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運命の君とふたりで1
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「俺のベッドのシーツは、ここに入ってる。あと、大きいタオルはこっちで、小さいのはここの引き出し。ってか、わざわざシーツ換えたりだとか洗濯だとかしてくれなくてもいいよ? 俺んちなんだし」
「ううん、俺がしたいんだ。蒼の世話は全部俺がしたい」
にこにことした笑みを貼りつけたまま、凛が蒼の頭へキスを落とした。
(あー……これ多分、アレだな。充への対抗意識……なんだろう、な)
蒼は自然と口角が上がってしまうのを抑えるのに苦労した。
愛されていることを実感出来る凛の言動に、嬉しさが止め処もなく湧いてくる。
「分かった。じゃあ一通り教えておく。一階に洗濯機があるから、シーツはそこで洗お。乾燥機もついてるやつだから乾かせるよ。……あ、そうだ。凛、シャワーしろよ。身体気持ち悪くない?」
「蒼とした後なのに気持ち悪いわけないよ? でも蒼が一緒に入ってくれるならシャワーしようかな」
「ちょっ……何言ってんの? ……やっぱおまえキャラ変わった」
蒼が今まで認識してきた鳴海凛という男は、優等生で周囲への気配りもよく出来、人を困らせるような言動などすることもない完璧な男だった。蒼と友人としてつきあってきた時でさえ、教室ではしないようなくったくのない笑顔などは見せていたものの、ここまで自分の欲求に素直な発言などはしたことはなかった。自分のわがままは押し殺していたのか、いつも蒼に合わせてくれていた。
想いが通じ合って箍が外れっぱなしになったのか、昼間のセックスの時といい今といい、蒼が羞恥で頬を染めてしまうような要求を口にするようになった。
蒼としては優等生な凛よりもこちらの方がもちろん好きだが、ストレートに気持ちをぶつけられることはとても嬉しい反面、両親や姉以外にそういった感情を向けられたことが今までなかったので、少々恥ずかしいのだ。
「うん。俺がぐだぐだ悩んでいたせいで、蒼に勘違いさせて泣かせちゃって、挙げ句の果てに恵斗なんかに蒼の身体を触られてしまったから。そんなことになるくらいなら、自分が思ってることを素直に出して引かれた方がずっといいからね。だからこれからはどんなに変なことでも、蒼になるべく隠さないで伝えることにしたんだ」
何かを吹っ切ったような凛の笑顔は、薄皮を一枚剥いだかのように一段と輝きを増していた。蒼は眩しそうに目を細めた。
「そっか、ありがと。恥ずかしいけど嬉しい」
「だから蒼も覚悟しておいてね」
「へ? 何が?」
ふふふ、と凛が意味ありげに笑んだ。
まさか週明けに、凛がクラスメイトの前で運命の番を胸に抱きながら交際宣言するとは、この時の蒼には予想も出来なかった。
誤解を乗り越え、心身ともに結ばれた日の夜を迎えた蒼と凛は、今まさに幸せの絶頂を迎えていた。番の契りを交わした後、中途半端な時間に眠ってしまったため目が冴えている蒼は、凛の要請で家の中を案内していた。これから幾度となく訪れることになるであろう【妻の実家】にも等しい家だ。必要なことは知っておきたい、と凛が言ったのだ。
末永家の家族は皆旅行のため外出しており、明日の昼過ぎまでは帰って来ない。二人は蒼の家族が揃うであろう午後に、彼らが番になったことを一緒に報告することにした。
それまでの時間をこの家で二人きりで過ごすと決め、ピロートークをひとしきり楽しんだ後、家の中を案内し始めたのだ。
物の場所などを一通り教えた後、蒼が切り出した。
「なぁ凛、一緒に風呂……入ろっか」
「――本気?」
申し出た本人にしてみれば冗談のつもりだったのだろう。思いがけない蒼の反応に、当の凛が目を丸くした。
