42 / 1,197
第二節「知る心 少女の翼 指し示す道筋は」
~彼女が躊躇う、その理由~
しおりを挟む
朝のニュースで【謎の生命体】として名が挙がっていた魔者。
けれどその目撃情報は殆ど無い。
つまりは警察が封鎖した領域から外には出ていないという事になる。
もし出ていれば誰かの目にも留まるし、マスコミがそれを見逃すはずも無いから。
しかしそれは逆に言えば、〝変容地区に魔者が留まっている〟という事に他ならない。
つまり、魔者達は密集している可能性が高い。
となれば奥に行けば行くほど遭遇する可能性はより高くなるだろう。
先日見たのは精々一○人前後。
でももしその総数が想像を超えているならば。
最悪の場合は直ぐにでも出会いかねない。
何せ公安がこれだけ広い領域を封鎖しているのだから。
その予測が要因となって、勇に強い集中力を生む。
何せ相手は人間を軽く殺せる生き物なのだから。
強くなったからといって油断すれば足を掬われかねない。
故に警戒しながら、二人が変容地区を歩き進む。
周囲を見張りつつ、出来る限り物音を立てない様に。
するとそんな時、そのお陰でふと勇が気付く。
逆に、聴こえるはずの足音が聴こえなかったのだ。
そして後ろを振り向くと―――ちゃなが立ち止まっていた。
それも荒い呼吸を立てながら、膝に手を当てて項垂れていて。
「あ……ご、ごめん、足速かったかな?」
勇はつい自分のペースでここまで歩き続けてしまっていたらしい。
それがどうやらちゃなにとっては速過ぎたのだろう。
オマケに相当な距離を歩き続けて来たから。
体の細い彼女には無理があったのかもしれない。
それでも文句一つ言わず一生懸命に付いてきた辺りは健気と言うべきか。
でももうそれも限界だった様で。
「はぁ、はぁ、大丈夫、です……」
そうは言うが、もう一歩も踏み出せない状態だ。
それが勇にはどうにも罪悪感を感じずにはいられなくて。
だから息が整うまでと、勇がそっと寄り添う。
ここまでに至らなかった分も気遣う様に。
ちゃなの体は非常に軽く細い。
それはすなわち筋肉や脂肪が乏しいという事で。
つまりとても貧弱で脆弱という訳だ。
そんな体付きで手伝おうにも、この様に足手纏いにもなりかねないだろう。
もしかしたらちゃながこの場に居る事自体、誤りだったのかもしれない。
だが少なくとも勇にとっては「足手纏い」では無かった。
ちゃなの助けのおかげで父親を説き伏せられたから。
それに一人でこの地に訪れなくて済んだという事もあって。
何より、ちゃな自身が手伝いたいと願い出てくれた事が嬉しかったから。
だから勇はその手を取る。
今は逃げる事も、焦る事も、脅える事も必要無いのだから。
「もう隠れる必要は無さそうだし、ゆっくり行こうか」
「……はい」
とはいえ、これからはちゃなを意識しながら魔者にも警戒しなければいけない。
もしも疲弊状態で出会ってしまえば、二人の命が危険に晒されるだろうから。
だから自身も含め、今のうちに一旦休憩しておく必要がある。
そう感じたからこそ、勇は焦らず歩を止める事にしたのだ。
焦らなくても、今度の時間は沢山あるのだから。
息を整え、今度はちゃなのペースで歩くこと十数分。
二人は【ファーストクック】という店の前に立っていた。
この地域に根付いたファーストフード店である。
もっとも、もちろん人が居る訳も無いが。
けれど人が居ないのも今は好都合だ。
勇はそこを指し示すと「少し休もう」とちゃなを誘う。
恐る恐る店内の様子を伺えば実に静かなもので。
パッと見えたのは乱雑に倒れた椅子や机などなど。
見る限りでは人の遺体や血糊なども無く、ただ荒れているだけで。
とはいえ表の惨状と比べれば幾許かマシと言えるだろう。
店内は未だ明るく、人が居ればすぐにでも営業再開出来そうなので。
安全を確認し店内に入ると倒れた椅子を起こし、二人が机を挟んで座り込む。
状況が状況でなければ、これもちょっとしたデートにもなるのだろうが。
「何か食べる物もあればいいんだけどね。 勝手に食べたら怒られるだろうし」
何をしようと怒る相手さえ居ない。
そんな状況が妙な解放感さえ催してならない。
ただそれでも悪事に走らないのは、勇が真っ当な倫理感を持っているからだろう。
だからかカウンターを覗き込むも、すぐに視線をちゃなへと戻していて。
「朝ご飯を一杯貰ったので……今はお腹は空いてないから大丈夫です」
「そっか」
そう相槌を打つと、水筒の蓋を開けて中の飲み物を口に含む。
中に入っていたのはスポーツドリンクだろうか。
ほんのりとしたグレープフルーツ風味の酸味と甘さが口一杯に広がり、美味しさが体に染み渡るよう。
ちゃなも勇の真似をして水筒の中身をちびりと口に付け、乾いた喉が求めるままに口にし始めていて。
きっと疲れた体が求めたのだ、よほど美味しかったのだろう。
「足りなかったら俺の分も分けてあげるよ。 お金も預かってるから最悪自販機もあるしね」
何かがあってはいけないと、父親からお金も預かっている。
変容区域内で使えるとは思っていなかったのだが、そこは意外にも使い道があるもので。
そう、例えどんなに緑に包まれていても、自販機はまだ動いているのだ。
それに、お金を入れてボタンを押せばちゃんとドリンクは出て来る。
キンキンに冷えた内包物にだって混じる物は無い。
道中でそれを見つけて試しに買ってみた所、そんな事が判明したのである。
一体どうやって動いているか、それは定かではない。
そもそもどうやって電気が通っているかも。
スマートフォンの電波だって同様に。
道中もそうだ。
信号も建屋の灯りも何もかも。
このファーストフード店内の灯りもしかり。
蔓の一部になろうとも、しっかりと光を放ち続けているのだ。
二人はそんな不思議に気付かされながらここまで歩いてきた。
だからか、余裕以前にどこか楽しそうでもある。
まるで冒険の様な気分を味わえたから。
とはいえ、この二人だと会話自体はそこまで弾まない。
気付けば二人の間に静寂が生まれていて。
勇はどうにもその空気に耐えられなかった様だ。
頭を一掻きしながら、思っていた事をちゃなへと打ち明ける。
「でも、なんで君も付いてくるって言ったりしたの? 家に帰った方がよかったんじゃ」
それは出発する前から抱いていた疑問だったから。
どうしても訊いてみたくて。
考えもすれば当然だろう。
落ち着けばすぐにでも家に帰りたくなるのが普通だ。
しかしちゃなはそうもせず勇の家に厄介になっていて。
勇の両親は別段気にする事も無かった様だが、勇はやはり気になっていたらしい。
何せ相手は年頃の女の子で、まだ名前しか知らない様な娘だから。
もちろん純粋な意味で。
するとちゃながその顔を俯かせ、僅かに目を細めさせる。
それは先日にも見せた抵抗感を感じさせる様相で。
ただ一つ違う所があるとすれば―――自ら口を開いた事か。
「朝のニュースで、変容区域の情報見てたら、そこに私の家のある場所も出てて」
「あ……」
そう言われ、勇が今までに眺めたニュースの事を思い起こす。
緊急特番では避難区域や変容区域が繰り返し映されていた。
それもしっかりと地域名や地図をも載せて。
その領域は限定的でもかなり広域で。
もしほんの僅かでもズレれば、勇の家もが巻き込まれても不思議ではない。
それがあろう事か、ちゃなの家のある場所をも包んでいたのだ。
「じゃあもしかして君の家は―――」
勇にはこれ以上の言葉が見つからなかった。
想像を超えた悲惨な状況にただただ狼狽えるしか無く。
もし今日戻る事が出来ても、彼女は一体どこへ帰ればいいのだろうか。
「でも私……家出したから」
「え、そうなの!? だから昨日あの格好だったんだ」
いや、そもそも帰る所が無かったのかもしれない。
それは当初の境遇が特殊であったが為に。
先日の彼女が制服だったのは家出が原因だった様だ。
その姿のまま家から飛び出してきたから。
何故あの場所に居たのかまではわからないが。
でも勇は敢えて訊かない事にした。
そこに踏み込んでしまえば、彼女の浮かない表情が更に沈んでしまうかもしれない。
そんな気がしてならなくて。
「そっか、じゃあ仕方ないよね。 これが終わったら、今日はまたうちに帰ろう?」
「え、いいんですか……?」
「も、もちろん変な意味じゃないからさ。 うちの親もそれ程抵抗無いみたいだし。 落ち着いたら家族の人も探せばいいんじゃないかな、実はどっかに逃げてるかもしれないからさ」
「そ、そう……ですね。 もし迷惑でなければお願いします」
ちゃなが小さく頭を下げ、感謝を示す。
それはきっと、勇が受け入れてくれた事への。
家出する程だったのだ、きっと家に帰りたくない理由もあるのだろう。
すんなりと話は進んでしまったが、方向性のおかげか彼女の様子も落ち着いていて。
勇としても嫌では無かったから、そんな彼女に微笑みで返していた。
ただ、親の事を口に出した時の反応だけが勇には気掛かりで。
その時ちゃなの顔が少し強張りを見せたから。
彼女の秘める想いはまだまだ根が深そうだ。
けれどその目撃情報は殆ど無い。
つまりは警察が封鎖した領域から外には出ていないという事になる。
もし出ていれば誰かの目にも留まるし、マスコミがそれを見逃すはずも無いから。
しかしそれは逆に言えば、〝変容地区に魔者が留まっている〟という事に他ならない。
つまり、魔者達は密集している可能性が高い。
となれば奥に行けば行くほど遭遇する可能性はより高くなるだろう。
先日見たのは精々一○人前後。
でももしその総数が想像を超えているならば。
最悪の場合は直ぐにでも出会いかねない。
何せ公安がこれだけ広い領域を封鎖しているのだから。
その予測が要因となって、勇に強い集中力を生む。
何せ相手は人間を軽く殺せる生き物なのだから。
強くなったからといって油断すれば足を掬われかねない。
故に警戒しながら、二人が変容地区を歩き進む。
周囲を見張りつつ、出来る限り物音を立てない様に。
するとそんな時、そのお陰でふと勇が気付く。
逆に、聴こえるはずの足音が聴こえなかったのだ。
そして後ろを振り向くと―――ちゃなが立ち止まっていた。
それも荒い呼吸を立てながら、膝に手を当てて項垂れていて。
「あ……ご、ごめん、足速かったかな?」
勇はつい自分のペースでここまで歩き続けてしまっていたらしい。
それがどうやらちゃなにとっては速過ぎたのだろう。
オマケに相当な距離を歩き続けて来たから。
体の細い彼女には無理があったのかもしれない。
それでも文句一つ言わず一生懸命に付いてきた辺りは健気と言うべきか。
でももうそれも限界だった様で。
「はぁ、はぁ、大丈夫、です……」
そうは言うが、もう一歩も踏み出せない状態だ。
それが勇にはどうにも罪悪感を感じずにはいられなくて。
だから息が整うまでと、勇がそっと寄り添う。
ここまでに至らなかった分も気遣う様に。
ちゃなの体は非常に軽く細い。
それはすなわち筋肉や脂肪が乏しいという事で。
つまりとても貧弱で脆弱という訳だ。
そんな体付きで手伝おうにも、この様に足手纏いにもなりかねないだろう。
もしかしたらちゃながこの場に居る事自体、誤りだったのかもしれない。
だが少なくとも勇にとっては「足手纏い」では無かった。
ちゃなの助けのおかげで父親を説き伏せられたから。
それに一人でこの地に訪れなくて済んだという事もあって。
何より、ちゃな自身が手伝いたいと願い出てくれた事が嬉しかったから。
だから勇はその手を取る。
今は逃げる事も、焦る事も、脅える事も必要無いのだから。
「もう隠れる必要は無さそうだし、ゆっくり行こうか」
「……はい」
とはいえ、これからはちゃなを意識しながら魔者にも警戒しなければいけない。
もしも疲弊状態で出会ってしまえば、二人の命が危険に晒されるだろうから。
だから自身も含め、今のうちに一旦休憩しておく必要がある。
そう感じたからこそ、勇は焦らず歩を止める事にしたのだ。
焦らなくても、今度の時間は沢山あるのだから。
息を整え、今度はちゃなのペースで歩くこと十数分。
二人は【ファーストクック】という店の前に立っていた。
この地域に根付いたファーストフード店である。
もっとも、もちろん人が居る訳も無いが。
けれど人が居ないのも今は好都合だ。
勇はそこを指し示すと「少し休もう」とちゃなを誘う。
恐る恐る店内の様子を伺えば実に静かなもので。
パッと見えたのは乱雑に倒れた椅子や机などなど。
見る限りでは人の遺体や血糊なども無く、ただ荒れているだけで。
とはいえ表の惨状と比べれば幾許かマシと言えるだろう。
店内は未だ明るく、人が居ればすぐにでも営業再開出来そうなので。
安全を確認し店内に入ると倒れた椅子を起こし、二人が机を挟んで座り込む。
状況が状況でなければ、これもちょっとしたデートにもなるのだろうが。
「何か食べる物もあればいいんだけどね。 勝手に食べたら怒られるだろうし」
何をしようと怒る相手さえ居ない。
そんな状況が妙な解放感さえ催してならない。
ただそれでも悪事に走らないのは、勇が真っ当な倫理感を持っているからだろう。
だからかカウンターを覗き込むも、すぐに視線をちゃなへと戻していて。
「朝ご飯を一杯貰ったので……今はお腹は空いてないから大丈夫です」
「そっか」
そう相槌を打つと、水筒の蓋を開けて中の飲み物を口に含む。
中に入っていたのはスポーツドリンクだろうか。
ほんのりとしたグレープフルーツ風味の酸味と甘さが口一杯に広がり、美味しさが体に染み渡るよう。
ちゃなも勇の真似をして水筒の中身をちびりと口に付け、乾いた喉が求めるままに口にし始めていて。
きっと疲れた体が求めたのだ、よほど美味しかったのだろう。
「足りなかったら俺の分も分けてあげるよ。 お金も預かってるから最悪自販機もあるしね」
何かがあってはいけないと、父親からお金も預かっている。
変容区域内で使えるとは思っていなかったのだが、そこは意外にも使い道があるもので。
そう、例えどんなに緑に包まれていても、自販機はまだ動いているのだ。
それに、お金を入れてボタンを押せばちゃんとドリンクは出て来る。
キンキンに冷えた内包物にだって混じる物は無い。
道中でそれを見つけて試しに買ってみた所、そんな事が判明したのである。
一体どうやって動いているか、それは定かではない。
そもそもどうやって電気が通っているかも。
スマートフォンの電波だって同様に。
道中もそうだ。
信号も建屋の灯りも何もかも。
このファーストフード店内の灯りもしかり。
蔓の一部になろうとも、しっかりと光を放ち続けているのだ。
二人はそんな不思議に気付かされながらここまで歩いてきた。
だからか、余裕以前にどこか楽しそうでもある。
まるで冒険の様な気分を味わえたから。
とはいえ、この二人だと会話自体はそこまで弾まない。
気付けば二人の間に静寂が生まれていて。
勇はどうにもその空気に耐えられなかった様だ。
頭を一掻きしながら、思っていた事をちゃなへと打ち明ける。
「でも、なんで君も付いてくるって言ったりしたの? 家に帰った方がよかったんじゃ」
それは出発する前から抱いていた疑問だったから。
どうしても訊いてみたくて。
考えもすれば当然だろう。
落ち着けばすぐにでも家に帰りたくなるのが普通だ。
しかしちゃなはそうもせず勇の家に厄介になっていて。
勇の両親は別段気にする事も無かった様だが、勇はやはり気になっていたらしい。
何せ相手は年頃の女の子で、まだ名前しか知らない様な娘だから。
もちろん純粋な意味で。
するとちゃながその顔を俯かせ、僅かに目を細めさせる。
それは先日にも見せた抵抗感を感じさせる様相で。
ただ一つ違う所があるとすれば―――自ら口を開いた事か。
「朝のニュースで、変容区域の情報見てたら、そこに私の家のある場所も出てて」
「あ……」
そう言われ、勇が今までに眺めたニュースの事を思い起こす。
緊急特番では避難区域や変容区域が繰り返し映されていた。
それもしっかりと地域名や地図をも載せて。
その領域は限定的でもかなり広域で。
もしほんの僅かでもズレれば、勇の家もが巻き込まれても不思議ではない。
それがあろう事か、ちゃなの家のある場所をも包んでいたのだ。
「じゃあもしかして君の家は―――」
勇にはこれ以上の言葉が見つからなかった。
想像を超えた悲惨な状況にただただ狼狽えるしか無く。
もし今日戻る事が出来ても、彼女は一体どこへ帰ればいいのだろうか。
「でも私……家出したから」
「え、そうなの!? だから昨日あの格好だったんだ」
いや、そもそも帰る所が無かったのかもしれない。
それは当初の境遇が特殊であったが為に。
先日の彼女が制服だったのは家出が原因だった様だ。
その姿のまま家から飛び出してきたから。
何故あの場所に居たのかまではわからないが。
でも勇は敢えて訊かない事にした。
そこに踏み込んでしまえば、彼女の浮かない表情が更に沈んでしまうかもしれない。
そんな気がしてならなくて。
「そっか、じゃあ仕方ないよね。 これが終わったら、今日はまたうちに帰ろう?」
「え、いいんですか……?」
「も、もちろん変な意味じゃないからさ。 うちの親もそれ程抵抗無いみたいだし。 落ち着いたら家族の人も探せばいいんじゃないかな、実はどっかに逃げてるかもしれないからさ」
「そ、そう……ですね。 もし迷惑でなければお願いします」
ちゃなが小さく頭を下げ、感謝を示す。
それはきっと、勇が受け入れてくれた事への。
家出する程だったのだ、きっと家に帰りたくない理由もあるのだろう。
すんなりと話は進んでしまったが、方向性のおかげか彼女の様子も落ち着いていて。
勇としても嫌では無かったから、そんな彼女に微笑みで返していた。
ただ、親の事を口に出した時の反応だけが勇には気掛かりで。
その時ちゃなの顔が少し強張りを見せたから。
彼女の秘める想いはまだまだ根が深そうだ。
0
あなたにおすすめの小説
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
【1/20本編堂々完結!】自力で帰還した錬金術師の爛れた日常
ちょす氏
ファンタジー
「この先は分からないな」
帰れると言っても、時間まで同じかどうかわからない。
さて。
「とりあえず──妹と家族は救わないと」
あと金持ちになって、ニート三昧だな。
こっちは地球と環境が違いすぎるし。
やりたい事が多いな。
「さ、お別れの時間だ」
これは、異世界で全てを手に入れた男の爛れた日常の物語である。
※物語に出てくる組織、人物など全てフィクションです。
※主人公の癖が若干終わっているのは師匠のせいです。
ゆっくり投稿です。
婚約者に愛する人が出来たので、身を引く事にしました
Blue
恋愛
幼い頃から家族ぐるみで仲が良かったサーラとトンマーゾ。彼が学園に通うようになってしばらくして、彼から告白されて婚約者になった。サーラも彼を好きだと自覚してからは、穏やかに付き合いを続けていたのだが、そんな幸せは壊れてしまう事になる。
異世界転移物語
月夜
ファンタジー
このところ、日本各地で謎の地震が頻発していた。そんなある日、都内の大学に通う僕(田所健太)は、地震が起こったときのために、部屋で非常持出袋を整理していた。すると、突然、めまいに襲われ、次に気づいたときは、深い森の中に迷い込んでいたのだ……
追放されたS級清掃員、配信切り忘れで伝説になる「ただのゴミ掃除」と言って神話級ドラゴンを消し飛ばしていたら世界中がパニックになってますが?
あとりえむ
ファンタジー
【5話ごとのサクッと読める構成です!】全60話 完結しました。読者の皆様ありがとうございます!
世界を救ったのは、聖剣ではなく「洗剤」でした。
「君のやり方は古いんだよ」 不当な理由でS級クランを追放された、ベテラン清掃員・灰坂ソウジ(38歳)。 職を失った彼だったが、実は彼にはとんでもない秘密があった。 呪いのゴーグルのせいで、あらゆる怪物が「汚れ」にしか見えないのだ。
・神話級ドラゴン
⇒ 換気扇の頑固な油汚れ(洗剤で瞬殺)
・深淵の邪神
⇒ トイレの配管詰まり(スッポンで解決)
・次元の裂け目
⇒ 天井の雨漏りシミ(洗濯機で丸洗い)
「あー、ここ汚れてるな。チャチャッと落としておくか」
本人はただ業務として掃除をしているだけなのに、その姿は世界中で配信され、人類最強の英雄として崇められていく! 可愛い元ダンジョン・コアや、潔癖症の聖女も入社し、会社は今日も大忙し。 一方、彼を追放した元クランは、汚れ(モンスター)に埋もれて破滅寸前で……?
「地球が汚れてる? じゃあ、一回丸洗いしますか」 最強の清掃員が、モップ片手に世界をピカピカにする、痛快・勘違い無双ファンタジー!
【免責事項】
この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
うちの冷蔵庫がダンジョンになった
空志戸レミ
ファンタジー
一二三大賞3:コミカライズ賞受賞
ある日の事、突然世界中にモンスターの跋扈するダンジョンが現れたことで人々は戦慄。
そんななかしがないサラリーマンの住むアパートに置かれた古びた2ドア冷蔵庫もまた、なぜかダンジョンと繋がってしまう。部屋の借主である男は酷く困惑しつつもその魔性に惹かれ、このひとりしか知らないダンジョンの攻略に乗り出すのだった…。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる