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第12話:スーパーで大学時代の元彼女に会う
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さて、一乗寺君が調べた今日は特売日のスーパーに到着。
地下の食品売り場でいろいろと買う。
「山本さんの家の冷蔵庫って何にも入ってないから、今日はたくさん買っていいですか」
「ああ、いいよ」
「何か嫌いな物とかありますか」
「いや、特に無いよ。一乗寺君の好きなものを買っていいよ」
「ありがとうございます……あの、それで」
「え、なに」
「あゆむって呼んでくれますか」
「ああ、そうだったね」
なぜ、あゆむと呼ばれたいのかなあ。
まあ、いいや。
それにしても、俺の食生活って、最近は生涯一コンビニ弁当って感じだったもんなあ。
一乗寺君のおかげで健康にいい暮らしが出来そうではある。
でも、ずっといつまでも住んでいてもらうのも困るなあ。
まあ、あまり先のことは考えない。
今、そこにあることを考えなさいとはクリニックの医者の話。
でも、あまり良くなっていかない。
結局、薬が増えていくだけなんだよなあ。
スーパーの買い物カゴがかなりいっぱいになってきた。
けっこう大量になってきたなあ。
とりあえず、自動レジに行くと、一乗寺君が俺に言った。
「すみません、調味料忘れてました。取りに行ってきます」
走って調味料コーナーの場所へ行く一乗寺君。
なんとなく走り方も女性っぽいんだよなあ。
男の娘とはそういうものなのか。
俺がボケーッと待っていると、自動レジのやり方がわからない人を指導している女性がいるのだが、あれ、どこかで見たことがある。
その女性が俺の方を見た。
向こうもびっくりしている。
「正夫君じゃないの」
「ああ、礼子か」
俺の大学時代の元彼女。
上条礼子。
一年未満で別れたけどな。
大学卒業後、確か、タワマンに住んでいる金持ちの青年実業家と結婚したはずなんだが。
結婚式の招待状も来た。
もちろん、行かなかったけどな。
「何やってんの」
「何って、仕事よ」
「専業主婦じゃなかったっけ。パートか」
「うん……離婚したの」
「え、なんで」
「あの人、事業に失敗したのよ」
それで、旦那を捨てたのか。
冷たいなあ。
まあ、礼子と別れて正解だったかな。
「正夫君は、今も同じ会社なの」
「ああ、そうだよ」
「今もあのアパートに住んでるの」
「そうだね。もう、引っ越そうかとも思ってるけど」
「……あなた、結婚したの?」
「いや、してない」
「えーと……」
礼子がなんとなく、俺に何か言いたそうな顔をしてる。
何だろう、よりを戻したいのかね。
まさかねえ。
給与は高いけどね、俺の会社。
でも、俺は女はもうまっぴらごめんだね。
だからと言って、男がいいってことではないけど。
それに、女だって嫌だろ、ED男なんて。
一人暮らしの方が気楽だな。
昔からそうだったなあ。
一人で充分だ。
今は、一乗寺君がいるけど。
すると、館内放送で礼子が呼ばれた。
「それじゃあ……」
慌てて、立ち去る礼子。
なんか言いたそうだったけど。
まあ、もう関係ないけどね。
そんなところに一乗寺君が戻ってきた。
さっきまではニコニコ顔の一乗寺君だったのだが。
なぜか、心配そうな顔をしている。
「お待たせしました……」
さて、自動レジの前で、スーパーの買い物カゴからどんどんバーコードを当てていく。
その作業中に一乗寺君がそっと聞いてきた。
「あの、さっきの女性の方は知り合いなんですか」
「大学生時代の元彼女さ。偶然会ったんだ。びっくりだよ」
ちょっともじもじして一乗寺君が聞いてくる。
「あの、山本さんは今は恋人とかいるんですか」
「いないよ、そんなの。俺は自慢じゃないが、EDだぞ、ED」
「そうですか」
また、ニコニコ顔に戻る一乗寺君。
何で嬉しいのかね。
何千回も言うがEDだぞ。
さて、けっこう大荷物になってしまった。
一乗寺君が持ってきた袋には入りきらないので、スーパーのレジ袋も購入。
これもゴミ袋大臣のせいだな。
三円くらいなのになぜか腹が立つ。
「だいぶ重くなってしまったなあ、これは歩いて帰るのはつらそうだ」
「都電で帰りませんか」
このスーパーのすぐ近くに都電の王子駅がある。
「そうだな、ちょっと重いもんなあ」
都電で俺の自宅近くの駅まで向かう。
この都電の荒川線、東京で唯一の路面電車だ。
自動車がたくさん走っている坂道を上がって行く。
一乗寺君が珍しそうに外を見ている。
「面白そうにしてるね、一乗寺君」
「……あの、すみません……あゆむって呼んでください……」
「ああ、そうだったなあ、じゃあ、あゆむ、楽しそうだね」
「ええ、なんか自動車がいっぱいいる中を電車で走るのが面白いです。遊園地みたい」
「あれ、でも、この前、都電に乗ってきたんじゃなかったっけ」
「あの時はもう眠くて、目を瞑ってました」
ああ、確か睡眠薬をお酒に混ぜて佐島に飲ませたら、自分も少し飲む羽目になったんだっけな。まだ、十八才くらいだとこの程度でも楽しいもんなのかねえ。
おっさんの俺は特に面白くはないな。
いや、年寄りでも面白がる人はいるかもな。
俺は精神薬のせいで感情が麻痺しているかもなあ。
それにしても、なんで『あゆむ』って呼ばれたいのかなとまた考える。
まあ、いいか。
間近の駅で降りて、アパートへ。
一乗寺君と一緒に冷蔵庫に食材を入れていく。
俺の家の冷蔵庫はでかい。
買ったときは自炊しようと思ってたからだな。
まさか、水くらいしか入れることがなくなるとは思わなかった。
かなりたくさん買ったのだが全部収まった。
そして、一乗寺君が昼食を作ってくれる。
美味しいなあ。
こりゃ、近くのコンビニの疲労困憊店長には悪いが、コンビニ弁当はホントもう食えないな。
さて、午後は昼寝でもしようかと思ったら、なにやら一乗寺君がスマホをいじっている。
そして、嬉しそうに俺に言った。
「弁護士さんに問い合わせたんです。どうやら、清水さんは月曜日に保釈されそうです」
「ああ、よかったね。不起訴になりそうなのか」
「その可能性が大きいみたいですね。佐島は清水さんの家に乱入して、お手伝いさんを突き飛ばしてケガさせたみたいなんで。不法侵入ですよ。だから、それを止めに入った清水さんは多分、刑事事件としては不起訴じゃないかって」
「でも、民事訴訟の方はどうなるかってところなのかな」
「そうですね。そっちの方は佐島の方の弁護士がどう出るか、まだ決まってないようです。それで、弁護士さんに山本さんの連絡先を教えていいでしょうか」
「ああ、いいよ。スマホの連絡先ね。俺も証言することになるのかなあ」
「それは、まだわからないです」
まあ、ええわ。
俺はちょっと殴られただけだし、別に佐島を訴えるつもりもないしな。
普通にありのまま証言すればいいだけなんだろ。
「じゃあ、ちょっと俺、昼寝するから」
「どうぞ。ああ、でもパソコン見ていいですか」
「なにを見たいの」
「動画サイトです。このモニター大きいですね。スマホで見るより迫力ありそう」
机の上を占拠しているパソコン用モニターを見て、一乗寺君が言った。
「ああ、ごくたまに仕事を持ち帰ることがあるんだよ。本当はいけないんだけどな。情報漏洩とかするとまずいんで。でも、間に合わない時は仕方が無い。それと、小さいノートPCの画面だとやりにくいんでね。まあ、あんまり大きい音は出さないでほしいんだけど」
「あ、イヤホン付けるんで大丈夫です」
俺はベッドでだらだらと昼寝。
一乗寺君は机に座って、動画サイトを見てる。
音は聞こえないが、何を見てるのかと思えば、若い女の子のアイドルグループのライブ。
大勢で踊っている。
衣装はいかにもアイドルって感じ。
あれ、男の娘なら、男が好きじゃないのか。
何で、若い女の子のライブなんて見てるんだろう。
曲が好きなのか。
「おい、一乗寺君、じゃなくて、あゆむ。君って、なんて言うか、女性アイドルが好きなの」
「え、なんて言いましたか」
イヤホンを外す一乗寺君。
「あゆむは女のアイドルが好きなの?」
すると、ちょっと頬を染める一乗寺君。
「……あの、僕、女の子になって、こういう格好で歌とか歌ってみたかったんです……」
やっぱり女の子になりたいって願望があるのか。
単に女装しているってわけでなく、心も女の子なのかなあ、一乗寺君は。
そういう人がいてもいいけど。
まあ、今日はそのままだらだらと過ごした。
地下の食品売り場でいろいろと買う。
「山本さんの家の冷蔵庫って何にも入ってないから、今日はたくさん買っていいですか」
「ああ、いいよ」
「何か嫌いな物とかありますか」
「いや、特に無いよ。一乗寺君の好きなものを買っていいよ」
「ありがとうございます……あの、それで」
「え、なに」
「あゆむって呼んでくれますか」
「ああ、そうだったね」
なぜ、あゆむと呼ばれたいのかなあ。
まあ、いいや。
それにしても、俺の食生活って、最近は生涯一コンビニ弁当って感じだったもんなあ。
一乗寺君のおかげで健康にいい暮らしが出来そうではある。
でも、ずっといつまでも住んでいてもらうのも困るなあ。
まあ、あまり先のことは考えない。
今、そこにあることを考えなさいとはクリニックの医者の話。
でも、あまり良くなっていかない。
結局、薬が増えていくだけなんだよなあ。
スーパーの買い物カゴがかなりいっぱいになってきた。
けっこう大量になってきたなあ。
とりあえず、自動レジに行くと、一乗寺君が俺に言った。
「すみません、調味料忘れてました。取りに行ってきます」
走って調味料コーナーの場所へ行く一乗寺君。
なんとなく走り方も女性っぽいんだよなあ。
男の娘とはそういうものなのか。
俺がボケーッと待っていると、自動レジのやり方がわからない人を指導している女性がいるのだが、あれ、どこかで見たことがある。
その女性が俺の方を見た。
向こうもびっくりしている。
「正夫君じゃないの」
「ああ、礼子か」
俺の大学時代の元彼女。
上条礼子。
一年未満で別れたけどな。
大学卒業後、確か、タワマンに住んでいる金持ちの青年実業家と結婚したはずなんだが。
結婚式の招待状も来た。
もちろん、行かなかったけどな。
「何やってんの」
「何って、仕事よ」
「専業主婦じゃなかったっけ。パートか」
「うん……離婚したの」
「え、なんで」
「あの人、事業に失敗したのよ」
それで、旦那を捨てたのか。
冷たいなあ。
まあ、礼子と別れて正解だったかな。
「正夫君は、今も同じ会社なの」
「ああ、そうだよ」
「今もあのアパートに住んでるの」
「そうだね。もう、引っ越そうかとも思ってるけど」
「……あなた、結婚したの?」
「いや、してない」
「えーと……」
礼子がなんとなく、俺に何か言いたそうな顔をしてる。
何だろう、よりを戻したいのかね。
まさかねえ。
給与は高いけどね、俺の会社。
でも、俺は女はもうまっぴらごめんだね。
だからと言って、男がいいってことではないけど。
それに、女だって嫌だろ、ED男なんて。
一人暮らしの方が気楽だな。
昔からそうだったなあ。
一人で充分だ。
今は、一乗寺君がいるけど。
すると、館内放送で礼子が呼ばれた。
「それじゃあ……」
慌てて、立ち去る礼子。
なんか言いたそうだったけど。
まあ、もう関係ないけどね。
そんなところに一乗寺君が戻ってきた。
さっきまではニコニコ顔の一乗寺君だったのだが。
なぜか、心配そうな顔をしている。
「お待たせしました……」
さて、自動レジの前で、スーパーの買い物カゴからどんどんバーコードを当てていく。
その作業中に一乗寺君がそっと聞いてきた。
「あの、さっきの女性の方は知り合いなんですか」
「大学生時代の元彼女さ。偶然会ったんだ。びっくりだよ」
ちょっともじもじして一乗寺君が聞いてくる。
「あの、山本さんは今は恋人とかいるんですか」
「いないよ、そんなの。俺は自慢じゃないが、EDだぞ、ED」
「そうですか」
また、ニコニコ顔に戻る一乗寺君。
何で嬉しいのかね。
何千回も言うがEDだぞ。
さて、けっこう大荷物になってしまった。
一乗寺君が持ってきた袋には入りきらないので、スーパーのレジ袋も購入。
これもゴミ袋大臣のせいだな。
三円くらいなのになぜか腹が立つ。
「だいぶ重くなってしまったなあ、これは歩いて帰るのはつらそうだ」
「都電で帰りませんか」
このスーパーのすぐ近くに都電の王子駅がある。
「そうだな、ちょっと重いもんなあ」
都電で俺の自宅近くの駅まで向かう。
この都電の荒川線、東京で唯一の路面電車だ。
自動車がたくさん走っている坂道を上がって行く。
一乗寺君が珍しそうに外を見ている。
「面白そうにしてるね、一乗寺君」
「……あの、すみません……あゆむって呼んでください……」
「ああ、そうだったなあ、じゃあ、あゆむ、楽しそうだね」
「ええ、なんか自動車がいっぱいいる中を電車で走るのが面白いです。遊園地みたい」
「あれ、でも、この前、都電に乗ってきたんじゃなかったっけ」
「あの時はもう眠くて、目を瞑ってました」
ああ、確か睡眠薬をお酒に混ぜて佐島に飲ませたら、自分も少し飲む羽目になったんだっけな。まだ、十八才くらいだとこの程度でも楽しいもんなのかねえ。
おっさんの俺は特に面白くはないな。
いや、年寄りでも面白がる人はいるかもな。
俺は精神薬のせいで感情が麻痺しているかもなあ。
それにしても、なんで『あゆむ』って呼ばれたいのかなとまた考える。
まあ、いいか。
間近の駅で降りて、アパートへ。
一乗寺君と一緒に冷蔵庫に食材を入れていく。
俺の家の冷蔵庫はでかい。
買ったときは自炊しようと思ってたからだな。
まさか、水くらいしか入れることがなくなるとは思わなかった。
かなりたくさん買ったのだが全部収まった。
そして、一乗寺君が昼食を作ってくれる。
美味しいなあ。
こりゃ、近くのコンビニの疲労困憊店長には悪いが、コンビニ弁当はホントもう食えないな。
さて、午後は昼寝でもしようかと思ったら、なにやら一乗寺君がスマホをいじっている。
そして、嬉しそうに俺に言った。
「弁護士さんに問い合わせたんです。どうやら、清水さんは月曜日に保釈されそうです」
「ああ、よかったね。不起訴になりそうなのか」
「その可能性が大きいみたいですね。佐島は清水さんの家に乱入して、お手伝いさんを突き飛ばしてケガさせたみたいなんで。不法侵入ですよ。だから、それを止めに入った清水さんは多分、刑事事件としては不起訴じゃないかって」
「でも、民事訴訟の方はどうなるかってところなのかな」
「そうですね。そっちの方は佐島の方の弁護士がどう出るか、まだ決まってないようです。それで、弁護士さんに山本さんの連絡先を教えていいでしょうか」
「ああ、いいよ。スマホの連絡先ね。俺も証言することになるのかなあ」
「それは、まだわからないです」
まあ、ええわ。
俺はちょっと殴られただけだし、別に佐島を訴えるつもりもないしな。
普通にありのまま証言すればいいだけなんだろ。
「じゃあ、ちょっと俺、昼寝するから」
「どうぞ。ああ、でもパソコン見ていいですか」
「なにを見たいの」
「動画サイトです。このモニター大きいですね。スマホで見るより迫力ありそう」
机の上を占拠しているパソコン用モニターを見て、一乗寺君が言った。
「ああ、ごくたまに仕事を持ち帰ることがあるんだよ。本当はいけないんだけどな。情報漏洩とかするとまずいんで。でも、間に合わない時は仕方が無い。それと、小さいノートPCの画面だとやりにくいんでね。まあ、あんまり大きい音は出さないでほしいんだけど」
「あ、イヤホン付けるんで大丈夫です」
俺はベッドでだらだらと昼寝。
一乗寺君は机に座って、動画サイトを見てる。
音は聞こえないが、何を見てるのかと思えば、若い女の子のアイドルグループのライブ。
大勢で踊っている。
衣装はいかにもアイドルって感じ。
あれ、男の娘なら、男が好きじゃないのか。
何で、若い女の子のライブなんて見てるんだろう。
曲が好きなのか。
「おい、一乗寺君、じゃなくて、あゆむ。君って、なんて言うか、女性アイドルが好きなの」
「え、なんて言いましたか」
イヤホンを外す一乗寺君。
「あゆむは女のアイドルが好きなの?」
すると、ちょっと頬を染める一乗寺君。
「……あの、僕、女の子になって、こういう格好で歌とか歌ってみたかったんです……」
やっぱり女の子になりたいって願望があるのか。
単に女装しているってわけでなく、心も女の子なのかなあ、一乗寺君は。
そういう人がいてもいいけど。
まあ、今日はそのままだらだらと過ごした。
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