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第十二節「折れた翼 友の想い 希望の片翼」
~掴んだその珠、殺人級~
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勇達はこれまでに多くの魔剣に出会ってきたものだ。
それこそまさに『剣』という言葉では説明し尽くせない程に。
【エブレ】という小回りの利く短剣型。
【大地の楔】という一般的な長さの小剣型
【ドゥルムエーヴェ】などの高出力な砲撃型。
以前にヴェイリが使っていた長弓型。
その相棒の女性が使っていた腕甲型。
【アラクラルフ】といった超弩級の大剣型。
オンズ女王が猛威を奮わせた角棍型。
【アストルディ】というアージ愛用の大斧型。
【ヴァルヴォダ】などのマヴォ愛用の小斧型。
【オウフホジ】という遠隔射撃専用の砲筒型。
いずれも持ち主が魔剣に合わせて戦闘スタイルを構築していて。
使い慣れる事で多大な攻撃力を発揮出来ていた。
そしてこれからも、その様に魔剣を駆使する相手と対峙する事だろう。
そんな相手達と渡り合うには、生半可な魔剣ではダメなのだ。
少なくとも【大地の楔】と同等かそれ以上でなくては。
成長したとはいえ、魔剣使いになって間もない勇にはまだ力が必要だから。
しかし今はそんな形がまだ思い浮かばない。
出るアイディアはいずれも机上の空論ばかりで。
おかげで最初はイキイキとしていた勇達も、今やダレるばかりで。
カプロに至っては机に垂れ、半目で日誌を眺めているという有様だ。
「で、他にアイディア無いッスか?」
「だから普通の剣でいいんだって。まずはさ、手軽い所から行こうよ?」
「いやいや、勇さんの武器と言ったらド派手でいかなきゃダメッス」
というのも話はこうして平行線で。
無駄な拘りがある所為でどうにも進まない。
なので勇は半ば呆れ気味に工房を眺め回っていて。
ちゃなは相変わらず考えを巡らせているけど、こちらはちょっと不安が多い。
「それじゃあビームが出るとか、あとは伸びるとか」
「いや、それもう剣じゃないからね? 【スターボーズ】観てきちゃったの?」
「ううん、こないだ心輝さんに【魔法少女マジカルチアーズ】勧められたので」
「そっちかぁ~~~!!」
何せ出て来るのがこんなトンチンカンなアイディアばかりなもので。
どうにも役に立ちそうに無く、あのカプロでさえ諦め気味だ。
いや、違う。
諦めというより開き直りだ。
いっそ実現してしまおうかという気持ちが出るくらいの。
「ビームを出すにはまず出力制御機構が必要ッスね。消耗を抑えつつ高出力を発揮出来るよう命力珠の配置にも気を付けねと。あと伸びるとなると機構制御が出来る様に――」
「いや、ビームも出さなくていいし、伸びなくていいから。真面目に普通の剣でいいから」
おまけに妙な拘りがあるから思考が止まらないもので。
このままでは完成が遠のくどころかヘンテコな魔剣が出来上がりかねない。
おかげさまで勇がもう諦めている。
つべこべ言わずバノに造って貰った方が良かったのだと。
幸い、そんな中でも退屈には至っていない。
工房の中はやたらと物で溢れていたから。
特に大机周りの低棚上には色んな加工物が置かれていて。
所狭しと並べられ、工房の歴史さえ感じさせてくれる。
よく探せば魔剣らしい物だって見えるのだから。
とはいえいずれも只のオブジェに過ぎない。
その魔剣らしい物も珠が付いていないからきっと使えないのだろう。
にしてもいずれも随分と綺麗だ。
まるで毎日掃除を欠かしていないと思われるくらいに。
カプロの住処とは全く大違いである。
となると、こうして手入れをしているのは恐らくあのバノか。
