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「おう、チビ。てめぇ何勝手にうろついてんだよ?」
背後から急に声をかけられた。目の前のことに集中しすぎたらしい。ゆっくりと振り返ると強面のおじさんが2人。
「あのっ、ち、ちがうの!ぼ、ぼく友だち探してて……えっと……いないから……こ、この小屋から声がしたから……つい、のぞいちゃっただけで……!」
ヤバすぎる状況の中、小屋の中から2人が出てきた。
「あぁ?また余計なもんが来やがった……ガキ、てめぇ何してんだよ」
「親分、こいつ、友達がいなくなったとかどうとか言い訳してやす。殺っちまいますか?」
「友達探し?へぇ……だれか探してんのか?」
全力でうなずく。下手なことしたら間違いなく死ぬ。
「ほう……その友達ってのは、今中で寝てるガキのことかねぇ?」
再び全力でうなずく。
「そうか……てめぇ、俺たちの邪魔するつもりか?」
斬りつけられそうな鋭い眼光に一瞬委縮してしまうも、全力で首を横に振る。
「じゃあよ、脅そうが売ろうが、俺たちの勝手に任せるってか?」
再び全力でうなずく。
「友達売って自分だけ助かろうなんてよ……俺の一番嫌ぇなタイプだ!!言い訳すんな、ここで死ねや、ガキ!!」
「ひっ……ひぃぃっ!!やだぁ!殺さないでぇ!!」
親分格の男が腰に差していたナイフを振り上げる。俺はその姿を見て死を覚悟し、情けない声をあげて涙を流してその場に縮み込んだ。
「お、親分!ちょ、ちょっと待ってください!!こいつ……おい小僧、名前はなんだ!?」
「ぼ、ぼくは……アレン、アレン・ロザーク……です……」
「お、親分ーっ!ちょ、ちょっと待ってくださいよ!こ、こいつ…ロザーク領主のガキです、間違いないっす!一人息子だって話っすよ!こりゃもう、金の山っスよ、金の山!!」
「領主の息子だと?くくっ……とんでもねぇ獲物が迷い込んだな」
ナイフを振りかぶっていた親分の動きが止まり、鋭い眉がピクっと動いた。
確かに、言われてみれば今の俺は貴族の息子。没落していない今の俺なら身代金を要求するにピッタリじゃないか。
「ぼ、ぼくが……つかまるよ。だから、友達だけは……にがしてあげて。おねがい……だよ……」
「うるせぇ!!お前みたいな小僧、今ここで黙らせてやろうかっ!」
僕の横にあった木箱を思いっきり蹴り飛ばすと、木箱は木にぶつかり大きな音を立ててバラバラに砕けた。すごい脚力だ。あんなの蹴られたら骨は折れるし、タダじゃすまない。
「……チッ。いいか、お前ら。大事な“金づる”がここにいるんだ。余計な騒ぎはごめんだぞ。森に“魔物が出た”っとでも言って、ガキどもをさっさと追い払え。陽が沈んだら、残りのガキをまとめて回収する。それからアジトへ合流だ。……俺は先に戻る。ここからはお前らだけでやれ…いいか?しくじんなよ。わかったな?」
「へい!!」
3人の男は、野盗の類なのか?親分と言われた男の姿が見えなくなるまで、3人の男たちは微動だにしなかった。
「俺がこのガキ縛って、カギ閉めたら、森の裏を偵察に行ってくるから、お前ら2人は森の中にいる連中に魔物が出たとか適当にいって避難名目で追い出せ。いいな」
「へい!」
2人は森の中に消えていった。パッチョについては、俺を縛り上げるとフェリシアが気絶している小屋の中に投げ捨てるように放り込むと、鍵を閉めてどこかへ行ってしまった。
とりあえず命はあった。死なずに済んだんだ。よかった。けど、こんな過去を俺は知らない。野盗(勝手に決めつけているが)のアジトなんて知らないし、身代金を払ってもらったとしても、俺は無事に帰れるのか?フェリシアが誘拐されているのを見てるし、アジトまで行ったら場所もわかっちゃうし、どのみち無事に帰ることはできないんじゃないのか?
日が暮れる前が勝負なんだ。あと数時間。それまでにどうにかここから逃げなくてはいけない。
「はぁ…」
やることや考えることが多くてため息がもれた。窓の外を見てみるも、見張りはいなそうだ。人影も見えない。脇道に入っているから、普通の人はここに来ないのかもしれない。もしかしたらメラニー先生をエルドとステラが呼んできてくれているかもしれないが、声が届かないし、さっきの野盗の仲間に避難した方がいい、とかなんとか言われている可能性もある。助けに来る可能性は絶望的だ。
「ふぅん……意外と冷静なのね。アレンのくせに。」
驚いて振り向くと、そこには不機嫌そうなフェリシアが座っていた。無事に目を覚ましたらしい。
「フェリシア……無事でよかった……。ねぇ、どこか痛くない?怖かったよね……。」
「べ、別に……そんな心配しなくても平気よ。ほら、ちゃんと動けるし、どこも痛くないんだから。……ちょっと気絶してたみたいだけど、…と、とにかくそんな顔しないでよね。大げさなんだから…」
驚いたような、少し恥ずかしそうな顔をしながらも、縛られていないフェリシアは、立ち上がってクルっと回転してみせた。
「ほ、ほんとに無事でよかったよ……。あ、あとはここから出られればきっと大丈夫だよ。ところで、あの…その……フェリシア、いつから起きてたの?」
「ちょっと前には起きてたわよ。ギャーギャー騒ぐ声がして……どう考えてもロクなことじゃなさそうだったから、寝たふりしてたの。……別に怖かったわけじゃないから。状況判断ってやつ。…で——アレン、これからどうするつもり?ステラは……無事なんでしょうね?」
「い、いや……そこまでステラのこと気にするの?今危ないのはフェリシアのほうなんだよ……。まず自分を心配してよ……。」
僕は窓の下に座り込むと、彼女も目の前に座りながら自慢げに話し始めた。
「当たり前でしょ。私にとって一番大事なのはステラよ。私は“盾”になる魔導士になるの。大切な人を守るのが、私の役目なんだから。」
(大切な人を守る…ね。)
一瞬ステラがいない前世の世界の映像が頭をよぎった。だからこそ、今はこの勇気ある小さな女の子を僕が守らないといけない。
「フェリシアがステラを守りたい気持ち、すごく伝わったよ。でも今は……僕たち子どもだけじゃ勝てない。大人に助けを求めよう。……それでね、フェリシア。ちょっと頼みたいことがあるんだ。聞いてほしいんだ。」
「……言っとくけど、ステラのためよ?それ以外の理由じゃないんだから。…いいから、何をしたらいいの?」
彼女はしゃべりながら、僕の手を縛っていた縄をほどいてくれた。僕は彼女の顔の前に自分の腕を差し出しながらお願いすることにした。
「僕の体、どこでもいいから噛みついてくれるかい?」
背後から急に声をかけられた。目の前のことに集中しすぎたらしい。ゆっくりと振り返ると強面のおじさんが2人。
「あのっ、ち、ちがうの!ぼ、ぼく友だち探してて……えっと……いないから……こ、この小屋から声がしたから……つい、のぞいちゃっただけで……!」
ヤバすぎる状況の中、小屋の中から2人が出てきた。
「あぁ?また余計なもんが来やがった……ガキ、てめぇ何してんだよ」
「親分、こいつ、友達がいなくなったとかどうとか言い訳してやす。殺っちまいますか?」
「友達探し?へぇ……だれか探してんのか?」
全力でうなずく。下手なことしたら間違いなく死ぬ。
「ほう……その友達ってのは、今中で寝てるガキのことかねぇ?」
再び全力でうなずく。
「そうか……てめぇ、俺たちの邪魔するつもりか?」
斬りつけられそうな鋭い眼光に一瞬委縮してしまうも、全力で首を横に振る。
「じゃあよ、脅そうが売ろうが、俺たちの勝手に任せるってか?」
再び全力でうなずく。
「友達売って自分だけ助かろうなんてよ……俺の一番嫌ぇなタイプだ!!言い訳すんな、ここで死ねや、ガキ!!」
「ひっ……ひぃぃっ!!やだぁ!殺さないでぇ!!」
親分格の男が腰に差していたナイフを振り上げる。俺はその姿を見て死を覚悟し、情けない声をあげて涙を流してその場に縮み込んだ。
「お、親分!ちょ、ちょっと待ってください!!こいつ……おい小僧、名前はなんだ!?」
「ぼ、ぼくは……アレン、アレン・ロザーク……です……」
「お、親分ーっ!ちょ、ちょっと待ってくださいよ!こ、こいつ…ロザーク領主のガキです、間違いないっす!一人息子だって話っすよ!こりゃもう、金の山っスよ、金の山!!」
「領主の息子だと?くくっ……とんでもねぇ獲物が迷い込んだな」
ナイフを振りかぶっていた親分の動きが止まり、鋭い眉がピクっと動いた。
確かに、言われてみれば今の俺は貴族の息子。没落していない今の俺なら身代金を要求するにピッタリじゃないか。
「ぼ、ぼくが……つかまるよ。だから、友達だけは……にがしてあげて。おねがい……だよ……」
「うるせぇ!!お前みたいな小僧、今ここで黙らせてやろうかっ!」
僕の横にあった木箱を思いっきり蹴り飛ばすと、木箱は木にぶつかり大きな音を立ててバラバラに砕けた。すごい脚力だ。あんなの蹴られたら骨は折れるし、タダじゃすまない。
「……チッ。いいか、お前ら。大事な“金づる”がここにいるんだ。余計な騒ぎはごめんだぞ。森に“魔物が出た”っとでも言って、ガキどもをさっさと追い払え。陽が沈んだら、残りのガキをまとめて回収する。それからアジトへ合流だ。……俺は先に戻る。ここからはお前らだけでやれ…いいか?しくじんなよ。わかったな?」
「へい!!」
3人の男は、野盗の類なのか?親分と言われた男の姿が見えなくなるまで、3人の男たちは微動だにしなかった。
「俺がこのガキ縛って、カギ閉めたら、森の裏を偵察に行ってくるから、お前ら2人は森の中にいる連中に魔物が出たとか適当にいって避難名目で追い出せ。いいな」
「へい!」
2人は森の中に消えていった。パッチョについては、俺を縛り上げるとフェリシアが気絶している小屋の中に投げ捨てるように放り込むと、鍵を閉めてどこかへ行ってしまった。
とりあえず命はあった。死なずに済んだんだ。よかった。けど、こんな過去を俺は知らない。野盗(勝手に決めつけているが)のアジトなんて知らないし、身代金を払ってもらったとしても、俺は無事に帰れるのか?フェリシアが誘拐されているのを見てるし、アジトまで行ったら場所もわかっちゃうし、どのみち無事に帰ることはできないんじゃないのか?
日が暮れる前が勝負なんだ。あと数時間。それまでにどうにかここから逃げなくてはいけない。
「はぁ…」
やることや考えることが多くてため息がもれた。窓の外を見てみるも、見張りはいなそうだ。人影も見えない。脇道に入っているから、普通の人はここに来ないのかもしれない。もしかしたらメラニー先生をエルドとステラが呼んできてくれているかもしれないが、声が届かないし、さっきの野盗の仲間に避難した方がいい、とかなんとか言われている可能性もある。助けに来る可能性は絶望的だ。
「ふぅん……意外と冷静なのね。アレンのくせに。」
驚いて振り向くと、そこには不機嫌そうなフェリシアが座っていた。無事に目を覚ましたらしい。
「フェリシア……無事でよかった……。ねぇ、どこか痛くない?怖かったよね……。」
「べ、別に……そんな心配しなくても平気よ。ほら、ちゃんと動けるし、どこも痛くないんだから。……ちょっと気絶してたみたいだけど、…と、とにかくそんな顔しないでよね。大げさなんだから…」
驚いたような、少し恥ずかしそうな顔をしながらも、縛られていないフェリシアは、立ち上がってクルっと回転してみせた。
「ほ、ほんとに無事でよかったよ……。あ、あとはここから出られればきっと大丈夫だよ。ところで、あの…その……フェリシア、いつから起きてたの?」
「ちょっと前には起きてたわよ。ギャーギャー騒ぐ声がして……どう考えてもロクなことじゃなさそうだったから、寝たふりしてたの。……別に怖かったわけじゃないから。状況判断ってやつ。…で——アレン、これからどうするつもり?ステラは……無事なんでしょうね?」
「い、いや……そこまでステラのこと気にするの?今危ないのはフェリシアのほうなんだよ……。まず自分を心配してよ……。」
僕は窓の下に座り込むと、彼女も目の前に座りながら自慢げに話し始めた。
「当たり前でしょ。私にとって一番大事なのはステラよ。私は“盾”になる魔導士になるの。大切な人を守るのが、私の役目なんだから。」
(大切な人を守る…ね。)
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「……言っとくけど、ステラのためよ?それ以外の理由じゃないんだから。…いいから、何をしたらいいの?」
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