27 / 32
おまけ 2人のその後
友人と出かけます 4
しおりを挟む
友人は、手に取ったメモ紙を無造作にクシャリと握って、ポケットに押し込んだ。
「あのお店で働いてる店員さんでしょ?やばいめっちゃタイプ~」
そうだ、昔から友人は好みの人間にはガンガンアタックをかける人だった。
友人の、誰に対しても臆さない態度と、多少つれなくされてもめげない性格は、いつだって百二十パーセント発揮される。
私は内心ホッとした。
いいぞ友人、その調子でガンガンいってください。
あわよくばドン引きされて逃げ帰らせるくらいやっちゃってください。
「何年くらい前からあそこで働いてるんですか?」「彼女いますか?」「どんな子がタイプですか?」「惚れっぽい女の子は嫌ですか?」
イケメン店員さんは、矢継ぎ早の質問に口を挟む隙も無く困っている様子だ。
疑問形で喋っているのに相手には全く何も言わせないというのは、ある意味すごい技なのではないだろうか。
私も、初対面で友人にマシンガントークで迫られたことがあるので、イケメン店員さんの気持ちがよく分かる。
正直、怖い。
友人の気の強そうなつり目は目力があって、見つめられるとつい逸らしてしまう力強さがあるし、声は大きく、どことなく子供っぽさが残っていてずっと同じ調子で喋られるともはや何を言っているのか聞き取れなくなる。
脳が聞こうという気持ちを放棄させているのかもしれない。
何より、彼女の身振り手振りの話し方は、熱が入るともはや危険だとすら言える。
案の定、彼女は無駄に大きく手を振ってイケメン店員さんを少しずつ後ずさりさせている。
私は、暫く二人を眺めていたが、友人の終わらないトークに圧倒されて、ぼけっと突っ立っていた。
もう、私、マカロン選んでていいかな。いいよね。
友人が適当に相手してくれるだろうし。
ある日の放課後、「ちょっとお話してから帰ろう」と言われて三時間程度友人の話が終わらなかったことを私はばっちり覚えている。
そのうちイケメン店員さんの方が音を上げて店から出るような気がしてならない。
そろりとコーヒー味のマカロンに手を伸ばす。
彼は、普段から家で飲むのは紅茶ばかりだけれど、確かコーヒーも好きだったはずだ。
私がコーヒーは苦くて飲めないから、遠慮してくれているのかもしれない。
そこまで、気を使ってくれなくてもいいのだけれど。
私の意識がすっかりマカロンに移ってしまった頃、不意に、彼の名前が聞こえて、私は思わず二人の方を振り返った。
何故、彼の名前が出てきたのだろう。
振り返ると、イケメン店員さんの丸く見開かれている目と視線がぶつかった。
何か、驚いているみたいだ。
私は、何だろう、と不思議に思いながら、友人を見た。
友人は、どこか得意げな顔で私を見ていた。
不敵に引き上げられている口が、旺盛に開く。
「本当ですよぉ。彼氏、いるもんねー?」
前の句は、イケメン店員さんに、後半は私に向けられた言葉だった。
何故か、二人の話は私の彼氏の有無になっていたらしい。
一体どんな話の流れだ。と心の中で突っ込みながらも、ひとまず友人の問いにコクコクと頷いて、同意の意を示す。
イケメンさんは、更に驚いたような、衝撃を受けたような顔をした。
し、失礼な。
そんなに恋人のいなさそうな雰囲気を醸し出しているつもりはないぞ。
確かにどちらかといえば地味で大人しそうな感じだが(感じというか、事実だが)彼ともうすでに同棲している仲なのだ!