「カプロの奴、バノさんの爪の垢を煎じて飲んだ方がいいんじゃないか?」
あのガタイにも拘らず、こうも事細かく掃除しているとは。
ますます出来た人間性に感心さえ感じさせてならない。
何せ謎のアイディア合戦はまだまだ留まる所を知らないのだから。
「――じゃあその命力珠っていうのを一杯つけるとか」
「おーいいッスねそれ。命力珠ソード! オプションで数珠とか作るのも面白そうッス」
今は一体何の話をしているやら。
こうなるともはや武器なのか飾りなのかわかりやしない。
このまま熱が冷めるまで放っておいた方が良さそうな雰囲気である。
そうしてまた棚へと振り向いた時だった。
ふと、勇の視線に一つ違和感が映り込む。
一箇所だけやたらと埃の積まれていた場所があったのだ。
更には太陽の光を浴びて真っ白な異質を生み、逆に目立たせていて。
それで近づいて見てみれば。
置かれていたのは、一つの珠だった。
それも野球ボールと似たくらいなサイズの。
いざ手に取って握ってみると、各指が二指幅分ほど届かないくらいで。
それでいて虹色の輝きが奥でちらつき、生きている事を示してくれる。
そう、格段に大きな命力珠だったのだ。
「へぇ、これくらい大きな命力珠もあるんだな」
【大地の楔】の命力珠はと言えば、およそ親指第一関節くらいの大きさで。
今まではそれくらいが普通だと思っていたのだけれど。
それらと比べ、今までなんだったのかというくらいにずっと大きい。
そんな珠の埃を払い、磨いては改めて眺めてみる。
こうしてみると普通の水晶玉の様だ。
凄く透明度があって、奥が透き通って見えていて。
その上で見える景色は虹色で彩られているかのよう。
そうさせた輝きは閃光の様に奥から筋を伸ばしているといった風。
なので、なんだかとても力強い。
【大地の楔】の物と比べても光る雰囲気がずっと違って。
あっちはどちらかと言えばフワフワしている感じだったから。
「命力珠にも性格があったりしてな。となるとコイツはさしずめ激情型って所かな」
その様な差異が垣間見えたお陰でやけに想像が弾む。
なんだか面白いとさえ思えるくらいに。
ただこうして飾られている辺り、きっと魔剣には使えないのだろう。
その理由はわからないけれど。
だからと、そんな珠をこねくり回していて。
遂には本当の野球ボールの如く、両掌でペチペチとキャッチボールまで。
どうやら便利な退屈しのぎの道具が手に入った様だ。
それで振り返って見れば、ちゃなとカプロはまだアイディア応戦中。
なかなか飽きないお二人に、堪らず苦笑いが浮かぶ事に。
だがそんなカプロの視線が勇へと向けられた時だった。
「ッ!? 何してるんスか勇さんッ!! その珠を早く離してえッッ!!!」
突如としてカプロの叫びが工房に木霊する。
余りにも必死で、それでいて驚愕と恐怖を織り交ぜた雄叫びが。
それ故に、勇もちゃなも唖然とするしか無かった。
あのカプロがここまで怒鳴るとは思っても見なくて。
勇に至っては「え? 珠ってこれの事?」と手元に視線を移すばかりで。
「――って、あれ? なんで勇さん何とも無いんスか」
「え、うん、何も無いけど……」
でもその直後にはカプロもが呆然としていた。
今の返答がとても信じられなかった様で。
すると何を思ったのか今度は勇の傍へ。
そのままゆっくりと命力珠を覗き込むという。
「そ、その珠、見せてもらっていいッスか? あ、ボクにくっつけないで下さいよ?」
その挙動はまるで何かを恐れているかのよう。
勇のピクリとした動きにさえ反応し、一定の距離を保ち続けている。
そうして眺めてはいるが、一切触れようとはしない。
そんな視界には相変わらずの珠の光が映り込んでいて。
なのでこれにはカプロも首を傾げずにはいられない。
何故ならば。
「珠は生きてるッスよね。おかしいな、じゃあなんで勇さん死なないんスか?」
「へ?」
「その命力珠は触れたら最後、命力を即座に吸い取られて死に至る代物なんス」
「いぃ!?」
勇が今持っている珠がこれ以上無い危険物だから。
それも、誰もが触れる事さえ叶わない超弩級の。
そんな事実を知らされてしまえば勇だって当然焦る。
元の場所へ叩き付ける様にして素早く戻す程に。
おかげで木製の棚がメシリと珠半分くらいまでへこむ事となる。
デカいだけあって強度もしっかりしているらしい。
不意に命力を纏わせていたからだろうか。
「な、なんでそんな物がこんな所に置いてあるんだよ!? 不用心過ぎるだろ!?」
「ここに入る人は普通、命力珠の事知ってるから置いてあるんスよ……」
「あ、そうなんだ……」
よく見れば元あった場所には珠を置くスタンドの様な物が。
おまけにガラス製の被せ物もが転がっていて。
恐らく何かの拍子に飛び出してそのままだったのだろう。
なまじ触れられないので仕舞う事も出来ず、放置せざるを得なくて。
それで埃も払われずに転がっていたという訳だ。
「コイツはヤベーモンッス。ボクが掃除でちーっとホウキで触れただけで気絶したくらいッスからね」
「なにそれ怖い」
「なんで師匠はもう掃除しなくていいって言ってくれたッス」
そしてまさかの掃除不要宣言はあのバノから。
どうやらあの散らかし癖はこの珠が起因していたらしい。
となるとこの綺麗具合はさしずめ、当時の尻拭いが続いているという事か。
でも「家くらいは自分で掃除しろ」と勇が思ったのは言わずもがな。
「ところで勇さん、もう一回持ってもらっていいッスか?」
「え、嫌なんだけど……」
「大丈夫ッスよぉ、一回出来たんだから。ホラホラ」
しかし意外な事実がわかった所でカプロの押しが強い。
例え拒否されてもグイグイとやってくる程に。
なんだかとても楽しそう。
勇としては気が気でない訳だけれども。
それこそまさに『剣』という言葉では説明し尽くせない程に。
【エブレ】という小回りの利く短剣型。
【大地の楔】という一般的な長さの小剣型
【ドゥルムエーヴェ】などの高出力な砲撃型。
以前にヴェイリが使っていた長弓型。
その相棒の女性が使っていた腕甲型。
【アラクラルフ】といった超弩級の大剣型。
オンズ女王が猛威を奮わせた角棍型。
【アストルディ】というアージ愛用の大斧型。
【ヴァルヴォダ】などのマヴォ愛用の小斧型。
【オウフホジ】という遠隔射撃専用の砲筒型。
いずれも持ち主が魔剣に合わせて戦闘スタイルを構築していて。
使い慣れる事で多大な攻撃力を発揮出来ていた。
そしてこれからも、その様に魔剣を駆使する相手と対峙する事だろう。
そんな相手達と渡り合うには、生半可な魔剣ではダメなのだ。
少なくとも【大地の楔】と同等かそれ以上でなくては。
成長したとはいえ、魔剣使いになって間もない勇にはまだ力が必要だから。
しかし今はそんな形がまだ思い浮かばない。
出るアイディアはいずれも机上の空論ばかりで。
おかげで最初はイキイキとしていた勇達も、今やダレるばかりで。
カプロに至っては机に垂れ、半目で日誌を眺めているという有様だ。
「で、他にアイディア無いッスか?」
「だから普通の剣でいいんだって。まずはさ、手軽い所から行こうよ?」
「いやいや、勇さんの武器と言ったらド派手でいかなきゃダメッス」
というのも話はこうして平行線で。
無駄な拘りがある所為でどうにも進まない。
なので勇は半ば呆れ気味に工房を眺め回っていて。
ちゃなは相変わらず考えを巡らせているけど、こちらはちょっと不安が多い。
「それじゃあビームが出るとか、あとは伸びるとか」
「いや、それもう剣じゃないからね? 【スターボーズ】観てきちゃったの?」
「ううん、こないだ心輝さんに【魔法少女マジカルチアーズ】勧められたので」
「そっちかぁ~~~!!」
何せ出て来るのがこんなトンチンカンなアイディアばかりなもので。
どうにも役に立ちそうに無く、あのカプロでさえ諦め気味だ。
いや、違う。
諦めというより開き直りだ。
いっそ実現してしまおうかという気持ちが出るくらいの。
「ビームを出すにはまず出力制御機構が必要ッスね。消耗を抑えつつ高出力を発揮出来るよう命力珠の配置にも気を付けねと。あと伸びるとなると機構制御が出来る様に――」
「いや、ビームも出さなくていいし、伸びなくていいから。真面目に普通の剣でいいから」
おまけに妙な拘りがあるから思考が止まらないもので。
このままでは完成が遠のくどころかヘンテコな魔剣が出来上がりかねない。
おかげさまで勇がもう諦めている。
つべこべ言わずバノに造って貰った方が良かったのだと。
幸い、そんな中でも退屈には至っていない。
工房の中はやたらと物で溢れていたから。
特に大机周りの低棚上には色んな加工物が置かれていて。
所狭しと並べられ、工房の歴史さえ感じさせてくれる。
よく探せば魔剣らしい物だって見えるのだから。
とはいえいずれも只のオブジェに過ぎない。
その魔剣らしい物も珠が付いていないからきっと使えないのだろう。
にしてもいずれも随分と綺麗だ。
まるで毎日掃除を欠かしていないと思われるくらいに。
カプロの住処とは全く大違いである。
となると、こうして手入れをしているのは恐らくあのバノか。
「カプロの奴、バノさんの爪の垢を煎じて飲んだ方がいいんじゃないか?」
あのガタイにも拘らず、こうも事細かく掃除しているとは。
ますます出来た人間性に感心さえ感じさせてならない。
何せ謎のアイディア合戦はまだまだ留まる所を知らないのだから。
「――じゃあその命力珠っていうのを一杯つけるとか」
「おーいいッスねそれ。命力珠ソード! オプションで数珠とか作るのも面白そうッス」
今は一体何の話をしているやら。
こうなるともはや武器なのか飾りなのかわかりやしない。
このまま熱が冷めるまで放っておいた方が良さそうな雰囲気である。
そうしてまた棚へと振り向いた時だった。
ふと、勇の視線に一つ違和感が映り込む。
一箇所だけやたらと埃の積まれていた場所があったのだ。
更には太陽の光を浴びて真っ白な異質を生み、逆に目立たせていて。
それで近づいて見てみれば。
置かれていたのは、一つの珠だった。
それも野球ボールと似たくらいなサイズの。
いざ手に取って握ってみると、各指が二指幅分ほど届かないくらいで。
それでいて虹色の輝きが奥でちらつき、生きている事を示してくれる。
そう、格段に大きな命力珠だったのだ。
「へぇ、これくらい大きな命力珠もあるんだな」
【大地の楔】の命力珠はと言えば、およそ親指第一関節くらいの大きさで。
今まではそれくらいが普通だと思っていたのだけれど。
それらと比べ、今までなんだったのかというくらいにずっと大きい。
そんな珠の埃を払い、磨いては改めて眺めてみる。
こうしてみると普通の水晶玉の様だ。
凄く透明度があって、奥が透き通って見えていて。
その上で見える景色は虹色で彩られているかのよう。
そうさせた輝きは閃光の様に奥から筋を伸ばしているといった風。
なので、なんだかとても力強い。
【大地の楔】の物と比べても光る雰囲気がずっと違って。
あっちはどちらかと言えばフワフワしている感じだったから。
「命力珠にも性格があったりしてな。となるとコイツはさしずめ激情型って所かな」
その様な差異が垣間見えたお陰でやけに想像が弾む。
なんだか面白いとさえ思えるくらいに。
ただこうして飾られている辺り、きっと魔剣には使えないのだろう。
その理由はわからないけれど。
だからと、そんな珠をこねくり回していて。
遂には本当の野球ボールの如く、両掌でペチペチとキャッチボールまで。
どうやら便利な退屈しのぎの道具が手に入った様だ。
それで振り返って見れば、ちゃなとカプロはまだアイディア応戦中。
なかなか飽きないお二人に、堪らず苦笑いが浮かぶ事に。
だがそんなカプロの視線が勇へと向けられた時だった。
「ッ!? 何してるんスか勇さんッ!! その珠を早く離してえッッ!!!」
突如としてカプロの叫びが工房に木霊する。
余りにも必死で、それでいて驚愕と恐怖を織り交ぜた雄叫びが。
それ故に、勇もちゃなも唖然とするしか無かった。
あのカプロがここまで怒鳴るとは思っても見なくて。
勇に至っては「え? 珠ってこれの事?」と手元に視線を移すばかりで。
「――って、あれ? なんで勇さん何とも無いんスか」
「え、うん、何も無いけど……」
でもその直後にはカプロもが呆然としていた。
今の返答がとても信じられなかった様で。
すると何を思ったのか今度は勇の傍へ。
そのままゆっくりと命力珠を覗き込むという。
「そ、その珠、見せてもらっていいッスか? あ、ボクにくっつけないで下さいよ?」
その挙動はまるで何かを恐れているかのよう。
勇のピクリとした動きにさえ反応し、一定の距離を保ち続けている。
そうして眺めてはいるが、一切触れようとはしない。
そんな視界には相変わらずの珠の光が映り込んでいて。
なのでこれにはカプロも首を傾げずにはいられない。
何故ならば。
「珠は生きてるッスよね。おかしいな、じゃあなんで勇さん死なないんスか?」
「へ?」
「その命力珠は触れたら最後、命力を即座に吸い取られて死に至る代物なんス」
「いぃ!?」
勇が今持っている珠がこれ以上無い危険物だから。
それも、誰もが触れる事さえ叶わない超弩級の。
そんな事実を知らされてしまえば勇だって当然焦る。
元の場所へ叩き付ける様にして素早く戻す程に。
おかげで木製の棚がメシリと珠半分くらいまでへこむ事となる。
デカいだけあって強度もしっかりしているらしい。
不意に命力を纏わせていたからだろうか。
「な、なんでそんな物がこんな所に置いてあるんだよ!? 不用心過ぎるだろ!?」
「ここに入る人は普通、命力珠の事知ってるから置いてあるんスよ……」
「あ、そうなんだ……」
よく見れば元あった場所には珠を置くスタンドの様な物が。
おまけにガラス製の被せ物もが転がっていて。
恐らく何かの拍子に飛び出してそのままだったのだろう。
なまじ触れられないので仕舞う事も出来ず、放置せざるを得なくて。
それで埃も払われずに転がっていたという訳だ。
「コイツはヤベーモンッス。ボクが掃除でちーっとホウキで触れただけで気絶したくらいッスからね」
「なにそれ怖い」
「なんで師匠はもう掃除しなくていいって言ってくれたッス」
そしてまさかの掃除不要宣言はあのバノから。
どうやらあの散らかし癖はこの珠が起因していたらしい。
となるとこの綺麗具合はさしずめ、当時の尻拭いが続いているという事か。
でも「家くらいは自分で掃除しろ」と勇が思ったのは言わずもがな。
「ところで勇さん、もう一回持ってもらっていいッスか?」
「え、嫌なんだけど……」
「大丈夫ッスよぉ、一回出来たんだから。ホラホラ」
しかし意外な事実がわかった所でカプロの押しが強い。
例え拒否されてもグイグイとやってくる程に。
なんだかとても楽しそう。
勇としては気が気でない訳だけれども。
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