【完結】何でも欲しがる妹?お姉様が飽き性なだけですよね?

水江 蓮

文字の大きさ
11 / 81

11

しおりを挟む
部屋に戻ると夜会までまだ時間があると言うのに、さっさとお風呂に入れと言われてしまった。
まだ、9時よ?って伝えても時間がありません!と返されるだけ…
なんてこったい。
朝食の時にかなり私のHP減ったのに…気晴らしもできずに、くっ…夜会め!!


夜会を恨んでも中止になる訳ではないので、渋々湯浴みに行くことに…。

お風呂場に行くと、待ってました!と現れるメイドーズ…
え?私自分で洗えるよ?
いや、本当に大丈夫!!


…私とメイドーズの勝負は、メイドーズの勝利に終わりました。
いつもなら自分で洗うことを許してくれるのに、今日は夜会だからピカピカに洗わなければならないと譲ってくれませんでした。
ピカピカにならなくていいんだよ…。
目立たずひっそり時間を潰す予定なのに!!
こうしてピカピカに洗われた私。
次横の寝台に移動しろと言われ、仕方がなく従います。

ん?洗った後はマッサージ?
え?
気持ちよくても寝るな?
浮腫むからってもう浮腫むぐらいがいいじゃない!!
ダメって…そんな酷い!!

普通のお嬢様は喜んでこの一連の苦行受けるそうですが…。
何がいいんだよ!このやろー!
私はその辺のお嬢様じゃなくて、平民を目指す女の子なのよ!!
目的が違うのよ!!

なんだかんだあって、マッサージが終わると少しだけ食事をとっていいと言われて、サンドイッチとオレンジジュースを貰いました。
時計を見るともう13時…長風呂どころの話じゃねぇや…。(マッサージを含んでいるけども…。)

ちょこっと食べてホッとして、HPが少し回復したのに…


「やーめーて!!出る!私の中身がでる!」

「それだけ元気なんですからもう少し絞れそうですね!中身が出た人間なんていませんから安心してくださーい。」

エマが笑顔でコルセットを締めていきます。
コルセットを考えた人…本当に呪う…。
スタイルがよく見えるから…いや分かるよ?
下腹とか出てたらみっともないよね?
でもここまで絞めなくていいと思うの…ほら夜会で出ている料理しっかり食べたいし…。

「お嬢様、夜会で軽食を食べるのはいいのですが、『少しつまむ』程度ですよ?コルセットがあるので大丈夫だと思いますが…。」

…私が夜会でどう過ごすかよくお分かりですね。
コルセットは私の爆食防止対策でもあったのですね。
さすがエマ&メイドーズ…。

あ、紹介忘れていましたが、メイドーズ3人は私が雇っています。
お姉様から頂いた(押し付けられた)ドレスや装飾品を売って得たお金で給金を出しています。
絶対に私を裏切らない味方が必要だと思ったので、エマとメイド長に若い女性を紹介してもらいメイドとして仕えて貰っています。
メイド服は我が家と同じモノを支給して貰ったのでバレてません。
家族にバレないのかって?
娘(妹)がメイドとして働いていても気づかないような人達です。
バレるはずがありません。

ん?
待ってさっきまでそのドレスの裾にそんなレースなかったよね?
そこにガラス縫い付けてなかったよね?
サク?
もうやめて!
魔改造済みのドレスをより魔改造にするなんて!!


確かに可愛いは正義だけど、今は正義じゃない!!
しおりを挟む
感想 37

あなたにおすすめの小説

レイブン領の面倒姫

庭にハニワ
ファンタジー
兄の学院卒業にかこつけて、初めて王都に行きました。 初対面の人に、いきなり婚約破棄されました。 私はまだ婚約などしていないのですが、ね。 あなた方、いったい何なんですか? 初投稿です。 ヨロシクお願い致します~。

【完結】虐げられて自己肯定感を失った令嬢は、周囲からの愛を受け取れない

春風由実
恋愛
事情があって伯爵家で長く虐げられてきたオリヴィアは、公爵家に嫁ぐも、同じく虐げられる日々が続くものだと信じていた。 願わくば、公爵家では邪魔にならず、ひっそりと生かして貰えたら。 そんなオリヴィアの小さな願いを、夫となった公爵レオンは容赦なく打ち砕く。 ※完結まで毎日1話更新します。最終話は2/15の投稿です。 ※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています。

婚約者が選んだのは私から魔力を盗んだ妹でした

今川幸乃
恋愛
バートン伯爵家のミアの婚約者、パーシーはいつも「魔法が使える人がいい」とばかり言っていた。 実はミアは幼いころに水の精霊と親しくなり、魔法も得意だった。 妹のリリーが怪我した時に母親に「リリーが可哀想だから魔法ぐらい譲ってあげなさい」と言われ、精霊を譲っていたのだった。 リリーはとっくに怪我が治っているというのにずっと仮病を使っていて一向に精霊を返すつもりはない。 それでもミアはずっと我慢していたが、ある日パーシーとリリーが仲良くしているのを見かける。 パーシーによると「怪我しているのに頑張っていてすごい」ということらしく、リリーも満更ではなさそうだった。 そのためミアはついに彼女から精霊を取り戻すことを決意する。

奪う人たちは放っておいて私はお菓子を焼きます

タマ マコト
ファンタジー
伯爵家の次女クラリス・フォン・ブランディエは、姉ヴィオレッタと常に比較され、「控えめでいなさい」と言われ続けて育った。やがて姉の縁談を機に、母ベアトリスの価値観の中では自分が永遠に“引き立て役”でしかないと悟ったクラリスは、父が遺した領都の家を頼りに自ら家を出る。 領都の端でひとり焼き菓子を焼き始めた彼女は、午後の光が差す小さな店『午後の窓』を開く。そこへ、紅茶の香りに異様に敏感な謎の青年が現れる。名も素性も明かさぬまま、ただ菓子の味を静かに言い当てる彼との出会いが、クラリスの新しい人生をゆっくりと動かし始める。 奪い合う世界から離れ、比較されない場所で生きると決めた少女の、静かな再出発の物語。

初恋の令嬢を探すあなたへ 〜それは私ですが、十九回振られたので、もう名乗りません〜

恋せよ恋
恋愛
「婚約者?それはないよ。僕は――『運命の妖精』を探しているんだ」 五歳の夏。薔薇のアーチの奥で迷い、泣いていた私フェリシアを 「妖精」と呼び、手を差し伸べてくれた優しい男の子。 それが、二歳年上のアルバン侯爵令息ステファン様だった。 あの日から十年間。 私は初恋の彼に、十九回も告白を重ね――そのすべてが、笑顔でかわされた。 学園に入学しても、私は「ただの幼馴染」。 二人だけの大切な思い出さえ、彼は「理想の誰か」として語り、 私ではない誰かに重ねていく。 「……私の十年間は、あなたにとって、恋には育たなかったのね」 そう悟った私は、彼を諦める決意をした。 ――けれど、その矢先。 「私が、あの日の妖精よ」と名乗る令嬢が現れて……。 どれほど想いを告げても、恋の相手にはなれなかった私。 なのに、私が離れた途端、彼の様子は明らかにおかしくなっていく。 今さら気づいても、遅いですわ。 これは、“運命”を探し続けた彼が、本当の初恋を失ってから始まる物語。 🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。 🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。 🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。 🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。 🔶 『エール📣』『いいね❤️』励みになります!

わたくしがお父様に疎まれている?いいえ、目に入れても痛くない程溺愛されております。

織り子
ファンタジー
王国貴族院の卒業記念パーティーの場で、大公家の令嬢ルクレツィア・アーヴェントは王太子エドワードから突然の婚約破棄を告げられる。 父であるアーヴェント大公に疎まれている―― 噂を知った王太子は、彼女を公衆の面前で侮辱する。

王太子妃の器ではないと言われましたが、帝国の未来そのものでした

鍛高譚
恋愛
「お前は王太子妃の器ではない」――そう言われて婚約破棄された公爵令嬢フローラ。 冷酷な王太子と家族に捨てられた彼女に用意されたのは、敵国ラグナ帝国の皇太子への政略結婚だった。 『虐げられる未来しかない』と誰もが思っていたが―― 「お前は俺の妃だ。誰にも馬鹿にはさせない」 迎えに来た皇太子クラウスは、初対面でまさかの溺愛宣言!? 今まで冷遇されてきたフローラは、クラウスの優しさに戸惑いながらも、 彼のもとで新たな人生を歩み始める。 一方、フローラを捨てた王国は思わぬ危機に陥り、 彼女を見下していた者たちは後悔に苛まれていく――。

転生幼女は追放先で総愛され生活を満喫中。前世で私を虐げていた姉が異世界から召喚されたので、聖女見習いは不要のようです。

桜城恋詠
ファンタジー
 聖女見習いのロルティ(6)は、五月雨瑠衣としての前世の記憶を思い出す。  異世界から召喚された聖女が、自身を虐げてきた前世の姉だと気づいたからだ。  彼女は神官に聖女は2人もいらないと教会から追放。  迷いの森に捨てられるが――そこで重傷のアンゴラウサギと生き別れた実父に出会う。 「絶対、誰にも渡さない」 「君を深く愛している」 「あなたは私の、最愛の娘よ」  公爵家の娘になった幼子は腹違いの兄と血の繋がった父と母、2匹のもふもふにたくさんの愛を注がれて暮らす。  そんな中、養父や前世の姉から命を奪われそうになって……?  命乞いをしたって、もう遅い。  あなたたちは絶対に、許さないんだから! ☆ ☆ ☆ ★ベリーズカフェ(別タイトル)・小説家になろう(同タイトル)掲載した作品を加筆修正したものになります。 こちらはトゥルーエンドとなり、内容が異なります。 ※9/28 誤字修正

処理中です...