俺の婚約者は悪役令息ですか?

SEKISUI

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 俺の黒歴史案件になる現状
 セドに午後の授業を矯正放棄させられ馬車に連れ込まれた 
 馬車の中では黒いものが出てニコニコ顔のセド
 「やっぱ無しで」とは怖くて言えない
 ロイは俺とセドを交互に見て楽しそうだ
 なんか腹立つので心の中でそっとトイレの住人になりますようにと神に祈りを捧げた

 そもそも約束って云うけれど
 最近行動が過激になってたから
 『人を無闇に殴ったり、消してはいけません』とちょっと釘を刺すつもりで云っただけなんだけど
 昔から俺にちょっかいかけてくる輩に色々とね。ちょっと言えないかな
 でもさあ半分以上はセドへのアプローチなんだけど、本人気付いてない
 全て敵なの?
 困ったちゃんだよね
 俺に夢中な婚約者♡
 ぁあ…ああ………ぁぁ……勘弁してくれよ
 俺は女の子が好きなの
 馬車が止まったようだちゃっちゃと済ませて早く帰りたい
 

 セドのお家にお持ち帰りされた俺の膝の上には変態がいるんだ
 四年前から婚約者やってますけど、ないわ~、これないわ~と下を観ながら途方にくれる俺
 俺の目に写るのは俺が履いてるスカートの中に変態が埋まってて、後頭部がスカートから出てる誰が見ても引くレベルだ
 

 どうしてこんなった
 渋々ご褒美とやらのナマ膝枕をさせられにソファーに座らされたとこまでは、まあ……まあいいだろう
 問題はその後だ
 部屋に放り込まれて早々ズボンを剥ぎ取られそうになった俺は抗った
 常識人の俺には人ん家でパンイチでソファーとか無理だし
 膝掛けを要求したらロイが渡してくれた
 「腰冷えるといけないんで、これをお使い下さい」
 渡してくれたそれは……ぁあん
 「ウグッ!痛い」
 ロイの顔に叩き付けた
 アホなの
 「こんな短いスカート履けるか!!」
 尻がかろうじて隠れる位の丈
 この世界でそんなもん履くのはいかがわしい店か踊り子さん位しか需要がない
 「大丈夫だよ。ローレンなら似合う」
 そんな問題ではない
 「そうですよ。ウルフローレン様ならお似合いです。ささどうぞ」
 どうぞじゃないわ
 そして進めるな
 嫌だこの2人
 「良いチョイスだ」
 「何時でも主人の意思を汲み取れるのが出来る従者の印です」
 ドヤ顔のロイをすっごく殴りたい
 「どうするローレン。下着1枚か?スカートか?私はどちらでもいいけど」
 二択以外をお願いしたい
 「フム、全裸でもいいよ」
 もっと酷い三択目来た
 「決められないなら私が決めてあげようか?」
 「スカートでお願いします」
 「やはりスカートを選びましたか」
 選択あってないようなものだ
 笑顔でスカートを手渡すロイに殺意が湧いた
 受け取る際についうっかり手を滑らせて俺の拳がヤツの腹に火を吹いた
 「ウゴっ!………ぁああ……お腹が……」
 お腹を抱えて駆け足で部屋をロイは出でいった
 フッ秘孔を付いてやったわ
 トイレの住人になるがいい
 
 偶然って素晴らしい
 
 まあソユ理由で婚約者はスカートの中に顔突っ込んどるのですよ
 頭半分はみ出取りますけどね
 はぁ~同じスカートとならロングでお願いしたかった
 見なかったことに出来ない
 俺の心のゲージを保つ為に、過労死成分が増えて行く
 恥ずか死にそうだ

 「幸せだローレンの匂いに包まれて」
 そうでしょうよ
 太腿の窪みに鼻埋めてスカートに包まれ密閉空間が出来てる
 俺以外の匂ういがしたら凄いわ
 まだ俺おっさんを飼う歳じゃないから加齢臭はしない
 クンクン匂うな
 太腿をスリスリするな
 俺は変態に身を捧げている気分だ
 現実逃避したい




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