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初めてのお客様
三人は冒険者の来訪に備えて最終確認を行う 6
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「ふむ・・・罠の調整は問題ないんだな?ヒーラーがいるし回復アイテムを与えたから大丈夫だと思うが、強い毒やその後に影響が出るようなダメージを与えるものは避けているな?」
ヴェロニカに説明は、このダンジョンの安全性を物語っている。
しかしそれを聞いてもまだ安心しきれないカイは、しつこいぐらいにちゃんと安全に配慮しているのかと彼女に問い掛けていた。
「えぇ、大丈夫です。目潰しの胡椒爆弾、足止めのトラバサミ・・・は危険なので、スライムの体液で出来た鳥もちを配置しています。後はそうですね、落とし穴の中に無害な虫が溜まっているもの等でしょうか」
「落とし穴に虫か・・・女の子もいるし、それは止めておいた方がいいんじゃないか?」
カイの心配に、ヴェロニカは配置された罠を一つ一つ述べることで対応していた。
彼女が述べた罠は、基本的にほとんどダメージを与えないものであった。
しかしやってくる冒険者の顔ぶれを思い浮かべるカイは、その中の一つが不味いのではないかと考える。
やってくる冒険者の一人、アイリスは大人しそうな少女であった。
その彼女がその虫の詰まった落とし穴にもし落ちてしまいでもしたら、肉体的ではなく精神的なダメージで再起不能になってしまうかもしれない。
「そう、でしょうか?それでしたら、それは―――」
「あぁ、こっちでやっておく」
アンデッドを扱うヴェロニカからすれば、虫などというものは怖くもなんともないのかもしれない。
カイがその罠を嫌った理由に見当がつかないという反応を見せる彼女は、それでも彼の指示に従おうと指を伸ばす。
しかしそれはコンソールへと届く前に、カイの手によって解除されてしまう。
彼女はその指の行き先を迷わせたまま、どこか寂しそうな表情を見せていた。
「そう言えば、あれはどうなってる?」
「あれ?あぁ、あれの事ですね。あれは途中の地底湖に配置しております」
「・・・あれ?あれとは一体何の事じゃろうか?」
危険な罠を解除したカイは、何かを思い出すとそれをヴェロニカへと尋ねる。
その言葉に首を傾げた彼女も、それが何の事かをすぐに思い出すと、彼にそれを配置した場所を答える。
その二人のやり取りに、一人蚊帳の外に置かれているダミアンだけが、きょろきょろと彼らの表情を見比べるように首を動かしていた。
ヴェロニカに説明は、このダンジョンの安全性を物語っている。
しかしそれを聞いてもまだ安心しきれないカイは、しつこいぐらいにちゃんと安全に配慮しているのかと彼女に問い掛けていた。
「えぇ、大丈夫です。目潰しの胡椒爆弾、足止めのトラバサミ・・・は危険なので、スライムの体液で出来た鳥もちを配置しています。後はそうですね、落とし穴の中に無害な虫が溜まっているもの等でしょうか」
「落とし穴に虫か・・・女の子もいるし、それは止めておいた方がいいんじゃないか?」
カイの心配に、ヴェロニカは配置された罠を一つ一つ述べることで対応していた。
彼女が述べた罠は、基本的にほとんどダメージを与えないものであった。
しかしやってくる冒険者の顔ぶれを思い浮かべるカイは、その中の一つが不味いのではないかと考える。
やってくる冒険者の一人、アイリスは大人しそうな少女であった。
その彼女がその虫の詰まった落とし穴にもし落ちてしまいでもしたら、肉体的ではなく精神的なダメージで再起不能になってしまうかもしれない。
「そう、でしょうか?それでしたら、それは―――」
「あぁ、こっちでやっておく」
アンデッドを扱うヴェロニカからすれば、虫などというものは怖くもなんともないのかもしれない。
カイがその罠を嫌った理由に見当がつかないという反応を見せる彼女は、それでも彼の指示に従おうと指を伸ばす。
しかしそれはコンソールへと届く前に、カイの手によって解除されてしまう。
彼女はその指の行き先を迷わせたまま、どこか寂しそうな表情を見せていた。
「そう言えば、あれはどうなってる?」
「あれ?あぁ、あれの事ですね。あれは途中の地底湖に配置しております」
「・・・あれ?あれとは一体何の事じゃろうか?」
危険な罠を解除したカイは、何かを思い出すとそれをヴェロニカへと尋ねる。
その言葉に首を傾げた彼女も、それが何の事かをすぐに思い出すと、彼にそれを配置した場所を答える。
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