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初めてのお客様
三人は冒険者の来訪に備えて最終確認を行う 7
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「あぁ、ダミアンは知らなかったか。実は前に作っておいたシーサーペントを配置してみようかと思ってね。あれはダンジョン産だからなのか分からないが、淡水でも問題ないらしい」
「シーサーペントをですか・・・しかし、今回やってくる冒険者はまだ駆け出しだと聞いております。過剰な戦力なのでは?」
シーサーペントとは巨大な海蛇であり、その強大さからドラゴンの眷族ともいわれる魔物である。
本来海に住んでいる筈のその魔物が、洞窟内の湖でも生きていけるのも驚きではあるが、それ以上にその強大すぎる力が危険ではないのかとダミアンは警告していた。
「何、戦わせる気はないよ。遠目にその強大な存在を感じるだけでいい。安全のためとはいえ単調な展開が続くからね、ちょっとしたサプライズさ」
「確かにあれは大人しい魔物じゃから、下手に刺激しなければ大丈夫かもしれませんが・・・」
「あぁ、一応湖の奥の方に配置しておくから大丈夫だろう。そうなってるよな?」
「えぇ、問題ない筈です」
安全のためとはいえ、今のダンジョンの構造は少しばかり単調だ。
そのためやってくる彼らを少しでも楽しませようと、カイはその魔物を用意していた。
幸い、シーサーペントはドラゴンの眷属ともいわれるとおり荘厳な見た目をしており、遠目で泳ぐ姿を見るだけでも、その強大な存在を感じられるだろう。
(やっぱりゲームとかでも序盤で出てくる強大な敵や、手が届かないアイテムにはワクワクするもんな。これぐらいのサービスはあってもいいだろう。彼らもそれを目標に精進してくれるんじゃないかな、うんうん)
どこかまだ悩ましげな表情を見せるダミアンを前に、カイは一人うんうんと頷いていた。
彼がそこにシーサーペントを配置したのは彼らのためを思ってでもあるが、それ以上に以前生成してしまった強大な魔物の使い所を求めてのものであった。
「後はボスだけか・・・結局、何にしたんだったかな?」
「上位のゴブリン、ゴブリンファイターと通常のゴブリン二匹ですね・・・カイ様、よろしかったのでしょうか?」
「ん、何がだ?」
ボスの配置について話すヴェロニカは、それを説明した後にカイへと窺うような視線を向ける。
しかし彼にはそれが何を意味するのか見当がつかず、ただただぽかんとした表情を見せるばかりであった。
「ゴブリンならばセッキが連れてきた者達がいます、彼らを使っても良かったのでは?」
ヴェロニカはセッキが連れてきた新参者達を、それに当てても良かったのではとカイに尋ねる。
確かに、セッキが連れてきた魔物達はその多くがゴブリンだ。
彼らの中から適当な者を選抜すれば、画一的な能力を持っているダンジョン産の魔物よりも、適当な実力な者を選ぶことが出来るだろう。
「シーサーペントをですか・・・しかし、今回やってくる冒険者はまだ駆け出しだと聞いております。過剰な戦力なのでは?」
シーサーペントとは巨大な海蛇であり、その強大さからドラゴンの眷族ともいわれる魔物である。
本来海に住んでいる筈のその魔物が、洞窟内の湖でも生きていけるのも驚きではあるが、それ以上にその強大すぎる力が危険ではないのかとダミアンは警告していた。
「何、戦わせる気はないよ。遠目にその強大な存在を感じるだけでいい。安全のためとはいえ単調な展開が続くからね、ちょっとしたサプライズさ」
「確かにあれは大人しい魔物じゃから、下手に刺激しなければ大丈夫かもしれませんが・・・」
「あぁ、一応湖の奥の方に配置しておくから大丈夫だろう。そうなってるよな?」
「えぇ、問題ない筈です」
安全のためとはいえ、今のダンジョンの構造は少しばかり単調だ。
そのためやってくる彼らを少しでも楽しませようと、カイはその魔物を用意していた。
幸い、シーサーペントはドラゴンの眷属ともいわれるとおり荘厳な見た目をしており、遠目で泳ぐ姿を見るだけでも、その強大な存在を感じられるだろう。
(やっぱりゲームとかでも序盤で出てくる強大な敵や、手が届かないアイテムにはワクワクするもんな。これぐらいのサービスはあってもいいだろう。彼らもそれを目標に精進してくれるんじゃないかな、うんうん)
どこかまだ悩ましげな表情を見せるダミアンを前に、カイは一人うんうんと頷いていた。
彼がそこにシーサーペントを配置したのは彼らのためを思ってでもあるが、それ以上に以前生成してしまった強大な魔物の使い所を求めてのものであった。
「後はボスだけか・・・結局、何にしたんだったかな?」
「上位のゴブリン、ゴブリンファイターと通常のゴブリン二匹ですね・・・カイ様、よろしかったのでしょうか?」
「ん、何がだ?」
ボスの配置について話すヴェロニカは、それを説明した後にカイへと窺うような視線を向ける。
しかし彼にはそれが何を意味するのか見当がつかず、ただただぽかんとした表情を見せるばかりであった。
「ゴブリンならばセッキが連れてきた者達がいます、彼らを使っても良かったのでは?」
ヴェロニカはセッキが連れてきた新参者達を、それに当てても良かったのではとカイに尋ねる。
確かに、セッキが連れてきた魔物達はその多くがゴブリンだ。
彼らの中から適当な者を選抜すれば、画一的な能力を持っているダンジョン産の魔物よりも、適当な実力な者を選ぶことが出来るだろう。
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