411 / 555
10章 海は広くて冒険いっぱい
385.調べものします?
しおりを挟む
リオさんの後についていく。
貝殻の壁は迷路のように連なっているようで、いくら歩けども終わりが見えない。そして本がない。
「……ここ、図書館だよね?」
「俺も同じこと思った」
ルトとコソコソと話す。リオさんが迷いのない足取りだから問題はないんだろうけど、ちょっと不安になるよ。
僕たちの横にいるリリはのんびりと周囲を眺めながら歩き、会話が聞こえたのかふふっと笑った。
「書物が紙の本とは限らないんじゃない? リアルだって、電子書籍が一般的でしょ」
「あ、確かに」
リリに言われて、僕は思わずポンッと手を叩いた。
このゲームの世界観が剣と魔法のファンタジーだからうっかり忘れてたけど、紙の本ってリアルではあまり手に取ったことないんだよねー。
「——急に電子書籍が出てきたら、世界観が崩壊する気がする……」
リオさんがタブレット端末に資料を表示させる光景を想像して微妙な気分になる。
ファンタジー感は大切にしてほしいな!
そんな僕の願いが届いたのか否か……リオさんが立ち止まった先にタブレット端末はなかった。というか、ここまで見てきたものと違うものは一切なかった。
どういうこと?
きょとんと首を傾げている僕たちの前で、リオさんは壁に積み上げられた貝殻の一つに手を伸ばす。そして、閉じた二枚貝をコツコツとノックすると、それがパカリと口を開けた。中にあるのは、キラキラと輝くダイヤモンドのような石。
リオさんは当然のようにその石を取り出し、僕たちに差し出してくる。ニコニコと笑ってるけど意味がわからないよ。
とりあえず代表して僕が受け取りました。
……うん、いくら眺めてもこれは石。宝石っぽい感じ。感触もしっかり硬いし、ゼリーとかではない。
こういう時こそ全鑑定スキルの出番だー。
——————
【記録石】レア度☆☆☆
海底都市リュウグウが保有する特殊技術で作られた記録媒体
これ一つで記録された内容を再生可能
——————
「おお? これが本代わり?」
「本ですか? よくわかりませんが、この国で書物といえば、これが一般的ですよ」
リオさんがあっさりと答えた。
電子書籍とは違った謎技術が出てきたね。なんとなくファンタジー感が守られてる気がして満足です。
「これ、どうやって確認するの?」
「持った状態で再生と唱えればいいですよ」
ルトたちと視線を交わしてから、僕は言われた通り「【再生】!」と唱えてみた。
途端に、目の前に水でできた鏡のようなものが現れる。そして、その表面が波紋のように揺らいだかと思うと、こことは違う場所の光景が映った。
〈海精歴378年、海底都市リュウグウは暗黒の魔術士により滅亡の危機に陥っていた——〉
たくさんのエルフたちが黒いモヤに襲われて倒れていく映像(?)と共にナレーションが流れる。
再生って、ほんとに映像の再生だったんだ!? しかもナレーション付き! 凝ってるって言っていいのかな?
「おー、なんかショートムービー見てるみたいだな」
次々と変わりゆく展開を目と耳で追いながら、ルトが楽しそうに呟く。リリも「そうだねー」と微笑み頷いた。
ちょっと怖い感じの映像だけど、ホラーとかサスペンス映画と思えば、確かに面白いかも。ポップコーンとコーラが欲しい感じ。
試しにリオさんに「ここって飲食オッケー?」と聞いてみたら、ニコッと笑って「いいですよ。私も食べたいです」とちゃっかりおねだりされた。一緒に食べようねー。
コーラはないけど、炭酸レモネードは作製成功しているのです!
ポップコーンは適したトウモロコシを見つけるのに手間取ったけど、バッチリ完成した。味もいろいろあるよー。
食べ物を取り出すついでに、リラックスしながら鑑賞するためにクッションを取り出す。
僕特製『ウサギをダメにするクッション』だよ。僕が使うと巨大なベッド状態になる大きさで、沈み込む感覚にこだわって作った逸品。
ルトにちょっと呆れた感じで見られたけど、何か言われるより先にルトたちの分のクッションも提供したら、無言で受け取ってくれた。
リオさんはすでに嬉々とした感じで使って、クッションの上でだら~ってしてる。きっちりした見た目に反した怠惰な雰囲気にちょっと笑っちゃった。
「レモネードあげるね。ポップコーンは何味がいい? 塩、チョコ、塩キャラメル、イチゴ、仙桃ミルク——いろいろあるよ!」
「マジで多いな。作りすぎじゃね? あ、俺は塩」
「私は塩キャラメルがいいなー」
ほいほい、と二人にポップコーンとレモネードを渡したところで、リオさんに視線を向けたら、パチッと目が合った。
「私もいいんです? それならイチゴで」
「意外と可愛いチョイスだね」
「この国のイチゴと違いがあるか知りたいです」
「……海の底のこの国にもイチゴがあるの?」
「ありますよー」
僕が差し出したポップコーンを嬉しそうに受け取ったリオさんが、匂いをかぎながら、反対の手で宙から何かを取り出す。
円錐に近い形でうっすら紫色のゼリーっぽいプルプルしてるもの。なんだこれ。
受け取ってマジマジと眺める僕に、リオさんは「この国のイチゴです」と言った。
「えっ、これがほんとにイチゴ!?」
「正式名称は【偽苺】です。昔のご先祖様が陸で食べたイチゴを恋しがって、ここでも育つよう品種改良したらしいですよー」
「それ、外から持ってきた方が早くない?」
「ロマンです」
キリッとした顔でよくわかんない回答をされたけど、もらったこれがイチゴっぽい何かなことは確からしい。くれるって言うから、食べてみる。
シュワッと炭酸のような弾ける爽快感と共に、イチゴそっくりの甘酸っぱさが口いっぱいに広がる。
「美味しい!」
「でしょう? あ、このレモネードというのは、弾ける感覚が似てますね」
僕が渡したレモネードを飲み、リオさんが「ほう」と感心した様子で微笑んだ。
「だねー。この偽苺を使ったら、すぐに炭酸ジュースが作れそう」
「たくさん欲しければ、市場で買うといいですよー。あ、でも、あそこは地元民しか利用できない……うぅん、美味しいものいただきましたし、紹介状を差し上げますねー」
リオさんが二枚貝の片割れのようなものを僕に差し出してきた。
受け取った途端、アナウンスが聞こえてくる。
〈シークレットミッション【海エルフとの友好度が50%を超える】を達成しました。シークレットエリアの地図(一部)が贈られました。マップが更新されます——更新されました〉
……おっと? 予想外なところでシークレットミッションを達成したね?
パチパチと目を瞬かせて固まっていると、ルトにジトッと見つめられた。
アナウンスはルトに聞こえてないだろうに、ルトの察し力がすごい。
僕は目を逸らす。
これはやらかしたわけじゃないんだよー。自然ななりゆきだよー。えへへ……シークレットエリアを散策したら情報をあげるね!
「——ねぇ、完全に映像見逃しちゃってるんだけどいいの?」
「あ、また再生しなきゃ!」
リリに言われて、いつの間にか記録映像が停止して消えていたことに気づき慌てる。
よし、今度は最初から鑑賞準備を整えて再生するぞー! 僕の装備はレモネード&ポップコーン(仙桃ミルク味)!
貝殻の壁は迷路のように連なっているようで、いくら歩けども終わりが見えない。そして本がない。
「……ここ、図書館だよね?」
「俺も同じこと思った」
ルトとコソコソと話す。リオさんが迷いのない足取りだから問題はないんだろうけど、ちょっと不安になるよ。
僕たちの横にいるリリはのんびりと周囲を眺めながら歩き、会話が聞こえたのかふふっと笑った。
「書物が紙の本とは限らないんじゃない? リアルだって、電子書籍が一般的でしょ」
「あ、確かに」
リリに言われて、僕は思わずポンッと手を叩いた。
このゲームの世界観が剣と魔法のファンタジーだからうっかり忘れてたけど、紙の本ってリアルではあまり手に取ったことないんだよねー。
「——急に電子書籍が出てきたら、世界観が崩壊する気がする……」
リオさんがタブレット端末に資料を表示させる光景を想像して微妙な気分になる。
ファンタジー感は大切にしてほしいな!
そんな僕の願いが届いたのか否か……リオさんが立ち止まった先にタブレット端末はなかった。というか、ここまで見てきたものと違うものは一切なかった。
どういうこと?
きょとんと首を傾げている僕たちの前で、リオさんは壁に積み上げられた貝殻の一つに手を伸ばす。そして、閉じた二枚貝をコツコツとノックすると、それがパカリと口を開けた。中にあるのは、キラキラと輝くダイヤモンドのような石。
リオさんは当然のようにその石を取り出し、僕たちに差し出してくる。ニコニコと笑ってるけど意味がわからないよ。
とりあえず代表して僕が受け取りました。
……うん、いくら眺めてもこれは石。宝石っぽい感じ。感触もしっかり硬いし、ゼリーとかではない。
こういう時こそ全鑑定スキルの出番だー。
——————
【記録石】レア度☆☆☆
海底都市リュウグウが保有する特殊技術で作られた記録媒体
これ一つで記録された内容を再生可能
——————
「おお? これが本代わり?」
「本ですか? よくわかりませんが、この国で書物といえば、これが一般的ですよ」
リオさんがあっさりと答えた。
電子書籍とは違った謎技術が出てきたね。なんとなくファンタジー感が守られてる気がして満足です。
「これ、どうやって確認するの?」
「持った状態で再生と唱えればいいですよ」
ルトたちと視線を交わしてから、僕は言われた通り「【再生】!」と唱えてみた。
途端に、目の前に水でできた鏡のようなものが現れる。そして、その表面が波紋のように揺らいだかと思うと、こことは違う場所の光景が映った。
〈海精歴378年、海底都市リュウグウは暗黒の魔術士により滅亡の危機に陥っていた——〉
たくさんのエルフたちが黒いモヤに襲われて倒れていく映像(?)と共にナレーションが流れる。
再生って、ほんとに映像の再生だったんだ!? しかもナレーション付き! 凝ってるって言っていいのかな?
「おー、なんかショートムービー見てるみたいだな」
次々と変わりゆく展開を目と耳で追いながら、ルトが楽しそうに呟く。リリも「そうだねー」と微笑み頷いた。
ちょっと怖い感じの映像だけど、ホラーとかサスペンス映画と思えば、確かに面白いかも。ポップコーンとコーラが欲しい感じ。
試しにリオさんに「ここって飲食オッケー?」と聞いてみたら、ニコッと笑って「いいですよ。私も食べたいです」とちゃっかりおねだりされた。一緒に食べようねー。
コーラはないけど、炭酸レモネードは作製成功しているのです!
ポップコーンは適したトウモロコシを見つけるのに手間取ったけど、バッチリ完成した。味もいろいろあるよー。
食べ物を取り出すついでに、リラックスしながら鑑賞するためにクッションを取り出す。
僕特製『ウサギをダメにするクッション』だよ。僕が使うと巨大なベッド状態になる大きさで、沈み込む感覚にこだわって作った逸品。
ルトにちょっと呆れた感じで見られたけど、何か言われるより先にルトたちの分のクッションも提供したら、無言で受け取ってくれた。
リオさんはすでに嬉々とした感じで使って、クッションの上でだら~ってしてる。きっちりした見た目に反した怠惰な雰囲気にちょっと笑っちゃった。
「レモネードあげるね。ポップコーンは何味がいい? 塩、チョコ、塩キャラメル、イチゴ、仙桃ミルク——いろいろあるよ!」
「マジで多いな。作りすぎじゃね? あ、俺は塩」
「私は塩キャラメルがいいなー」
ほいほい、と二人にポップコーンとレモネードを渡したところで、リオさんに視線を向けたら、パチッと目が合った。
「私もいいんです? それならイチゴで」
「意外と可愛いチョイスだね」
「この国のイチゴと違いがあるか知りたいです」
「……海の底のこの国にもイチゴがあるの?」
「ありますよー」
僕が差し出したポップコーンを嬉しそうに受け取ったリオさんが、匂いをかぎながら、反対の手で宙から何かを取り出す。
円錐に近い形でうっすら紫色のゼリーっぽいプルプルしてるもの。なんだこれ。
受け取ってマジマジと眺める僕に、リオさんは「この国のイチゴです」と言った。
「えっ、これがほんとにイチゴ!?」
「正式名称は【偽苺】です。昔のご先祖様が陸で食べたイチゴを恋しがって、ここでも育つよう品種改良したらしいですよー」
「それ、外から持ってきた方が早くない?」
「ロマンです」
キリッとした顔でよくわかんない回答をされたけど、もらったこれがイチゴっぽい何かなことは確からしい。くれるって言うから、食べてみる。
シュワッと炭酸のような弾ける爽快感と共に、イチゴそっくりの甘酸っぱさが口いっぱいに広がる。
「美味しい!」
「でしょう? あ、このレモネードというのは、弾ける感覚が似てますね」
僕が渡したレモネードを飲み、リオさんが「ほう」と感心した様子で微笑んだ。
「だねー。この偽苺を使ったら、すぐに炭酸ジュースが作れそう」
「たくさん欲しければ、市場で買うといいですよー。あ、でも、あそこは地元民しか利用できない……うぅん、美味しいものいただきましたし、紹介状を差し上げますねー」
リオさんが二枚貝の片割れのようなものを僕に差し出してきた。
受け取った途端、アナウンスが聞こえてくる。
〈シークレットミッション【海エルフとの友好度が50%を超える】を達成しました。シークレットエリアの地図(一部)が贈られました。マップが更新されます——更新されました〉
……おっと? 予想外なところでシークレットミッションを達成したね?
パチパチと目を瞬かせて固まっていると、ルトにジトッと見つめられた。
アナウンスはルトに聞こえてないだろうに、ルトの察し力がすごい。
僕は目を逸らす。
これはやらかしたわけじゃないんだよー。自然ななりゆきだよー。えへへ……シークレットエリアを散策したら情報をあげるね!
「——ねぇ、完全に映像見逃しちゃってるんだけどいいの?」
「あ、また再生しなきゃ!」
リリに言われて、いつの間にか記録映像が停止して消えていたことに気づき慌てる。
よし、今度は最初から鑑賞準備を整えて再生するぞー! 僕の装備はレモネード&ポップコーン(仙桃ミルク味)!
1,193
あなたにおすすめの小説
もふもふと味わうVRグルメ冒険記 〜遅れて始めたけど、料理だけは最前線でした〜
きっこ
ファンタジー
五感完全再現のフルダイブVRMMO《リアルコード・アース》。
遅れてゲームを始めた童顔ちびっ子キャラの主人公・蓮は、戦うことより“料理”を選んだ。
作るたびに懐いてくるもふもふ、微笑むNPC、ほっこりする食卓――
今日も炊事場でクッキーを焼けば、なぜか神様にまで目をつけられて!?
ただ料理しているだけなのに、気づけば伝説級。
癒しと美味しさが詰まった、もふもふ×グルメなスローゲームライフ、ここに開幕!
異世界に召喚されたけど、戦えないので牧場経営します~勝手に集まってくる動物達が、みんな普通じゃないんだけど!?~
黒蓬
ファンタジー
白石悠真は、ある日突然異世界へ召喚される。しかし、特別なスキルとして授かったのは「牧場経営」。戦えない彼は、与えられた土地で牧場を経営し、食料面での貢献を望まれる。ところが、彼の牧場には不思議な動物たちが次々と集まってきて――!? 異世界でのんびり牧場ライフ、始まります!
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
【完結】小さな元大賢者の幸せ騎士団大作戦〜ひとりは寂しいからみんなで幸せ目指します〜
るあか
ファンタジー
僕はフィル・ガーネット5歳。田舎のガーネット領の領主の息子だ。
でも、ただの5歳児ではない。前世は別の世界で“大賢者”という称号を持つ大魔道士。そのまた前世は日本という島国で“独身貴族”の称号を持つ者だった。
どちらも決して不自由な生活ではなかったのだが、特に大賢者はその力が強すぎたために側に寄る者は誰もおらず、寂しく孤独死をした。
そんな僕はメイドのレベッカと近所の森を散歩中に“根無し草の鬼族のおじさん”を拾う。彼との出会いをきっかけに、ガーネット領にはなかった“騎士団”の結成を目指す事に。
家族や領民のみんなで幸せになる事を夢見て、元大賢者の5歳の僕の幸せ騎士団大作戦が幕を開ける。
嘘つきと呼ばれた精霊使いの私
ゆるぽ
ファンタジー
私の村には精霊の愛し子がいた、私にも精霊使いとしての才能があったのに誰も信じてくれなかった。愛し子についている精霊王さえも。真実を述べたのに信じてもらえず嘘つきと呼ばれた少女が幸せになるまでの物語。
異世界で焼肉屋を始めたら、美食家エルフと凄腕冒険者が常連になりました ~定休日にはレア食材を求めてダンジョンへ~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
辺境の町バラムに暮らす青年マルク。
子どもの頃から繰り返し見る夢の影響で、自分が日本(地球)から転生したことを知る。
マルクは日本にいた時、カフェを経営していたが、同業者からの嫌がらせ、客からの理不尽なクレーム、従業員の裏切りで店は閉店に追い込まれた。
その後、悲嘆に暮れた彼は酒浸りになり、階段を踏み外して命を落とした。
当時の記憶が復活した結果、マルクは今度こそ店を経営して成功することを誓う。
そんな彼が思いついたのが焼肉屋だった。
マルクは冒険者をして資金を集めて、念願の店をオープンする。
焼肉をする文化がないため、その斬新さから店は繁盛していった。
やがて、物珍しさに惹かれた美食家エルフや凄腕冒険者が店を訪れる。
HOTランキング1位になることができました!
皆さま、ありがとうございます。
他社の投稿サイトにも掲載しています。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。