あまりに驚かれたので少々心持を悪くした私は、上記の内容をもう少し丁寧にした口調でイケメン店員さんに説明した。
隣に立つ友人も、どういうわけだか知らないが、私がそうイケメン店員さんに話していることが自分の手柄であるかのように、勝ち誇った表情をしている。
私が話し終えると、友人が「そういうわけだから」と言って、しかしそれをイケメン店員さんは「それでも」と遮った。
友人の顔つきが、きっと険しくなる。
スマートホンを握っている手にはぎゅうぎゅうに力が入っているらしく、きしっと音がしたような気がする。
イケメン店員さんの表情も、普段接客で見せている素敵スマイルは消え失せ、どこか怒っているようにも見える、真剣な眼をしていた。
拳はきつく握られている。
まさか二人は喧嘩でも始める気ではあるまいな。
私だけが、ぽかんとして首を傾げている。
一体、どういう状況なんだ、これは。
二人はいつの間にかこんな修羅場を作るほどの関係に発展していたのだろうか。
それにしては余りにも早すぎる。
二人の会話をちゃんと聞いていれば良かった。
数分の話でこんなにも人の輪から弾き出されてしまうなんて。人間関係って怖い。
私は、マカロンの誘惑に負けたことを後悔した。
私は困って、助けを求めるように、カウンターにいるお婆さんの方へ視線を向けた。
しかし、おばあさんはカウンターの奥に置いている椅子に座ってこっくりこっくりと船を漕いでいる。
絶望的な状況だ。
お婆さん、不用心だからそんなに寝ない方がいいですよ。
いや、それよりお疲れのところを商品も買わずに修羅場を作ってしまってごめんなさい。
私はとりあえず寝ているお婆さんに向かって心の中で謝っておいた。
イケメン店員さんに視線を戻すと、また、視線がかち合った。
あ、あれ、修羅場は友人とイケメン店員さんの二人だけのものだと思っていたけれど、私も組み込まれているんですか?
いつの間に巻き込まれてしまっていたのだろう。
イケメン店員さんは、何か、意を決した様子で口を開いた。
一体、何を言われるのだろう。
もしも罵られたりしたら泣ける。泣いて逃げ出す。
イケメン店員さんがそんな酷いことを言いだすとは思い難いが、今のイケメン店員さんの目には、それくらいのことをやってのけるくらいの意志の強さが見て取れた。
ぎゅっと目を瞑って、イケメン店員さんの言葉を待つ。
――カランコロン
しかし、意外にも私の耳に入って来たのはイケメン店員さんの声ではなく、来店を知らせるベルの可愛らしく鳴る音だった。
ぱっとドアの方へ目を向けると、そこにはよく見慣れた人の姿があった。
彼が、いる。
どうして。私は、頭の中に疑問符を飛ばしながら、彼を見つめた。
彼の様子は、平生とは少し、違っていた。
彼の口はうっすらと綺麗な弧を描いていて、私と目が合うとにこりと笑みを深めた。
か、彼の珍しい微笑みが見れてしまった。
今日の彼は、何だか爽やかで、格好いい。
普段は見れない素敵スマイルを頂いて、私は、自分の顔に熱が集まるのを感じた。
友人は、彼に場所を譲るように後ろに下がると、彼が私の隣に立った。
そのまま自然に肩を抱かれて引き寄せられ、彼との距離が近くて、私の心臓はドキドキと早く脈打った。
やっぱり、いつもと違う!
普段、人前でこんなにくっついたことなんてない。
自分の顔が随分と赤くなっている自覚がある。
私は、恥ずかしくて、赤くなった頬を隠すように俯いた。
「うちの者に、何かご用ですか」
彼の声の調子も、常よりは軽い。
けれど、どことなく棘がある。
それより、何より、「うちの者」って、「うちの者」って言った。
「うちの者」って、「家の者」?
家族?奥さん??