「ん……俺も、ちょっとだけ素直になろうかな、って」
頬に朱を刷いた蒼が、ぎこちなく頷いた。
「蒼、ここ痛そうだね。ごめんね、強く噛みすぎたかな」
蒼のうなじに泡混じりの手で触れる凛。それだけでふるりと身体を震わせる蒼。
浴室で立ったまま、凛はボディソープを泡立て壊れものでも扱うように蒼を洗っていた。その手はあくまでも身体をきれいにすることだけを目的として動いており、性的な意図など持ってはいなかったはずなのだが。
「あっ……り、りん……あまりうなじ、さわら、ないで……っ、あぅ……」
番の契りを交わしたうなじはあまりにも敏感で、指でそっと触れられただけで淫蕩な痺れが四肢を抜けていく。
うなじに残る噛み跡が濃いほど、アルファの愛慕の情がそこへと吹き込まれ、後に番にしか反応しない極上の性感帯になると言われているのだが、蒼は既にそれを嫌というほど実感していた。
「だめ、だよ……もぅ……おれぇ……」
首筋を伝い落ちる泡の刺激ですら蒼を砕けさせるのには十分すぎるほどで。足下がふらついて崩れ落ちそうになっているのを、凛が支えてやってようやく立てている、という状態だった。
「蒼、我慢出来ないの?」
「ん……ね、りん、しよ?」
蒼が素直に情欲に降伏し、凛に懇願する。蒼の中心は未だ触れられてもいないのに勃ち上がっていた。
「だめだよ。今ここにコンドームないし。発情期なんだから、このまましたら蒼妊娠しちゃうよ?」
「でも、もぅ……」
諭すような凛の言葉に、もどかしそうに肢体を捩らせる蒼。
「――なぁんてね。俺のジーンズのポケットに入ってるから。脱衣室にあるよ。取って来るね」
蒼の身体をそっと離した凛は脱衣室に向かい、すぐに避妊具の袋をいくつか持って戻って来た。
「どうして……?」
「実はこんなことになりそうな気がしてた。番になったオメガのうなじってすごく敏感で、すぐ腰砕けちゃうって本で読んだことあったから」
「も、しかして……わざとうなじ、さわった?」
眉を八の字に歪めて、蒼が凛の顔を見上げる。凛は口角を美しく上げたまま、
「一年半」
蒼の目の前に手を出し、指を一本立てた。
「え?」
「俺は一年半、蒼に片想いしてたんだよ。足りない。もっともっと蒼が欲しい」
ダメ? と首を傾げて訪ねる凛に、蒼の心臓が跳ねた。愛しい番の乞いを断ることなど出来ようもない。むしろさっきは自分が強請っていたのだから。そしてもう立っていられないとばかりに、ずるずると浴室の床にへたり込む。凛も一緒にひざまづき、蒼に目線を合わせる。
「……ダメ、って言ったら?」
最後の抵抗とばかりに、責めるような上目遣いで蒼が言う。もちろん本気ではない。その瞳にはアルファにとっては毒にもなりかねないオメガの色香が漂っていた。
「その顔は卑怯だよ……本当可愛い、蒼」
二人のくちびるが重なった。
「ん……、ん」
浴室に濡れた音が響く。蒼と凛の舌が絡み合う音が、二人の間で奏でられていた。凛が蒼の首筋に手を伸ばし、指先でうなじを往復する。
「んんっ……り……ら……っ」
ぞくぞくと蒼の首から全身に快感がまとわりつき、たちまち力が抜ける。凛はくちづけを続けながら、バスタブの縁に腰を下ろした自分の膝の上に、蒼を向かい合わせで跨がせた。そして臀部に手を伸ばす。そこからは既に粘液が滲み出ていた。
「んんーっ、あ、や、りん……おれ、おかしくな……ちゃ……」
凛が差し込んだ指を受け入れた蒼の後孔からは、くぷりと愛液が溢れ出す。丹念に中を吟味するように解しながら、指を増やしていく凛。
凛の中心も既に崛起しており、互いのそれが擦れ合い余計に劣情を煽り立てる。
「――すごく熱いね、蒼の中。早く入りたい」
蒼の耳元でうっそりと囁く凛。その胎内は凛を誘い込むように蠢き、指を濡らし、そして締めつけている。
「あ……っ、も……いれてよ……り、ん……がま、んできな……」
「ん、分かった」
凛は片手で蒼の背中を支え、そして空いた手にコンドームの袋を持ち、歯でそれを破り取る。
「蒼、ちょっとだけ我慢してて」
凛が蒼から手を離し準備をしている間、蒼は小刻みに身体を震わせながら耐えていた。
「ううん、俺がしたいんだ。蒼の世話は全部俺がしたい」
にこにことした笑みを貼りつけたまま、凛が蒼の頭へキスを落とした。
(あー……これ多分、アレだな。充への対抗意識……なんだろう、な)
蒼は自然と口角が上がってしまうのを抑えるのに苦労した。
愛されていることを実感出来る凛の言動に、嬉しさが止め処もなく湧いてくる。
「分かった。じゃあ一通り教えておく。一階に洗濯機があるから、シーツはそこで洗お。乾燥機もついてるやつだから乾かせるよ。……あ、そうだ。凛、シャワーしろよ。身体気持ち悪くない?」
「蒼とした後なのに気持ち悪いわけないよ? でも蒼が一緒に入ってくれるならシャワーしようかな」
「ちょっ……何言ってんの? ……やっぱおまえキャラ変わった」
蒼が今まで認識してきた鳴海凛という男は、優等生で周囲への気配りもよく出来、人を困らせるような言動などすることもない完璧な男だった。蒼と友人としてつきあってきた時でさえ、教室ではしないようなくったくのない笑顔などは見せていたものの、ここまで自分の欲求に素直な発言などはしたことはなかった。自分のわがままは押し殺していたのか、いつも蒼に合わせてくれていた。
想いが通じ合って箍が外れっぱなしになったのか、昼間のセックスの時といい今といい、蒼が羞恥で頬を染めてしまうような要求を口にするようになった。
蒼としては優等生な凛よりもこちらの方がもちろん好きだが、ストレートに気持ちをぶつけられることはとても嬉しい反面、両親や姉以外にそういった感情を向けられたことが今までなかったので、少々恥ずかしいのだ。
「うん。俺がぐだぐだ悩んでいたせいで、蒼に勘違いさせて泣かせちゃって、挙げ句の果てに恵斗なんかに蒼の身体を触られてしまったから。そんなことになるくらいなら、自分が思ってることを素直に出して引かれた方がずっといいからね。だからこれからはどんなに変なことでも、蒼になるべく隠さないで伝えることにしたんだ」
何かを吹っ切ったような凛の笑顔は、薄皮を一枚剥いだかのように一段と輝きを増していた。蒼は眩しそうに目を細めた。
「そっか、ありがと。恥ずかしいけど嬉しい」
「だから蒼も覚悟しておいてね」
「へ? 何が?」
ふふふ、と凛が意味ありげに笑んだ。
まさか週明けに、凛がクラスメイトの前で運命の番を胸に抱きながら交際宣言するとは、この時の蒼には予想も出来なかった。
誤解を乗り越え、心身ともに結ばれた日の夜を迎えた蒼と凛は、今まさに幸せの絶頂を迎えていた。番の契りを交わした後、中途半端な時間に眠ってしまったため目が冴えている蒼は、凛の要請で家の中を案内していた。これから幾度となく訪れることになるであろう【妻の実家】にも等しい家だ。必要なことは知っておきたい、と凛が言ったのだ。
末永家の家族は皆旅行のため外出しており、明日の昼過ぎまでは帰って来ない。二人は蒼の家族が揃うであろう午後に、彼らが番になったことを一緒に報告することにした。
それまでの時間をこの家で二人きりで過ごすと決め、ピロートークをひとしきり楽しんだ後、家の中を案内し始めたのだ。
物の場所などを一通り教えた後、蒼が切り出した。
「なぁ凛、一緒に風呂……入ろっか」
「――本気?」
申し出た本人にしてみれば冗談のつもりだったのだろう。思いがけない蒼の反応に、当の凛が目を丸くした。
「ん……俺も、ちょっとだけ素直になろうかな、って」
頬に朱を刷いた蒼が、ぎこちなく頷いた。
「蒼、ここ痛そうだね。ごめんね、強く噛みすぎたかな」
蒼のうなじに泡混じりの手で触れる凛。それだけでふるりと身体を震わせる蒼。
浴室で立ったまま、凛はボディソープを泡立て壊れものでも扱うように蒼を洗っていた。その手はあくまでも身体をきれいにすることだけを目的として動いており、性的な意図など持ってはいなかったはずなのだが。
「あっ……り、りん……あまりうなじ、さわら、ないで……っ、あぅ……」
番の契りを交わしたうなじはあまりにも敏感で、指でそっと触れられただけで淫蕩な痺れが四肢を抜けていく。
うなじに残る噛み跡が濃いほど、アルファの愛慕の情がそこへと吹き込まれ、後に番にしか反応しない極上の性感帯になると言われているのだが、蒼は既にそれを嫌というほど実感していた。
「だめ、だよ……もぅ……おれぇ……」
首筋を伝い落ちる泡の刺激ですら蒼を砕けさせるのには十分すぎるほどで。足下がふらついて崩れ落ちそうになっているのを、凛が支えてやってようやく立てている、という状態だった。
「蒼、我慢出来ないの?」
「ん……ね、りん、しよ?」
蒼が素直に情欲に降伏し、凛に懇願する。蒼の中心は未だ触れられてもいないのに勃ち上がっていた。
「だめだよ。今ここにコンドームないし。発情期なんだから、このまましたら蒼妊娠しちゃうよ?」
「でも、もぅ……」
諭すような凛の言葉に、もどかしそうに肢体を捩らせる蒼。
「――なぁんてね。俺のジーンズのポケットに入ってるから。脱衣室にあるよ。取って来るね」
蒼の身体をそっと離した凛は脱衣室に向かい、すぐに避妊具の袋をいくつか持って戻って来た。
「どうして……?」
「実はこんなことになりそうな気がしてた。番になったオメガのうなじってすごく敏感で、すぐ腰砕けちゃうって本で読んだことあったから」
「も、しかして……わざとうなじ、さわった?」
眉を八の字に歪めて、蒼が凛の顔を見上げる。凛は口角を美しく上げたまま、
「一年半」
蒼の目の前に手を出し、指を一本立てた。
「え?」
「俺は一年半、蒼に片想いしてたんだよ。足りない。もっともっと蒼が欲しい」
ダメ? と首を傾げて訪ねる凛に、蒼の心臓が跳ねた。愛しい番の乞いを断ることなど出来ようもない。むしろさっきは自分が強請っていたのだから。そしてもう立っていられないとばかりに、ずるずると浴室の床にへたり込む。凛も一緒にひざまづき、蒼に目線を合わせる。
「……ダメ、って言ったら?」
最後の抵抗とばかりに、責めるような上目遣いで蒼が言う。もちろん本気ではない。その瞳にはアルファにとっては毒にもなりかねないオメガの色香が漂っていた。
「その顔は卑怯だよ……本当可愛い、蒼」
二人のくちびるが重なった。
「ん……、ん」
浴室に濡れた音が響く。蒼と凛の舌が絡み合う音が、二人の間で奏でられていた。凛が蒼の首筋に手を伸ばし、指先でうなじを往復する。
「んんっ……り……ら……っ」
ぞくぞくと蒼の首から全身に快感がまとわりつき、たちまち力が抜ける。凛はくちづけを続けながら、バスタブの縁に腰を下ろした自分の膝の上に、蒼を向かい合わせで跨がせた。そして臀部に手を伸ばす。そこからは既に粘液が滲み出ていた。
「んんーっ、あ、や、りん……おれ、おかしくな……ちゃ……」
凛が差し込んだ指を受け入れた蒼の後孔からは、くぷりと愛液が溢れ出す。丹念に中を吟味するように解しながら、指を増やしていく凛。
凛の中心も既に崛起しており、互いのそれが擦れ合い余計に劣情を煽り立てる。
「――すごく熱いね、蒼の中。早く入りたい」
蒼の耳元でうっそりと囁く凛。その胎内は凛を誘い込むように蠢き、指を濡らし、そして締めつけている。
「あ……っ、も……いれてよ……り、ん……がま、んできな……」
「ん、分かった」
凛は片手で蒼の背中を支え、そして空いた手にコンドームの袋を持ち、歯でそれを破り取る。
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