561 / 1,197
第二十一節「器に乗せた想い 甦る巨島 その空に命を貫きて」
~悪態ついて、悪友達~
しおりを挟む
ギオが去り、嵐の様な毎日が過ぎ去った。
だが、その後も魔特隊戦闘員の面々は元より……現状は非戦闘員であるカプロを筆頭とした技術班も、損傷した魔剣を修復すべく慌ただしい毎日を送っていた。
「主任、G2SとQ2Sの二次換装部品が届きました、ここに置いておきます」
「わかったッス。 あ、指定の素材はまだッスかね? あれがねーと進まねッス」
「確認します、少々お待ちください」
「主任! IRA-21の部品に不具合が!!」
「改善点の洗い出しは済んでるッス、協力工場さんにこの図面付けて追加依頼頼むッス」
カプロは工房においては「主任」と呼ばれており、5人程の研究員とズーダーの部下の一人が彼の下で働いている。
その呼び名に相応しく、若年とは思えない様な手腕を発揮するカプロを前に、眺めていた勇の口が塞がらない様を見せつけていた。
「工房って今こんな風になってたんだな……最近締め出されてたから全くわからなかったよ」
「魔剣強化プロジェクトで忙しかったッスからねぇ……出来れば邪魔されたくなかったんス。 申し訳ねぇッス」
カプロはそう謝るが……彼には彼の仕事があるからこそ、勇は首を横に振り彼を肯定した。
「気にするなよ、おかげで助かってる」
ギオとの戦いにおいて、彼の作った魔甲と魔装は非常に有効だった事が証明された。
奇しくもその戦いでどちらも破壊されてしまったが、逆に言えばそれが身代わりとなったからこそ勇は必要以上のダメージを受けずに済んだのだ。
「とはいえ、勇さんの分の魔装と魔甲の修復はそんな難しいもんじゃねぇッス。 基本部品は全部外注なんで、装備素体の量産は可能ッスよ。 後工程がボクの手が必須になるんでそこだけ大変ッスが」
「うぴぴ」と笑い飛ばし、大変だという事を適当にうやむやにする。
当人は笑い事で済ましたが、実際は言う程楽ではない。
魔剣を作る際には鍛冶士の純粋な命力が必要となる……それは魔剣を作る事で培われた人間の持つ命力とは異なり、生まれた時に備わる魔者の命力の事を言う。
人間が魔剣を作る事が出来ない事の所以はここに依存する。
命力を必要とするという事はつまり、命を削るという事。
彼は一本の魔剣を作る為に、命を削って仕込んでいるのだ。
前工程……素体作りはあくまでも彼の手間を減らす為だけに過ぎない。
「まぁ俺も結構体にダメージ来てたみたいで……暫く戦いには出られそうにないからゆっくりでいいよ。 それよりも……」
ふと、勇が視線を彼の作業台へと移すと……そこに映るのは心輝達の破損した魔剣。
グワイヴ、カッデレータ、エスカルオール2本……いずれも見た事のある痛々しい損傷の跡が今なお残ったままだ。
「アレの対応は早めにお願いするよ。 出来れば魔剣が死ぬ前に、ね」
「そこは留意してるッスよ。 まぁ魔剣の見た目は結構キてるッスけど、魔剣の本質へのダメージはそこまで酷く無いんで心配いらねッス」
その言葉を聞くと、勇は安心して息を撫で下ろした。
かつて有していた魔剣「大地の楔」を失った時に大きな喪失感を味わったからこそ、勇は相棒とも言える魔剣を失う苦しみを痛い程理解出来る。
「折角なんで、ちょっといじらせてもらう事にしたッスよ……うぴぴっ!!」
いやらしい笑みを浮かべそう漏らすカプロ……何やら彼には企みがある様だ。
先程彼等が言っていた『G2S』だとか『Q2S』はそれの略称である。
その証拠に、それらを修復する為の部品がそれに沿う様に置かれている。
既に計画は進行中……それは見るからに明らかであった。
『IRA』が何を示すのかは勇にはわからなかったが、恐らくそれも何かの略称なのだろうと納得し……特に聞く事は無かった。
「なぁなぁ、オイラ達の魔剣の改造はいつやるんだよ~?」
「アタイ達の番まだ~?」
すると、いつの間にやらやってきていたアンディとナターシャの二人が物欲しそうにカプロへと訴えながら座った目を向ける。
それも当然だろう……先日の強化計画の報告の時点でも、二人の魔剣だけは「検討中」と書かれ、今なおその進展は見られないのだから。
「二人の分は後送りッスね。 先ずは戦闘部隊の頭数を元に戻すのが先ッス」
「なんだよーケチー」
「そうだそうだ、タヌキの癖に生意気だぞ」
「ムキー!! タヌキじゃねッス!! アルライッス!!」
どうやらカプロは割と沸点が低いのか……炊き付けた二人に対して地団駄を踏み怒りをあらわにする。
そんな様子にアンディとナターシャは笑いながら工房の外へ走り去ると……それを追いかける様にカプロが「ドタドタ」と勇の横を通り走り去っていった。
「こらぁー!! 待つッス!! 今日こそは許さねッス!!」
廊下の向こうへ走り去っていく三人……彼等の行く末を見届けた勇の口元には優しい笑みが浮かんでいた。
「そう言えば三人は同じくらいの歳なんだよな……まぁ俺も言う程歳離れてる訳じゃないけど」
つい独り言が漏れ、それを聞いた工房の職員達も自然と笑みを零す。
そうだからこそ、アンディとナターシャはこうやってカプロの下に度々訪れるのだろう。
彼等もまた、同年代の友人が居ないからこそ……カプロに自然とそういうモノを欲しているのかもしれない。
ただ口が悪いのは彼等がそういった口の利き方しか知らないから……。
「後でそういった所も教えないといけないな」……そう思いつつ、勇は工房を後にするのだった。
だが、その後も魔特隊戦闘員の面々は元より……現状は非戦闘員であるカプロを筆頭とした技術班も、損傷した魔剣を修復すべく慌ただしい毎日を送っていた。
「主任、G2SとQ2Sの二次換装部品が届きました、ここに置いておきます」
「わかったッス。 あ、指定の素材はまだッスかね? あれがねーと進まねッス」
「確認します、少々お待ちください」
「主任! IRA-21の部品に不具合が!!」
「改善点の洗い出しは済んでるッス、協力工場さんにこの図面付けて追加依頼頼むッス」
カプロは工房においては「主任」と呼ばれており、5人程の研究員とズーダーの部下の一人が彼の下で働いている。
その呼び名に相応しく、若年とは思えない様な手腕を発揮するカプロを前に、眺めていた勇の口が塞がらない様を見せつけていた。
「工房って今こんな風になってたんだな……最近締め出されてたから全くわからなかったよ」
「魔剣強化プロジェクトで忙しかったッスからねぇ……出来れば邪魔されたくなかったんス。 申し訳ねぇッス」
カプロはそう謝るが……彼には彼の仕事があるからこそ、勇は首を横に振り彼を肯定した。
「気にするなよ、おかげで助かってる」
ギオとの戦いにおいて、彼の作った魔甲と魔装は非常に有効だった事が証明された。
奇しくもその戦いでどちらも破壊されてしまったが、逆に言えばそれが身代わりとなったからこそ勇は必要以上のダメージを受けずに済んだのだ。
「とはいえ、勇さんの分の魔装と魔甲の修復はそんな難しいもんじゃねぇッス。 基本部品は全部外注なんで、装備素体の量産は可能ッスよ。 後工程がボクの手が必須になるんでそこだけ大変ッスが」
「うぴぴ」と笑い飛ばし、大変だという事を適当にうやむやにする。
当人は笑い事で済ましたが、実際は言う程楽ではない。
魔剣を作る際には鍛冶士の純粋な命力が必要となる……それは魔剣を作る事で培われた人間の持つ命力とは異なり、生まれた時に備わる魔者の命力の事を言う。
人間が魔剣を作る事が出来ない事の所以はここに依存する。
命力を必要とするという事はつまり、命を削るという事。
彼は一本の魔剣を作る為に、命を削って仕込んでいるのだ。
前工程……素体作りはあくまでも彼の手間を減らす為だけに過ぎない。
「まぁ俺も結構体にダメージ来てたみたいで……暫く戦いには出られそうにないからゆっくりでいいよ。 それよりも……」
ふと、勇が視線を彼の作業台へと移すと……そこに映るのは心輝達の破損した魔剣。
グワイヴ、カッデレータ、エスカルオール2本……いずれも見た事のある痛々しい損傷の跡が今なお残ったままだ。
「アレの対応は早めにお願いするよ。 出来れば魔剣が死ぬ前に、ね」
「そこは留意してるッスよ。 まぁ魔剣の見た目は結構キてるッスけど、魔剣の本質へのダメージはそこまで酷く無いんで心配いらねッス」
その言葉を聞くと、勇は安心して息を撫で下ろした。
かつて有していた魔剣「大地の楔」を失った時に大きな喪失感を味わったからこそ、勇は相棒とも言える魔剣を失う苦しみを痛い程理解出来る。
「折角なんで、ちょっといじらせてもらう事にしたッスよ……うぴぴっ!!」
いやらしい笑みを浮かべそう漏らすカプロ……何やら彼には企みがある様だ。
先程彼等が言っていた『G2S』だとか『Q2S』はそれの略称である。
その証拠に、それらを修復する為の部品がそれに沿う様に置かれている。
既に計画は進行中……それは見るからに明らかであった。
『IRA』が何を示すのかは勇にはわからなかったが、恐らくそれも何かの略称なのだろうと納得し……特に聞く事は無かった。
「なぁなぁ、オイラ達の魔剣の改造はいつやるんだよ~?」
「アタイ達の番まだ~?」
すると、いつの間にやらやってきていたアンディとナターシャの二人が物欲しそうにカプロへと訴えながら座った目を向ける。
それも当然だろう……先日の強化計画の報告の時点でも、二人の魔剣だけは「検討中」と書かれ、今なおその進展は見られないのだから。
「二人の分は後送りッスね。 先ずは戦闘部隊の頭数を元に戻すのが先ッス」
「なんだよーケチー」
「そうだそうだ、タヌキの癖に生意気だぞ」
「ムキー!! タヌキじゃねッス!! アルライッス!!」
どうやらカプロは割と沸点が低いのか……炊き付けた二人に対して地団駄を踏み怒りをあらわにする。
そんな様子にアンディとナターシャは笑いながら工房の外へ走り去ると……それを追いかける様にカプロが「ドタドタ」と勇の横を通り走り去っていった。
「こらぁー!! 待つッス!! 今日こそは許さねッス!!」
廊下の向こうへ走り去っていく三人……彼等の行く末を見届けた勇の口元には優しい笑みが浮かんでいた。
「そう言えば三人は同じくらいの歳なんだよな……まぁ俺も言う程歳離れてる訳じゃないけど」
つい独り言が漏れ、それを聞いた工房の職員達も自然と笑みを零す。
そうだからこそ、アンディとナターシャはこうやってカプロの下に度々訪れるのだろう。
彼等もまた、同年代の友人が居ないからこそ……カプロに自然とそういうモノを欲しているのかもしれない。
ただ口が悪いのは彼等がそういった口の利き方しか知らないから……。
「後でそういった所も教えないといけないな」……そう思いつつ、勇は工房を後にするのだった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】魔法大戦 〜失われた古代魔法で無双する!〜
加瀬 一葉
ファンタジー
王立魔法学校。高等部に編入してきた冴えない生徒ラフィト。エリートが集うこの学校で、辺境出身のラフィトは落ちこぼれの劣等生なのだが……。
実は彼は、失われたはずの古代魔法を操る一族の末裔。魔族の脅威が増す時代に、ラフィトは人類を救うことができるのか?
過去と現在が交錯する、魔法ファンタジー。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密
藤原遊
ファンタジー
魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。
そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。
しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。
過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる