10 / 14
誕生日4
しおりを挟む
パチリと目が覚めると、見たことないベッドの上にいたーーいや、そうだ…しんちゃんの部屋のベッドの上だと、思い出した。
身体を動かすとほんの少し下半身に痛みが出て、足の付け根も痛かった。
「ん、っ…つ」
淡いブルーの大きなタオルケットが、私の肩まで掛かっていてまだ裸だった。
「大丈夫か?」
突然背後から声が聞こえて、うしろを振り向くと頬杖をついて私を心配そうに見下ろすしんちゃんがいた。
「ごめん…寝ちゃって、た…?」
彼の方を向くと、しんちゃんが私の頭を撫でてくれる。
「大丈夫、そんなに時間経ってない」
そう言った彼も同じタオルケットを掛けているのでわからないけど、タオルケットから出ていた上半身は裸だった。
彼の胸に頭を寄せると、彼は頬杖を解き私の首の下に腕を入れて、私を抱きしめてくれる。
「身体…どう?大丈夫?」
「うん、平気」
私の額にキスをしながら私の体調を気遣う彼にくすぐったくて、嬉しくなる。まったりとした時間が流れていたが、突然先程の行為を思い出してしまい、勝手に口が開く。
「…しちゃっ…た、ね」
「…そうだ…な」
「もう、私のモノだよ…?」
「そうだな、結菜も俺のモノだから」
お互い視線を合わせると、ぷっと笑いくすくすと楽しい戯れ合う。
「8月中旬には休み取れるから、どこかドライブでも行こう…遠くに」
「本当?!」
まさかの提案に、驚いて彼を見つめる。
「ああ、どこ行きたいか、考えといて…2人きりで…日帰りがいいかな」
優しく笑う彼に、先程言っていた事は嘘じゃないんだと、じわじわと喜びが心を満たす。
「うんっ楽しみ」
夏休みが始まったばかりだけど、彼との遠出が出来ると知り気分が上がる。
そのあとしばらくベッドの上で、イチャイチャと戯れていた。ケーキを食べようと、起き上がり彼のシャツを借りて彼シャツになった私は、ソファーに座る彼の足の間に座り、お互い1人用の丸いケーキを食べさせ合う。口元に残ったクリームをペロリと舐めると、フッと笑った彼も私の口元を舐める。順番にお互いの口元を舐めていただけなのに、いつの間にか舌を絡めるキスに変わり、気がついたら彼の腰に座り向き合っていた。
ふふふ、と笑い鼻同士を擦り寄せていたら、彼の手が私のシャツの下に手を忍びこませ、妖しい雰囲気が流れる。
「っ、ん…する…の?」
彼の唇に自分の唇を重ねて、問いかける。
「今日は、しない…触るだけ」
そう言って全身撫でられ口づけを受けながら過ごしていたが携帯電話のアラームが鳴り、時間が来たことを知らせる。
「もう、時間…っ」
まだまだ一緒に居たくて、ムッと口を尖らせると、しんちゃんは困った顔をして苦笑する。
「…また今度一緒に過ごそう」
私の頬を撫でてそう呟いた彼も、離れ難く思ってくれているのか、なかなか立ち上がろうとはしなかった。
身体を動かすとほんの少し下半身に痛みが出て、足の付け根も痛かった。
「ん、っ…つ」
淡いブルーの大きなタオルケットが、私の肩まで掛かっていてまだ裸だった。
「大丈夫か?」
突然背後から声が聞こえて、うしろを振り向くと頬杖をついて私を心配そうに見下ろすしんちゃんがいた。
「ごめん…寝ちゃって、た…?」
彼の方を向くと、しんちゃんが私の頭を撫でてくれる。
「大丈夫、そんなに時間経ってない」
そう言った彼も同じタオルケットを掛けているのでわからないけど、タオルケットから出ていた上半身は裸だった。
彼の胸に頭を寄せると、彼は頬杖を解き私の首の下に腕を入れて、私を抱きしめてくれる。
「身体…どう?大丈夫?」
「うん、平気」
私の額にキスをしながら私の体調を気遣う彼にくすぐったくて、嬉しくなる。まったりとした時間が流れていたが、突然先程の行為を思い出してしまい、勝手に口が開く。
「…しちゃっ…た、ね」
「…そうだ…な」
