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本編
良いことの後には悪いことが
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「アプリで使っているものは?」
充電が終わるまで勉強を教えて貰った僕は、二人分のコーヒーを入れて、雅にスマホの設定をお願いした。
「えーと、これが今まで使ってたアプリの名前なんだけど」
前回スマホの設定は兄様にしてもらった。
その時にリストを作ってくれたんだ。
これが無かったら、使ってるアプリがなんだったかすら僕は分からない。
「保存サービスに入れていたのは復旧済みなのか」
「うん、それはショップでやってくれたよ」
保存データの中にあった写真には雅の写真が無かった。
同期してたと思ってたのがあったのに、無かったのは神様の意地悪だろうか。
「スマホに入っている不要そうなものはどうする? 消していいか?」
「例えば?」
「この辺り、スケジュール用のアプリが三種類入ってるし、これとこれは通販サイトのアプリだな」
「この通販使ったことない、スケジュールは学園のアプリ使ってた」
「了解」
雅は迷いなく設定を進めてくれる。
こういうの簡単に出来る人って凄いよね。
兄様も得意な方だけど、雅の方が詳しそうに見える。
「凄いなあ、雅」
「何が」
「僕全然分からないから、一人だったら出来なかったかも」
尊敬しちゃうし格好良いなぁって思う。
「慣れもあるだろ」
「そうかな、でも尊敬しちゃう」
「単純だな」
こちらも見ずに、雅はそう言って笑う。
あー、もう。なんか幸せだ。
スマホが壊れて、写真データが消えたショックが吹き飛んじゃう位に、今幸せだ。
勉強明日の放課後も教えて貰える約束したし、今日はスマホのお礼に食堂から食事届けて貰って雅にご馳走する約束もした。
つまり一緒にご飯。
二人きりでご飯だよ。嬉しすぎるでしょっ!
「ハル、このアプリ……家に位置情報の通知してたりするのか?」
「え?」
幸せに浸っていたら、雅が変なことを言い出した。
「位置情報? 家に? それ必要?」
「じゃあ、このアプリも不要だな」
「そういうアプリもあるんだ」
「うん、まあ。小さい子供向けとかかな」
小さい子供向け、そうか帰ってくるのが遅い時とかに確認するためか。
「僕の家も、そこまで過保護じゃないよ」
「どうかな、まあいい。ちょっと問題ないか確認するぞ、あと設定様のパスワード変えるぞ」
「どうして?」
「俺が知ってるから、ちゃんと個人情報は守らないとな」
「雅のこと信用してるし、大丈夫だよ」
雅がしっかりしてるなあ。
「それでもだ。ほら、ここでパスワード設定して」
「ええと」
今までのは兄様が設定してくれたパスワードなんだよねえ。
自分の誕生日とかは駄目なんだよね、それは知ってる。
「数字だけだとエラーになるから」
「あ、そうだった」
どうしよう。あ、雅の誕生日と名前にしようかな。
「パスワードいれたよ。これで終わり?」
「もう1つ、これも、これは四桁の数字」
「わかった」
こっちは前世の誕生日にしよう。
それぞれをメモして残しておく。
「これで完了」
「雅、あの」
「ん?」
「写真」
「覚えてたのか」
くくっと笑われて顔が赤くなるけど、手招きしてくれたから大人しく隣に座る。
「ここ見て、シャッター押すぞ」
「うん」
隣に、体に触れない距離で座り写真を撮る。
「ほら」
「一枚だけ?」
雅が撮った写真を見せてくれる。
初めてのツーショットだ。嬉しいけど、もっと撮りたい。だってこんなチャンス最後かもしれないし。
「じゃあ、もう一回な」
僕のおねだりに、雅は笑いながらスマホをテーブルに置くと僕の体を自分の膝の上に乗せた。
「え?」
「同じじゃつまらないだろ。撮るよ」
「う、うん」
膝の上で僕は緊張して背筋を伸ばして座って、スマホを見つめる。
「表情が固いよ」
「だって」
「ほら、笑って」
言いながら雅は僕のお腹の辺りを抱き込む様に片腕を回して、顎を僕の肩に乗せる。
すっごい密着。これ、これって恋人とかの写真じゃないのっ!
絶対に顔が赤くなってる。若干パニック、でも背中に感じる雅の体温が嬉しい。
どうしよう、嬉しくてにやけちゃう。
この幸せな体勢のまま、何枚も写真を撮った僕は、幸せすぎて熱が出そうになっていた。
「ハルはちっちゃいし、軽すぎるな」
「え」
思いがけないことを言われて一気に熱が冷めた。それが誰かと比べてなのか、それとも一般的になのか気になるけど聞けない。
「ちっちゃいから膝に乗せやすい。俺の弟よりは大きいかな」
「弟」
「うん、今五歳。体が弱くてすぐ熱出すんだ。具合が悪いと寂しがるから、家に居たときは俺がよく抱っこしてた」
「そうなんだ、心配だね」
良かった小さいって主人公と比べられたのかと思った。
そうだよね、まだ主人公とはそんなに仲良くないよね。
「雅が僕を心配するのって、その弟さんの事があるから?」
「そんな事はないよ」
そう言えば優しくしてくれる様になったのは、僕が体調悪いと言い出してからだ。
そっか、きっと無意識に弟さんを思い出して心配してくれてたのか。
「優しいお兄様なんだね、雅」
意識してたのは僕だけだったのか。
さっきのも恋人みたいって思ったのは僕だけで、雅的には弟と写真撮ってる気分だったのかな。
じゃなきゃ、急に弟さんのこと思い出したりしないよね。
そっかあ、僕弟扱いだったんだ。
「優しくはないが」
「優しいよお」
見込みないのに期待したくなるほど優しくて、困っちゃうよ。
そうだよね。
ここがゲームの世界で、雅が攻略対象者だと知ってる僕なら兎も角、こんな風にスキンシップするのに僕だって嫌がらないのに、それでも好きとかも何も雅からはないんだもん。
僕何にも意識されてなかったんだ。
「そんなことは……」
「あ、電話。父様だ」
突然スマホが鳴りはじめて、慌てて雅の膝から下りる。
「トイレ借りるぞ」
「うん。もしもし、父様?」
雅といるのが楽しくて、すっかり電話するの忘れてた。
『電話どうしてしてこない』
「スマホが壊れてしまって、さっきまで携帯ショップにいたんです。スミマセン」
雅が部屋を出てトイレに向かったのを確認しながら、父様と話し始める。
妹よりも父様は僕に対して過保護だ。
妹の教育は母様が厳しくしてる。
両親は政略結婚で仲は程々だと思うけれど、普段は母様と妹は都の屋敷に住んでいて、父様は側室様と呼ばれる男性と一緒に領地に住んでいる。
『まあ、いい。ところで春休みはいつからだ』
「え、三月二十日からです」
『そうか、ならその後か』
「あの、何か」
なんだろう、なんか嫌な言い方だ。
『お前に縁談が来ている。今付き合っている人は?』
「い、いませんが。縁談ですか」
頭の中が真っ白になった。
縁談。こんなに早く。
「その後というのは、お見合いということですか」
卒業したらどこかの家に嫁がされるんだろうとは覚悟していたけど、こんなに早く縁談なんて想像もしていなかったんだ。
充電が終わるまで勉強を教えて貰った僕は、二人分のコーヒーを入れて、雅にスマホの設定をお願いした。
「えーと、これが今まで使ってたアプリの名前なんだけど」
前回スマホの設定は兄様にしてもらった。
その時にリストを作ってくれたんだ。
これが無かったら、使ってるアプリがなんだったかすら僕は分からない。
「保存サービスに入れていたのは復旧済みなのか」
「うん、それはショップでやってくれたよ」
保存データの中にあった写真には雅の写真が無かった。
同期してたと思ってたのがあったのに、無かったのは神様の意地悪だろうか。
「スマホに入っている不要そうなものはどうする? 消していいか?」
「例えば?」
「この辺り、スケジュール用のアプリが三種類入ってるし、これとこれは通販サイトのアプリだな」
「この通販使ったことない、スケジュールは学園のアプリ使ってた」
「了解」
雅は迷いなく設定を進めてくれる。
こういうの簡単に出来る人って凄いよね。
兄様も得意な方だけど、雅の方が詳しそうに見える。
「凄いなあ、雅」
「何が」
「僕全然分からないから、一人だったら出来なかったかも」
尊敬しちゃうし格好良いなぁって思う。
「慣れもあるだろ」
「そうかな、でも尊敬しちゃう」
「単純だな」
こちらも見ずに、雅はそう言って笑う。
あー、もう。なんか幸せだ。
スマホが壊れて、写真データが消えたショックが吹き飛んじゃう位に、今幸せだ。
勉強明日の放課後も教えて貰える約束したし、今日はスマホのお礼に食堂から食事届けて貰って雅にご馳走する約束もした。
つまり一緒にご飯。
二人きりでご飯だよ。嬉しすぎるでしょっ!
「ハル、このアプリ……家に位置情報の通知してたりするのか?」
「え?」
幸せに浸っていたら、雅が変なことを言い出した。
「位置情報? 家に? それ必要?」
「じゃあ、このアプリも不要だな」
「そういうアプリもあるんだ」
「うん、まあ。小さい子供向けとかかな」
小さい子供向け、そうか帰ってくるのが遅い時とかに確認するためか。
「僕の家も、そこまで過保護じゃないよ」
「どうかな、まあいい。ちょっと問題ないか確認するぞ、あと設定様のパスワード変えるぞ」
「どうして?」
「俺が知ってるから、ちゃんと個人情報は守らないとな」
「雅のこと信用してるし、大丈夫だよ」
雅がしっかりしてるなあ。
「それでもだ。ほら、ここでパスワード設定して」
「ええと」
今までのは兄様が設定してくれたパスワードなんだよねえ。
自分の誕生日とかは駄目なんだよね、それは知ってる。
「数字だけだとエラーになるから」
「あ、そうだった」
どうしよう。あ、雅の誕生日と名前にしようかな。
「パスワードいれたよ。これで終わり?」
「もう1つ、これも、これは四桁の数字」
「わかった」
こっちは前世の誕生日にしよう。
それぞれをメモして残しておく。
「これで完了」
「雅、あの」
「ん?」
「写真」
「覚えてたのか」
くくっと笑われて顔が赤くなるけど、手招きしてくれたから大人しく隣に座る。
「ここ見て、シャッター押すぞ」
「うん」
隣に、体に触れない距離で座り写真を撮る。
「ほら」
「一枚だけ?」
雅が撮った写真を見せてくれる。
初めてのツーショットだ。嬉しいけど、もっと撮りたい。だってこんなチャンス最後かもしれないし。
「じゃあ、もう一回な」
僕のおねだりに、雅は笑いながらスマホをテーブルに置くと僕の体を自分の膝の上に乗せた。
「え?」
「同じじゃつまらないだろ。撮るよ」
「う、うん」
膝の上で僕は緊張して背筋を伸ばして座って、スマホを見つめる。
「表情が固いよ」
「だって」
「ほら、笑って」
言いながら雅は僕のお腹の辺りを抱き込む様に片腕を回して、顎を僕の肩に乗せる。
すっごい密着。これ、これって恋人とかの写真じゃないのっ!
絶対に顔が赤くなってる。若干パニック、でも背中に感じる雅の体温が嬉しい。
どうしよう、嬉しくてにやけちゃう。
この幸せな体勢のまま、何枚も写真を撮った僕は、幸せすぎて熱が出そうになっていた。
「ハルはちっちゃいし、軽すぎるな」
「え」
思いがけないことを言われて一気に熱が冷めた。それが誰かと比べてなのか、それとも一般的になのか気になるけど聞けない。
「ちっちゃいから膝に乗せやすい。俺の弟よりは大きいかな」
「弟」
「うん、今五歳。体が弱くてすぐ熱出すんだ。具合が悪いと寂しがるから、家に居たときは俺がよく抱っこしてた」
「そうなんだ、心配だね」
良かった小さいって主人公と比べられたのかと思った。
そうだよね、まだ主人公とはそんなに仲良くないよね。
「雅が僕を心配するのって、その弟さんの事があるから?」
「そんな事はないよ」
そう言えば優しくしてくれる様になったのは、僕が体調悪いと言い出してからだ。
そっか、きっと無意識に弟さんを思い出して心配してくれてたのか。
「優しいお兄様なんだね、雅」
意識してたのは僕だけだったのか。
さっきのも恋人みたいって思ったのは僕だけで、雅的には弟と写真撮ってる気分だったのかな。
じゃなきゃ、急に弟さんのこと思い出したりしないよね。
そっかあ、僕弟扱いだったんだ。
「優しくはないが」
「優しいよお」
見込みないのに期待したくなるほど優しくて、困っちゃうよ。
そうだよね。
ここがゲームの世界で、雅が攻略対象者だと知ってる僕なら兎も角、こんな風にスキンシップするのに僕だって嫌がらないのに、それでも好きとかも何も雅からはないんだもん。
僕何にも意識されてなかったんだ。
「そんなことは……」
「あ、電話。父様だ」
突然スマホが鳴りはじめて、慌てて雅の膝から下りる。
「トイレ借りるぞ」
「うん。もしもし、父様?」
雅といるのが楽しくて、すっかり電話するの忘れてた。
『電話どうしてしてこない』
「スマホが壊れてしまって、さっきまで携帯ショップにいたんです。スミマセン」
雅が部屋を出てトイレに向かったのを確認しながら、父様と話し始める。
妹よりも父様は僕に対して過保護だ。
妹の教育は母様が厳しくしてる。
両親は政略結婚で仲は程々だと思うけれど、普段は母様と妹は都の屋敷に住んでいて、父様は側室様と呼ばれる男性と一緒に領地に住んでいる。
『まあ、いい。ところで春休みはいつからだ』
「え、三月二十日からです」
『そうか、ならその後か』
「あの、何か」
なんだろう、なんか嫌な言い方だ。
『お前に縁談が来ている。今付き合っている人は?』
「い、いませんが。縁談ですか」
頭の中が真っ白になった。
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