【修正版】何でも欲しがる妹?お姉様が飽き性なだけですよね?

水江 蓮

文字の大きさ
11 / 45

11

しおりを挟む
部屋に戻ると夜会までまだ時間があると言うのに、さっさとお風呂に入れと言われてしまった。
まだ、9時よ?って伝えても時間がありません!と返されるだけ…
なんてこったい。
朝食の時にかなり私のHP減ったのに…気晴らしもできずに、くっ…夜会め!!


夜会を恨んでも中止になる訳ではないので、渋々湯浴みに行くことに…。

お風呂場に行くと、待ってました!と現れるメイドーズ…
え?私自分で洗えるよ?
いや、本当に大丈夫!!


…私とメイドーズの勝負は、メイドーズの勝利に終わりました。
いつもなら自分で洗うことを許してくれるのに、今日は夜会だからピカピカに洗わなければならないと譲ってくれませんでした。
ピカピカにならなくていいんだよ…。
目立たずひっそり時間を潰す予定なのに!!
こうしてピカピカに洗われた私。
次横の寝台に移動しろと言われ、仕方がなく従います。

ん?洗った後はマッサージ?
え?
気持ちよくても寝るな?
浮腫むからってもう浮腫むぐらいがいいじゃない!!
ダメって…そんな酷い!!

普通のお嬢様は喜んでこの一連の苦行受けるそうですが…。
何がいいんだよ!このやろー!
私はその辺のお嬢様じゃなくて、平民を目指す女の子なのよ!!
目的が違うのよ!!

なんだかんだあって、マッサージが終わると少しだけ食事をとっていいと言われて、サンドイッチとオレンジジュースを貰いました。
時計を見るともう13時…長風呂どころの話じゃねぇや…。(マッサージを含んでいるけども…。)

ちょこっと食べてホッとして、HPが少し回復したのに…


「やーめーて!!出る!私の中身がでる!」

「それだけ元気なんですからもう少し絞れそうですね!中身が出た人間なんていませんから安心してくださーい。」

エマが笑顔でコルセットを締めていきます。
コルセットを考えた人…本当に呪う…。
スタイルがよく見えるから…いや分かるよ?
下腹とか出てたらみっともないよね?
でもここまで絞めなくていいと思うの…ほら夜会で出ている料理しっかり食べたいし…。

「お嬢様、夜会で軽食を食べるのはいいのですが、『少しつまむ』程度ですよ?コルセットがあるので大丈夫だと思いますが…。」

…私が夜会でどう過ごすかよくお分かりですね。
コルセットは私の爆食防止対策でもあったのですね。
さすがエマ&メイドーズ…。

あ、紹介忘れていましたが、メイドーズ3人は私が雇っています。
お姉様から頂いた(押し付けられた)ドレスや装飾品を売って得たお金で給金を出しています。
絶対に私を裏切らない味方が必要だと思ったので、エマとメイド長に若い女性を紹介してもらいメイドとして仕えて貰っています。
メイド服は我が家と同じモノを支給して貰ったのでバレてません。
家族にバレないのかって?
娘(妹)がメイドとして働いていても気づかないような人達です。
バレるはずがありません。

ん?
待ってさっきまでそのドレスの裾にそんなレースなかったよね?
そこにガラス縫い付けてなかったよね?
サク?
もうやめて!
魔改造済みのドレスをより魔改造にするなんて!!


確かに可愛いは正義だけど、今は正義じゃない!!
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

悪役令嬢と言われ冤罪で追放されたけど、実力でざまぁしてしまった。

三谷朱花
恋愛
レナ・フルサールは元公爵令嬢。何もしていないはずなのに、気が付けば悪役令嬢と呼ばれ、公爵家を追放されるはめに。それまで高スペックと魔力の強さから王太子妃として望まれたはずなのに、スペックも低い魔力もほとんどないマリアンヌ・ゴッセ男爵令嬢が、王太子妃になることに。 何度も断罪を回避しようとしたのに! では、こんな国など出ていきます!

覚悟は良いですか、お父様? ―虐げられた娘はお家乗っ取りを企んだ婿の父とその愛人の娘である異母妹をまとめて追い出す―

Erin
恋愛
【完結済・全3話】伯爵令嬢のカメリアは母が死んだ直後に、父が屋敷に連れ込んだ愛人とその子に虐げられていた。その挙句、カメリアが十六歳の成人後に継ぐ予定の伯爵家から追い出し、伯爵家の血を一滴も引かない異母妹に継がせると言い出す。後を継がないカメリアには嗜虐趣味のある男に嫁がられることになった。絶対に父たちの言いなりになりたくないカメリアは家を出て復讐することにした。7/6に最終話投稿予定。

おかしくなったのは、彼女が我が家にやってきてからでした。

ましゅぺちーの
恋愛
公爵家の令嬢であるリリスは家族と婚約者に愛されて幸せの中にいた。 そんな時、リリスの父の弟夫婦が不慮の事故で亡くなり、その娘を我が家で引き取ることになった。 娘の名前はシルビア。天使のように可愛らしく愛嬌のある彼女はすぐに一家に馴染んでいった。 それに対してリリスは次第に家で孤立していき、シルビアに嫌がらせをしているとの噂までたち始めた。 婚約者もシルビアに奪われ、父からは勘当を言い渡される。 リリスは平民として第二の人生を歩み始める。 全8話。完結まで執筆済みです。 この作品は小説家になろう様にも掲載しています。

【完結】結婚して12年一度も会った事ありませんけど? それでも旦那様は全てが欲しいそうです

との
恋愛
結婚して12年目のシエナは白い結婚継続中。 白い結婚を理由に離婚したら、全てを失うシエナは漸く離婚に向けて動けるチャンスを見つけ・・  沈黙を続けていたルカが、 「新しく商会を作って、その先は?」 ーーーーーー 題名 少し改変しました

神託の聖女様~偽義妹を置き去りにすることにしました

青の雀
恋愛
半年前に両親を亡くした公爵令嬢のバレンシアは、相続権を王位から認められ、晴れて公爵位を叙勲されることになった。 それから半年後、突如現れた義妹と称する女に王太子殿下との婚約まで奪われることになったため、怒りに任せて家出をするはずが、公爵家の使用人もろとも家を出ることに……。

婚約者が選んだのは私から魔力を盗んだ妹でした

今川幸乃
恋愛
バートン伯爵家のミアの婚約者、パーシーはいつも「魔法が使える人がいい」とばかり言っていた。 実はミアは幼いころに水の精霊と親しくなり、魔法も得意だった。 妹のリリーが怪我した時に母親に「リリーが可哀想だから魔法ぐらい譲ってあげなさい」と言われ、精霊を譲っていたのだった。 リリーはとっくに怪我が治っているというのにずっと仮病を使っていて一向に精霊を返すつもりはない。 それでもミアはずっと我慢していたが、ある日パーシーとリリーが仲良くしているのを見かける。 パーシーによると「怪我しているのに頑張っていてすごい」ということらしく、リリーも満更ではなさそうだった。 そのためミアはついに彼女から精霊を取り戻すことを決意する。

【完】あの、……どなたでしょうか?

桐生桜月姫
恋愛
「キャサリン・ルーラー  爵位を傘に取る卑しい女め、今この時を以て貴様との婚約を破棄する。」 見た目だけは、麗しの王太子殿下から出た言葉に、婚約破棄を突きつけられた美しい女性は……… 「あの、……どなたのことでしょうか?」 まさかの意味不明発言!! 今ここに幕開ける、波瀾万丈の間違い婚約破棄ラブコメ!! 結末やいかに!! ******************* 執筆終了済みです。

悪役断罪?そもそも何かしましたか?

SHIN
恋愛
明日から王城に最終王妃教育のために登城する、懇談会パーティーに参加中の私の目の前では多人数の男性に囲まれてちやほやされている少女がいた。 男性はたしか婚約者がいたり妻がいたりするのだけど、良いのかしら。 あら、あそこに居ますのは第二王子では、ないですか。 えっ、婚約破棄?別に構いませんが、怒られますよ。 勘違い王子と企み少女に巻き込まれたある少女の話し。

処理中です...