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誕生日3
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走った後みたいに苦しく口で息をしていると、彼が私の胸から顔を上げていて頬を指の背で撫でていた。
「イッた?」
「イッ…タ…?」
優しい声に気分が落ち着いていく。私の頬を撫でる彼の手首に触れると、彼は屈み私の唇にキスをする。
「…そう、気持ちいいと身体が感じているんだよ」
「そう…なの…?」
お互いの鼻先をくっつけたまま何度か会話の間に唇を重ねていたら、しんちゃんの手がまた動き出して私の腰の側にある下着に手を添えた。
「っ、しんちゃっ…」
「いや…?」
添えられた手が私の下着に指を掛けられ止まる。
「違っうっ…恥ずかしっ…い、っ」
両手で顔を覆うと、しんちゃんは私の手の甲にキスを落とす。
「恥ずかしがる事はない、2人の愛を確かめ合う行為なんだから」
顔から手を退かさされ、彼と視線が絡まる。
「…どうする…?」
私の顔を覗き込んで問いかける彼。
「…したい…しんちゃんのモノにな…りたい」
いずれはする、なら今でもいい気がした。それに誕生日の記念に、彼との思い出を一生覚えておきたい…そう思った。
そう告げると、しんちゃんは嬉しそうに微笑んだ。
「…俺も…早く結菜のモノになりたい」
「んっ、あ、あっ、あっ」
下着を脱がされた私の下生えと蜜壺に舌を這わし、私の下半身に顔を埋めるしんちゃん。足を閉じようにも彼の頭と身体が邪魔をして、腰を掴まれているから逃げる事も出来ない。
ーー恥ずかしいっ恥ずかしいっ
彼の頭に手を置いて離そうとしたのだが、舐められる度に身体が痺れ力が入らなくなり、止められると物足りなくなり逆に彼の髪に自分の指を絡めて押し付けてしまう。
先程気持ちいいと教えてもらったこの感覚に、また訳がわからなくなり彼から与えられる快感に身を委ねた。
ぴちゃぴちゃと私の下半身を舐める彼の舌が蜜壺の入り口に入ると、また違う先ほどよりも強い感覚が私を襲う。中を広げるように舌を押し付け、お漏らししたかのように蜜が溢れていくのが分かる。中から溢れる蜜を吸い、また舌を蜜壺の中へ戻り中を広げる。
「あっ、っ…っぁんっ、ん」
同じ事を繰り返していくと、私の腰に置いた彼の右手が動き私の蜜壺の中へ入れる。
「あ、あ…あ」
頭をベッドに押し付け背が仰反りお尻もベッドへと沈む。そんな私の身体を追いかけ指がさらに奥へと埋まると、彼の顔が私の下半身から上がった。ギシッとベッドが軋み座る彼は私の下半身に指を埋めたまま、少しずつ指を上下に動かして蜜壺の中きら外へ出し入れする。
「あっあ、あ、あ、っ」
甘い声が漏れた私の肩の横にしんちゃんは左手を置くと、上体を屈み揺れる乳房を口に含みながら、ちゅうちゅうと吸いつく。ぬちゃぬちゃっと粘音と彼の乳房を舐める音が、私の喘ぎ声の合間に聞こえた。可愛がっていた乳房から横の乳房に移動する頃には、もう一本増やされた指が今度は蜜壺の中を広げパラパラと指を動かして蜜を掻き出す。私の右足が自分の意思とは関係なく動いてしまい、彼の腰に当たってしまう。彼は私の足を掴み自分の腰の後ろへと回すと、蜜壺から指を抜き器用にズボンを脱いでいく。その間にも、乳房に吸い付き甘噛みしては舌を這わす。
一度上体を起こしたしんちゃんは、ヘッドボードに手を伸ばし引き出しから何かを取り出し、引き出しの箱を乱暴にしめた。
ビニールが破れる音がして彼が身じろぎしているのだが、彼に口を塞がれ他のことなどどうでも良くなっていた。
舌が絡み痛いほど強く吸われたと同時に両足を持ち上げられ、足が大きく開く。彼は自身の昂りを握り私の蜜壺の入り口にあてると、少し上下に動かしヌチュと水音がして中へと入っていった。
「あ、ぁぁっ…いっ…た…い」
指とは違う強い圧迫感に、身体が強張る。はっ、と彼の息が私のお腹に当たり、苦しそうな声がする。
「っ…ぐっ…狭っ…っ結…菜」
と私の乳房に手を置くと、ゆっくり揉んでいく。
「あッ……ッ…」
と乳房を揉むタイミングで腰がズンッと進み、一度止まりまた揉み始めると腰を進める。
じわじわと蜜壺が広がり、ぴたりと昂りが隙間なく埋まっていく。
「あ…ぁっあ、ん」
蜜壺に入る異物の昂りを締め付け力を入れたいのに、乳房を揉まれて力が入らない。3回ほど続いた乳房の愛撫で最後のひと突きをされ、全て埋まると彼の腰が私のお尻に当たった。
「う…ぅっ、ンッ…」
屈んだ彼が、私の頭の横に腕をつけ私に覆い被さる。ギリギリと奥歯を噛み締め、何かに耐えている彼。
「っ、…くっ…つ」
はっ、と熱くて荒い息が私の頬に当たり、蜜壺をきゅんと締め付けてしまう。
「っ、結菜っ」
咎める声は苦しそうで甘い。
「しんちゃんっ」
彼の首に腕を回し抱きつくと、彼の首元が濡れているのに気が付き、いつの間にか涙を流していたらしい。彼もそれに気がついたらしく、私の頬に流れる涙を舐めとる。
「…っ痛いか…?」
彼が喋る度に繋がった所から振動が伝わって、ピリッとした痛みが出る。彼の昂りが馴染むまで動く気配がない彼は、私の頭を撫でたり顔中にキスを落としたり、甘ったるい時間が過ぎる。
どのくらい繋がっていたのか、だんだんと彼が喋っても少し動いても痛みを感じなくなり、思い切って彼の頬を両手で挟んで彼の鼻先にキスをした。
「…しんちゃん、動いて…?」
「大丈夫か?」
「…うん、多分」
そう言うとしんちゃんは、痛かったら言って、と私の耳元に囁き身体を起こした。膝を曲げて私の腰の辺りを掴み、ゆっくりと律動を始めた。
「あっ、あ、あッ…ンッ…ん」
ピリッとした痛みが出たのだが、しばらくすると痛みとは違う痺れも現れ、何度か繰り返して突かれると痺れが大半になり、快感がやってきた。
早くなる彼の腰の動きと同時に、身体中がぴりぴりと電流が流れるような感覚がする。顔を背けベッドに頭を押し付けても、止まらない喘ぎ声が大きくなるにつれて、ひと突きひと突きが重く最奥に止まり抉るように色々な角度で蜜壺に入ったり抜けたりして、はっ、はっ、と彼の吐息も聞こえ、全身が上下に揺れ乳房もぷるん、ぷるんと揺れる。彼の方を向くと、丸い眼鏡が鼻先までズレて落ちてしまいそうだ。私の腰を掴む彼の腕を掴むと、私の動きを見ながらも腰の動きを止めない彼。
「あっ、ん、あ、あ、っ」
両手で彼の腕に触れて、私の方へと屈む彼。身体が揺れる中、彼の眼鏡を外し持ったまま彼の首に腕を回すと、口を塞がれ夢中で彼の舌に自分の舌を絡める。ピタリとくっついた彼の胸と私の乳房は、肌がぶつかる度にむにゅ、むにゅ、と柔らかく当たる。
口が離れ彼の顔が私の首に埋まると、彼の息が早くなる。
「っ、い…く、結っ、な、っ」
「あっ、あ、っ何っ、や、っん、んんっ」
密着する肌と下半身の繋がる所から、ぴりぴりと全身に流れる電流が同時に現れたような感覚に陥り、目の前が真っ白になって軽くパニックになった。
全身が自分の意思とは関係なく強張り、蜜壺もぎゅぅぅぅっと締め付けると彼の短い声が聞こえて、しんちゃんの動きが止まった。
はぁはぁっとお互いの息が涼しい室内に響き、結菜の全身の力が抜けるまで2人はしばらく快感の余韻を感じていた。
「イッた?」
「イッ…タ…?」
優しい声に気分が落ち着いていく。私の頬を撫でる彼の手首に触れると、彼は屈み私の唇にキスをする。
「…そう、気持ちいいと身体が感じているんだよ」
「そう…なの…?」
お互いの鼻先をくっつけたまま何度か会話の間に唇を重ねていたら、しんちゃんの手がまた動き出して私の腰の側にある下着に手を添えた。
「っ、しんちゃっ…」
「いや…?」
添えられた手が私の下着に指を掛けられ止まる。
「違っうっ…恥ずかしっ…い、っ」
両手で顔を覆うと、しんちゃんは私の手の甲にキスを落とす。
「恥ずかしがる事はない、2人の愛を確かめ合う行為なんだから」
顔から手を退かさされ、彼と視線が絡まる。
「…どうする…?」
私の顔を覗き込んで問いかける彼。
「…したい…しんちゃんのモノにな…りたい」
いずれはする、なら今でもいい気がした。それに誕生日の記念に、彼との思い出を一生覚えておきたい…そう思った。
そう告げると、しんちゃんは嬉しそうに微笑んだ。
「…俺も…早く結菜のモノになりたい」
「んっ、あ、あっ、あっ」
下着を脱がされた私の下生えと蜜壺に舌を這わし、私の下半身に顔を埋めるしんちゃん。足を閉じようにも彼の頭と身体が邪魔をして、腰を掴まれているから逃げる事も出来ない。
ーー恥ずかしいっ恥ずかしいっ
彼の頭に手を置いて離そうとしたのだが、舐められる度に身体が痺れ力が入らなくなり、止められると物足りなくなり逆に彼の髪に自分の指を絡めて押し付けてしまう。
先程気持ちいいと教えてもらったこの感覚に、また訳がわからなくなり彼から与えられる快感に身を委ねた。
ぴちゃぴちゃと私の下半身を舐める彼の舌が蜜壺の入り口に入ると、また違う先ほどよりも強い感覚が私を襲う。中を広げるように舌を押し付け、お漏らししたかのように蜜が溢れていくのが分かる。中から溢れる蜜を吸い、また舌を蜜壺の中へ戻り中を広げる。
「あっ、っ…っぁんっ、ん」
同じ事を繰り返していくと、私の腰に置いた彼の右手が動き私の蜜壺の中へ入れる。
「あ、あ…あ」
頭をベッドに押し付け背が仰反りお尻もベッドへと沈む。そんな私の身体を追いかけ指がさらに奥へと埋まると、彼の顔が私の下半身から上がった。ギシッとベッドが軋み座る彼は私の下半身に指を埋めたまま、少しずつ指を上下に動かして蜜壺の中きら外へ出し入れする。
「あっあ、あ、あ、っ」
甘い声が漏れた私の肩の横にしんちゃんは左手を置くと、上体を屈み揺れる乳房を口に含みながら、ちゅうちゅうと吸いつく。ぬちゃぬちゃっと粘音と彼の乳房を舐める音が、私の喘ぎ声の合間に聞こえた。可愛がっていた乳房から横の乳房に移動する頃には、もう一本増やされた指が今度は蜜壺の中を広げパラパラと指を動かして蜜を掻き出す。私の右足が自分の意思とは関係なく動いてしまい、彼の腰に当たってしまう。彼は私の足を掴み自分の腰の後ろへと回すと、蜜壺から指を抜き器用にズボンを脱いでいく。その間にも、乳房に吸い付き甘噛みしては舌を這わす。
一度上体を起こしたしんちゃんは、ヘッドボードに手を伸ばし引き出しから何かを取り出し、引き出しの箱を乱暴にしめた。
ビニールが破れる音がして彼が身じろぎしているのだが、彼に口を塞がれ他のことなどどうでも良くなっていた。
舌が絡み痛いほど強く吸われたと同時に両足を持ち上げられ、足が大きく開く。彼は自身の昂りを握り私の蜜壺の入り口にあてると、少し上下に動かしヌチュと水音がして中へと入っていった。
「あ、ぁぁっ…いっ…た…い」
指とは違う強い圧迫感に、身体が強張る。はっ、と彼の息が私のお腹に当たり、苦しそうな声がする。
「っ…ぐっ…狭っ…っ結…菜」
と私の乳房に手を置くと、ゆっくり揉んでいく。
「あッ……ッ…」
と乳房を揉むタイミングで腰がズンッと進み、一度止まりまた揉み始めると腰を進める。
じわじわと蜜壺が広がり、ぴたりと昂りが隙間なく埋まっていく。
「あ…ぁっあ、ん」
蜜壺に入る異物の昂りを締め付け力を入れたいのに、乳房を揉まれて力が入らない。3回ほど続いた乳房の愛撫で最後のひと突きをされ、全て埋まると彼の腰が私のお尻に当たった。
「う…ぅっ、ンッ…」
屈んだ彼が、私の頭の横に腕をつけ私に覆い被さる。ギリギリと奥歯を噛み締め、何かに耐えている彼。
「っ、…くっ…つ」
はっ、と熱くて荒い息が私の頬に当たり、蜜壺をきゅんと締め付けてしまう。
「っ、結菜っ」
咎める声は苦しそうで甘い。
「しんちゃんっ」
彼の首に腕を回し抱きつくと、彼の首元が濡れているのに気が付き、いつの間にか涙を流していたらしい。彼もそれに気がついたらしく、私の頬に流れる涙を舐めとる。
「…っ痛いか…?」
彼が喋る度に繋がった所から振動が伝わって、ピリッとした痛みが出る。彼の昂りが馴染むまで動く気配がない彼は、私の頭を撫でたり顔中にキスを落としたり、甘ったるい時間が過ぎる。
どのくらい繋がっていたのか、だんだんと彼が喋っても少し動いても痛みを感じなくなり、思い切って彼の頬を両手で挟んで彼の鼻先にキスをした。
「…しんちゃん、動いて…?」
「大丈夫か?」
「…うん、多分」
そう言うとしんちゃんは、痛かったら言って、と私の耳元に囁き身体を起こした。膝を曲げて私の腰の辺りを掴み、ゆっくりと律動を始めた。
「あっ、あ、あッ…ンッ…ん」
ピリッとした痛みが出たのだが、しばらくすると痛みとは違う痺れも現れ、何度か繰り返して突かれると痺れが大半になり、快感がやってきた。
早くなる彼の腰の動きと同時に、身体中がぴりぴりと電流が流れるような感覚がする。顔を背けベッドに頭を押し付けても、止まらない喘ぎ声が大きくなるにつれて、ひと突きひと突きが重く最奥に止まり抉るように色々な角度で蜜壺に入ったり抜けたりして、はっ、はっ、と彼の吐息も聞こえ、全身が上下に揺れ乳房もぷるん、ぷるんと揺れる。彼の方を向くと、丸い眼鏡が鼻先までズレて落ちてしまいそうだ。私の腰を掴む彼の腕を掴むと、私の動きを見ながらも腰の動きを止めない彼。
「あっ、ん、あ、あ、っ」
両手で彼の腕に触れて、私の方へと屈む彼。身体が揺れる中、彼の眼鏡を外し持ったまま彼の首に腕を回すと、口を塞がれ夢中で彼の舌に自分の舌を絡める。ピタリとくっついた彼の胸と私の乳房は、肌がぶつかる度にむにゅ、むにゅ、と柔らかく当たる。
口が離れ彼の顔が私の首に埋まると、彼の息が早くなる。
「っ、い…く、結っ、な、っ」
「あっ、あ、っ何っ、や、っん、んんっ」
密着する肌と下半身の繋がる所から、ぴりぴりと全身に流れる電流が同時に現れたような感覚に陥り、目の前が真っ白になって軽くパニックになった。
全身が自分の意思とは関係なく強張り、蜜壺もぎゅぅぅぅっと締め付けると彼の短い声が聞こえて、しんちゃんの動きが止まった。
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