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第十二節「折れた翼 友の想い 希望の片翼」
~頼りはやはりあの兄弟~
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本部訓練棟までの道程は至って普通だ。
いつも通りに重厚なゲートを通り、何食わぬ顔で進めばいいから。
誰も心輝達が魔剣を持っているなど知る由も無いので。
途中で職員の一人に見つかるが、なんて事は無い。
「勇の訓練の一環です」と言えばそれだけで済むのだから。
魔剣に関してはひとまず「アルライの里に預けた」という事にしておいて。
で、問題は訓練棟に入ってからだ。
ここから勇の思惑通りに進むかどうか。
そう不安を抱きながらも、揃って中へと入る。
するとたちまち、あのお調子者の声が響いてくる事に。
「ぎぃやああああ!! アッ、兄者ヤメッ#%&@*――」
一体何が行われているのやら。
今にも潰れた音が聞こえてきそうな雰囲気である。
そんな奇怪な事に心輝達が怯える中、たちまち音が鳴り止んで。
その間も無く、あの大熊が奥の部屋から顔を覗かせる事に。
「やはり勇殿だったか」
「アージさん、今日も相変わらず凄い事やってますね」
どうやら勇の気配に気付いて修練を止めたらしい。
ともあれ出て来たのはアージだけで、マヴォの気配はもう無い。
「うお、デ、デケェ……!?」
「ちょっとまって勇、ど、どうするつもりなの!?」
「ギャワー!!!」
で、一方の心輝達はと言えばこうして揃って怯える姿が。
初見で、しかもかなりガタイが大きいアージを前にすれば当然か。
話には聞いていただろうけど、実際に見ると怖い物は怖いので。
「で、その者らは?」
「俺の友人です。ちょっとワケあって連れて来たんです」
「ほう」
でもそんな巨体が容赦無くノシノシと迫ってきて。
たちまち見下ろしてくる巨体を前に、三人揃って団子状態だ。
だったのだけれども。
「俺の名はアージだ。故あってここで世話になっている」
間も無く穏やかさと共に手が差し出される事に。
さすがのアージ、こういった反応ももう馴れているのだろう。
おまけに勇の友人だから害も無いと悟って。
その姿は思っていたよりフレンドリー。
少し頑なだけど、悪い人という風には見えない。
なのでここでようやく三人とも落ち着いて、一緒に手を掴み返す。
「よ、よろしくおなしゃーっす!」
「うむ。よろしく頼む」
アルライの様な穏健派ならまだしも、武闘派ともなれば印象は違うらしい。
なので、心輝達にとってはこれが初めての『戦友』との邂逅となる。
もっとも、その立ち位置に就くにはまだまだ実力が足りないが。
それでその実力を付ける方法はと言えば。
「実は今日は、アージさん達にお願いがあって来たんです」
「願い?」
「アージさん達にこいつらを鍛えて貰いたくて」
「「「え"!?」」」
それが、アージ達への訓練指導のお願いだった。
アージ達は勇よりも断然、戦闘経験が豊富だ。
それに若い頃より修練していたという話も聞いた事がある。
なら誰よりも教える事に適しているし、理知的だから知識も多いだろう。
技術を教わるには最適な相手なのだ。
命力操作術も、戦闘技術も何もかも。
独自で編み出した勇よりもずっと。
ただ、アージとしては疑問を隠せない。
何故いきなりそんな話になったのかと。
友人が魔剣使いだったという話も聞いていないし。
それに【大地の楔】の事もおざなりのままだったから。
「ぬう、それは構わんが……だが何故今になって? 魔剣はどうしたというのだ」
「それがですね……【大地の楔】はダメだったんですが、別の希望が舞い込んできて」
「別の希望、だと?」
「驚いたり疑ったりしないで欲しいんですが――実は俺、魔剣の製造方法を見つけたんです」
「何いッ!?」
しかしこんな話を聞いてしまえば、驚くなと言われても無理な話だ。
有り得もしないと思っていた事実がこうして露呈したのだから。
魔剣を造るという事。
それはすなわちアージ達の理念と反する事で。
彼等は魔剣を破壊する事を生業としているからこそ。
それを造るとなれば納得出来るはずも無い。
「勇殿よ、事と次第によっては貴公の話を聞く事など出来んぞ……!」
「はい、それはわかってます!」
「なら何故その事実を持って来たッ!?」
「それは相手がアージさんとマヴォさんだからですッ!!」
「ッ!?」
だけど勇はその事実を知ってなお伝えに来た。
決して魔剣を造る事自体が悪い事では無いのだと。
正しく扱う事が出来るならば、魔剣は造っても構わないのだと。
アルライの里の皆がそれを手伝ってくれた様に。
カプロとバノがそれを認めて、手を差し伸べてくれた様に。
彼等が造る魔剣は、決して危険物ではないと伝える為に。
「アージさん達は俺に魔剣修復の事を伝えてくれた。だから俺はその結果と、その末に得られた事実を伝えたかったんです。二人なら正しくその情報を扱ってくれるだろうって信じているから。アルライの人達が造る事の恐ろしさを知って、それでも敢えて俺達に力を与えてくれた様に」
「アルライの者達が、造ったのか……」
「はい。俺が知らずに工法を持っていて、それを受け入れてくれました。俺なら、俺達なら正しく使えると信じて」
これは決して勇が愚かでは無いから。
堅物なアージとマヴォが信じるくらいに純粋だから。
ならそんな勇を信じてくれた二人もまた知るべきなのだと。
「俺達はアージさんに怒られる様な事はしないつもりです。だからそう信じてもらえませんか? そしてその力と知識を貸してください! こいつらもそんな想いで俺に力を貸してくれるって誓ってくれたから!!」
「「「お願いします!!」」」
「ぬう……だが、しかし……」
もちろんアージがそう簡単に折れない事も承知している。
それで勇も不安を拭えなくて。
実際のこの反応を前にして、「ダメかぁ」とさえ唸ってならない。
だが――
カコォンッ!!
すると途端、そんな軽い打音と共にアージの頭が横へと逸れる。
その頭に短い竹刀が打ち当たった事によって。
「兄者よぉ、頑な過ぎんぜ。ここまで誠意見せられちゃ武人が廃るだろぉ?」
「マヴォ……!?」
そう、マヴォが息を吹き返していたのだ。
それもアージを窘める為にと言わんばかりのタイミングで。
目を覚ませという想いと共に竹刀を投げ付けたのだ。
「おう勇殿、兄者はダメらしいから、何なら俺が懇切丁寧に教えてやるぜ~。そんなフニャチン野郎よりはず~っと頼りになるはずだからなぁ」
「プッ、マヴォさんそれ言い過ぎ……!」
「キッ、キサマァ……!」
ただ、こうなれば怒るに怒れない。
マヴォの言う事には一理あるから。
頑ななのは、単にアージが折れるタイミングを見誤っただけで。
断る理由などもう既に無いから。
勇が真実を打ち明けた時点で。
これで互いに秘密を共有し合う仲となったからこそ。
信頼し合う、友として。
「え~っと、それじゃあマヴォさんにお願いしようかな~」
「待て勇殿、あの愚弟に教えられては軟派が写る。危険だ。俺が正しくより強力に基礎からみっちりと仕込んでやろう。三日もあれば立派な戦士となれる様にな」
「えー、アタシそれならあっちの人がいいなー」
「つべこべ言わずに俺に学べい……ッ!! いいなあッ!?」
「ギャワーーー!!!!!」
そしてそんな関係は言い訳さえも不要らしい。
どうやらマヴォの発破が功を奏した様だ。
もっとも、当人は冗談を言っていたかどうか怪しい所だけれど。
そんなこんなでひとまず、アージから教えを請う事に。
その内容はと言えばあの心輝が泣き出すくらいに厳しかった。
なお、マヴォがその間だけホッと一安心していたのは言うまでもない。
だが、お陰で準備を整う事は出来た。
故におよそその四日後、勇は福留に報告する事が出来たのだ。
新たな魔剣を手に入れる可能性と、新たな仲間が増えた事を。
いつも通りに重厚なゲートを通り、何食わぬ顔で進めばいいから。
誰も心輝達が魔剣を持っているなど知る由も無いので。
途中で職員の一人に見つかるが、なんて事は無い。
「勇の訓練の一環です」と言えばそれだけで済むのだから。
魔剣に関してはひとまず「アルライの里に預けた」という事にしておいて。
で、問題は訓練棟に入ってからだ。
ここから勇の思惑通りに進むかどうか。
そう不安を抱きながらも、揃って中へと入る。
するとたちまち、あのお調子者の声が響いてくる事に。
「ぎぃやああああ!! アッ、兄者ヤメッ#%&@*――」
一体何が行われているのやら。
今にも潰れた音が聞こえてきそうな雰囲気である。
そんな奇怪な事に心輝達が怯える中、たちまち音が鳴り止んで。
その間も無く、あの大熊が奥の部屋から顔を覗かせる事に。
「やはり勇殿だったか」
「アージさん、今日も相変わらず凄い事やってますね」
どうやら勇の気配に気付いて修練を止めたらしい。
ともあれ出て来たのはアージだけで、マヴォの気配はもう無い。
「うお、デ、デケェ……!?」
「ちょっとまって勇、ど、どうするつもりなの!?」
「ギャワー!!!」
で、一方の心輝達はと言えばこうして揃って怯える姿が。
初見で、しかもかなりガタイが大きいアージを前にすれば当然か。
話には聞いていただろうけど、実際に見ると怖い物は怖いので。
「で、その者らは?」
「俺の友人です。ちょっとワケあって連れて来たんです」
「ほう」
でもそんな巨体が容赦無くノシノシと迫ってきて。
たちまち見下ろしてくる巨体を前に、三人揃って団子状態だ。
だったのだけれども。
「俺の名はアージだ。故あってここで世話になっている」
間も無く穏やかさと共に手が差し出される事に。
さすがのアージ、こういった反応ももう馴れているのだろう。
おまけに勇の友人だから害も無いと悟って。
その姿は思っていたよりフレンドリー。
少し頑なだけど、悪い人という風には見えない。
なのでここでようやく三人とも落ち着いて、一緒に手を掴み返す。
「よ、よろしくおなしゃーっす!」
「うむ。よろしく頼む」
アルライの様な穏健派ならまだしも、武闘派ともなれば印象は違うらしい。
なので、心輝達にとってはこれが初めての『戦友』との邂逅となる。
もっとも、その立ち位置に就くにはまだまだ実力が足りないが。
それでその実力を付ける方法はと言えば。
「実は今日は、アージさん達にお願いがあって来たんです」
「願い?」
「アージさん達にこいつらを鍛えて貰いたくて」
「「「え"!?」」」
それが、アージ達への訓練指導のお願いだった。
アージ達は勇よりも断然、戦闘経験が豊富だ。
それに若い頃より修練していたという話も聞いた事がある。
なら誰よりも教える事に適しているし、理知的だから知識も多いだろう。
技術を教わるには最適な相手なのだ。
命力操作術も、戦闘技術も何もかも。
独自で編み出した勇よりもずっと。
ただ、アージとしては疑問を隠せない。
何故いきなりそんな話になったのかと。
友人が魔剣使いだったという話も聞いていないし。
それに【大地の楔】の事もおざなりのままだったから。
「ぬう、それは構わんが……だが何故今になって? 魔剣はどうしたというのだ」
「それがですね……【大地の楔】はダメだったんですが、別の希望が舞い込んできて」
「別の希望、だと?」
「驚いたり疑ったりしないで欲しいんですが――実は俺、魔剣の製造方法を見つけたんです」
「何いッ!?」
しかしこんな話を聞いてしまえば、驚くなと言われても無理な話だ。
有り得もしないと思っていた事実がこうして露呈したのだから。
魔剣を造るという事。
それはすなわちアージ達の理念と反する事で。
彼等は魔剣を破壊する事を生業としているからこそ。
それを造るとなれば納得出来るはずも無い。
「勇殿よ、事と次第によっては貴公の話を聞く事など出来んぞ……!」
「はい、それはわかってます!」
「なら何故その事実を持って来たッ!?」
「それは相手がアージさんとマヴォさんだからですッ!!」
「ッ!?」
だけど勇はその事実を知ってなお伝えに来た。
決して魔剣を造る事自体が悪い事では無いのだと。
正しく扱う事が出来るならば、魔剣は造っても構わないのだと。
アルライの里の皆がそれを手伝ってくれた様に。
カプロとバノがそれを認めて、手を差し伸べてくれた様に。
彼等が造る魔剣は、決して危険物ではないと伝える為に。
「アージさん達は俺に魔剣修復の事を伝えてくれた。だから俺はその結果と、その末に得られた事実を伝えたかったんです。二人なら正しくその情報を扱ってくれるだろうって信じているから。アルライの人達が造る事の恐ろしさを知って、それでも敢えて俺達に力を与えてくれた様に」
「アルライの者達が、造ったのか……」
「はい。俺が知らずに工法を持っていて、それを受け入れてくれました。俺なら、俺達なら正しく使えると信じて」
これは決して勇が愚かでは無いから。
堅物なアージとマヴォが信じるくらいに純粋だから。
ならそんな勇を信じてくれた二人もまた知るべきなのだと。
「俺達はアージさんに怒られる様な事はしないつもりです。だからそう信じてもらえませんか? そしてその力と知識を貸してください! こいつらもそんな想いで俺に力を貸してくれるって誓ってくれたから!!」
「「「お願いします!!」」」
「ぬう……だが、しかし……」
もちろんアージがそう簡単に折れない事も承知している。
それで勇も不安を拭えなくて。
実際のこの反応を前にして、「ダメかぁ」とさえ唸ってならない。
だが――
カコォンッ!!
すると途端、そんな軽い打音と共にアージの頭が横へと逸れる。
その頭に短い竹刀が打ち当たった事によって。
「兄者よぉ、頑な過ぎんぜ。ここまで誠意見せられちゃ武人が廃るだろぉ?」
「マヴォ……!?」
そう、マヴォが息を吹き返していたのだ。
それもアージを窘める為にと言わんばかりのタイミングで。
目を覚ませという想いと共に竹刀を投げ付けたのだ。
「おう勇殿、兄者はダメらしいから、何なら俺が懇切丁寧に教えてやるぜ~。そんなフニャチン野郎よりはず~っと頼りになるはずだからなぁ」
「プッ、マヴォさんそれ言い過ぎ……!」
「キッ、キサマァ……!」
ただ、こうなれば怒るに怒れない。
マヴォの言う事には一理あるから。
頑ななのは、単にアージが折れるタイミングを見誤っただけで。
断る理由などもう既に無いから。
勇が真実を打ち明けた時点で。
これで互いに秘密を共有し合う仲となったからこそ。
信頼し合う、友として。
「え~っと、それじゃあマヴォさんにお願いしようかな~」
「待て勇殿、あの愚弟に教えられては軟派が写る。危険だ。俺が正しくより強力に基礎からみっちりと仕込んでやろう。三日もあれば立派な戦士となれる様にな」
「えー、アタシそれならあっちの人がいいなー」
「つべこべ言わずに俺に学べい……ッ!! いいなあッ!?」
「ギャワーーー!!!!!」
そしてそんな関係は言い訳さえも不要らしい。
どうやらマヴォの発破が功を奏した様だ。
もっとも、当人は冗談を言っていたかどうか怪しい所だけれど。
そんなこんなでひとまず、アージから教えを請う事に。
その内容はと言えばあの心輝が泣き出すくらいに厳しかった。
なお、マヴォがその間だけホッと一安心していたのは言うまでもない。
だが、お陰で準備を整う事は出来た。
故におよそその四日後、勇は福留に報告する事が出来たのだ。
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