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3章 商人への道?
98.みんな幸せが一番
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建築ギルドでは手間取ることなく店舗への改装を相談できた。
カウンターや壁床、外観の種類を選んだり、どこに何を置くか決めたりするだけで、あんまり考えることがなかったからね。
工房に付属したストレージ機能は、店舗奥に小さな工房を作ることで、そのまま残すことができるみたい。
詳しいことは完成してからのお楽しみに!
「掲示板にお知らせしないとな~」
るんるん、とスキップするように歩きながら呟く。
店舗開業許可が出たら、そのままオープンできそうだ。商品が揃えば、だけどね。
「――あ、写真撮影会の話もしとかないと」
そろそろ日程と場所を決めるべきだよね。タマモに連絡を取るべきなんだけど……と考えながら歩いてたら、ナンバーワン・スイーツフルのお店の前を通りがかった。
店の中はちらほらとプレイヤーがいる。でも、異世界の住人はあまりいない。エリアマネージャーの悪評が広まってるのかも?
「レモンタルト、美味しそう」
季節限定商品として掲示されているポスターを見て頷く。
これはきっと僕が作ったレモンを使ってる。生産者として食べてみないとね!
店内に入って注文すると、さほど待つこともなく届いた。
「うまっ。さっぱりレモンクリームとホワイトチョコが絶妙にマッチしてる~。――ん!? 待って……チョコってどこで手に入るの?」
まじまじとレモンタルトを見つめる。
この街でチョコを目にしたことはないはず。少なくとも、僕が知る形ではチョコは売ってない。
「あ、モモ、来てくれたんだな」
ひょい、とライアンさんが厨房から顔を出した。そのまま近づいてくる。
「やっほー。レモンタルト美味しいよー」
「そりゃ、モモが作ったレモンが最高に美味しいからだな」
「神級栽培スキルがあるからね!」
謙遜せずに胸を張って誇る。
ライアンさんは「うん、そうだな」とにこやかに微笑んでいた。前に会った時より、ちょっと顔色が良くなってるかも?
「――それにしても、チョコがあるなんて知らなかったよ」
「お、チョコレートのこと知ってるのか。それは第三の街の特産だぞ。ただし、購入できる業者が限られてるから、交易品としてもあまり出回らないな」
「へー、それを手に入れられるのすごいね!」
「第三の街の店舗が努力した成果だな」
笑うライアンさんを見ながら、ちょっと考える。
チェーン店を救え、というミッションをクリアしたら交易品を入手できるんだよね。それはチョコもオッケーのはず。……欲しい!
「ライアンさん。桃カフェとコラボ商品作らない? 僕が仲介するからさ」
「は? 桃カフェさんとウチで、か?」
目を丸くしてるライアンさんに、グッと拳を握って見せる。
商業ギルドでふと思いついたアイディアだけど、すごく効果的だと思うんだ。
「ライアンさんは、地元のお店との関係改善をアピールできるでしょ? グルメ大会で優勝した店とのコラボは、全国での販促にも役立つだろうし」
「それは、まぁ、確かに」
「パティエンヌちゃんは、全国の人に美味しいものを届けられて、知名度も上がる。桃カフェってお店が小さいから、食べたいと思っても入れない人多いと思うんだよね」
何度も訪れている桃カフェを思い出しながら呟く。
グルメ大会後、あふれるほどにお客さんが押し寄せて、いつも大変そうだ。その状態はパティエンヌちゃんにとっても、お客さんにとっても快適とはいえない。
ナンバーワン・スイーツフルでも桃カフェのメニューが食べられるってなったら、少しはその状況が緩和されると思うんだ。
ライアンさんとパティエンヌちゃん、双方に利点があるよね。
「……なるほど。すごくいい考えだ。でも、大きな問題があるだろ? 桃カフェさんが、そんなこと許可するもんか」
悔しそうな、それでいて寂しそうに呟くライアンさんを眺め、首を傾げる。
「僕が仲介するのに?」
「……すごい自信だなぁ」
呆れた表情でため息まじりに言われた。
でも、パティエンヌちゃんなら「いい考えですね!」ってすぐに言ってくれそうなんだよね。ライアンさんと同じで、たくさんの人に美味しいものを食べてもらいたいって考える人だから。
「とりあえず、ライアンさんがその気あるなら、パティエンヌちゃんに話してみるよ」
「そうだな……モモがやってくれるって言うなら、頼みたいけど。ほんとにいいのか?」
「うん。もちろん」
交易品っていう報酬が欲しいからだよー、なんて言わない。それ抜きで、ライアンさんを助けてあげたいなって思ってるのも本心だし。
「――あ、そうだ。ここって貸し切りできる?」
ぐるっと店内を見渡して首を傾げる。
桃カフェよりも広いから、写真撮影会をするのに十分だと思うんだ。ついでに、その場でコラボ商品を紹介できたら、さらにお客さんを呼び込めそうな気がするし。
「貸し切りは可能だけど……」
どういうことだ、と言いたげな表情のライアンさんに軽く説明したら、「俺、すごい人と知り合っちゃった……?」と呆然とされた。
僕はすごくないんだよ。たぶん、このアバターが優れてるだけ。もふもふの魅力は絶大だぞ~。
「広いから、ちょっとした出し物とかもできるかな」
ふと、スキル屋さんと披露した大道芸のことを思い出した。
写真撮影会でもスキル屋さんと一緒に披露できたら盛り上がるかも。というか、絶対気に入ってもらえるはず。そうしたら、スキル屋さんも喜ぶかな。
「……声を掛けてみよう。バトル用のスキルも手に入れたいと思ってたんだよね」
うんうん、と頷いてたら、不意に手を握られた。
「モモ」
「なに? すごい真剣な顔してる……」
さっきまでの呆然とした雰囲気はなくなって、強い眼差しで見据えられてドキッとした。僕、変なこと言ってないよね?
「店の貸し切りは大歓迎だ。そこでイベントをしてくれるのも。なによりも、桃カフェとの関係改善方法を提案してもらえて、すごく嬉しい。心から感謝してる」
「おぉ……なんか、照れる……」
こんなに真摯に感謝されることって、普段あんまりないもん。
照れを紛らわせるために、頬をこすりながら、握られている手を揺らした。
「――喜んでもらえて嬉しいよ。一緒にがんばろうね」
「ああ、がんばるよ。お客様に素晴らしいものを提供できるように!」
気合いに満ちた表情を見上げ、にこにこと笑う。
「じゃあ、レモンタルトを食べ終わったら、パティエンヌちゃんに話してくるね」
「よろしく頼むよ。あ、これ以上は邪魔になるな。なにかあったら声を掛けてくれ」
スッとフレンドカードを差し出された。
〈【フレンドカード・『パティシエ』ライアン】が贈られました。フレンド欄が更新されます〉
〈異世界の住人のフレンド数と親密度が基準に達しました。称号【友だちたくさん】とアイテム【銅のトロフィー】が贈られます〉
ふぁ!?
予想外なものをもらったぞ。
称号【友だちたくさん】の効果は『異世界の住人からフレンドカードをもらいやすくなる』だった。さらに友だちを増やせってことかな。
アイテム【銅のトロフィー】は、設置した場所に異世界の住人がやって来やすくなる効果があるらしい。
「――招き猫的な?」
これから店舗で本格的に商売を始めようと思ってるから、ちょうど良かったかも。すごく効果がありそうだもん。ラッキー!
カウンターや壁床、外観の種類を選んだり、どこに何を置くか決めたりするだけで、あんまり考えることがなかったからね。
工房に付属したストレージ機能は、店舗奥に小さな工房を作ることで、そのまま残すことができるみたい。
詳しいことは完成してからのお楽しみに!
「掲示板にお知らせしないとな~」
るんるん、とスキップするように歩きながら呟く。
店舗開業許可が出たら、そのままオープンできそうだ。商品が揃えば、だけどね。
「――あ、写真撮影会の話もしとかないと」
そろそろ日程と場所を決めるべきだよね。タマモに連絡を取るべきなんだけど……と考えながら歩いてたら、ナンバーワン・スイーツフルのお店の前を通りがかった。
店の中はちらほらとプレイヤーがいる。でも、異世界の住人はあまりいない。エリアマネージャーの悪評が広まってるのかも?
「レモンタルト、美味しそう」
季節限定商品として掲示されているポスターを見て頷く。
これはきっと僕が作ったレモンを使ってる。生産者として食べてみないとね!
店内に入って注文すると、さほど待つこともなく届いた。
「うまっ。さっぱりレモンクリームとホワイトチョコが絶妙にマッチしてる~。――ん!? 待って……チョコってどこで手に入るの?」
まじまじとレモンタルトを見つめる。
この街でチョコを目にしたことはないはず。少なくとも、僕が知る形ではチョコは売ってない。
「あ、モモ、来てくれたんだな」
ひょい、とライアンさんが厨房から顔を出した。そのまま近づいてくる。
「やっほー。レモンタルト美味しいよー」
「そりゃ、モモが作ったレモンが最高に美味しいからだな」
「神級栽培スキルがあるからね!」
謙遜せずに胸を張って誇る。
ライアンさんは「うん、そうだな」とにこやかに微笑んでいた。前に会った時より、ちょっと顔色が良くなってるかも?
「――それにしても、チョコがあるなんて知らなかったよ」
「お、チョコレートのこと知ってるのか。それは第三の街の特産だぞ。ただし、購入できる業者が限られてるから、交易品としてもあまり出回らないな」
「へー、それを手に入れられるのすごいね!」
「第三の街の店舗が努力した成果だな」
笑うライアンさんを見ながら、ちょっと考える。
チェーン店を救え、というミッションをクリアしたら交易品を入手できるんだよね。それはチョコもオッケーのはず。……欲しい!