そんな言い方、まるで、結婚しているみたいだ。
私は思わず、彼を見上げた。
顔の熱は引いていない。
真っ赤なままで、彼の言ったことの真意を少しでも探ろうと、彼の表情を見る。
彼は、私の視線に気づくと私の方へ視線を向けて、余裕のある表情で、目元を細めた。
きゅんっと心を射貫かれた感じがする。
いや、間違いなく射貫かれた。
すでに射貫かれているのだけれど、その上から更に射貫かれた。
彼のこの、大人な感じというか、包容力というか、もう、私の心は射貫きに射貫かれている。
このままでは「射貫く」がゲシュタルト崩壊しそうだ。
私は、彼の言葉が、表情が、全部が嬉しくて、へにゃりと笑った。
「……結婚、されて」
そんな二人の空気に、不意にイケメン店員さんの声が割って入った。
そ、そういえばここは家じゃない。
しかも人前だ。
私は、慌てて表情を引き締めた。
滅茶苦茶だらしない笑みを晒してしまった気がする。
それから私は、幾らか期待の籠った目で彼を見つめた。
結婚は、まだ、だけど。
彼は、何て答えてくれるんだろう。
彼は、私の方へ向き直った。
「結婚、しようか」
そう言って、私の左手を取ると、薬指に、そっと口づけた。
私は、今まで以上に顔を赤くして、こくりと頷いた。
イケメン店員さんが、がくりと床に膝をついたのが見えたけれど、体調でもどこか悪いのだろうか。
そう彼に言ってみると、彼はイケメン店員さんに近づいた。
イケメン店員さんの肩を、彼はぽんと叩く。
「あなたのおかげで彼女にプロポーズ出来ました、ありがとうございました」
するとイケメン店員さんは、今度は上体も床に突っ伏してしまう。
彼は、イケメン店員さんに肩を貸して立たせてあげていた。
彼は気遣いの出来る人だ、優しい。素敵だ!
私は、彼に惚れ直した。
彼は、私に「今日は友達とゆっくり楽しんでおいで」と爽やかボイスで声をかけると、イケメン店員さんに肩を貸したまま店を出た。
家か店か病院だかまで送り届けるか、タクシーでも拾ってあげるかするのだろう。
彼の素敵な一面がたくさん見れて、私はとってもハッピーな気持ちで友人の方へ振り返った。
友人は、何故か苦笑いで「プロポーズ、おめでとう」と祝ってくれた。
「あのお店で働いてる店員さんでしょ?やばいめっちゃタイプ~」
そうだ、昔から友人は好みの人間にはガンガンアタックをかける人だった。
友人の、誰に対しても臆さない態度と、多少つれなくされてもめげない性格は、いつだって百二十パーセント発揮される。
私は内心ホッとした。
いいぞ友人、その調子でガンガンいってください。
あわよくばドン引きされて逃げ帰らせるくらいやっちゃってください。
「何年くらい前からあそこで働いてるんですか?」「彼女いますか?」「どんな子がタイプですか?」「惚れっぽい女の子は嫌ですか?」
イケメン店員さんは、矢継ぎ早の質問に口を挟む隙も無く困っている様子だ。
疑問形で喋っているのに相手には全く何も言わせないというのは、ある意味すごい技なのではないだろうか。
私も、初対面で友人にマシンガントークで迫られたことがあるので、イケメン店員さんの気持ちがよく分かる。
正直、怖い。
友人の気の強そうなつり目は目力があって、見つめられるとつい逸らしてしまう力強さがあるし、声は大きく、どことなく子供っぽさが残っていてずっと同じ調子で喋られるともはや何を言っているのか聞き取れなくなる。
脳が聞こうという気持ちを放棄させているのかもしれない。
何より、彼女の身振り手振りの話し方は、熱が入るともはや危険だとすら言える。
案の定、彼女は無駄に大きく手を振ってイケメン店員さんを少しずつ後ずさりさせている。
私は、暫く二人を眺めていたが、友人の終わらないトークに圧倒されて、ぼけっと突っ立っていた。
もう、私、マカロン選んでていいかな。いいよね。
友人が適当に相手してくれるだろうし。
ある日の放課後、「ちょっとお話してから帰ろう」と言われて三時間程度友人の話が終わらなかったことを私はばっちり覚えている。
そのうちイケメン店員さんの方が音を上げて店から出るような気がしてならない。
そろりとコーヒー味のマカロンに手を伸ばす。
彼は、普段から家で飲むのは紅茶ばかりだけれど、確かコーヒーも好きだったはずだ。
私がコーヒーは苦くて飲めないから、遠慮してくれているのかもしれない。
そこまで、気を使ってくれなくてもいいのだけれど。
私の意識がすっかりマカロンに移ってしまった頃、不意に、彼の名前が聞こえて、私は思わず二人の方を振り返った。
何故、彼の名前が出てきたのだろう。
振り返ると、イケメン店員さんの丸く見開かれている目と視線がぶつかった。
何か、驚いているみたいだ。
私は、何だろう、と不思議に思いながら、友人を見た。
友人は、どこか得意げな顔で私を見ていた。
不敵に引き上げられている口が、旺盛に開く。
「本当ですよぉ。彼氏、いるもんねー?」
前の句は、イケメン店員さんに、後半は私に向けられた言葉だった。
何故か、二人の話は私の彼氏の有無になっていたらしい。
一体どんな話の流れだ。と心の中で突っ込みながらも、ひとまず友人の問いにコクコクと頷いて、同意の意を示す。
イケメンさんは、更に驚いたような、衝撃を受けたような顔をした。
し、失礼な。
そんなに恋人のいなさそうな雰囲気を醸し出しているつもりはないぞ。
確かにどちらかといえば地味で大人しそうな感じだが(感じというか、事実だが)彼ともうすでに同棲している仲なのだ!
あまりに驚かれたので少々心持を悪くした私は、上記の内容をもう少し丁寧にした口調でイケメン店員さんに説明した。
隣に立つ友人も、どういうわけだか知らないが、私がそうイケメン店員さんに話していることが自分の手柄であるかのように、勝ち誇った表情をしている。
私が話し終えると、友人が「そういうわけだから」と言って、しかしそれをイケメン店員さんは「それでも」と遮った。
友人の顔つきが、きっと険しくなる。
スマートホンを握っている手にはぎゅうぎゅうに力が入っているらしく、きしっと音がしたような気がする。
イケメン店員さんの表情も、普段接客で見せている素敵スマイルは消え失せ、どこか怒っているようにも見える、真剣な眼をしていた。
拳はきつく握られている。
まさか二人は喧嘩でも始める気ではあるまいな。
私だけが、ぽかんとして首を傾げている。
一体、どういう状況なんだ、これは。
二人はいつの間にかこんな修羅場を作るほどの関係に発展していたのだろうか。
それにしては余りにも早すぎる。
二人の会話をちゃんと聞いていれば良かった。
数分の話でこんなにも人の輪から弾き出されてしまうなんて。人間関係って怖い。
私は、マカロンの誘惑に負けたことを後悔した。
私は困って、助けを求めるように、カウンターにいるお婆さんの方へ視線を向けた。
しかし、おばあさんはカウンターの奥に置いている椅子に座ってこっくりこっくりと船を漕いでいる。
絶望的な状況だ。
お婆さん、不用心だからそんなに寝ない方がいいですよ。
いや、それよりお疲れのところを商品も買わずに修羅場を作ってしまってごめんなさい。
私はとりあえず寝ているお婆さんに向かって心の中で謝っておいた。
イケメン店員さんに視線を戻すと、また、視線がかち合った。
あ、あれ、修羅場は友人とイケメン店員さんの二人だけのものだと思っていたけれど、私も組み込まれているんですか?
いつの間に巻き込まれてしまっていたのだろう。
イケメン店員さんは、何か、意を決した様子で口を開いた。
一体、何を言われるのだろう。
もしも罵られたりしたら泣ける。泣いて逃げ出す。
イケメン店員さんがそんな酷いことを言いだすとは思い難いが、今のイケメン店員さんの目には、それくらいのことをやってのけるくらいの意志の強さが見て取れた。
ぎゅっと目を瞑って、イケメン店員さんの言葉を待つ。
――カランコロン
しかし、意外にも私の耳に入って来たのはイケメン店員さんの声ではなく、来店を知らせるベルの可愛らしく鳴る音だった。
ぱっとドアの方へ目を向けると、そこにはよく見慣れた人の姿があった。
彼が、いる。
どうして。私は、頭の中に疑問符を飛ばしながら、彼を見つめた。
彼の様子は、平生とは少し、違っていた。
彼の口はうっすらと綺麗な弧を描いていて、私と目が合うとにこりと笑みを深めた。
か、彼の珍しい微笑みが見れてしまった。
今日の彼は、何だか爽やかで、格好いい。
普段は見れない素敵スマイルを頂いて、私は、自分の顔に熱が集まるのを感じた。
友人は、彼に場所を譲るように後ろに下がると、彼が私の隣に立った。
そのまま自然に肩を抱かれて引き寄せられ、彼との距離が近くて、私の心臓はドキドキと早く脈打った。
やっぱり、いつもと違う!
普段、人前でこんなにくっついたことなんてない。
自分の顔が随分と赤くなっている自覚がある。
私は、恥ずかしくて、赤くなった頬を隠すように俯いた。
「うちの者に、何かご用ですか」
彼の声の調子も、常よりは軽い。
けれど、どことなく棘がある。
それより、何より、「うちの者」って、「うちの者」って言った。
「うちの者」って、「家の者」?
家族?奥さん??
そんな言い方、まるで、結婚しているみたいだ。
私は思わず、彼を見上げた。
顔の熱は引いていない。
真っ赤なままで、彼の言ったことの真意を少しでも探ろうと、彼の表情を見る。
彼は、私の視線に気づくと私の方へ視線を向けて、余裕のある表情で、目元を細めた。
きゅんっと心を射貫かれた感じがする。
いや、間違いなく射貫かれた。
すでに射貫かれているのだけれど、その上から更に射貫かれた。
彼のこの、大人な感じというか、包容力というか、もう、私の心は射貫きに射貫かれている。
このままでは「射貫く」がゲシュタルト崩壊しそうだ。
私は、彼の言葉が、表情が、全部が嬉しくて、へにゃりと笑った。
「……結婚、されて」
そんな二人の空気に、不意にイケメン店員さんの声が割って入った。
そ、そういえばここは家じゃない。
しかも人前だ。
私は、慌てて表情を引き締めた。
滅茶苦茶だらしない笑みを晒してしまった気がする。
それから私は、幾らか期待の籠った目で彼を見つめた。
結婚は、まだ、だけど。
彼は、何て答えてくれるんだろう。
彼は、私の方へ向き直った。
「結婚、しようか」
そう言って、私の左手を取ると、薬指に、そっと口づけた。
私は、今まで以上に顔を赤くして、こくりと頷いた。
イケメン店員さんが、がくりと床に膝をついたのが見えたけれど、体調でもどこか悪いのだろうか。
そう彼に言ってみると、彼はイケメン店員さんに近づいた。
イケメン店員さんの肩を、彼はぽんと叩く。
「あなたのおかげで彼女にプロポーズ出来ました、ありがとうございました」
するとイケメン店員さんは、今度は上体も床に突っ伏してしまう。
彼は、イケメン店員さんに肩を貸して立たせてあげていた。
彼は気遣いの出来る人だ、優しい。素敵だ!
私は、彼に惚れ直した。
彼は、私に「今日は友達とゆっくり楽しんでおいで」と爽やかボイスで声をかけると、イケメン店員さんに肩を貸したまま店を出た。
家か店か病院だかまで送り届けるか、タクシーでも拾ってあげるかするのだろう。
彼の素敵な一面がたくさん見れて、私はとってもハッピーな気持ちで友人の方へ振り返った。
友人は、何故か苦笑いで「プロポーズ、おめでとう」と祝ってくれた。
28
あなたにおすすめの小説
ヤンデレ旦那さまに溺愛されてるけど思い出せない
斧名田マニマニ
恋愛
待って待って、どういうこと。
襲い掛かってきた超絶美形が、これから僕たち新婚初夜だよとかいうけれど、全く覚えてない……!
この人本当に旦那さま?
って疑ってたら、なんか病みはじめちゃった……!
主人公の義兄がヤンデレになるとか聞いてないんですけど!?
玉響なつめ
恋愛
暗殺者として生きるセレンはふとしたタイミングで前世を思い出す。
ここは自身が読んでいた小説と酷似した世界――そして自分はその小説の中で死亡する、ちょい役であることを思い出す。
これはいかんと一念発起、いっそのこと主人公側について保護してもらおう!と思い立つ。
そして物語がいい感じで進んだところで退職金をもらって夢の田舎暮らしを実現させるのだ!
そう意気込んでみたはいいものの、何故だかヒロインの義兄が上司になって以降、やたらとセレンを気にして――?
おかしいな、貴方はヒロインに一途なキャラでしょ!?
※小説家になろう・カクヨムにも掲載
天然だと思ったギルド仲間が、実は策士で独占欲強めでした
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー本編8話+後日談7話⭐︎
ギルドで働くおっとり回復役リィナは、
自分と似た雰囲気の“天然仲間”カイと出会い、ほっとする。
……が、彼は実は 天然を演じる策士だった!?
「転ばないで」
「可愛いって言うのは僕の役目」
「固定回復役だから。僕の」
優しいのに過保護。
仲間のはずなのに距離が近い。
しかも噂はいつの間にか——「軍師(彼)が恋してる説」に。
鈍感で頑張り屋なリィナと、
策を捨てるほど恋に負けていくカイの、
コメディ強めの甘々ギルド恋愛、開幕!
「遅いままでいい――置いていかないから。」
心が読める私に一目惚れした彼の溺愛はややヤンデレ気味です。
三月べに
恋愛
古川七羽(こがわななは)は、自分のあか抜けない子どもっぽいところがコンプレックスだった。
新たに人の心を読める能力が開花してしまったが、それなりに上手く生きていたつもり。
ひょんなことから出会った竜ヶ崎数斗(りゅうがざきかずと)は、紳士的で優しいのだが、心の中で一目惚れしたと言っていて、七羽にグイグイとくる!
実は御曹司でもあるハイスペックイケメンの彼に押し負ける形で、彼の親友である田中新一(たなかしんいち)と戸田真樹(とだまき)と楽しく過ごしていく。
新一と真樹は、七羽を天使と称して、妹分として可愛がってくれて、数斗も大切にしてくれる。
しかし、起きる修羅場に、数斗の心の声はなかなか物騒。
ややヤンデレな心の声!?
それでも――――。
七羽だけに向けられるのは、いつも優しい声だった。
『俺、失恋で、死んじゃうな……』
自分とは釣り合わないとわかりきっていても、キッパリと拒めない。二の足を踏む、じれじれな恋愛模様。
傷だらけの天使だなんて呼ばれちゃう心が読める能力を密かに持つ七羽は、ややヤンデレ気味に溺愛してくる数斗の優しい愛に癒される?
【心が読める私に一目惚れした彼の溺愛はややヤンデレ気味です。】『なろうにも掲載』
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
身代わり令嬢、恋した公爵に真実を伝えて去ろうとしたら、絡めとられる(ごめんなさぁぁぁぁい!あなたの本当の婚約者は、私の姉です)
柳葉うら
恋愛
(ごめんなさぁぁぁぁい!)
辺境伯令嬢のウィルマは心の中で土下座した。
結婚が嫌で家出した姉の身代わりをして、誰もが羨むような素敵な公爵様の婚約者として会ったのだが、公爵あまりにも良い人すぎて、申し訳なくて仕方がないのだ。
正直者で面食いな身代わり令嬢と、そんな令嬢のことが実は昔から好きだった策士なヒーローがドタバタとするお話です。
さくっと読んでいただけるかと思います。
ゆるふわな可愛い系男子の旦那様は怒らせてはいけません
下菊みこと
恋愛
年下のゆるふわ可愛い系男子な旦那様と、そんな旦那様に愛されて心を癒した奥様のイチャイチャのお話。
旦那様はちょっとだけ裏表が激しいけど愛情は本物です。
ご都合主義の短いSSで、ちょっとだけざまぁもあるかも?
小説家になろう様でも投稿しています。
女性が少ない世界でVTuberやります!
dekoma26+ブル
恋愛
ある日朝起きてキッチンに行くとそこには知らない男性たちが! …え、お父さん⁉
なぜか突然女性の少ない世界に来てしまった少女がVTuberをしたり、学校に通ったりするお話。
※忘れてなければ毎週火曜・金曜日の夜に投稿予定。作者ブル
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる