63 / 786
第63話
しおりを挟む
ふわわは追いかける前にセンドウが投げ捨てた狙撃銃にダガーを投げつけて破壊。
これで脅威度はかなり落ちたはずだ。 仮に逃げられてもスナイパーとして機能はしない。
後は捕まえて撃破するだけ。
――行ける。
接近される事を避ける立ち回りは上手だが、裏を返せば接近戦に自信がない事の表れでもある。
近寄りさえすれば簡単に処理できるだろう。 動きに関しても傾向は掴めた。
視界から消える事を念頭に置いての行動であるなら、自然と次に何処へ隠れるのかも読める。
そのまま追わずに背のブースターを思いっきり噴かして急上昇。
ビルの上へ。 そのまま飛び越えて先回りするべく跳躍。
加えて上からなら何処に隠れても簡単に発見できる。
「いた」
案の定、追ってくる事を想定してふわわの死角になるような位置に移動していた。
そこを先回りすれば捕まえられる。 これで詰みだ。
彼女の選んだ選択は頭上からの強襲。 これが最短、最速、そして最も確実な処理法だ。
機体は乗り手の意志に従ってビルを跳躍し、センドウの機体の頭上へ。
センドウは地面に映る影で接近に気付き、咄嗟に両手の拳銃を上に向けるがもう遅い。
引き金を引く前に三枚におろして――
不意にそれは起こった。
バチンと何かがスパークする感触と同時に画面のあちこちにエラーメッセージがずらずらと並ぶ。
一体何がとメッセージウインドウの一つに目を向けると『エラー、高圧電流により一時的に機体の制御不能』と出ている。
「ちょ、なんやのこれ――」
『狩人は自分が狩られる側に回る事を常に意識しなければならない。 それを怠った時点であなたの負けよ』
不意に聞こえた女の声がセンドウのものと認識した瞬間には彼女の持つ拳銃の銃口が真っすぐにふわわへと向けられ、不味いと思ったが何もできずに胴体部分に連射を受けて機体は大破。
ふわわの機体は爆散し、彼女はこの戦場から退場となった。
三対三の戦いにおいて、味方の損耗が齎す影響は非常に大きい。
特に攻撃の要ともいえるふわわが撃破されたのだ。 ヨシナリ達の状況は一気に悪くなった。
最初に影響を受けたのはマルメルだ。 画面の片隅に表示されている味方のステータスの内、ふわわの分がロスト。 つまり撃墜された事を知ってヤバいと冷や汗をかく。
彼女が敗北した事は狙撃手の排除に失敗した事を意味する。
つまり――ガクンと機体の挙動がおかしくなった。 何だと視線を落とすと脚部、人間でいう太腿の辺りに巨大な穴が開いていた。 撃ち抜かれたと認識したと同時にツガルの突撃銃の連射をまともに喰らって機体は大破。 撃破される事となった。
ふわわ、マルメルと立て続けにやられた事で負けを悟ったヨシナリだったが、ただでやられてたまるかと狙撃銃を向け――不意に気が付いた。 一人足りない事に。
フカヤの機体の姿が何処にもないのだ。
「しまっ――」
気づいた時にはもう遅く、重たい衝撃が背後から機体を貫く。
ホロスコープの胴体には巨大なボルトが深々と突き刺さって貫通。
先端が割れるとピッピッと小刻みな電子音が鳴る。 あぁ、矢じりが爆弾なのかと悟った。
最期の力を振り絞って振り返るとフカヤの機体がクロスボウを構えて立っていた。
油断なく新しいボルトをつがえている姿を最後に刺さったボルト爆発し画面が暗転。
ウインドウが表示され敗北した事が確定した。
「いやぁ、負けた負けた。 流石は上位ユニオン。 やっぱりつえーわ」
場所は変わって『星座盤』のホーム。
マルメルがあっはっはと笑いながら気楽にそういった。
「まぁ俺達、最近ちょっと勝ちすぎて調子に乗ってたし、引き締める意味でも負けてよかったかもな」
ヨシナリもそんなフォローをするが、それには理由があった。
ふわわだ。 彼女は負けたのが相当堪えたらしく。 部屋の隅で小さく蹲っていた。
「……ごめんなぁ。 ウチがあっさりやられたから……」
「いや、まぁ、えーっと……」
マルメルがヨシナリの方へ視線を送り何とかしろと身振り手振りで訴える。
無茶振りすんなと言いたいところだが、今回の最も大きな敗因はふわわが突出した事にあるので「そんな事はないと」はっきり言えなかったのだ。 だからと言って彼女を責めるつもりもない。
このチームはふわわの攻撃力に頼っている面が大きかったので、負けて都合が悪くなったら責めるのはお門違いと感じているからだった。
ヨシナリはどうしたものかと少しだけ考えて――
「取り合えず、リプレイ映像見て感想戦するか」
三人はウインドウに移されたリプレイ映像を眺める。
戦闘開始からふわわが突出し、それをマルメルが追うといった形になっていた。
「今まではこれでどうにかなってたけど、一人で突出するのはあんまり良くなかったな」
「……うん。 どうすればいいと思う?」
「あー、俺の機体の機動力上げるか?」
「いや、どっちかというとふわわさんがちょっと緩めてマルメルのフォローがすぐに間に合う距離を維持してくれた方が良いな」
彼女の速攻は非常に強力な武器ではあるが、通用しなければ敵に囲まれに行っているだけになるので失敗時の保険の意味でもマルメルとの連携が可能な距離を維持して欲しかった。
今まではヨシナリが狙撃でフォローしていたのだが、今回は敵方にも狙撃手が居たので完全に封殺されてしまっている。 ウインドウの向こうではセンドウの狙撃で頭を抑えられたヨシナリが身動きを取れずにいた。 腕の差が顕著で居場所を掴み切れていないヨシナリに対してセンドウはかなり正確に把握している様だ。
「こうして見ると俺っていいとこなかったなぁ」
全体通して抑え込まれていただけだったので本当に活躍していなかった。
呟きながら画面を拡大。 場所は戦場の中心――ふわわがツガルとフカヤの二人を相手にしているところだ。 相変わらずの動きで二人相手に主導権を握らせない立ち回りは見事だったが、センドウによるフォローで攻め切れない。 そんな膠着状態に陥っていた。
「これ、よく見たら俺が狙う位置からだとビルで死角になってて相手からだと全体見渡せる位置だったんだな」
「うわ、マジだ。 ヨシナリが狙う場合はビルを迂回して――あぁ、それやると狙われるな。 つまり俺とふわわさんはここに誘い込まれた感じかぁ」
こうして俯瞰してみると敵のポジショニングは本当に秀逸だった。
常に味方の援護を意識した立ち回り。 個々の能力では負けていないと思うが、チームとしての完成度はヨシナリ達とは比べ物にならない。
これで脅威度はかなり落ちたはずだ。 仮に逃げられてもスナイパーとして機能はしない。
後は捕まえて撃破するだけ。
――行ける。
接近される事を避ける立ち回りは上手だが、裏を返せば接近戦に自信がない事の表れでもある。
近寄りさえすれば簡単に処理できるだろう。 動きに関しても傾向は掴めた。
視界から消える事を念頭に置いての行動であるなら、自然と次に何処へ隠れるのかも読める。
そのまま追わずに背のブースターを思いっきり噴かして急上昇。
ビルの上へ。 そのまま飛び越えて先回りするべく跳躍。
加えて上からなら何処に隠れても簡単に発見できる。
「いた」
案の定、追ってくる事を想定してふわわの死角になるような位置に移動していた。
そこを先回りすれば捕まえられる。 これで詰みだ。
彼女の選んだ選択は頭上からの強襲。 これが最短、最速、そして最も確実な処理法だ。
機体は乗り手の意志に従ってビルを跳躍し、センドウの機体の頭上へ。
センドウは地面に映る影で接近に気付き、咄嗟に両手の拳銃を上に向けるがもう遅い。
引き金を引く前に三枚におろして――
不意にそれは起こった。
バチンと何かがスパークする感触と同時に画面のあちこちにエラーメッセージがずらずらと並ぶ。
一体何がとメッセージウインドウの一つに目を向けると『エラー、高圧電流により一時的に機体の制御不能』と出ている。
「ちょ、なんやのこれ――」
『狩人は自分が狩られる側に回る事を常に意識しなければならない。 それを怠った時点であなたの負けよ』
不意に聞こえた女の声がセンドウのものと認識した瞬間には彼女の持つ拳銃の銃口が真っすぐにふわわへと向けられ、不味いと思ったが何もできずに胴体部分に連射を受けて機体は大破。
ふわわの機体は爆散し、彼女はこの戦場から退場となった。
三対三の戦いにおいて、味方の損耗が齎す影響は非常に大きい。
特に攻撃の要ともいえるふわわが撃破されたのだ。 ヨシナリ達の状況は一気に悪くなった。
最初に影響を受けたのはマルメルだ。 画面の片隅に表示されている味方のステータスの内、ふわわの分がロスト。 つまり撃墜された事を知ってヤバいと冷や汗をかく。
彼女が敗北した事は狙撃手の排除に失敗した事を意味する。
つまり――ガクンと機体の挙動がおかしくなった。 何だと視線を落とすと脚部、人間でいう太腿の辺りに巨大な穴が開いていた。 撃ち抜かれたと認識したと同時にツガルの突撃銃の連射をまともに喰らって機体は大破。 撃破される事となった。
ふわわ、マルメルと立て続けにやられた事で負けを悟ったヨシナリだったが、ただでやられてたまるかと狙撃銃を向け――不意に気が付いた。 一人足りない事に。
フカヤの機体の姿が何処にもないのだ。
「しまっ――」
気づいた時にはもう遅く、重たい衝撃が背後から機体を貫く。
ホロスコープの胴体には巨大なボルトが深々と突き刺さって貫通。
先端が割れるとピッピッと小刻みな電子音が鳴る。 あぁ、矢じりが爆弾なのかと悟った。
最期の力を振り絞って振り返るとフカヤの機体がクロスボウを構えて立っていた。
油断なく新しいボルトをつがえている姿を最後に刺さったボルト爆発し画面が暗転。
ウインドウが表示され敗北した事が確定した。
「いやぁ、負けた負けた。 流石は上位ユニオン。 やっぱりつえーわ」
場所は変わって『星座盤』のホーム。
マルメルがあっはっはと笑いながら気楽にそういった。
「まぁ俺達、最近ちょっと勝ちすぎて調子に乗ってたし、引き締める意味でも負けてよかったかもな」
ヨシナリもそんなフォローをするが、それには理由があった。
ふわわだ。 彼女は負けたのが相当堪えたらしく。 部屋の隅で小さく蹲っていた。
「……ごめんなぁ。 ウチがあっさりやられたから……」
「いや、まぁ、えーっと……」
マルメルがヨシナリの方へ視線を送り何とかしろと身振り手振りで訴える。
無茶振りすんなと言いたいところだが、今回の最も大きな敗因はふわわが突出した事にあるので「そんな事はないと」はっきり言えなかったのだ。 だからと言って彼女を責めるつもりもない。
このチームはふわわの攻撃力に頼っている面が大きかったので、負けて都合が悪くなったら責めるのはお門違いと感じているからだった。
ヨシナリはどうしたものかと少しだけ考えて――
「取り合えず、リプレイ映像見て感想戦するか」
三人はウインドウに移されたリプレイ映像を眺める。
戦闘開始からふわわが突出し、それをマルメルが追うといった形になっていた。
「今まではこれでどうにかなってたけど、一人で突出するのはあんまり良くなかったな」
「……うん。 どうすればいいと思う?」
「あー、俺の機体の機動力上げるか?」
「いや、どっちかというとふわわさんがちょっと緩めてマルメルのフォローがすぐに間に合う距離を維持してくれた方が良いな」
彼女の速攻は非常に強力な武器ではあるが、通用しなければ敵に囲まれに行っているだけになるので失敗時の保険の意味でもマルメルとの連携が可能な距離を維持して欲しかった。
今まではヨシナリが狙撃でフォローしていたのだが、今回は敵方にも狙撃手が居たので完全に封殺されてしまっている。 ウインドウの向こうではセンドウの狙撃で頭を抑えられたヨシナリが身動きを取れずにいた。 腕の差が顕著で居場所を掴み切れていないヨシナリに対してセンドウはかなり正確に把握している様だ。
「こうして見ると俺っていいとこなかったなぁ」
全体通して抑え込まれていただけだったので本当に活躍していなかった。
呟きながら画面を拡大。 場所は戦場の中心――ふわわがツガルとフカヤの二人を相手にしているところだ。 相変わらずの動きで二人相手に主導権を握らせない立ち回りは見事だったが、センドウによるフォローで攻め切れない。 そんな膠着状態に陥っていた。
「これ、よく見たら俺が狙う位置からだとビルで死角になってて相手からだと全体見渡せる位置だったんだな」
「うわ、マジだ。 ヨシナリが狙う場合はビルを迂回して――あぁ、それやると狙われるな。 つまり俺とふわわさんはここに誘い込まれた感じかぁ」
こうして俯瞰してみると敵のポジショニングは本当に秀逸だった。
常に味方の援護を意識した立ち回り。 個々の能力では負けていないと思うが、チームとしての完成度はヨシナリ達とは比べ物にならない。
11
あなたにおすすめの小説
【なろう490万pv!】船が沈没して大海原に取り残されたオッサンと女子高生の漂流サバイバル&スローライフ
海凪ととかる
SF
離島に向かうフェリーでたまたま一緒になった一人旅のオッサン、岳人《がくと》と帰省途中の女子高生、美岬《みさき》。 二人は船を降りればそれっきりになるはずだった。しかし、運命はそれを許さなかった。
衝突事故により沈没するフェリー。乗員乗客が救命ボートで船から逃げ出す中、衝突の衝撃で海に転落した美岬と、そんな美岬を助けようと海に飛び込んでいた岳人は救命ボートに気づいてもらえず、サメの徘徊する大海原に取り残されてしまう。
絶体絶命のピンチ! しかし岳人はアウトドア業界ではサバイバルマスターの通り名で有名なサバイバルの専門家だった。
ありあわせの材料で筏を作り、漂流物で筏を補強し、雨水を集め、太陽熱で真水を蒸留し、プランクトンでビタミンを補給し、捕まえた魚を保存食に加工し……なんとか生き延びようと創意工夫する岳人と美岬。
大海原の筏というある意味密室空間で共に過ごし、語り合い、力を合わせて極限状態に立ち向かううちに二人の間に特別な感情が芽生え始め……。
はたして二人は絶体絶命のピンチを生き延びて社会復帰することができるのか?
小説家になろうSF(パニック)部門にて490万pv達成、日間/週間/月間1位、四半期2位、年間/累計3位の実績あり。
カクヨムのSF部門においても高評価いただき90万pv達成、最高週間2位、月間3位の実績あり。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
異世界転移魔方陣をネットオークションで買って行ってみたら、日本に帰れなくなった件。
蛇崩 通
ファンタジー
ネットオークションに、異世界転移魔方陣が出品されていた。
三千円で。
二枚入り。
手製のガイドブック『異世界の歩き方』付き。
ガイドブックには、異世界会話集も収録。
出品商品の説明文には、「魔力が充分にあれば、異世界に行けます」とあった。
おもしろそうなので、買ってみた。
使ってみた。
帰れなくなった。日本に。
魔力切れのようだ。
しかたがないので、異世界で魔法の勉強をすることにした。
それなのに……
気がついたら、魔王軍と戦うことに。
はたして、日本に無事戻れるのか?
<第1章の主な内容>
王立魔法学園南校で授業を受けていたら、クラスまるごと徴兵されてしまった。
魔王軍が、王都まで迫ったからだ。
同じクラスは、女生徒ばかり。
毒薔薇姫、毒蛇姫、サソリ姫など、毒はあるけど魔法はからっきしの美少女ばかり。
ベテラン騎士も兵士たちも、あっという間にアース・ドラゴンに喰われてしまった。
しかたがない。ぼくが戦うか。
<第2章の主な内容>
救援要請が来た。南城壁を守る氷姫から。彼女は、王立魔法学園北校が誇る三大魔法剣姫の一人。氷結魔法剣を持つ魔法姫騎士だ。
さっそく救援に行くと、氷姫たち守備隊は、アース・ドラゴンの大軍に包囲され、絶体絶命の窮地だった。
どう救出する?
<第3章の主な内容>
南城壁第十六砦の屋上では、三大魔法剣姫が、そろい踏みをしていた。氷結魔法剣の使い手、氷姫。火炎魔法剣の炎姫。それに、雷鳴魔法剣の雷姫だ。
そこへ、魔王の娘にして、王都侵攻魔王軍の総司令官、炎龍王女がやって来た。三名の女魔族を率いて。交渉のためだ。だが、炎龍王女の要求内容は、常軌を逸していた。
交渉は、すぐに決裂。三大魔法剣姫と魔王の娘との激しいバトルが勃発する。
驚異的な再生能力を誇る女魔族たちに、三大魔法剣姫は苦戦するが……
<第4章の主な内容>
リリーシア王女が、魔王軍に拉致された。
明日の夜明けまでに王女を奪還しなければ、王都平民区の十万人の命が失われる。
なぜなら、兵力の減少に苦しむ王国騎士団は、王都外壁の放棄と、内壁への撤退を主張していた。それを拒否し、外壁での徹底抗戦を主張していたのが、臨時副司令官のリリーシア王女だったからだ。
三大魔法剣姫とトッキロたちは、王女を救出するため、深夜、魔王軍の野営陣地に侵入するが……
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
If太平洋戦争 日本が懸命な判断をしていたら
みにみ
歴史・時代
もし、あの戦争で日本が異なる選択をしていたら?
国力の差を直視し、無謀な拡大を避け、戦略と外交で活路を開く。
真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル…分水嶺で下された「if」の決断。
破滅回避し、国家存続をかけたもう一つの終戦を描く架空戦記。
現在1945年夏まで執筆
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる