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9章 もふうさフィーバー
329.バトルに出発だー
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会議が終わったので、もふもふ教教会内をふらっと見て回った。会議中はおとなしくしてたスラリンたちも、のんびり散策となるとルンルンとした感じだ。
「第三の街の教会は会議場がメインなんだねぇ」
「きゅぃ(あそこ大きかったね)」
「ぴぅ(他には礼拝堂みたいなところもあるよ)」
会議場となっているドームから少し離れたところに、小さめな礼拝堂の建物があった。これは第二の街の教会を小さくした感じ。
行ってみたそうに見つめているユキマルに微笑みながら、渡り廊下を通って向かう。
「中はステンドグラスがあって綺麗!」
「きゅぃ(でも、第二の街の方が大きくて、モモの凄さがわかる建物だったよ)」
「ぴぅ(こじんまりしてて、ボクはこっちの方が落ち着くかも)」
スラリンとユキマルで好みが分かれた。
ヒスイは「にゃ(神の社とは違う雰囲気だけど、清い空気が満ちていて気持ちいいにゃー)」と嬉しそうだ。
清い空気、ある?
神の社でははっきりと空気が変わったような感覚があったけど、ここではよくわからないや。でも、ヒスイが気に入ったなら嬉しいな。
『凄いね。モモはみんなに崇められてるんだ?』
「そうみたいだねー。凄くはないけど」
ストルムに応えながら、肩をすくめる。
ノリと勢いでここまで来た自覚がある。でも、楽しければオッケーでしょ。
のんびりと教会内を見て回って楽しんでから、これからどこに行こうかと考える。
霊峰に挑戦してみるのも、早速シーズンイベントに取り組むのも、どっちでもいいよねー。
「にゃ(モモ、ヒスイは早くバトルしてみたいにゃ)」
ヒスイがキリッとした顔で言った。
言われてみると、ヒスイをテイムしてから本格的に一緒にバトルしたことなかったね。
ヒスイのレベルは21だけど、スキル的にサポートタイプのバトルスタイルだし、素早さが高いから、第三の街周辺でのバトルでも大丈夫そう。
ただ、霊峰は環境が特殊だし、他より攻略推奨レベルが高いから、最初のバトルで行くのは避けた方がいいだろうな。
というわけで――
「じゃあ、西のキーリ湖エリアに行こうか!」
慣れたバトルフィールドを選択した。ヒスイが暮らしてた環境と近いから、きっと戦いやすいはず。
「にゃっ(がんばるにゃ!)」
「きゅぃ(僕たちも一緒だから大丈夫だよ)」
「ぴぅ(回復は任せて)」
やる気に満ちた眼差しのヒスイを、スラリンとユキマルが応援してる。仲間っていいね。もちろん僕も、ヒスイの成長のためにがんばるよ。
『おいらも行く?』
「うーん……ストルムはバトルに参加したらその後二時間喚べなくなっちゃうから、やめておきたいな」
『わかったー。じゃあ帰るよ』
ストルムはバトルに関心がなかったのか、あっさりと帰還した。
白嵐竜の戦闘能力は気になるんだけど、それを調べるのは別の機会にしよう。
「よーし、みんなで西のキーリ湖エリアにレッツゴー!」
僕もそろそろレベルを上げたいなぁ。
それに、シーズンモンスターの宝石兎を探して、アイテム入手もがんばりたい!
◇◆◇
西のキーリ湖エリアをテクテクと歩き、モンスターを倒して回る。
最初はヒスイのレベルの低さを気にしてたけど、バトルを繰り返してたらそんな心配はいらないってわかった。
「素早さ高いのってすごーい」
ヒスイは疾風スキルでパーティ全体の素早さを上げてくれた。すると、敵の攻撃が僕たちに当たらなくなる。面白いくらいに軽々と回避できるんだ。
そして、攻撃をしかけるのも簡単。
複数の敵が一度に現れても、ヒスイの鎌鼬スキルで範囲攻撃してから、僕の魔術で追加の範囲攻撃をして、倒しきれなかった敵にスラリンとユキマル、ヒスイが体当たりや爪撃でダメージを与えていく。僕も魔術で攻撃。
すると、攻撃力が足りなくてちょっと時間がかかっちゃうけど、ダメージを負うことなく倒せるんだよね。
パーティの攻撃力を補うならオギンたちを喚んだ方がいいとわかってる。でも、そうなったら一人あたりの経験値が減っちゃうから、ギリギリまでしない予定。
このエリアでのバトルはパーティを変えなくて大丈夫そうだ。
「にゃ(【鎌鼬】!)」
「【火の矢】!」
「きゅぃ(体当たりー)」
「ぴぅ(体当たりー)」
スラリンとユキマルがくっついて一緒に転がり体当たりするという新技を編み出した。すごいダメージ与えてるね?
〈スラリン、ユキマルがスキル【体当たり(コンビ)】を習得しました〉
――――――
スキル【体当たり(コンビ)】
敵一体に対して、二体が同時に体をぶつけてダメージを与える
与ダメージ量が通常の三倍になる
――――――
バトル終了後にアナウンスが聞こえた。コンビでのスキルなんてあるんだ? スラリンとユキマルらしいスキルだなぁ。威力も高い攻撃スキルゲットだね!
「新スキル習得おめでとー」
僕が拍手しながら祝福すると、スラリンとユキマルが嬉しそうに跳ねた。
「きゅぃ(強くなった!)」
「ぴぅ(スラリンと一緒にもっと倒せるようにがんばるね)」
やる気に満ちていて素晴らしいです。
ヒスイもバトルを繰り返してレベルが25になった。このフィールドはヒスイよりレベルが上の敵が多いから、経験値をたくさんもらえているようだ。
「にゃ(ヒスイも強くなってるにゃ)」
「うんうん、すごいね!」
目をキラキラと輝かせて喜んでるヒスイの頭を撫でる。
可愛くて強いって最高だよね。もっと一緒に成長しよう!
その後も和気あいあいとバトルフィールドを探索して進む。
そろそろ宝石兎に会いたいんだけどなー。果物の準備はバッチリだよ。
「ぴぅ……(なんか感じたことのない気配がするよ)」
僕とヒスイの前を跳ねて進んでいたユキマルがピタッと立ち止まり、淡い赤の光を放った。敵が近づいてきている合図だけど、不思議そうな様子なのが気になる。
「感じたことのない気配?」
ユキマルが意識を向けている先に目を向けて、僕は「あ!」と声を上げた。
草むらから覗き込むように僕たちを見ているモンスターがいる。垂れた耳に丸い目、額にはキラキラと輝く緑の宝石、薄い緑色のふわふわな毛――
「宝石兎だ!」
僕が反射的にビシッと指したら、宝石兎は『見つかっちゃったーっ!』と言ってそうな慌てた表情になり、草むらの中に引っ込んだ。
表情と仕草がコミカルで面白いし、可愛い。
「驚かせちゃってごめんよー。君、写真で見るよりも可愛いね! 果物あげるから出ておいでー」
この宝石兎と仲良くなれるかな♪
「第三の街の教会は会議場がメインなんだねぇ」
「きゅぃ(あそこ大きかったね)」
「ぴぅ(他には礼拝堂みたいなところもあるよ)」
会議場となっているドームから少し離れたところに、小さめな礼拝堂の建物があった。これは第二の街の教会を小さくした感じ。
行ってみたそうに見つめているユキマルに微笑みながら、渡り廊下を通って向かう。
「中はステンドグラスがあって綺麗!」
「きゅぃ(でも、第二の街の方が大きくて、モモの凄さがわかる建物だったよ)」
「ぴぅ(こじんまりしてて、ボクはこっちの方が落ち着くかも)」
スラリンとユキマルで好みが分かれた。
ヒスイは「にゃ(神の社とは違う雰囲気だけど、清い空気が満ちていて気持ちいいにゃー)」と嬉しそうだ。
清い空気、ある?
神の社でははっきりと空気が変わったような感覚があったけど、ここではよくわからないや。でも、ヒスイが気に入ったなら嬉しいな。
『凄いね。モモはみんなに崇められてるんだ?』
「そうみたいだねー。凄くはないけど」
ストルムに応えながら、肩をすくめる。
ノリと勢いでここまで来た自覚がある。でも、楽しければオッケーでしょ。
のんびりと教会内を見て回って楽しんでから、これからどこに行こうかと考える。
霊峰に挑戦してみるのも、早速シーズンイベントに取り組むのも、どっちでもいいよねー。
「にゃ(モモ、ヒスイは早くバトルしてみたいにゃ)」
ヒスイがキリッとした顔で言った。
言われてみると、ヒスイをテイムしてから本格的に一緒にバトルしたことなかったね。
ヒスイのレベルは21だけど、スキル的にサポートタイプのバトルスタイルだし、素早さが高いから、第三の街周辺でのバトルでも大丈夫そう。
ただ、霊峰は環境が特殊だし、他より攻略推奨レベルが高いから、最初のバトルで行くのは避けた方がいいだろうな。
というわけで――
「じゃあ、西のキーリ湖エリアに行こうか!」
慣れたバトルフィールドを選択した。ヒスイが暮らしてた環境と近いから、きっと戦いやすいはず。
「にゃっ(がんばるにゃ!)」
「きゅぃ(僕たちも一緒だから大丈夫だよ)」
「ぴぅ(回復は任せて)」
やる気に満ちた眼差しのヒスイを、スラリンとユキマルが応援してる。仲間っていいね。もちろん僕も、ヒスイの成長のためにがんばるよ。
『おいらも行く?』
「うーん……ストルムはバトルに参加したらその後二時間喚べなくなっちゃうから、やめておきたいな」
『わかったー。じゃあ帰るよ』
ストルムはバトルに関心がなかったのか、あっさりと帰還した。
白嵐竜の戦闘能力は気になるんだけど、それを調べるのは別の機会にしよう。
「よーし、みんなで西のキーリ湖エリアにレッツゴー!」
僕もそろそろレベルを上げたいなぁ。
それに、シーズンモンスターの宝石兎を探して、アイテム入手もがんばりたい!
◇◆◇
西のキーリ湖エリアをテクテクと歩き、モンスターを倒して回る。
最初はヒスイのレベルの低さを気にしてたけど、バトルを繰り返してたらそんな心配はいらないってわかった。
「素早さ高いのってすごーい」
ヒスイは疾風スキルでパーティ全体の素早さを上げてくれた。すると、敵の攻撃が僕たちに当たらなくなる。面白いくらいに軽々と回避できるんだ。
そして、攻撃をしかけるのも簡単。
複数の敵が一度に現れても、ヒスイの鎌鼬スキルで範囲攻撃してから、僕の魔術で追加の範囲攻撃をして、倒しきれなかった敵にスラリンとユキマル、ヒスイが体当たりや爪撃でダメージを与えていく。僕も魔術で攻撃。
すると、攻撃力が足りなくてちょっと時間がかかっちゃうけど、ダメージを負うことなく倒せるんだよね。
パーティの攻撃力を補うならオギンたちを喚んだ方がいいとわかってる。でも、そうなったら一人あたりの経験値が減っちゃうから、ギリギリまでしない予定。
このエリアでのバトルはパーティを変えなくて大丈夫そうだ。
「にゃ(【鎌鼬】!)」
「【火の矢】!」
「きゅぃ(体当たりー)」
「ぴぅ(体当たりー)」
スラリンとユキマルがくっついて一緒に転がり体当たりするという新技を編み出した。すごいダメージ与えてるね?
〈スラリン、ユキマルがスキル【体当たり(コンビ)】を習得しました〉
――――――
スキル【体当たり(コンビ)】
敵一体に対して、二体が同時に体をぶつけてダメージを与える
与ダメージ量が通常の三倍になる
――――――
バトル終了後にアナウンスが聞こえた。コンビでのスキルなんてあるんだ? スラリンとユキマルらしいスキルだなぁ。威力も高い攻撃スキルゲットだね!
「新スキル習得おめでとー」
僕が拍手しながら祝福すると、スラリンとユキマルが嬉しそうに跳ねた。
「きゅぃ(強くなった!)」
「ぴぅ(スラリンと一緒にもっと倒せるようにがんばるね)」
やる気に満ちていて素晴らしいです。
ヒスイもバトルを繰り返してレベルが25になった。このフィールドはヒスイよりレベルが上の敵が多いから、経験値をたくさんもらえているようだ。
「にゃ(ヒスイも強くなってるにゃ)」
「うんうん、すごいね!」
目をキラキラと輝かせて喜んでるヒスイの頭を撫でる。
可愛くて強いって最高だよね。もっと一緒に成長しよう!
その後も和気あいあいとバトルフィールドを探索して進む。
そろそろ宝石兎に会いたいんだけどなー。果物の準備はバッチリだよ。
「ぴぅ……(なんか感じたことのない気配がするよ)」
僕とヒスイの前を跳ねて進んでいたユキマルがピタッと立ち止まり、淡い赤の光を放った。敵が近づいてきている合図だけど、不思議そうな様子なのが気になる。
「感じたことのない気配?」
ユキマルが意識を向けている先に目を向けて、僕は「あ!」と声を上げた。
草むらから覗き込むように僕たちを見ているモンスターがいる。垂れた耳に丸い目、額にはキラキラと輝く緑の宝石、薄い緑色のふわふわな毛――
「宝石兎だ!」
僕が反射的にビシッと指したら、宝石兎は『見つかっちゃったーっ!』と言ってそうな慌てた表情になり、草むらの中に引っ込んだ。
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