605 / 1,197
第二十二節「戦列の条件 託されし絆の真実 目覚めの胎動」
~再び相まみえた二人のディベーション~
しおりを挟む
ふんわりと浮く感じが……彼女を包み、心地よささえ感じさせる。
時折、暗く沈む様な静かな空間に、流れる様な風が吹き荒れ……彼女の意識がゆらりと揺れる。
全てを曝け出した様な感覚。
激しく昂りが頂点へと達した様な感覚。
揺れる度に、その感覚が何度も波打つ様に訪れて、その度に激しく飛んで……真っ白と、真っ黒が交互に訪れる……。
そしてまた……静かな黒が訪れて……また彼女は……黒く冷たい底に沈んでいく……。
そんな事が幾度と無く訪れて……気付けば空に、白い光が灯っていた。
手を伸ばしたら、届きそうだけど届かない。
そもそもそれが手なのか何なのか。
けれど、きっとそれは手で、足があって、二つが合わせて体だから、全部を繋げれば、きっと届く、そんな気がしたのだろう。
一生懸命、手と足を延ばした。
それでも届かない、なんでだろう?
どうして届かないのだろう?
きっとそれは、体が気付いてないんだ。
だってそこには頭が無いから。
頭には目も口も耳もあるから、わかるんだ。
やっと気付いた……気持ち良くて、忘れていたのだろう。
手が頭をとって、繋げたら……
光は、きっと、届くから―――
―
――
―――
「んう……」
彼女が見たのは奇妙な夢だった。
自分が自分ではない感覚……それを客観的に見る自分。
でもそれを繋げたことで……彼女はきっと、目覚める事が出来たのかもしれない。
「あれ……ここ……?」
瀬玲が目を覚ますと……見た事の無い景色が一面に広がっていた。
筒抜けの窓から漏れる光、石造りの部屋、命力珠で灯る光……いずれも彼女が知る風景には無いもの。
不意に体を動かそうとするが……重く苦しい感じが全身を覆い、動かす事が出来ない。
無理に動かそうとすれば刺さる様な痛みが襲い掛かり、彼女の顔を歪めさせた。
「なん……で……?」
ろれつの回らない口もまた……彼女の不自由の証。
首すらも自由に回らない状況で……ふんわりとした意識のままの彼女は思わずゆっくりと首と目を横へ背ける。
すると瀬玲の横に、見知らぬ誰かが自身の寝るベッドへ頭を降ろし眠りこける姿が目に映り込んだ。
―――は? え……誰……?―――
「あ……う……誰よ……誰なの……」
すると、その声に気付いたのか……その頭がピクリと動きを見せ、無造作に持ち上がり……彼女の視界に一人の魔者が映りこんだ。
当然彼はイシュライトである。
だが瀬玲は彼の事など知る由も無く……。
「だ、誰……アンタ……誰よ……」
怯えにも近い声を上げ、目の前の魔者に対し一心に問い詰める。
相手は魔者……いつ殺されてもおかしくないと思える状況に、震えない方がおかしいというものだ。
だが、そんな彼女の想いを他所に……イシュライトは彼女に優しい笑みを浮かべると、聞き取りやすい様にゆっくりと話し掛けた。
「おはようございます……ようやく目が覚めましたね。 安心してください、私は貴女の敵ではありませんよ。 私の名前はイシュライト……貴女の……そう、専属の医者です」
「医者……」
「我等が……おっと、ウィグルイ様が貴女を癒す様にと、ね……申し遣ったので、私が貴女の面倒を見る事に成ったのです」
ウィグルイという名前が出た時……彼女は自分がどの様な状況に居るのかを少しづつ思い出し始めていた。
モンゴルの地に訪れた事。
イ・ドゥール族の根城へとやってきた事。
そして戦いに成った事。
死闘を繰り広げ、自分がウィグルイに勝利した……はずの事。
だがその後の記憶は一切無い。
全てを思い出し、繋がった時……彼女は自分が何故ここに居るのかようやく理解した。
「あの後……私、倒れたの?」
「えぇ、死にかけていました……ですが、ウィグルイ様が貴女の窮地を救ったと聞き及んでおります」