「もう、私のモノだよ…?」
「そうだな、結菜も俺のモノだから」
お互い視線を合わせると、ぷっと笑いくすくすと楽しい戯れ合う。
「8月中旬には休み取れるから、どこかドライブでも行こう…遠くに」
「本当?!」
まさかの提案に、驚いて彼を見つめる。
「ああ、どこ行きたいか、考えといて…2人きりで…日帰りがいいかな」
優しく笑う彼に、先程言っていた事は嘘じゃないんだと、じわじわと喜びが心を満たす。
「うんっ楽しみ」
夏休みが始まったばかりだけど、彼との遠出が出来ると知り気分が上がる。
そのあとしばらくベッドの上で、イチャイチャと戯れていた。ケーキを食べようと、起き上がり彼のシャツを借りて彼シャツになった私は、ソファーに座る彼の足の間に座り、お互い1人用の丸いケーキを食べさせ合う。口元に残ったクリームをペロリと舐めると、フッと笑った彼も私の口元を舐める。順番にお互いの口元を舐めていただけなのに、いつの間にか舌を絡めるキスに変わり、気がついたら彼の腰に座り向き合っていた。
ふふふ、と笑い鼻同士を擦り寄せていたら、彼の手が私のシャツの下に手を忍びこませ、妖しい雰囲気が流れる。
「っ、ん…する…の?」
彼の唇に自分の唇を重ねて、問いかける。
「今日は、しない…触るだけ」
そう言って全身撫でられ口づけを受けながら過ごしていたが携帯電話のアラームが鳴り、時間が来たことを知らせる。
「もう、時間…っ」
まだまだ一緒に居たくて、ムッと口を尖らせると、しんちゃんは困った顔をして苦笑する。
「…また今度一緒に過ごそう」
私の頬を撫でてそう呟いた彼も、離れ難く思ってくれているのか、なかなか立ち上がろうとはしなかった。
8
あなたにおすすめの小説
鬼より強い桃太郎(性的な意味で)
久保 ちはろ
恋愛
桃太郎の幼馴染の千夏は、彼に淡い恋心を抱きつつも、普段から女癖の悪い彼に辟易している。さらに、彼が鬼退治に行かないと言い放った日には、千夏の堪忍袋の緒も切れ、彼女は一人鬼ヶ島に向かう。
とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
女の子がほとんど産まれない国に転生しました。
さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。
100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳
そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。
当面は2日に1話更新予定!
禁断溺愛
流月るる
恋愛
親同士の結婚により、中学三年生の時に湯浅製薬の御曹司・巧と義兄妹になった真尋。新しい家族と一緒に暮らし始めた彼女は、義兄から独占欲を滲ませた態度を取られるようになる。そんな義兄の様子に、真尋の心は揺れ続けて月日は流れ――真尋は、就職を区切りに彼への想いを断ち切るため、義父との養子縁組を解消し、ひっそりと実家を出た。しかし、ほどなくして海外赴任から戻った巧に、その事実を知られてしまう。当然のごとく義兄は大激怒で真尋のマンションに押しかけ、「赤の他人になったのなら、もう遠慮する必要はないな」と、甘く淫らに懐柔してきて……? 切なくて心が甘く疼く大人のエターナル・ラブ。
なし崩しの夜
春密まつり
恋愛
朝起きると栞は見知らぬベッドの上にいた。
さらに、隣には嫌いな男、悠介が眠っていた。
彼は昨晩、栞と抱き合ったと告げる。
信じられない、嘘だと責める栞に彼は不敵に微笑み、オフィスにも関わらず身体を求めてくる。
つい流されそうになるが、栞は覚悟を決めて彼を試すことにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる