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第二十五節「双塔堕つ 襲撃の猛威 世界が揺らいだ日」
~阻む強戦士達~
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マヴォとズーダーが先頭・後尾に立ち、福留達非戦闘員が続いて走る。
そのまま目指すはグラウンド先の訓練施設、あるいはフェンス先だ。
しかし今の状況はハッキリ言えば最悪だろう。
工房で手間取っていたのが災いし、グラウンドには既に多数の魔者達の姿が。
かといって、もはや後退さえも許されない。
正門でカノバトが通した魔者達が背後から迫ってきているのだから。
「後ろからも物凄い勢いで敵が来ているぞッ!! 正門方面からだ!!」
「なんだとッ!? 兄者は何をしてやがんだッ!?」
もちろん、前や後ろからだけではない。
襲撃者達の魔の手は全方位から迫りつつある。
すなわち、マヴォ達は袋の鼠も同然だという事だ。
でも立ち止まってしまえば状況は更に悪くなりかねない。
だからこそ先頭のマヴォが道を引き拓く。
魔剣を奮って敵を薙ぎ払いながら。
「ハァァァーーーーーーッ!!」
マヴォにはアージの様な集団を薙ぎ払う怪力は無い。
だが、進化を果たしたその俊敏性ならば引けを取らないだろう。
むしろ広々とした空間だからこそ活きるというもの。
熊の様な様相とは思えぬ動きで飛び回り、一人一人を確実に屠っていく。
駆ける福留達の頭上を舞い飛びながら戦う様は、まるで牛若丸の八艘飛びだ。
ズーダーさえもついつい目で追ってしまう程に軽快そのものである。
「負けてはいられんッ!! 私にも剣を取った意地と覚悟があるんだッ!!」
その姿がズーダーにも勇気を与えた様で。
背後から迫り来る魔者達に対し牽制・応戦する。
技術的に劣る部分は魔装の補助と気合でカバー、早々負けるつもりは無い。
それにマヴォの援護もあるからこそ。
ギャルルルッ!!
周囲を舞うのはマヴォだけではない。
更には二つの光輪刃が舞い飛び、敵を容赦なく切り刻んでいく。
それも福留達やズーダーまでをも守る様にして。
離れていようが届く技だからこその、気の利いた扱い方だ。
襲撃者達は確かに強い。
魔剣に使い慣れ、その力を如何なく発揮してくる。
でも個々の意思が薄いのか力はまちまちで。
雑兵クラスが魔剣を持とうとも、伸びしろはやはりそこまで無いのだろう。
ならば今のズーダーでも充分に力が届く。
技術が無くとも、経験が薄くとも、知識が乏しくとも。
心持ち次第で力に換えてくれる魔剣があるからこそ。
それにマヴォならば雑兵如き、数にもならない。
更にはイ・ドゥールの里で学んだ体術技法が拍車を掛け。
相手が大集団であろうとも、一騎当千の実力を前には有象無象に過ぎないのだから。
ただし、敵が雑兵だけに限るのであれば、だが。
それはマヴォ達がグラウンドに差し掛かった時だった。
「キハハッ!! ここは通さんぞォ、『マトクタイ』のマヴォとかいうやつゥ!!」
彼等の前に、雑兵とは異なる雰囲気の魔者が一人現れる。
黄銅色の槍を携えた、青鱗を全身に有するトカゲの様な魔者だ。
以前日本の熊本に現れた【ザサブ族】の亜種と言った所か。
その活舌から見るに、知能はそれ程では無いのだろう。
でもその槍の扱いは他とは見るからに違う。
常人では目に留まらぬ程に回転させ、光を迸らせていたのだから。
「全員纏めて串刺しにしてェ!! 焼いて喰ッ―――」
「うるせぇーーーッッ!!!」
しかし残念ながらマヴォは常人の域を超えて既に久しい。
ならばそんな槍捌きなど止まって見えるのと同等で。
立ち塞がる意味が無いのはもはや言わずもがな。
間も無くその魔者は一閃の名の下に真っ二つとなる。
名の一つすら上げる間も無く。
マヴォにとってはそんな魔者も雑兵となんら変わらないのだから。
とはいえ、何から何やらまで上手くいくとも限らないが。
「おのれぇい!! ならば我らが相手をいたそぉう!!」
「例え貴公が如何に強くとも!」
「束になって掛かれば勝てるわよ!!」
そう、手練れの魔剣使いは一人二人ではない。
この大集団の中にはちらほらと相応の実力者が混じっていたのである。
確かに、いずれの実力もレヴィトーンやカノバト、アンドルルゴーゼと比べれば霞む事だろう。
それでも魔剣を手に入れてからは今まで戦い続け、力を付けて来た。
こうして確固たる意志を以って立ち塞がる事が出来る程に。
しかもそれだけの実力者が数人ともなれば、幾らマヴォでも苦戦は免れない。
「チィ!! 厄介な奴らばっか集まって来やがった!! ズーダー!! お前が皆を守れェ!!」
「ああ、やってみせる!! 今の私ならば!!」
「そうよぉ~!! やっちゃうんだからぁ!!」
ただ、こちらにも今や頼もしいズーダーが居る。
魔装にも順応した様で、集団相手にも怯む事無く立ち向かう姿が。
それと、いつの間にか魔剣を拾っていたニャラも妙なやる気を見せつけていて。
カプロが別の意味で戦慄する中、魔剣を振り回して戦う気満々だ。
「マヴォさん、なんとかグラウンドを突破出来ませんか!? 私達という足枷がなければ戦い易くなるはずです!!」
「無茶苦茶言いやがる!! だが乗った!!」
後は二人を縛る福留達さえ早々に何とかすれば。
この大集団相手だろうと、マヴォとズーダーなら乗り越える事も不可能ではないだろう。
それが許されるならば、の話だが。
「我が名はネーブ!! 早々好きに出来ると思うなよ!!」
「吾輩はキダァである。 これでも歴とした魔剣使いなれば!!」
「私はサターラ。 この魔剣に賭けて、ここは絶対に通さない!!」
新たに現れた三人は先程の相手とは一筋も二筋も違いそうだ。
その気迫はマヴォやズーダーにも引けを取らない。
皆がみな魔剣を強く輝かせ、マヴォ達の行く手を阻む。
「何故だッ!? 何故そこまでして俺達を襲う!? そんなに戦いたいのかあッ!!」
「そうだ!! お前の様なはぐれ者にはわかるまい、我々の想いなどッ!!」
「何ッ!?」
「戦いこそが私達にとっての生なのだ。 全ての者が戦いを否定するなどと思わないで!!」
「ううッ!?」
彼等がこうも命を賭けて戦うのは、決して操られたからでも強制されたからでもない。
皆が自らの意思でここに居るのだ。
それは彼等が戦いの中で生き、順応し、受け入れて来たから。
戦いが人生であり、生き様であり、生活の一部でもあるからこそ。
長い年月を掛けて醸成されたこの生活観はそう簡単に覆す事は出来ない。
例え心の奥底では平穏を求めていようとも。
本能が戦いを、怨みや憎しみを求め続ける限り。
故に説得は不可能。
今向ける敵意こそが真意と言えるのだから。
意外な伏兵により、マヴォ達は否が応にも足を止められる事となる。
しかしもう悠長にしている時間はもうあまり無い。
闇夜の訪れが近いからこそ。
夜までに切り抜ける事が出来なければ、戦況は一気に不利へと傾くだろう。
少なくとも、護衛対象が居る限りは。
ひしめく実力者達と、迫るタイムリミット。
様々な不利を抱えたまま、マヴォ達は無事にこの場を切り抜ける事が出来るのだろうか。
そのまま目指すはグラウンド先の訓練施設、あるいはフェンス先だ。
しかし今の状況はハッキリ言えば最悪だろう。
工房で手間取っていたのが災いし、グラウンドには既に多数の魔者達の姿が。
かといって、もはや後退さえも許されない。
正門でカノバトが通した魔者達が背後から迫ってきているのだから。
「後ろからも物凄い勢いで敵が来ているぞッ!! 正門方面からだ!!」
「なんだとッ!? 兄者は何をしてやがんだッ!?」
もちろん、前や後ろからだけではない。
襲撃者達の魔の手は全方位から迫りつつある。
すなわち、マヴォ達は袋の鼠も同然だという事だ。
でも立ち止まってしまえば状況は更に悪くなりかねない。
だからこそ先頭のマヴォが道を引き拓く。
魔剣を奮って敵を薙ぎ払いながら。
「ハァァァーーーーーーッ!!」
マヴォにはアージの様な集団を薙ぎ払う怪力は無い。
だが、進化を果たしたその俊敏性ならば引けを取らないだろう。
むしろ広々とした空間だからこそ活きるというもの。
熊の様な様相とは思えぬ動きで飛び回り、一人一人を確実に屠っていく。
駆ける福留達の頭上を舞い飛びながら戦う様は、まるで牛若丸の八艘飛びだ。
ズーダーさえもついつい目で追ってしまう程に軽快そのものである。
「負けてはいられんッ!! 私にも剣を取った意地と覚悟があるんだッ!!」
その姿がズーダーにも勇気を与えた様で。
背後から迫り来る魔者達に対し牽制・応戦する。
技術的に劣る部分は魔装の補助と気合でカバー、早々負けるつもりは無い。
それにマヴォの援護もあるからこそ。
ギャルルルッ!!
周囲を舞うのはマヴォだけではない。
更には二つの光輪刃が舞い飛び、敵を容赦なく切り刻んでいく。
それも福留達やズーダーまでをも守る様にして。
離れていようが届く技だからこその、気の利いた扱い方だ。
襲撃者達は確かに強い。
魔剣に使い慣れ、その力を如何なく発揮してくる。
でも個々の意思が薄いのか力はまちまちで。
雑兵クラスが魔剣を持とうとも、伸びしろはやはりそこまで無いのだろう。
ならば今のズーダーでも充分に力が届く。
技術が無くとも、経験が薄くとも、知識が乏しくとも。
心持ち次第で力に換えてくれる魔剣があるからこそ。
それにマヴォならば雑兵如き、数にもならない。
更にはイ・ドゥールの里で学んだ体術技法が拍車を掛け。
相手が大集団であろうとも、一騎当千の実力を前には有象無象に過ぎないのだから。
ただし、敵が雑兵だけに限るのであれば、だが。
それはマヴォ達がグラウンドに差し掛かった時だった。
「キハハッ!! ここは通さんぞォ、『マトクタイ』のマヴォとかいうやつゥ!!」
彼等の前に、雑兵とは異なる雰囲気の魔者が一人現れる。
黄銅色の槍を携えた、青鱗を全身に有するトカゲの様な魔者だ。
以前日本の熊本に現れた【ザサブ族】の亜種と言った所か。
その活舌から見るに、知能はそれ程では無いのだろう。
でもその槍の扱いは他とは見るからに違う。
常人では目に留まらぬ程に回転させ、光を迸らせていたのだから。
「全員纏めて串刺しにしてェ!! 焼いて喰ッ―――」
「うるせぇーーーッッ!!!」
しかし残念ながらマヴォは常人の域を超えて既に久しい。
ならばそんな槍捌きなど止まって見えるのと同等で。
立ち塞がる意味が無いのはもはや言わずもがな。
間も無くその魔者は一閃の名の下に真っ二つとなる。
名の一つすら上げる間も無く。
マヴォにとってはそんな魔者も雑兵となんら変わらないのだから。
とはいえ、何から何やらまで上手くいくとも限らないが。
「おのれぇい!! ならば我らが相手をいたそぉう!!」
「例え貴公が如何に強くとも!」
「束になって掛かれば勝てるわよ!!」
そう、手練れの魔剣使いは一人二人ではない。
この大集団の中にはちらほらと相応の実力者が混じっていたのである。
確かに、いずれの実力もレヴィトーンやカノバト、アンドルルゴーゼと比べれば霞む事だろう。
それでも魔剣を手に入れてからは今まで戦い続け、力を付けて来た。
こうして確固たる意志を以って立ち塞がる事が出来る程に。
しかもそれだけの実力者が数人ともなれば、幾らマヴォでも苦戦は免れない。
「チィ!! 厄介な奴らばっか集まって来やがった!! ズーダー!! お前が皆を守れェ!!」
「ああ、やってみせる!! 今の私ならば!!」
「そうよぉ~!! やっちゃうんだからぁ!!」
ただ、こちらにも今や頼もしいズーダーが居る。
魔装にも順応した様で、集団相手にも怯む事無く立ち向かう姿が。
それと、いつの間にか魔剣を拾っていたニャラも妙なやる気を見せつけていて。
カプロが別の意味で戦慄する中、魔剣を振り回して戦う気満々だ。
「マヴォさん、なんとかグラウンドを突破出来ませんか!? 私達という足枷がなければ戦い易くなるはずです!!」
「無茶苦茶言いやがる!! だが乗った!!」
後は二人を縛る福留達さえ早々に何とかすれば。
この大集団相手だろうと、マヴォとズーダーなら乗り越える事も不可能ではないだろう。
それが許されるならば、の話だが。
「我が名はネーブ!! 早々好きに出来ると思うなよ!!」
「吾輩はキダァである。 これでも歴とした魔剣使いなれば!!」
「私はサターラ。 この魔剣に賭けて、ここは絶対に通さない!!」
新たに現れた三人は先程の相手とは一筋も二筋も違いそうだ。
その気迫はマヴォやズーダーにも引けを取らない。
皆がみな魔剣を強く輝かせ、マヴォ達の行く手を阻む。
「何故だッ!? 何故そこまでして俺達を襲う!? そんなに戦いたいのかあッ!!」
「そうだ!! お前の様なはぐれ者にはわかるまい、我々の想いなどッ!!」
「何ッ!?」
「戦いこそが私達にとっての生なのだ。 全ての者が戦いを否定するなどと思わないで!!」
「ううッ!?」
彼等がこうも命を賭けて戦うのは、決して操られたからでも強制されたからでもない。
皆が自らの意思でここに居るのだ。
それは彼等が戦いの中で生き、順応し、受け入れて来たから。
戦いが人生であり、生き様であり、生活の一部でもあるからこそ。
長い年月を掛けて醸成されたこの生活観はそう簡単に覆す事は出来ない。
例え心の奥底では平穏を求めていようとも。
本能が戦いを、怨みや憎しみを求め続ける限り。
故に説得は不可能。
今向ける敵意こそが真意と言えるのだから。
意外な伏兵により、マヴォ達は否が応にも足を止められる事となる。
しかしもう悠長にしている時間はもうあまり無い。
闇夜の訪れが近いからこそ。
夜までに切り抜ける事が出来なければ、戦況は一気に不利へと傾くだろう。
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