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インド方面攻略戦
第91話 第三次東太平洋海戦②
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アメリカ海軍は再整備が整った頃合で太平洋艦隊を再編、第50任務部隊を真珠湾を根拠地とする大日本帝国海軍東太平洋艦隊への打撃部隊として派遣した、その両軍は3度目となる東太平洋での海戦の火蓋を切っていた
「敵機!再び直上!」
第50任務部隊旗艦ペンシルベニアに艦上爆撃機惑星が襲いかかる
「面舵一杯!衝撃に備えろ!」
直後ペンシルベニアは衝撃に襲われることになる。
「ダメージリポート!」
「第一第二砲塔旋回止まりました!」
惑星から投下された爆弾はペンシルベニアの第一砲塔と第二砲塔のちょうど中間に命中、ペンシルベニアは前部砲塔の機能を失った。
「提督!伏せて!」
ある下士官がいきなりニミッツに覆い被さる
その直後、とてつもない音と共に艦橋が揺れた
「なんだ!また被弾か!?」
「F6Fが落ちてきました....」
「落とされたのか。」
艦橋の見張り台が根こそぎえぐられている。
見張り員の持ち場があったところから下を覗き込むとそこには味方機であるF6Fヘルキャットが副砲群をめちゃくちゃにして横たわっている
「見張り台にいた艦長もあそこの下敷きです。」
「言葉にならんな....」
辺りを見渡せば各艦が必死に応戦している。されど命中している様子は無い。
「ここまで練度の差が出るのか....」
「熟練の乗組員は今の合衆国にはそうそうおりません。」
「そうだな...」
ニミッツの耳には爆発音、両軍航空機のエンジン音、各艦の発砲音が響き渡ってくる。
そして目には無惨にも被弾、被雷する自分の艦隊が写り込む。
「空襲が始まって何分経った....」
「30分ほどかと」
「そろそろ終わるだろう。艦隊進路を敵艦隊へ取れ。そろそろ日暮れだ...」
「薄暮攻撃があるかもしれません。」
「奴らにそれをするメリットは無いだろう。」
「何故です?」
「我々が砲雷撃戦で奴らに勝ったことは1度とてない。」
「それは....」
「ミッチェル君」
「はっ」
「君はまだ経験が足らんな」
「心得ております。」
「ははは!旗艦をカルフォルニアに移す」
「しかし、それではこのペンシルベニアの艦長代理は...」
「君だ、そして直ちに空母と共に離脱しなさい」
「それは、命令でしょうか」
「もちろんだとも、第50任務部隊、提督としての命令だ」
「かしこまりました。」
この空襲で第50任務部隊は重巡インディアナポリス、ロサンゼルス、軽巡ミルウォーキー、サバンナ、オマハ駆逐艦フレッチャー、スティーブンソン、リヴァモア、プランケットが沈没した。
第50任務部隊は被弾し前部砲塔2基の使えないペンシルベニアと対艦戦闘能力としては航空機しか無い空母2隻、駆逐艦3隻を艦隊から離脱させた
残る戦艦2隻、重巡洋艦2隻、軽巡洋艦3隻、駆逐艦4隻は日本軍艦隊へ向かった
「敵艦隊進路そのままです」
「そうか、自ら夜戦をとるか....」
「どうされますか」
「うーん」
「武蔵より入電!」
「草鹿さんからか...なんと言ってる」
「我空母ヲ離脱サセ、敵艦隊邀撃ス」
「やる気か...武蔵に返信、了解、我艦隊モ続クだ」
「かしこまりました!」
日本軍艦隊も、空母8隻、重巡3隻、軽巡5隻、駆逐艦6隻を切り離し、真珠湾へ戻した
この時点で第50任務部隊の戦力は11隻なのに対し、東太平洋艦隊は31隻と倍以上の戦力差があった。また、戦艦も第50任務部隊2隻、東太平洋艦隊は6隻と3倍である。
ニミッツは内心でハルゼーを心から尊敬した。
その理由はニミッツは今すぐにでも逃げ出したい衝動に駆られている。
ハルゼーは敵艦隊に特攻を掛けたと聞いた、ニミッツは今同じことをしようとしている。しかし恐怖という2文字がニミッツを襲う
「敵艦隊はどう動いている。」
ニミッツが通信室長に問う
「先程何隻か離脱した模様ですが、敵艦隊も我々同様こちらに進路を取っているようです、離脱したのはおそらく空母とその護衛でしょう。」
「...そうか...」
ニミッツは心では反転してハワイに戻っていてくれと願っていた
しかし考えてみれば確かに戻るはずもないと納得してしまう。
「我々はこの戦争に勝てるのだろうか」
「分かりません」
「ふっ、そうだな」
「インド洋では比叡が沈んだと聞いたが...この霧島は持つのだろうな...」
インド洋海戦にて、連合軍艦隊に同じ金剛型である2番艦比叡が撃沈されている。それを少し懸念したのか艦長である工藤俊作大佐はボヤく
「インド洋でも金剛、霧島は生き抜けていますよ」
「うーん、」
工藤はあんまり納得の行っていなさそうな顔で悩み込む
「敵艦隊との距離およそ60!」
「見張り員!警戒を厳と為せ!」
「はっ!」
さらに30分もすると見張り員が叫ぶ
「敵艦隊視認!」
「主砲!用意!」
霧島は電探を付けるタイミングで改装を受けており最新式の五式測距儀を搭載、大和などと同じように主砲の諸元を入力することができるようになっている
「主砲用意よし!」
「主砲!一、二番!てぇ!」
その頃ハワイの司令部では霧島からの電文をキャッチしていた
「我敵艦隊ト砲雷撃戦二突入セリ!」
「空母は!」
「未だ不明!」
「赤城より入電!」
「なんと言ってる!砲雷撃戦に巻き込まれてはないだろうな!」
「我帰投ス!」
ここでやっと草鹿中将は胸をなで下ろした
「さすがに空母は切り離していたか...」
「古賀閣下と草鹿閣下です。お二人共に最高の司令官ですご安心ください」
「しかし....問題はやはり霧島か...」
「霧島の何が問題なのです?」
「敵艦隊の戦艦は最新鋭戦艦、対するこちらも武蔵などはよかろうが霧島は少し旧式すぎる。」
「インド洋では金剛が敵新鋭艦を叩きのめしています、何より霧島もそのインド洋を生き残っております」
「しかし比叡がやられている」
霧島艦長、工藤俊作大佐と同じ懸念点は司令部でも同じであった
「ただ、唯一救いなのは我が軍は戦艦の数的有利を持っている点だな。」
「えぇ、攻撃隊がよくやってくれました」
「敵艦発砲!」
現地では激しい撃ち合いとなっていた
第六航空艦隊と第二連合機動艦隊は艦隊を一纏めとし、単縦陣で反航戦に挑んだ
「艦後尾に被弾!カタパルトが吹き飛びました!」
「舵やスクリューは!」
「無事です!」
「なら構うな!」
ウィスコンシンが放った砲弾は容赦なく霧島に降り注ぐ
「弾着!今!」
霧島の放った砲弾は命中はすれど、貫通した様子は無い
「くっ....さすがに硬いか....」
「武蔵より発光信号!」
「なんだ!」
「砲雷撃戦ハ我二任セ離脱サレタシ!」
工藤は悩んだ、武蔵からという事は第二連合機動艦隊司令官、草鹿任一大将からということになる。しかし帝国海軍軍人として砲雷撃戦から逃げれば恥となるとこの艦橋に詰めている者たちは思うだろう。かと言って今霧島の35.6cm砲が通用していないのもまた事実である。
「武蔵に返信!武運をお祈りする!180°回頭!ハワイに帰還する!」
「長官」
「わかってる、全艦一斉回頭、同航戦に移行する」
武蔵を先頭に艦隊は弧を描きながら回頭を始める
「主砲旋回急げ!」
「第4水雷戦隊に通達、敵艦の腹に潜り込ませろ」
「はっ!」
第4水雷戦隊(橋本以行中佐)
軽巡:釧路、高梁、十勝
駆逐艦:白雲、磯波、浦波、山風
「目標!敵一番艦!魚雷装填!」
4水戦は釧路を先頭に単縦陣で敵艦隊へ突っ込んでいく
「用意!」
「まだ早い!」
敵艦との距離はこの時点でおよそ10キロ
「距離9000!」
「まだまだ!」
釧路や僚艦の周りに無数の水柱が立つ
「距離8000!」
「もうちょいまて!」
「もう危険です!」
「距離7000!」
「用意!500単位で知らせ!」
「距離6500!」
「中佐!」
「確実性を優先する!命を預けろ!」
「距離6000!」
「もうちょいだ....」
「5500!」
「5000で発射!」
「5000!」
「てぇ!」
7隻から放たれた九五式酸素魚雷が、ウィスコンシン、カルフォルニア目掛けて駆け抜けて行く
しかし酸素魚雷は航跡を残さないため米海軍側は気づいていない。
そのため回避運動もせずただそのまま進み続ける
「副砲でも潰しに来たのか...?」
「いや、魚雷を撃つタイミングを見計らってるのかもしれん」
「しかしここまで近づいてまだ撃たないのは不自然すぎやしないか。」
直後ウィスコンシンを衝撃と水柱が襲う
「なんだ!?」
「やはりか....」
「提督?」
「酸素魚雷だよ。航跡が残らんのだ」
「それでは...避けようが...」
「あぁ、無い」
「敵機!再び直上!」
第50任務部隊旗艦ペンシルベニアに艦上爆撃機惑星が襲いかかる
「面舵一杯!衝撃に備えろ!」
直後ペンシルベニアは衝撃に襲われることになる。
「ダメージリポート!」
「第一第二砲塔旋回止まりました!」
惑星から投下された爆弾はペンシルベニアの第一砲塔と第二砲塔のちょうど中間に命中、ペンシルベニアは前部砲塔の機能を失った。
「提督!伏せて!」
ある下士官がいきなりニミッツに覆い被さる
その直後、とてつもない音と共に艦橋が揺れた
「なんだ!また被弾か!?」
「F6Fが落ちてきました....」
「落とされたのか。」
艦橋の見張り台が根こそぎえぐられている。
見張り員の持ち場があったところから下を覗き込むとそこには味方機であるF6Fヘルキャットが副砲群をめちゃくちゃにして横たわっている
「見張り台にいた艦長もあそこの下敷きです。」
「言葉にならんな....」
辺りを見渡せば各艦が必死に応戦している。されど命中している様子は無い。
「ここまで練度の差が出るのか....」
「熟練の乗組員は今の合衆国にはそうそうおりません。」
「そうだな...」
ニミッツの耳には爆発音、両軍航空機のエンジン音、各艦の発砲音が響き渡ってくる。
そして目には無惨にも被弾、被雷する自分の艦隊が写り込む。
「空襲が始まって何分経った....」
「30分ほどかと」
「そろそろ終わるだろう。艦隊進路を敵艦隊へ取れ。そろそろ日暮れだ...」
「薄暮攻撃があるかもしれません。」
「奴らにそれをするメリットは無いだろう。」
「何故です?」
「我々が砲雷撃戦で奴らに勝ったことは1度とてない。」
「それは....」
「ミッチェル君」
「はっ」
「君はまだ経験が足らんな」
「心得ております。」
「ははは!旗艦をカルフォルニアに移す」
「しかし、それではこのペンシルベニアの艦長代理は...」
「君だ、そして直ちに空母と共に離脱しなさい」
「それは、命令でしょうか」
「もちろんだとも、第50任務部隊、提督としての命令だ」
「かしこまりました。」
この空襲で第50任務部隊は重巡インディアナポリス、ロサンゼルス、軽巡ミルウォーキー、サバンナ、オマハ駆逐艦フレッチャー、スティーブンソン、リヴァモア、プランケットが沈没した。
第50任務部隊は被弾し前部砲塔2基の使えないペンシルベニアと対艦戦闘能力としては航空機しか無い空母2隻、駆逐艦3隻を艦隊から離脱させた
残る戦艦2隻、重巡洋艦2隻、軽巡洋艦3隻、駆逐艦4隻は日本軍艦隊へ向かった
「敵艦隊進路そのままです」
「そうか、自ら夜戦をとるか....」
「どうされますか」
「うーん」
「武蔵より入電!」
「草鹿さんからか...なんと言ってる」
「我空母ヲ離脱サセ、敵艦隊邀撃ス」
「やる気か...武蔵に返信、了解、我艦隊モ続クだ」
「かしこまりました!」
日本軍艦隊も、空母8隻、重巡3隻、軽巡5隻、駆逐艦6隻を切り離し、真珠湾へ戻した
この時点で第50任務部隊の戦力は11隻なのに対し、東太平洋艦隊は31隻と倍以上の戦力差があった。また、戦艦も第50任務部隊2隻、東太平洋艦隊は6隻と3倍である。
ニミッツは内心でハルゼーを心から尊敬した。
その理由はニミッツは今すぐにでも逃げ出したい衝動に駆られている。
ハルゼーは敵艦隊に特攻を掛けたと聞いた、ニミッツは今同じことをしようとしている。しかし恐怖という2文字がニミッツを襲う
「敵艦隊はどう動いている。」
ニミッツが通信室長に問う
「先程何隻か離脱した模様ですが、敵艦隊も我々同様こちらに進路を取っているようです、離脱したのはおそらく空母とその護衛でしょう。」
「...そうか...」
ニミッツは心では反転してハワイに戻っていてくれと願っていた
しかし考えてみれば確かに戻るはずもないと納得してしまう。
「我々はこの戦争に勝てるのだろうか」
「分かりません」
「ふっ、そうだな」
「インド洋では比叡が沈んだと聞いたが...この霧島は持つのだろうな...」
インド洋海戦にて、連合軍艦隊に同じ金剛型である2番艦比叡が撃沈されている。それを少し懸念したのか艦長である工藤俊作大佐はボヤく
「インド洋でも金剛、霧島は生き抜けていますよ」
「うーん、」
工藤はあんまり納得の行っていなさそうな顔で悩み込む
「敵艦隊との距離およそ60!」
「見張り員!警戒を厳と為せ!」
「はっ!」
さらに30分もすると見張り員が叫ぶ
「敵艦隊視認!」
「主砲!用意!」
霧島は電探を付けるタイミングで改装を受けており最新式の五式測距儀を搭載、大和などと同じように主砲の諸元を入力することができるようになっている
「主砲用意よし!」
「主砲!一、二番!てぇ!」
その頃ハワイの司令部では霧島からの電文をキャッチしていた
「我敵艦隊ト砲雷撃戦二突入セリ!」
「空母は!」
「未だ不明!」
「赤城より入電!」
「なんと言ってる!砲雷撃戦に巻き込まれてはないだろうな!」
「我帰投ス!」
ここでやっと草鹿中将は胸をなで下ろした
「さすがに空母は切り離していたか...」
「古賀閣下と草鹿閣下です。お二人共に最高の司令官ですご安心ください」
「しかし....問題はやはり霧島か...」
「霧島の何が問題なのです?」
「敵艦隊の戦艦は最新鋭戦艦、対するこちらも武蔵などはよかろうが霧島は少し旧式すぎる。」
「インド洋では金剛が敵新鋭艦を叩きのめしています、何より霧島もそのインド洋を生き残っております」
「しかし比叡がやられている」
霧島艦長、工藤俊作大佐と同じ懸念点は司令部でも同じであった
「ただ、唯一救いなのは我が軍は戦艦の数的有利を持っている点だな。」
「えぇ、攻撃隊がよくやってくれました」
「敵艦発砲!」
現地では激しい撃ち合いとなっていた
第六航空艦隊と第二連合機動艦隊は艦隊を一纏めとし、単縦陣で反航戦に挑んだ
「艦後尾に被弾!カタパルトが吹き飛びました!」
「舵やスクリューは!」
「無事です!」
「なら構うな!」
ウィスコンシンが放った砲弾は容赦なく霧島に降り注ぐ
「弾着!今!」
霧島の放った砲弾は命中はすれど、貫通した様子は無い
「くっ....さすがに硬いか....」
「武蔵より発光信号!」
「なんだ!」
「砲雷撃戦ハ我二任セ離脱サレタシ!」
工藤は悩んだ、武蔵からという事は第二連合機動艦隊司令官、草鹿任一大将からということになる。しかし帝国海軍軍人として砲雷撃戦から逃げれば恥となるとこの艦橋に詰めている者たちは思うだろう。かと言って今霧島の35.6cm砲が通用していないのもまた事実である。
「武蔵に返信!武運をお祈りする!180°回頭!ハワイに帰還する!」
「長官」
「わかってる、全艦一斉回頭、同航戦に移行する」
武蔵を先頭に艦隊は弧を描きながら回頭を始める
「主砲旋回急げ!」
「第4水雷戦隊に通達、敵艦の腹に潜り込ませろ」
「はっ!」
第4水雷戦隊(橋本以行中佐)
軽巡:釧路、高梁、十勝
駆逐艦:白雲、磯波、浦波、山風
「目標!敵一番艦!魚雷装填!」
4水戦は釧路を先頭に単縦陣で敵艦隊へ突っ込んでいく
「用意!」
「まだ早い!」
敵艦との距離はこの時点でおよそ10キロ
「距離9000!」
「まだまだ!」
釧路や僚艦の周りに無数の水柱が立つ
「距離8000!」
「もうちょいまて!」
「もう危険です!」
「距離7000!」
「用意!500単位で知らせ!」
「距離6500!」
「中佐!」
「確実性を優先する!命を預けろ!」
「距離6000!」
「もうちょいだ....」
「5500!」
「5000で発射!」
「5000!」
「てぇ!」
7隻から放たれた九五式酸素魚雷が、ウィスコンシン、カルフォルニア目掛けて駆け抜けて行く
しかし酸素魚雷は航跡を残さないため米海軍側は気づいていない。
そのため回避運動もせずただそのまま進み続ける
「副砲でも潰しに来たのか...?」
「いや、魚雷を撃つタイミングを見計らってるのかもしれん」
「しかしここまで近づいてまだ撃たないのは不自然すぎやしないか。」
直後ウィスコンシンを衝撃と水柱が襲う
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