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3章 商人への道?
97.ステップアップだ~
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シシリーと話した後は商業ギルドへ。
今日もリエインが相談窓口にいた。
「こんにちは~。五十万リョウ貯まったから、店舗開業について話を聞きに来たよ」
「おめでとうございます。異世界の方で初めてですよ。屋台も一番乗りでしたけど」
ふふ、と笑ったリエインがテーブルに冊子を広げた。
「――では、店舗開業許可を申請しますね」
「うん。でも、お店の準備は全然できてないんだよ」
ホームの一階部分の工房をお店に改装しようかな、と思ってるけど。それにどれくらいお金や時間がかかるか、とか全然知らない。
「申請後は認可まで四日ほどかかりますし、オープン日は自由に設定できますので、問題ありませんよ」
「はーい。あ、でも、シシリーがバイトを辞めるんだ。新しい人を雇った方がいいかなぁ?」
僕が首を傾げて見せると、リエインも「うーん?」と悩ましげに呟いた。
「店舗では、無人販売システムというのを設置できるんです。お客様が商品を選んだら、自動的に会計できるものですね。この場合、商品の説明は、あらかじめ店主が書いておくものか、鑑定スキルでしか確かめられません」
「なるほどねー。それは、目新しい商品の場合困っちゃうかも?」
屋台でのシシリーの接客を見てたら、商品説明が結構重要だってわかった。使い方がわからないアイテムを買おうなんて思わないもんね。
あらかじめ商品説明を書いておけばいいって話なんだけど、それには僕の鑑定スキルのレベルが足りない気がするし。……早めにレベルを上げるかな。
「一応商業ギルドでは、アイテムへの鑑定書の配布も行っていますよ。それをそのままアイテムと一緒に掲示しておけばいいんです。アイテムごとに鑑定料をいただくことになりますが」
それはちょっと面倒くさい気がする。所持金に余裕がないわけじゃないけど、無駄遣いできるほどじゃないし。
「……店舗でも人を雇うとどうなる? シシリーくらい、鑑定のスキルを持ってる人がいいんだけど」
「バイト代自体は屋台のときと変わりませんが、鑑定スキル持ちに限定すると、そもそも応募してくる人がいないかもしれません」
やっぱりシシリーって特別優秀だったんだ。僕がプレイヤーの中で、一番最初に屋台を始めたことへのご褒美って意味もあったのかな。めちゃくちゃありがたかったのは事実だもんね。
「そうなると、やっぱり自分の鑑定スキルを鍛えて商品説明を書いて、無人販売にするのがいいかな」
「抽選券配布も可能ですよ」
「知ってるの?」
面白がる感じで言われてびっくりする。まさか商業ギルドにも噂が届いてたんだ?
リエインは「ええ」と微笑んで答えた。
「画期的な販売促進方法だと、高く評価されていますよ。真似をするには、モモさんのように人気が必要ですので、難しそうですが」
「あー、うん、まぁね……」
この世界で、アイドルやマスコットキャラは見たことがない気がする。コラボ商品とか、日本じゃ一般的だけど。
そこでふと、ライアンさんのことを思い出した。
地元の店と円滑な関係だとアピールしたいなら、コラボでの地域貢献とか考えてもいいかも?
桃カフェとナンバーワン・スイーツフルが手を取り合ったら、すごいものが生まれるかもしれない。双方にとってWin-Winになる感じの。
後で提案してみようかな。
「――無人販売で考えてみる! 僕がお店にいる時は接客もするけど」
「屋台営業から店舗営業に切り替える間は、休業ということでいいですか?」
「うん。屋台は契約期間いっぱいで終わりにするよ」
「わかりました」
リエインが紙に何かを書いていく。
「――店舗システムは他にもアイテム自動製造や素材アイテム買い取り、コミュニケーションボードがあります」
「なにそれ?」
聞き返すと、カタログを見せながら説明してくれた。
アイテム自動製造は、一度商品として登録したアイテムの素材をセットしておくと、自動的に商品を作ってくれるというもの。これは自分が作った商品しか登録できないし、自分で作るより少し品質が落ちるらしい。
レシピ登録した料理を作るのと似てるかな。僕がほとんど手をかけなくていいっていうのは画期的なシステムだと思う。
一つ大きな違いは、アイテム自動製造をしたら、スキル経験値を入手できないこと。自分で作ってないんだから、仕方ないよね。
素材アイテム買い取りは、欲しいアイテムを指定しておくと、客からそれを買い取れるっていうシステム。自分でドロップアイテムを集めたり、市場や商業ギルドで素材を集めなくていいってことだね。
これもすっごく便利。たくさんの商品を作ろうと思ったら、素材集めが大変だもんなぁ。
最後のコミュニケーションボードは、お客さんからの要望を受け付けたり、それに返答したりということができるもの。フレンド登録せずにやり取りできるってことだ。
お客さんから「こういう商品欲しい!」ってコメントがあったら、商品開発が捗るかも。使い方は色々ありそうだなぁ。
「――そのシステム、全部欲しい!」
「便利ですよね。そうなると、システム全部で大体三十万リョウほどかかります」
「ふおっ……結構かかるね……」
システムにプラスして、お店自体も改装しないといけないわけで――お金足りない気がする。
「モモさんは将来有望な商人なので、融資も可能ですよ」
「お金を借りるってこと?」
「はい。屋台で販売実績を考えると、返済はすぐにできそうですし」
にこやかな表情で言われる。融資かぁ。そこまでするほどかな、っていう思いはあるけど、新しいシステムの利便性は捨てがたいし、通ってくれてる人たちのことを考えると、あんまり休業を長引かせたくない。
「……じゃあ、お願いしようかな!」
「では、融資のお手続きもしておきますね。店舗部分の改装に関しては、建築ギルドでご相談ください。こちらが、設置希望システムと融資金額に関する書類ですので、相談の際にお渡しくださいね」
「はーい、ありがとう!」
うさ耳屋台を作ってくれたところなら、店舗も良い感じに仕上げてくれる気がする。楽しみだなぁ。
「――あ、そうだ。リエインさんはナンバーワン・スイーツフルのライアンさんを知ってる?」
用事が終わったので、ちょっと雑談。次の相談者はいないみたいだからいいよね。
「ええ。最近、商業ギルドでも話題になっていましたから」
「関係、良くないの?」
端的に聞いたら、きょとんとした目で見つめ返された。
「ライアンさんとは普通だと思いますよ。ただ、生産家の中には、関係を拒否される方もいらっしゃるようですね。ライアンさんではなく、ナンバーワン・スイーツフルへの拒否感でしょうが」
「やっぱり、エリアマネージャーさんのせいで?」
リエインが「ご存知なんですね」と頷きながら言う。
「地元の店を攻撃する形になったのは、良くない影響を生んでいますよ。もちろん、それでも関係を結んでもいいという人はいますが、そういう方は利益目的なので、交渉が上手くいかないことが多いようです」
安い食材で美味しいものを提供するのが難しくなってるってことだね。それは僕が食材提供をすることで、多少は改善されてるんだろうけど、やっぱり早めにフルーオさんやスパルくんに話してみるのがいいかな。
「そっかぁ。僕が手助けしてみるのは、問題ないよね?」
「……奇特ですね」
「感想が正直すぎるー!」
リエインの「なんで厄介事にわざわざ首を突っ込んでるの」と言いたげな視線を躱して、椅子からぴょんと飛びおりる。
改装やライアンさんのこと、シシリーとイザベラちゃんの関係への手助け、することがいっぱいだ。がんばらないとね。
今日もリエインが相談窓口にいた。
「こんにちは~。五十万リョウ貯まったから、店舗開業について話を聞きに来たよ」
「おめでとうございます。異世界の方で初めてですよ。屋台も一番乗りでしたけど」
ふふ、と笑ったリエインがテーブルに冊子を広げた。
「――では、店舗開業許可を申請しますね」
「うん。でも、お店の準備は全然できてないんだよ」
ホームの一階部分の工房をお店に改装しようかな、と思ってるけど。それにどれくらいお金や時間がかかるか、とか全然知らない。
「申請後は認可まで四日ほどかかりますし、オープン日は自由に設定できますので、問題ありませんよ」
「はーい。あ、でも、シシリーがバイトを辞めるんだ。新しい人を雇った方がいいかなぁ?」
僕が首を傾げて見せると、リエインも「うーん?」と悩ましげに呟いた。
「店舗では、無人販売システムというのを設置できるんです。お客様が商品を選んだら、自動的に会計できるものですね。この場合、商品の説明は、あらかじめ店主が書いておくものか、鑑定スキルでしか確かめられません」
「なるほどねー。それは、目新しい商品の場合困っちゃうかも?」
屋台でのシシリーの接客を見てたら、商品説明が結構重要だってわかった。使い方がわからないアイテムを買おうなんて思わないもんね。
あらかじめ商品説明を書いておけばいいって話なんだけど、それには僕の鑑定スキルのレベルが足りない気がするし。……早めにレベルを上げるかな。
「一応商業ギルドでは、アイテムへの鑑定書の配布も行っていますよ。それをそのままアイテムと一緒に掲示しておけばいいんです。アイテムごとに鑑定料をいただくことになりますが」
それはちょっと面倒くさい気がする。所持金に余裕がないわけじゃないけど、無駄遣いできるほどじゃないし。
「……店舗でも人を雇うとどうなる? シシリーくらい、鑑定のスキルを持ってる人がいいんだけど」
「バイト代自体は屋台のときと変わりませんが、鑑定スキル持ちに限定すると、そもそも応募してくる人がいないかもしれません」
やっぱりシシリーって特別優秀だったんだ。僕がプレイヤーの中で、一番最初に屋台を始めたことへのご褒美って意味もあったのかな。めちゃくちゃありがたかったのは事実だもんね。
「そうなると、やっぱり自分の鑑定スキルを鍛えて商品説明を書いて、無人販売にするのがいいかな」
「抽選券配布も可能ですよ」
「知ってるの?」
面白がる感じで言われてびっくりする。まさか商業ギルドにも噂が届いてたんだ?
リエインは「ええ」と微笑んで答えた。
「画期的な販売促進方法だと、高く評価されていますよ。真似をするには、モモさんのように人気が必要ですので、難しそうですが」
「あー、うん、まぁね……」
この世界で、アイドルやマスコットキャラは見たことがない気がする。コラボ商品とか、日本じゃ一般的だけど。
そこでふと、ライアンさんのことを思い出した。
地元の店と円滑な関係だとアピールしたいなら、コラボでの地域貢献とか考えてもいいかも?
桃カフェとナンバーワン・スイーツフルが手を取り合ったら、すごいものが生まれるかもしれない。双方にとってWin-Winになる感じの。
後で提案してみようかな。
「――無人販売で考えてみる! 僕がお店にいる時は接客もするけど」
「屋台営業から店舗営業に切り替える間は、休業ということでいいですか?」
「うん。屋台は契約期間いっぱいで終わりにするよ」
「わかりました」
リエインが紙に何かを書いていく。
「――店舗システムは他にもアイテム自動製造や素材アイテム買い取り、コミュニケーションボードがあります」
「なにそれ?」
聞き返すと、カタログを見せながら説明してくれた。
アイテム自動製造は、一度商品として登録したアイテムの素材をセットしておくと、自動的に商品を作ってくれるというもの。これは自分が作った商品しか登録できないし、自分で作るより少し品質が落ちるらしい。
レシピ登録した料理を作るのと似てるかな。僕がほとんど手をかけなくていいっていうのは画期的なシステムだと思う。
一つ大きな違いは、アイテム自動製造をしたら、スキル経験値を入手できないこと。自分で作ってないんだから、仕方ないよね。
素材アイテム買い取りは、欲しいアイテムを指定しておくと、客からそれを買い取れるっていうシステム。自分でドロップアイテムを集めたり、市場や商業ギルドで素材を集めなくていいってことだね。
これもすっごく便利。たくさんの商品を作ろうと思ったら、素材集めが大変だもんなぁ。
最後のコミュニケーションボードは、お客さんからの要望を受け付けたり、それに返答したりということができるもの。フレンド登録せずにやり取りできるってことだ。
お客さんから「こういう商品欲しい!」ってコメントがあったら、商品開発が捗るかも。使い方は色々ありそうだなぁ。
「――そのシステム、全部欲しい!」
「便利ですよね。そうなると、システム全部で大体三十万リョウほどかかります」
「ふおっ……結構かかるね……」
システムにプラスして、お店自体も改装しないといけないわけで――お金足りない気がする。
「モモさんは将来有望な商人なので、融資も可能ですよ」
「お金を借りるってこと?」
「はい。屋台で販売実績を考えると、返済はすぐにできそうですし」
にこやかな表情で言われる。融資かぁ。そこまでするほどかな、っていう思いはあるけど、新しいシステムの利便性は捨てがたいし、通ってくれてる人たちのことを考えると、あんまり休業を長引かせたくない。
「……じゃあ、お願いしようかな!」
「では、融資のお手続きもしておきますね。店舗部分の改装に関しては、建築ギルドでご相談ください。こちらが、設置希望システムと融資金額に関する書類ですので、相談の際にお渡しくださいね」
「はーい、ありがとう!」
うさ耳屋台を作ってくれたところなら、店舗も良い感じに仕上げてくれる気がする。楽しみだなぁ。
「――あ、そうだ。リエインさんはナンバーワン・スイーツフルのライアンさんを知ってる?」
用事が終わったので、ちょっと雑談。次の相談者はいないみたいだからいいよね。
「ええ。最近、商業ギルドでも話題になっていましたから」
「関係、良くないの?」
端的に聞いたら、きょとんとした目で見つめ返された。
「ライアンさんとは普通だと思いますよ。ただ、生産家の中には、関係を拒否される方もいらっしゃるようですね。ライアンさんではなく、ナンバーワン・スイーツフルへの拒否感でしょうが」
「やっぱり、エリアマネージャーさんのせいで?」
リエインが「ご存知なんですね」と頷きながら言う。
「地元の店を攻撃する形になったのは、良くない影響を生んでいますよ。もちろん、それでも関係を結んでもいいという人はいますが、そういう方は利益目的なので、交渉が上手くいかないことが多いようです」
安い食材で美味しいものを提供するのが難しくなってるってことだね。それは僕が食材提供をすることで、多少は改善されてるんだろうけど、やっぱり早めにフルーオさんやスパルくんに話してみるのがいいかな。
「そっかぁ。僕が手助けしてみるのは、問題ないよね?」
「……奇特ですね」
「感想が正直すぎるー!」
リエインの「なんで厄介事にわざわざ首を突っ込んでるの」と言いたげな視線を躱して、椅子からぴょんと飛びおりる。
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