「ライアンさん。桃カフェとコラボ商品作らない? 僕が仲介するからさ」
「は? 桃カフェさんとウチで、か?」
目を丸くしてるライアンさんに、グッと拳を握って見せる。
商業ギルドでふと思いついたアイディアだけど、すごく効果的だと思うんだ。
「ライアンさんは、地元のお店との関係改善をアピールできるでしょ? グルメ大会で優勝した店とのコラボは、全国での販促にも役立つだろうし」
「それは、まぁ、確かに」
「パティエンヌちゃんは、全国の人に美味しいものを届けられて、知名度も上がる。桃カフェってお店が小さいから、食べたいと思っても入れない人多いと思うんだよね」
何度も訪れている桃カフェを思い出しながら呟く。
グルメ大会後、あふれるほどにお客さんが押し寄せて、いつも大変そうだ。その状態はパティエンヌちゃんにとっても、お客さんにとっても快適とはいえない。
ナンバーワン・スイーツフルでも桃カフェのメニューが食べられるってなったら、少しはその状況が緩和されると思うんだ。
ライアンさんとパティエンヌちゃん、双方に利点があるよね。
「……なるほど。すごくいい考えだ。でも、大きな問題があるだろ? 桃カフェさんが、そんなこと許可するもんか」
悔しそうな、それでいて寂しそうに呟くライアンさんを眺め、首を傾げる。
「僕が仲介するのに?」
「……すごい自信だなぁ」
呆れた表情でため息まじりに言われた。
でも、パティエンヌちゃんなら「いい考えですね!」ってすぐに言ってくれそうなんだよね。ライアンさんと同じで、たくさんの人に美味しいものを食べてもらいたいって考える人だから。
「とりあえず、ライアンさんがその気あるなら、パティエンヌちゃんに話してみるよ」
「そうだな……モモがやってくれるって言うなら、頼みたいけど。ほんとにいいのか?」
「うん。もちろん」
交易品っていう報酬が欲しいからだよー、なんて言わない。それ抜きで、ライアンさんを助けてあげたいなって思ってるのも本心だし。
「――あ、そうだ。ここって貸し切りできる?」
ぐるっと店内を見渡して首を傾げる。
桃カフェよりも広いから、写真撮影会をするのに十分だと思うんだ。ついでに、その場でコラボ商品を紹介できたら、さらにお客さんを呼び込めそうな気がするし。
「貸し切りは可能だけど……」
どういうことだ、と言いたげな表情のライアンさんに軽く説明したら、「俺、すごい人と知り合っちゃった……?」と呆然とされた。
僕はすごくないんだよ。たぶん、このアバターが優れてるだけ。もふもふの魅力は絶大だぞ~。
「広いから、ちょっとした出し物とかもできるかな」
ふと、スキル屋さんと披露した大道芸のことを思い出した。
写真撮影会でもスキル屋さんと一緒に披露できたら盛り上がるかも。というか、絶対気に入ってもらえるはず。そうしたら、スキル屋さんも喜ぶかな。
「……声を掛けてみよう。バトル用のスキルも手に入れたいと思ってたんだよね」
うんうん、と頷いてたら、不意に手を握られた。
「モモ」
「なに? すごい真剣な顔してる……」
さっきまでの呆然とした雰囲気はなくなって、強い眼差しで見据えられてドキッとした。僕、変なこと言ってないよね?
「店の貸し切りは大歓迎だ。そこでイベントをしてくれるのも。なによりも、桃カフェとの関係改善方法を提案してもらえて、すごく嬉しい。心から感謝してる」
「おぉ……なんか、照れる……」
こんなに真摯に感謝されることって、普段あんまりないもん。
照れを紛らわせるために、頬をこすりながら、握られている手を揺らした。
「――喜んでもらえて嬉しいよ。一緒にがんばろうね」
「ああ、がんばるよ。お客様に素晴らしいものを提供できるように!」
気合いに満ちた表情を見上げ、にこにこと笑う。
「じゃあ、レモンタルトを食べ終わったら、パティエンヌちゃんに話してくるね」
「よろしく頼むよ。あ、これ以上は邪魔になるな。なにかあったら声を掛けてくれ」
スッとフレンドカードを差し出された。
〈【フレンドカード・『パティシエ』ライアン】が贈られました。フレンド欄が更新されます〉
〈異世界の住人のフレンド数と親密度が基準に達しました。称号【友だちたくさん】とアイテム【銅のトロフィー】が贈られます〉
ふぁ!?
予想外なものをもらったぞ。
称号【友だちたくさん】の効果は『異世界の住人からフレンドカードをもらいやすくなる』だった。さらに友だちを増やせってことかな。
アイテム【銅のトロフィー】は、設置した場所に異世界の住人がやって来やすくなる効果があるらしい。
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