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第30話
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巨大な四つ足歩行のエネミーに無数の銃弾が突き刺さる。
「くそ、やっぱり硬てぇな。 でも、なんとか行けそうだ」
マルメルが小さく呟くが、仕事はしっかりとこなした。
足の可動部分の一部を破壊されたエネミーはバランスを崩して動きが鈍る。
同時にヨシナリが狙撃銃でエネミーの急所を撃ち抜く。 一発では破壊できないので二発三発と撃ち込んで撃破。 エネミーが断末魔の軋みを上げて沈黙した。
同時にミッションクリアの表示が出て報酬が支払われる。
「うはぁ、これ美味しいな。 クソ高いライフル買った甲斐があったぜ!」
「あぁ、やっぱりちまちまヘリと戦車潰すよりもよっぽど効率的だ」
数日後、ヨシナリ達はHランク戦を楽に突破する為に装備の拡充を行うべく資金調達に精を出していた。
結局、あの後に対戦した相手をヨシナリはあっさりと撃破し、ランクを上げたが負けたのがショックだったので早々に挑まずに足元を固めようとしていた。
その為に資金集めの為の周回先として選んだのがこのミッションだ。
内容は大型エネミーの撃破。 全十二体の巨大エネミーを撃破するシンプルなもので、推奨人数は十名以上。 それを二人で請けているのには理由があった。
この手の共同ミッションは決められた報酬を参加人数で分けるので少なければ少ない程、取り分が多くなる。 ただ、敵として出現するエネミーは重装甲、高火力の難敵で二人で全て仕留めるのは中々に骨だった。 それでもマルメルが高機動で撹乱しつつ、足を破壊して機動力を奪い、止まった所でヨシナリが狙撃で弱点を射抜いて仕留める。
この手法で敵を全て撃破して報酬を手にしていた。
弱点は存在するが非常に強固な装甲に守られているので突破は容易ではない。
そこで二人は資金を折半して高額な対物狙撃銃を購入。 ヨシナリの機体よりも長く、薬莢を鈍器に使用できるぐらいに巨大なそれはエネミーの装甲ですら撃ち抜ける。 反面、持ち運びが難しいので狙われたら終わりではあるが。
ただ、そんな怪物のような銃であっても一発では仕留められず、最低でも三発は当てなければならない。 このミッションは推奨人数が十名以上だと言う事もあって、分かり易いクリア方法は大人数で囲んで仕留める事だ。 エネミーには無数の機銃や火砲、ミサイルポッドが搭載されているので狙いを散らさなければ安全に撃破する事は難しい。
それでもマルメルは必死に逃げ回り、生き残りつつ敵の足を止める事に専念した。
このミッションはフィールド内にいる全てのエネミーの撃破が達成条件なので、時間をかけると他が次々と群がって来る。 その為、即座に敵機を撃破し、数を減らさなければ早々に囲まれる危険があるのだ。
ヨシナリの狙撃銃は担げない程に巨大なので捕捉されると逃げられない。
その上、持ち込める弾にも上限があるので、無駄撃ちも出来ないといった非常に厳しい内容となっている。
「取りあえずライフル分の元は取ったな。 これからガンガン稼ぐぞって言いたいけどちょっと休憩しない? 疲れちゃったよ」
「あぁ、そうしよう。 俺も疲れた」
二人はアバター状態で待ちのベンチに座り込み、ふうと疲れた息を吐いた。
このミッションは報酬は大きいが、消耗もまた大きい。 少しのミスが命取りになるのでかなり神経を使うのだ。 ヨシナリはちらりとマルメルを見る。
ヨシナリも疲れてはいるが、動かずに狙撃銃を撃っていただけなので必死に逃げ回って敵を引き付けていたマルメルの消耗はかなりの物だろう。
――できれば前衛をもう一枚増やしたいな。
今回のミッションで求められるのは反応と機動性だ。
動きの良い奴がもう一人いればマルメルの負担は大きく減り、やられた場合ももう片方に任せる事ができるので精神的な負担も軽減できる。 同ランク帯の奴が望ましいが、そんな都合の良い奴が転がって――
「――そう言えばいるな」
「ん? 何の話?」
「いや、前衛を増やしたいなって思ってさ」
「あー、そうだな。 出来ればもう二、三人いてくれると助かるんだが、報酬ががっつり減るからなぁ……。 つーか、当てある?」
「ちょっと興味がある奴は居る」
「あ、分かった。 前に負けた奴だろ?」
「そうだ」
ランク戦で惨敗した「ふわわ」というプレイヤー。
あれぐらい動ける奴なら囮役として申し分ない。
「動き凄かったからなぁ。 あれだけ動けるなら俺としてもいてくれると頼りになりそう」
「マルメル的にはありな感じ?」
「技量の面で言うなら文句なしだ。 ただ、性格的に合わなかったらやだなぁ」
もっともな話だ。 合わない人間と何度も同じミッションをするのは精神衛生よろしくない。
負担を軽くする目的とも合致しないので、その場合は縁がなかったと思うしかないだろう。
「取りあえずダメ元で誘ってみるか。 できればフレンド登録だけでもしておきたい」
「へぇ、やっぱり強そうなのとはお近づきになっておきたい感じ?」
「まぁ、そんな所だ」
「……本音は?」
「今度、ボコボコにしてやりたいから挑み易いように縁を作っておきたい」
ヨシナリとしては前に完封されたのがかなり悔しかったので、可能であればリベンジしてやりたいと思っていた。 それも込みでの提案だったのだがマルメルには見透かされていたようだ。
「あっはっは、熱いね! 俺、そういうの結構好きかも。 だったら、誘うだけ誘ってみな」
「あぁ、取りあえずメールを送ってみるよ」
このゲームはプレイヤー数が膨大なのでフレンド登録をして連絡リストに入れるか、検索で探す事でプレイヤー間での連絡を取る事ができる。
名前を検索し、ヒットしたアドレスにメールを送った。 内容は簡素なもので、自己紹介と前回対戦で当たった時のプレイを褒めて良かったら一緒にミッションをやりませんかと目的を最後に沿える。
「ま、すぐには返事が来ないだろうからもう一戦、行っとくか」
「よし、行こう」
「目指せ! ソルジャーⅡ型!」
「いや、マジごめん」
「いいって、ギリ勝てたし」
戦闘終了し、二人で反省会を行っていた。
最後の最後でマルメルがやられたのだ。 恐らく集中が途切れた事で被弾したのだろう。
装甲を極限まで削ぎ落しているので被弾すれば呆気なく落ちる。
割と無茶をさせている自覚はあるので、特に責めるような真似はしない。
ただ、前衛は増やした方がいいといった考えは強まったが。
取りあえず、意識が散漫になったら申告して立て直しを選択肢に入れようと話しているとメールの受信通知。 確認すると送信者は「ふわわ」。
どうやら返事が来たようだ。
「くそ、やっぱり硬てぇな。 でも、なんとか行けそうだ」
マルメルが小さく呟くが、仕事はしっかりとこなした。
足の可動部分の一部を破壊されたエネミーはバランスを崩して動きが鈍る。
同時にヨシナリが狙撃銃でエネミーの急所を撃ち抜く。 一発では破壊できないので二発三発と撃ち込んで撃破。 エネミーが断末魔の軋みを上げて沈黙した。
同時にミッションクリアの表示が出て報酬が支払われる。
「うはぁ、これ美味しいな。 クソ高いライフル買った甲斐があったぜ!」
「あぁ、やっぱりちまちまヘリと戦車潰すよりもよっぽど効率的だ」
数日後、ヨシナリ達はHランク戦を楽に突破する為に装備の拡充を行うべく資金調達に精を出していた。
結局、あの後に対戦した相手をヨシナリはあっさりと撃破し、ランクを上げたが負けたのがショックだったので早々に挑まずに足元を固めようとしていた。
その為に資金集めの為の周回先として選んだのがこのミッションだ。
内容は大型エネミーの撃破。 全十二体の巨大エネミーを撃破するシンプルなもので、推奨人数は十名以上。 それを二人で請けているのには理由があった。
この手の共同ミッションは決められた報酬を参加人数で分けるので少なければ少ない程、取り分が多くなる。 ただ、敵として出現するエネミーは重装甲、高火力の難敵で二人で全て仕留めるのは中々に骨だった。 それでもマルメルが高機動で撹乱しつつ、足を破壊して機動力を奪い、止まった所でヨシナリが狙撃で弱点を射抜いて仕留める。
この手法で敵を全て撃破して報酬を手にしていた。
弱点は存在するが非常に強固な装甲に守られているので突破は容易ではない。
そこで二人は資金を折半して高額な対物狙撃銃を購入。 ヨシナリの機体よりも長く、薬莢を鈍器に使用できるぐらいに巨大なそれはエネミーの装甲ですら撃ち抜ける。 反面、持ち運びが難しいので狙われたら終わりではあるが。
ただ、そんな怪物のような銃であっても一発では仕留められず、最低でも三発は当てなければならない。 このミッションは推奨人数が十名以上だと言う事もあって、分かり易いクリア方法は大人数で囲んで仕留める事だ。 エネミーには無数の機銃や火砲、ミサイルポッドが搭載されているので狙いを散らさなければ安全に撃破する事は難しい。
それでもマルメルは必死に逃げ回り、生き残りつつ敵の足を止める事に専念した。
このミッションはフィールド内にいる全てのエネミーの撃破が達成条件なので、時間をかけると他が次々と群がって来る。 その為、即座に敵機を撃破し、数を減らさなければ早々に囲まれる危険があるのだ。
ヨシナリの狙撃銃は担げない程に巨大なので捕捉されると逃げられない。
その上、持ち込める弾にも上限があるので、無駄撃ちも出来ないといった非常に厳しい内容となっている。
「取りあえずライフル分の元は取ったな。 これからガンガン稼ぐぞって言いたいけどちょっと休憩しない? 疲れちゃったよ」
「あぁ、そうしよう。 俺も疲れた」
二人はアバター状態で待ちのベンチに座り込み、ふうと疲れた息を吐いた。
このミッションは報酬は大きいが、消耗もまた大きい。 少しのミスが命取りになるのでかなり神経を使うのだ。 ヨシナリはちらりとマルメルを見る。
ヨシナリも疲れてはいるが、動かずに狙撃銃を撃っていただけなので必死に逃げ回って敵を引き付けていたマルメルの消耗はかなりの物だろう。
――できれば前衛をもう一枚増やしたいな。
今回のミッションで求められるのは反応と機動性だ。
動きの良い奴がもう一人いればマルメルの負担は大きく減り、やられた場合ももう片方に任せる事ができるので精神的な負担も軽減できる。 同ランク帯の奴が望ましいが、そんな都合の良い奴が転がって――
「――そう言えばいるな」
「ん? 何の話?」
「いや、前衛を増やしたいなって思ってさ」
「あー、そうだな。 出来ればもう二、三人いてくれると助かるんだが、報酬ががっつり減るからなぁ……。 つーか、当てある?」
「ちょっと興味がある奴は居る」
「あ、分かった。 前に負けた奴だろ?」
「そうだ」
ランク戦で惨敗した「ふわわ」というプレイヤー。
あれぐらい動ける奴なら囮役として申し分ない。
「動き凄かったからなぁ。 あれだけ動けるなら俺としてもいてくれると頼りになりそう」
「マルメル的にはありな感じ?」
「技量の面で言うなら文句なしだ。 ただ、性格的に合わなかったらやだなぁ」
もっともな話だ。 合わない人間と何度も同じミッションをするのは精神衛生よろしくない。
負担を軽くする目的とも合致しないので、その場合は縁がなかったと思うしかないだろう。
「取りあえずダメ元で誘ってみるか。 できればフレンド登録だけでもしておきたい」
「へぇ、やっぱり強そうなのとはお近づきになっておきたい感じ?」
「まぁ、そんな所だ」
「……本音は?」
「今度、ボコボコにしてやりたいから挑み易いように縁を作っておきたい」
ヨシナリとしては前に完封されたのがかなり悔しかったので、可能であればリベンジしてやりたいと思っていた。 それも込みでの提案だったのだがマルメルには見透かされていたようだ。
「あっはっは、熱いね! 俺、そういうの結構好きかも。 だったら、誘うだけ誘ってみな」
「あぁ、取りあえずメールを送ってみるよ」
このゲームはプレイヤー数が膨大なのでフレンド登録をして連絡リストに入れるか、検索で探す事でプレイヤー間での連絡を取る事ができる。
名前を検索し、ヒットしたアドレスにメールを送った。 内容は簡素なもので、自己紹介と前回対戦で当たった時のプレイを褒めて良かったら一緒にミッションをやりませんかと目的を最後に沿える。
「ま、すぐには返事が来ないだろうからもう一戦、行っとくか」
「よし、行こう」
「目指せ! ソルジャーⅡ型!」
「いや、マジごめん」
「いいって、ギリ勝てたし」
戦闘終了し、二人で反省会を行っていた。
最後の最後でマルメルがやられたのだ。 恐らく集中が途切れた事で被弾したのだろう。
装甲を極限まで削ぎ落しているので被弾すれば呆気なく落ちる。
割と無茶をさせている自覚はあるので、特に責めるような真似はしない。
ただ、前衛は増やした方がいいといった考えは強まったが。
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