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9章 もふうさフィーバー
330.うさぎとうさぎ
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アイテムボックスから白美桃を取り出す。
僕が好きな桃の一種だけど、宝石兎は気に入ってくれるかな?
「桃もも、桃もも、僕もモモ~♪」
即興で歌いながら、草むらの近くに桃を置いた。宝石兎は警戒してるみたいだけど、逃げる気配はない。
「――どうぞ召し上がれ!」
微笑みながら草むらを見つめる。
にこにこ、にこにこ、にこにこ……
「にゃ(無言の圧力がある気がするにゃ)」
「きゅぃ(……否定できないなぁ)」
「ぴぅ(あんなに見られてたら、ボクだったら出てこられないかも……)」
小声でヒスイたちが話してるのを聞いて、僕はちょっと頭を傾けた。
そんなに圧をかけてる? 宝石兎をもっとちゃんと見たいし仲良くなりたいなぁとは思ってるけど、その思いの強さが目力に表れちゃってるのかな。
ひとまず、そっと視線を外してみた。
見てないから、今のうちに出てきていいよ。美味しい桃食べて、楽しんでね。
……まぁ、チラチラと様子を窺っちゃうから、まだ圧があるかもしれない。でも、気になっちゃうんだから仕方ないよね!
「ぷぅ……?」
草むらから鼻先が出てきた。ひくひくと動いてる。
可愛いなぁ。さっき「ぷぅ」って鳴いたよね? 鳴き声も可愛いね!
そのまま僕がジッと待っていたら、ガサガサと音を立てて、宝石兎が草むらから顔を出した。
桃に手を伸ばしてるけど届いてない。必死に伸ばした手が、まるで桃を手招きしてるように見える。ちょっとぷるぷる震えてるよね? 草むらから完全に出てこないと届かないよー。
桃を差し出してあげたい気持ちをぐっと堪えて、心を鬼にし、宝石兎が勇気を出すのを待つ。
「ぷ、ぷぅ、ぷぅうっ」
ちょっとずつ体が出てきて、必死に桃を取ろうとしてる宝石兎の姿があまりに可愛すぎて、反則じゃないかな、と思った。
これって、うさぎ界アイドルの座を奪われる危機じゃない!? もふもふ教のみんなが宝石兎に乗り換えちゃったらどうしよう?
そんなことを考えながら大人しくしていたら、ようやく宝石兎が草むらから完全に出てきた。僕たちの様子をチラチラッと窺いながら、桃に抱きつくように両手を掛け、小さな口でかじりついている。
はわわ……タマモが僕を見る時に緩んだ顔をしている気持ちが凄く理解できたかも! 可愛いよぉ。
きっと今頃、タマモも宝石兎の可愛さにやられてるんじゃないかな。
「ぷぅ~♪」
「うまうま? よかったね~」
「ぷぅ~♪」
白美桃の美味しさに夢中になっているのか、僕が話しかけても宝石兎は逃げなかった。この調子で僕と仲良くなろうよ。
追加で果物を用意する。
ブドウとリンゴとイチゴと……農地で作ってるもの全部出してみたよ。どれが一番好きかな?
地面に並べて宝石兎の様子を見る。
桃を食べきった後には、僕の視線に少し慣れたみたいで、僕が見ていても宝石兎は次の果物に手を伸ばした。
選ばれたのはイチゴでした!
「垂れ耳うさぎと赤いイチゴの組み合わせって、可愛いの相乗効果がある気がする。もちろん、桃でも可愛かったけど、サイズ的にはイチゴの方が合ってるよね~」
「きゅぃ(よくわからないよ)」
僕の感性はスラリンたちには難しかったようだ。
不思議そうにしているスラリンたちに「そっかー」と返しながら、両手でイチゴを掴んでハグハグと食べている宝石兎を眺め、僕は微笑んだ。たくさんお食べー。
「ぷぅ……ぷぷぅ」
イチゴを二つ食べきった宝石兎は、ふと顔を上げて僕を見つめる。額にあるエメラルドのような宝石が、木漏れ日を受けてキラキラと輝いていた。
「どうしたのー? もっとイチゴいる?」
「ぷぅ! ぷ、ぷぅっ」
宝石兎は『いる!』と即答した後に、ハッとした感じでブンブンと頭を振った。
「急に荒ぶるね!? 鎮まりたまえー」
「ぴぅ(その反応はちょっと違う気がするよ……)」
ユキマルが冷静にツッコミを入れてくれた。このノリ、ダメです?
「ぷぅ」
僕に向けて鳴いた宝石兎が草むらに戻る。
「え、このままお別れ?」
「……ぷぅ」
ちょっとしょんぼりしたけど、すぐに顔を出した宝石兎を見て、首を傾げる。
宝石兎ちゃん、何してるの?
「ぷぅ……ぷぅ……」
よいしょ、よいしょと言っているみたいに鳴きながら、宝石兎が草むらから卵を転がしてきた。
卵は緑色の水玉模様があって、人のこぶしくらいの大きさだ。まん丸じゃないから、いろんな方向へと転がって大変そう。
「ぷぅー」
「お疲れさまー」
あっちへこっちへとフラフラしながら僕の前まで卵を運んできた宝石兎が『疲れたぁ』と言うように鳴いた後、シュパパッと手を振り顔を洗う。
あ、お腹は白いんだねー。もふもふしてて触り心地よさそう。お手々の爪は宝石みたいにキラキラしてて、結構鋭いね。
そんなことを思いながら観察していると、お手入れを終えた宝石兎が顔を上げて頭を傾けた。
「うん? どうしたの?」
「ぷぅ」
宝石兎が右手で果物を指し、左手で卵を指し、その後胸の前で手を交差させる。ちょっと自分を抱きしめてるように見えて面白い。
僕もそのポーズを真似てみた。
……宝石兎の頭の上に疑問符が浮かんだ気がする。真似してってことじゃなかったんだね。
「にゃ(果物と卵を交換っていう意味じゃないかにゃ?)」
「あ、そういうことかー。これ、もらっていいの?」
ヒスイに通訳されて納得。でも、こういう形でモンスターの贈り物をもらえることもあるんだ?
「ぷぅ♪」
宝石兎は『いいよ!』と鳴くと、卵を置き去りにして果物の方へと駆ける。そして、置いてあるリンゴを先ほどの卵と同様に草むらの方へ転がし始めた。今食べる気はないらしい。
せっせと果物を運んで隠す宝石兎が、必死すぎて面白可愛い。ブドウは転がせないから、茎の部分を噛んで『ふにゅーっ!』と引っ張っている。
しばらくその様子を観察して楽しんでから、地面にポツンと残された卵を見下ろす。
これ、中身のエッグビジュはどうやって手に入れたらいいんだろうね? でも、まぁ、とりあえず——
「宝石兎から卵げっとー」
アイテムボックスに収納しようと、卵にタッチした瞬間――ポンと煙を出して卵が消えた。
驚いて思わず「えっ!?」と大きな声が出ちゃったよ。
〈シーズンモンスターの餌付けに成功しました。宝石兎(風)との友好度が1%になりました。モンスターの贈り物として、エッグビジュ十個を入手しました〉
卵を触ったら、自動的にシーズンアイテムを入手できる仕様だったらしい。楽でいいね。
でも、友好度がめちゃくちゃ低いのがちょっぴりショック。
「――いや、これから仲良くなればいいんだもんね! たくさん果物あげて、友好度100%目指すぞー!」
おー! と拳を上げたら、スラリンたちも『おー!』と合わせてくれた。
宝石兎の友だち百体目指してがんばります!
*****
別作品として番外編を公開しております。
お時間ありましたら、そちらもぜひチェックしてくださいませ。
更新は不定期です。
僕が好きな桃の一種だけど、宝石兎は気に入ってくれるかな?
「桃もも、桃もも、僕もモモ~♪」
即興で歌いながら、草むらの近くに桃を置いた。宝石兎は警戒してるみたいだけど、逃げる気配はない。
「――どうぞ召し上がれ!」
微笑みながら草むらを見つめる。
にこにこ、にこにこ、にこにこ……
「にゃ(無言の圧力がある気がするにゃ)」
「きゅぃ(……否定できないなぁ)」
「ぴぅ(あんなに見られてたら、ボクだったら出てこられないかも……)」
小声でヒスイたちが話してるのを聞いて、僕はちょっと頭を傾けた。
そんなに圧をかけてる? 宝石兎をもっとちゃんと見たいし仲良くなりたいなぁとは思ってるけど、その思いの強さが目力に表れちゃってるのかな。
ひとまず、そっと視線を外してみた。
見てないから、今のうちに出てきていいよ。美味しい桃食べて、楽しんでね。
……まぁ、チラチラと様子を窺っちゃうから、まだ圧があるかもしれない。でも、気になっちゃうんだから仕方ないよね!
「ぷぅ……?」
草むらから鼻先が出てきた。ひくひくと動いてる。
可愛いなぁ。さっき「ぷぅ」って鳴いたよね? 鳴き声も可愛いね!
そのまま僕がジッと待っていたら、ガサガサと音を立てて、宝石兎が草むらから顔を出した。
桃に手を伸ばしてるけど届いてない。必死に伸ばした手が、まるで桃を手招きしてるように見える。ちょっとぷるぷる震えてるよね? 草むらから完全に出てこないと届かないよー。
桃を差し出してあげたい気持ちをぐっと堪えて、心を鬼にし、宝石兎が勇気を出すのを待つ。
「ぷ、ぷぅ、ぷぅうっ」
ちょっとずつ体が出てきて、必死に桃を取ろうとしてる宝石兎の姿があまりに可愛すぎて、反則じゃないかな、と思った。
これって、うさぎ界アイドルの座を奪われる危機じゃない!? もふもふ教のみんなが宝石兎に乗り換えちゃったらどうしよう?
そんなことを考えながら大人しくしていたら、ようやく宝石兎が草むらから完全に出てきた。僕たちの様子をチラチラッと窺いながら、桃に抱きつくように両手を掛け、小さな口でかじりついている。
はわわ……タマモが僕を見る時に緩んだ顔をしている気持ちが凄く理解できたかも! 可愛いよぉ。
きっと今頃、タマモも宝石兎の可愛さにやられてるんじゃないかな。
「ぷぅ~♪」
「うまうま? よかったね~」
「ぷぅ~♪」
白美桃の美味しさに夢中になっているのか、僕が話しかけても宝石兎は逃げなかった。この調子で僕と仲良くなろうよ。
追加で果物を用意する。
ブドウとリンゴとイチゴと……農地で作ってるもの全部出してみたよ。どれが一番好きかな?
地面に並べて宝石兎の様子を見る。
桃を食べきった後には、僕の視線に少し慣れたみたいで、僕が見ていても宝石兎は次の果物に手を伸ばした。
選ばれたのはイチゴでした!
「垂れ耳うさぎと赤いイチゴの組み合わせって、可愛いの相乗効果がある気がする。もちろん、桃でも可愛かったけど、サイズ的にはイチゴの方が合ってるよね~」
「きゅぃ(よくわからないよ)」
僕の感性はスラリンたちには難しかったようだ。
不思議そうにしているスラリンたちに「そっかー」と返しながら、両手でイチゴを掴んでハグハグと食べている宝石兎を眺め、僕は微笑んだ。たくさんお食べー。
「ぷぅ……ぷぷぅ」
イチゴを二つ食べきった宝石兎は、ふと顔を上げて僕を見つめる。額にあるエメラルドのような宝石が、木漏れ日を受けてキラキラと輝いていた。
「どうしたのー? もっとイチゴいる?」
「ぷぅ! ぷ、ぷぅっ」
宝石兎は『いる!』と即答した後に、ハッとした感じでブンブンと頭を振った。
「急に荒ぶるね!? 鎮まりたまえー」
「ぴぅ(その反応はちょっと違う気がするよ……)」
ユキマルが冷静にツッコミを入れてくれた。このノリ、ダメです?
「ぷぅ」
僕に向けて鳴いた宝石兎が草むらに戻る。
「え、このままお別れ?」
「……ぷぅ」
ちょっとしょんぼりしたけど、すぐに顔を出した宝石兎を見て、首を傾げる。
宝石兎ちゃん、何してるの?
「ぷぅ……ぷぅ……」
よいしょ、よいしょと言っているみたいに鳴きながら、宝石兎が草むらから卵を転がしてきた。
卵は緑色の水玉模様があって、人のこぶしくらいの大きさだ。まん丸じゃないから、いろんな方向へと転がって大変そう。
「ぷぅー」
「お疲れさまー」
あっちへこっちへとフラフラしながら僕の前まで卵を運んできた宝石兎が『疲れたぁ』と言うように鳴いた後、シュパパッと手を振り顔を洗う。
あ、お腹は白いんだねー。もふもふしてて触り心地よさそう。お手々の爪は宝石みたいにキラキラしてて、結構鋭いね。
そんなことを思いながら観察していると、お手入れを終えた宝石兎が顔を上げて頭を傾けた。
「うん? どうしたの?」
「ぷぅ」
宝石兎が右手で果物を指し、左手で卵を指し、その後胸の前で手を交差させる。ちょっと自分を抱きしめてるように見えて面白い。
僕もそのポーズを真似てみた。
……宝石兎の頭の上に疑問符が浮かんだ気がする。真似してってことじゃなかったんだね。
「にゃ(果物と卵を交換っていう意味じゃないかにゃ?)」
「あ、そういうことかー。これ、もらっていいの?」
ヒスイに通訳されて納得。でも、こういう形でモンスターの贈り物をもらえることもあるんだ?
「ぷぅ♪」
宝石兎は『いいよ!』と鳴くと、卵を置き去りにして果物の方へと駆ける。そして、置いてあるリンゴを先ほどの卵と同様に草むらの方へ転がし始めた。今食べる気はないらしい。
せっせと果物を運んで隠す宝石兎が、必死すぎて面白可愛い。ブドウは転がせないから、茎の部分を噛んで『ふにゅーっ!』と引っ張っている。
しばらくその様子を観察して楽しんでから、地面にポツンと残された卵を見下ろす。
これ、中身のエッグビジュはどうやって手に入れたらいいんだろうね? でも、まぁ、とりあえず——
「宝石兎から卵げっとー」
アイテムボックスに収納しようと、卵にタッチした瞬間――ポンと煙を出して卵が消えた。
驚いて思わず「えっ!?」と大きな声が出ちゃったよ。
〈シーズンモンスターの餌付けに成功しました。宝石兎(風)との友好度が1%になりました。モンスターの贈り物として、エッグビジュ十個を入手しました〉
卵を触ったら、自動的にシーズンアイテムを入手できる仕様だったらしい。楽でいいね。
でも、友好度がめちゃくちゃ低いのがちょっぴりショック。
「――いや、これから仲良くなればいいんだもんね! たくさん果物あげて、友好度100%目指すぞー!」
おー! と拳を上げたら、スラリンたちも『おー!』と合わせてくれた。
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