな群像劇。

私は聖女(ヒロイン)のおまけ

音無砂月
ファンタジー
ある日突然、異世界に召喚された二人の少女 100年前、異世界に召喚された聖女の手によって魔王を封印し、アルガシュカル国の危機は救われたが100年経った今、再び魔王の封印が解かれかけている。その為に呼ばれた二人の少女 しかし、聖女は一人。聖女と同じ色彩を持つヒナコ・ハヤカワを聖女候補として考えるアルガシュカルだが念のため、ミズキ・カナエも聖女として扱う。内気で何も自分で決められないヒナコを支えながらミズキは何とか元の世界に帰れないか方法を探す。

処理中です...