「そう……」
彼の言葉を聞くと……そっと天井を見上げ、歪めていた体を自然体へと戻す。
途端、僅かに体が軽くなり……首を曲げるだけで負荷が掛かっていた事にその時初めて気が付かさせた。
「回復までは今暫くの時間が必要……それまでは私が退屈を凌ぐ為の暇潰しの役を致しましょう」
「……ありがと……」
彼の言葉の一言一言が優しさを感じさせ、それがどこか心地よさも感じたのだろう……自然と瀬玲の顔に笑みが生まれ、安らかな表情を作っていた。
もしかしたら彼の治療の行為が、夢の中で感じた『気持ち良さ』なのかもしれない。
瀬玲が目覚めた今、その正体はもうわかりはしないが。
すると、瀬玲達が居る部屋に一人の人影が訪れる……それはウィグルイであった。
彼もまた未だに全身を包帯に包んだ痛々しい姿のまま。
彼のそんな姿をを前に、彼女はすぐさま気付く……彼が自分と激戦を繰り広げたウィグルイであるという事に。
「おや、起きたようだな……」
「えぇ、経過は順調ですよ……アージ殿とマヴォ殿は?」
「うん? あぁ彼等は今子供達と遊んでおるよぉ」
子供達に妙に人気があったのか……二人は子供にせっつかれ、否応なしに遊びに付き合う姿が都の一角にあった。
とはいえ、二人も割と乗り気だったのだろう。
無邪気に笑う子供達と戯れる姿は武人とは思えぬ程に優しい面持ちを浮かべていた。
二人の名前が出た事で、瀬玲はイ・ドゥール族との和解が成された事を理解する。
「そうですか。 少し話されますか?」
「うむ、そうさな……アイザワセリ殿、名前はあの二人に聞き及んでおる……二人には詫びを贈ったが……儂から改めて貴公に詫びたいと思う。 申し訳なかった、許してほしい」
「……なんで謝るのさ……」
彼等が自分達の為に戦った事は瀬玲にも理解出来ていた。
今まで戦ってきた魔者のいずれもが、魔剣を恐れ、自分達の在り方を守る為に戦いを挑んで来たのだ。
そう理解していたからこそ……謝られる理由を感じなかった瀬玲は思わずそう口走る。
礼節にも欠いた彼女の言葉であったが……それに嫌な顔をする事も無く、ウィグルイは真っ直ぐ彼女の目へと向き合い己の言葉を連ねた。
「これは勝者に対する非礼の詫びだと思って欲しい。 このように頭を下げるのは、貴公が……いや、師父と成られた貴方に対する非礼を詫びたいという事なのだ」
「師父って……ちょっと……恥ずいんだけど……」
戦いにおいて狂気染みた戦いを繰り広げたものの、曲がりなりにも彼女も女性……師婦ならともかく師父では、と思わず眉間を寄せる。
「少なくとも今の貴方はこの都と長とも言うべき存在と成られた事は承知願いたい」
「え……面倒くさいんだけど……」
本当に面倒臭いのだろう……彼女の性格上。
「ま、まぁ……オホン……完治した暁には是非とも我等に力添えを頂きたいものよ。 それよりも……貴方の戦いぶりには非常に感動した。 もし宜しければ、我が孫であるイシュライトとも是非戦い、切磋琢磨してもらいたいものよ……」
「え、絶対嫌……っていうか、その人がアンタの孫だったんだ。 フーン」
覚醒し、自分の本性を知ったとはいえ……冷静に考えてみれば、戦いたくないと思う事は当たり前な訳で。
「んん……イシュライトとは男同士、仲良くあって頂きたいと―――」
「ていうか私女なんだけど?」
「んんふぐ……」
「ウィグルイ様……申し訳ありませんが、これ以上は……」
「アイザワセリとはなんとすばらしくたくましき……!!」
「相沢はともかく、瀬玲は聡明であって欲しいっていう親の願いから生まれた名前なんだけど!?」
完全論破されたウィグルイはとうとう言葉が詰まり……ガクリと肩を降ろすと、何も返す事無く部屋からトボトボと立ち去っていった。
その時のイシュライトの顔はどこか込み上げる笑いの衝動を堪えるのに必死そうな、引きつった笑顔を浮かばせていた……。
エスカレートする事で口の調子だけが加速して治った事には少し感謝を憶えた瀬玲であった。
時折、暗く沈む様な静かな空間に、流れる様な風が吹き荒れ……彼女の意識がゆらりと揺れる。
全てを曝け出した様な感覚。
激しく昂りが頂点へと達した様な感覚。
揺れる度に、その感覚が何度も波打つ様に訪れて、その度に激しく飛んで……真っ白と、真っ黒が交互に訪れる……。
そしてまた……静かな黒が訪れて……また彼女は……黒く冷たい底に沈んでいく……。
そんな事が幾度と無く訪れて……気付けば空に、白い光が灯っていた。
手を伸ばしたら、届きそうだけど届かない。
そもそもそれが手なのか何なのか。
けれど、きっとそれは手で、足があって、二つが合わせて体だから、全部を繋げれば、きっと届く、そんな気がしたのだろう。
一生懸命、手と足を延ばした。
それでも届かない、なんでだろう?
どうして届かないのだろう?
きっとそれは、体が気付いてないんだ。
だってそこには頭が無いから。
頭には目も口も耳もあるから、わかるんだ。
やっと気付いた……気持ち良くて、忘れていたのだろう。
手が頭をとって、繋げたら……
光は、きっと、届くから―――
―
――
―――
「んう……」
彼女が見たのは奇妙な夢だった。
自分が自分ではない感覚……それを客観的に見る自分。
でもそれを繋げたことで……彼女はきっと、目覚める事が出来たのかもしれない。
「あれ……ここ……?」
瀬玲が目を覚ますと……見た事の無い景色が一面に広がっていた。
筒抜けの窓から漏れる光、石造りの部屋、命力珠で灯る光……いずれも彼女が知る風景には無いもの。
不意に体を動かそうとするが……重く苦しい感じが全身を覆い、動かす事が出来ない。
無理に動かそうとすれば刺さる様な痛みが襲い掛かり、彼女の顔を歪めさせた。
「なん……で……?」
ろれつの回らない口もまた……彼女の不自由の証。
首すらも自由に回らない状況で……ふんわりとした意識のままの彼女は思わずゆっくりと首と目を横へ背ける。
すると瀬玲の横に、見知らぬ誰かが自身の寝るベッドへ頭を降ろし眠りこける姿が目に映り込んだ。
―――は? え……誰……?―――
「あ……う……誰よ……誰なの……」
すると、その声に気付いたのか……その頭がピクリと動きを見せ、無造作に持ち上がり……彼女の視界に一人の魔者が映りこんだ。
当然彼はイシュライトである。
だが瀬玲は彼の事など知る由も無く……。
「だ、誰……アンタ……誰よ……」
怯えにも近い声を上げ、目の前の魔者に対し一心に問い詰める。
相手は魔者……いつ殺されてもおかしくないと思える状況に、震えない方がおかしいというものだ。
だが、そんな彼女の想いを他所に……イシュライトは彼女に優しい笑みを浮かべると、聞き取りやすい様にゆっくりと話し掛けた。
「おはようございます……ようやく目が覚めましたね。 安心してください、私は貴女の敵ではありませんよ。 私の名前はイシュライト……貴女の……そう、専属の医者です」
「医者……」
「我等が……おっと、ウィグルイ様が貴女を癒す様にと、ね……申し遣ったので、私が貴女の面倒を見る事に成ったのです」
ウィグルイという名前が出た時……彼女は自分がどの様な状況に居るのかを少しづつ思い出し始めていた。
モンゴルの地に訪れた事。
イ・ドゥール族の根城へとやってきた事。
そして戦いに成った事。
死闘を繰り広げ、自分がウィグルイに勝利した……はずの事。
だがその後の記憶は一切無い。
全てを思い出し、繋がった時……彼女は自分が何故ここに居るのかようやく理解した。
「あの後……私、倒れたの?」
「えぇ、死にかけていました……ですが、ウィグルイ様が貴女の窮地を救ったと聞き及んでおります」
「そう……」
彼の言葉を聞くと……そっと天井を見上げ、歪めていた体を自然体へと戻す。
途端、僅かに体が軽くなり……首を曲げるだけで負荷が掛かっていた事にその時初めて気が付かさせた。
「回復までは今暫くの時間が必要……それまでは私が退屈を凌ぐ為の暇潰しの役を致しましょう」
「……ありがと……」
彼の言葉の一言一言が優しさを感じさせ、それがどこか心地よさも感じたのだろう……自然と瀬玲の顔に笑みが生まれ、安らかな表情を作っていた。
もしかしたら彼の治療の行為が、夢の中で感じた『気持ち良さ』なのかもしれない。
瀬玲が目覚めた今、その正体はもうわかりはしないが。
すると、瀬玲達が居る部屋に一人の人影が訪れる……それはウィグルイであった。
彼もまた未だに全身を包帯に包んだ痛々しい姿のまま。
彼のそんな姿をを前に、彼女はすぐさま気付く……彼が自分と激戦を繰り広げたウィグルイであるという事に。
「おや、起きたようだな……」
「えぇ、経過は順調ですよ……アージ殿とマヴォ殿は?」
「うん? あぁ彼等は今子供達と遊んでおるよぉ」
子供達に妙に人気があったのか……二人は子供にせっつかれ、否応なしに遊びに付き合う姿が都の一角にあった。
とはいえ、二人も割と乗り気だったのだろう。
無邪気に笑う子供達と戯れる姿は武人とは思えぬ程に優しい面持ちを浮かべていた。
二人の名前が出た事で、瀬玲はイ・ドゥール族との和解が成された事を理解する。
「そうですか。 少し話されますか?」
「うむ、そうさな……アイザワセリ殿、名前はあの二人に聞き及んでおる……二人には詫びを贈ったが……儂から改めて貴公に詫びたいと思う。 申し訳なかった、許してほしい」
「……なんで謝るのさ……」
彼等が自分達の為に戦った事は瀬玲にも理解出来ていた。
今まで戦ってきた魔者のいずれもが、魔剣を恐れ、自分達の在り方を守る為に戦いを挑んで来たのだ。
そう理解していたからこそ……謝られる理由を感じなかった瀬玲は思わずそう口走る。
礼節にも欠いた彼女の言葉であったが……それに嫌な顔をする事も無く、ウィグルイは真っ直ぐ彼女の目へと向き合い己の言葉を連ねた。
「これは勝者に対する非礼の詫びだと思って欲しい。 このように頭を下げるのは、貴公が……いや、師父と成られた貴方に対する非礼を詫びたいという事なのだ」
「師父って……ちょっと……恥ずいんだけど……」
戦いにおいて狂気染みた戦いを繰り広げたものの、曲がりなりにも彼女も女性……師婦ならともかく師父では、と思わず眉間を寄せる。
「少なくとも今の貴方はこの都と長とも言うべき存在と成られた事は承知願いたい」
「え……面倒くさいんだけど……」
本当に面倒臭いのだろう……彼女の性格上。
「ま、まぁ……オホン……完治した暁には是非とも我等に力添えを頂きたいものよ。 それよりも……貴方の戦いぶりには非常に感動した。 もし宜しければ、我が孫であるイシュライトとも是非戦い、切磋琢磨してもらいたいものよ……」
「え、絶対嫌……っていうか、その人がアンタの孫だったんだ。 フーン」
覚醒し、自分の本性を知ったとはいえ……冷静に考えてみれば、戦いたくないと思う事は当たり前な訳で。
「んん……イシュライトとは男同士、仲良くあって頂きたいと―――」
「ていうか私女なんだけど?」
「んんふぐ……」
「ウィグルイ様……申し訳ありませんが、これ以上は……」
「アイザワセリとはなんとすばらしくたくましき……!!」
「相沢はともかく、瀬玲は聡明であって欲しいっていう親の願いから生まれた名前なんだけど!?」
完全論破されたウィグルイはとうとう言葉が詰まり……ガクリと肩を降ろすと、何も返す事無く部屋からトボトボと立ち去っていった。
その時のイシュライトの顔はどこか込み上げる笑いの衝動を堪えるのに必死そうな、引きつった笑顔を浮かばせていた……。
エスカレートする事で口の調子だけが加速して治った事には少し感謝を憶えた瀬玲であった。
0
あなたにおすすめの小説
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
【1/20本編堂々完結!】自力で帰還した錬金術師の爛れた日常
ちょす氏
ファンタジー
「この先は分からないな」
帰れると言っても、時間まで同じかどうかわからない。
さて。
「とりあえず──妹と家族は救わないと」
あと金持ちになって、ニート三昧だな。
こっちは地球と環境が違いすぎるし。
やりたい事が多いな。
「さ、お別れの時間だ」
これは、異世界で全てを手に入れた男の爛れた日常の物語である。
※物語に出てくる組織、人物など全てフィクションです。
※主人公の癖が若干終わっているのは師匠のせいです。
ゆっくり投稿です。
追放されたS級清掃員、配信切り忘れで伝説になる「ただのゴミ掃除」と言って神話級ドラゴンを消し飛ばしていたら世界中がパニックになってますが?
あとりえむ
ファンタジー
【5話ごとのサクッと読める構成です!】全60話 完結しました。読者の皆様ありがとうございます!
世界を救ったのは、聖剣ではなく「洗剤」でした。
「君のやり方は古いんだよ」 不当な理由でS級クランを追放された、ベテラン清掃員・灰坂ソウジ(38歳)。 職を失った彼だったが、実は彼にはとんでもない秘密があった。 呪いのゴーグルのせいで、あらゆる怪物が「汚れ」にしか見えないのだ。
・神話級ドラゴン
⇒ 換気扇の頑固な油汚れ(洗剤で瞬殺)
・深淵の邪神
⇒ トイレの配管詰まり(スッポンで解決)
・次元の裂け目
⇒ 天井の雨漏りシミ(洗濯機で丸洗い)
「あー、ここ汚れてるな。チャチャッと落としておくか」
本人はただ業務として掃除をしているだけなのに、その姿は世界中で配信され、人類最強の英雄として崇められていく! 可愛い元ダンジョン・コアや、潔癖症の聖女も入社し、会社は今日も大忙し。 一方、彼を追放した元クランは、汚れ(モンスター)に埋もれて破滅寸前で……?
「地球が汚れてる? じゃあ、一回丸洗いしますか」 最強の清掃員が、モップ片手に世界をピカピカにする、痛快・勘違い無双ファンタジー!
【免責事項】
この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
異世界転生雑学無双譚 〜転生したのにスキルとか貰えなかったのですが〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
エドガーはマルディア王国王都の五爵家の三男坊。幼い頃から神童天才と評されていたが七歳で前世の知識に目覚め、図書館に引き篭もる事に。
そして時は流れて十二歳になったエドガー。祝福の儀にてスキルを得られなかったエドガーは流刑者の村へ追放となるのだった。
【カクヨムにも投稿してます】
異世界転移物語
月夜
ファンタジー
このところ、日本各地で謎の地震が頻発していた。そんなある日、都内の大学に通う僕(田所健太)は、地震が起こったときのために、部屋で非常持出袋を整理していた。すると、突然、めまいに襲われ、次に気づいたときは、深い森の中に迷い込んでいたのだ……
うちの冷蔵庫がダンジョンになった
空志戸レミ
ファンタジー
一二三大賞3:コミカライズ賞受賞
ある日の事、突然世界中にモンスターの跋扈するダンジョンが現れたことで人々は戦慄。
そんななかしがないサラリーマンの住むアパートに置かれた古びた2ドア冷蔵庫もまた、なぜかダンジョンと繋がってしまう。部屋の借主である男は酷く困惑しつつもその魔性に惹かれ、このひとりしか知らないダンジョンの攻略に乗り出すのだった…。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる