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第十二節「折れた翼 友の想い 希望の片翼」
~戦神の志、これ程までに徹底~
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まさかのマヴォ敗北。
肘膝を突いたその姿を前に、勇達は衝撃を隠せなかった。
しかも今まさにその命が奪われようとしていれば尚の事。
「貴公はよく戦った。それだけで我は満足だ。なればその血を我等に捧げよ。その死を以って【ナイーヴァ】は更なる進化を遂げるであろう」
「ぐ……ッ!」
気概ではまだ負けていないのだが。
どうしても体がまともに動かない。
防いだとはいえ、必殺の一撃をもろに受けてしまったからだろう。
つまり絶体絶命である。
今のマヴォに、サヴィディアの槍を躱す事は――もう出来ない。
「惜しくはある。貴公を生かしておけば、いずれまた好敵手として立ち塞がるかもしれぬからな。しかしこれが我等が掟。怨むなよ……!」
「ハッ、わかってらぁ。どうやらここまでだって事くらいはな」
故に悟る。
自分の命はここまでなのだと。
それと同時に、如何にアージがマヴォの事を心配していたのかも。
きっとアージも気付いていたのだろう。
マヴォの腹の傷がまだ戦うには程遠い状態だという事に。
だから魔剣を壊す旅さえも中断し、ずっと付き添って。
毎度泣きが入る程に叩きのめし、状況を伺っていたのだ。
しかしそれを蔑ろにしてここまで来てしまった。
この判断は兄に対しても申し訳の付かない事だったのだと。
「だけどもうちょっと生きていたかったなァ……兄者に申し開きするくらいはよ」
「しからば祈れ。その想いが兄とやらに届く事を」
そんな無念が垣間見える中、サヴィディアの槍が高々と掲げられて。
槍先をマヴォの頭部へと向けるままに。
そして槍が遂に突き下ろされる。
一切の躊躇いさえ見せぬままに。
だがその時、一筋の閃光が走った。
まるで槍とマヴォの間を縫う様にして。
ガッキャァァァーーーーーーンッッ!!!
するとたちまちけたたましい音が場に響いて。
間も無く槍先が大地を貫く事に。
マヴォを貫く事も無く。
なんと一本の刃が槍の軌道を逸らしていたのだ。
それも一切の迷いも無い、ブレる事も無い強固さを見せつけて。
「例え何を言われようと、殺させる事だけはさせないッ!! アージさんの下に帰すまではッ!! 俺がやらせるものかあッ!!」
勇が防いでいたのである。
マヴォが殺される事を見かねて堪らず飛び出して。
これが決闘だろうと構わず、恥とも思わないままに。
余りの一瞬の事で、サヴィディアでさえ固まっていた。
先まで戦っていたはずの雑兵達もが。
心輝達に至っては、もはや何が起きたかさえわかっていない。
「ほう……それで今の気迫かッ!! 面白い、面白いぞ貴公ッ!!」
「面白いもんかよ! こんな戦いの何がッ!!」
ただ、サヴィディアは止められた事自体に憤慨してはいない。
決闘の決着を止められても尚、ニヤリと笑みを浮かべさせていて。
きっと勝敗そのものにも拘りは無いのだろう。
戦い自体に拘っていただけに過ぎなくて。
今もただ掟の為と言い張り、慣習に従っただけで。
しかし新しい戦士が自らこうして現れた。
ならあの戦神が喜ばない訳が無かったのだ。
間も無く勇が振り切り、槍を弾く。
するとまるでその意思に従う様に、サヴィディアが身を槍と共に大きく後退させる。
ただし、再び戦意を滾らせながら。
「ゆ、勇殿……!?」
「マヴォさんは下がっていてください。この戦いは、俺が何としてでも止めて見せるからッ!!」
その一方で勇もマヴォを立たせて下がらせる。
まだ歩けるくらいの気力はあるのだと知って。
けれどもう意識はサヴィディアに向けられたままだ。
一瞬でも油断出来ないくらいの相手だからこそ。
「なら勇殿、俺の魔剣を使って――」
「いや必要無い! 今使い慣れない武器に換えて勝てる様な相手じゃない……!」
そう、油断など出来はしないのだ。
あのマヴォを負かせたとあれば。
それなら以前から使っていた【エブレ】の方がまだ戦い易い。
例え初級用の魔剣でも、今が一番全力を出せるのだと。
「止める、か。……貴公、我を殺さず叩き伏せるとでも?」
「出来る事ならな。だけどそれが出来なければ、アンタを倒すしかないッ!!」
「フッ、面白い答えだ」
そんな中、心輝がマヴォに背を貸しながら後方へと下がっていて。
それに気を取られ、勇の視線が泳ぐ。
やはり気掛かりなのだろう。
ちゃな・マヴォが戦闘不能になり、瀬玲は命力切れ。
おまけに心輝も先の殴り合いで相当に疲弊している。
まともに戦えるのはもう勇とあずーくらいしか居ないのだ。
そんな中で雑兵達に襲われてしまえばもうどうしようもないから。
でもそんな意思もサヴィディアにはお見通しだったのだろう。
何を思ったのか槍を上げていて。
「仲間がそれほど心配か?」
「当たり前だッ!! 皆、俺の大切な仲間なんだッ!!」
「そうか……ならばよかろう」
「ッ!?」
その途端、槍の柄先が大地を二度突く。
衝撃音を高々と周囲へともたらす程に強く。
すると突如として場に異変が起き始める事に。
戦場が、動く。
雑兵達が一斉にして身を退かせた事によって。
それも揃って槍を立てながら。
「な、なんだッ!? 何が起きて――」
「兵を下がらせたのだ」
「なッ!?」
いずれも先程までの戦意がまるで消えている。
心輝達を前にしていた者達もが全て。
それどころか島全体から雄叫びが消えていて。
途端、風の音もが聴こえてくるという。
それ程までに静まり返った事によって。
「その大切な仲間が心配であればまともに戦えもせんであろう? ならばその疎いを消し去るまで。そしてその恩義に報いる為に、貴公は我と全力で戦わねばならぬ」
「恩義だとッ!?」
「そうだ。こうしなければ兵達はたちまち貴公の仲間を串刺しにするだろう。そうなりたくはあるまい? その為の配慮をしようと言うのだ」
これが彼等なりの礼儀なのだろう。
勇を全力で戦わせる為の。
あくまで一対一、その上で全力を奮って戦う。
現代に残る騎士道などにも見られる価値観だ。
それ程に徹している。
戦いを渇望するが余りに。
その為になら兵士が犠牲になった事など一切気にはせず。
例えそれが差し出がましい行為なのだとしても。
「ふざけるなッ!! そうして簡単に引き下がれるなら、何でこんな戦いを起こしたんだッ!! 話し合いだって出来ただろッ!!」
「ふざけてなどおらぬッッッ!!!!!」
「――ッ!?」
でもそれは結局【ナイーヴァ族】側の理屈に過ぎない。
この戦いが起きている時点で、根本的に。
しかもたった一挙動だけで止められる統制力を持ちながらという。
だから勇には理解出来ないのだ。
それだけ理知的に動けるのに、なぜこんな戦いを繰り広げる事になったのかが。
始まりの理由もわからないし、ここまで決闘に拘る理由もわからないけれど。
それでも話し合えばまだ違った道筋を辿れるではないかと思えてならなくて。
だがそれもまた勇側の理屈に過ぎない。
常識そのものが彼等と隔たりがあるから。
そして【ナイーヴァ族】達にも譲れない事があるからこそ。
戦わずに済む、などという選択肢が生まれない程に。
「あろう事か、彼奴等は我等との古の契約を破ったのだ!! なれば報復されるも当然の事ッ!! 彼奴等を皆殺しにせねば気が済まぬッ!!」
「契約だって……!?」
「しかして貴公に彼奴等との蟠りは無関係ッ!! ただただ我は望む、貴公との死闘を。そして我に打ち勝てたならば彼奴等も好きにするがいい」
確かに、この地に攻め入った理由はあるのだろう。
【ナイーヴァ族】が大挙する程に怒る様な理由が。
しかしそれはもはやサヴィディアにはどうでも良かったのだ。
マヴォと、勇という存在が現れた今となっては。
ただただ戦いたいが為に。
力を奮わんが為に。
その為になら例え自身や相手が疲弊していようが構いはしない。
「話し合いは望めないのかッ!?」
「当然であるッ!!」
「殺し合う事を止めるのもかッ!?」
「言うまでも無いッ!!」
その意志はもはや鋼の如し。
勇の言葉に何一つ耳を傾ける様子は無い。
ならばもう答えは決まっている。
「わかった……なら、受けて立ってやるッ!!」
「是非も無しッ!!」
王を倒せるならば、少なくとも今の状況を打破する事は出来るだろう。
兵士達もすぐに消え、この意味のわからない戦いも終わるから。
後は【アゾーネ】の人間にこうなった訳を訊けばいい。
もちろんタダで済ませられるとは思っていない。
勝てるかどうかも怪しい相手なのだ。
しかしこうなった以上はもう勝つしかない。
それ以外に生き残る道は無いのだから。
こうして勇とサヴィディアが対峙する。
互いに生き残る為に、意志を貫く為に。
もうそこに、加減を挟む余地などありはしない。
肘膝を突いたその姿を前に、勇達は衝撃を隠せなかった。
しかも今まさにその命が奪われようとしていれば尚の事。
「貴公はよく戦った。それだけで我は満足だ。なればその血を我等に捧げよ。その死を以って【ナイーヴァ】は更なる進化を遂げるであろう」
「ぐ……ッ!」
気概ではまだ負けていないのだが。
どうしても体がまともに動かない。
防いだとはいえ、必殺の一撃をもろに受けてしまったからだろう。
つまり絶体絶命である。
今のマヴォに、サヴィディアの槍を躱す事は――もう出来ない。
「惜しくはある。貴公を生かしておけば、いずれまた好敵手として立ち塞がるかもしれぬからな。しかしこれが我等が掟。怨むなよ……!」
「ハッ、わかってらぁ。どうやらここまでだって事くらいはな」
故に悟る。
自分の命はここまでなのだと。
それと同時に、如何にアージがマヴォの事を心配していたのかも。
きっとアージも気付いていたのだろう。
マヴォの腹の傷がまだ戦うには程遠い状態だという事に。
だから魔剣を壊す旅さえも中断し、ずっと付き添って。
毎度泣きが入る程に叩きのめし、状況を伺っていたのだ。
しかしそれを蔑ろにしてここまで来てしまった。
この判断は兄に対しても申し訳の付かない事だったのだと。
「だけどもうちょっと生きていたかったなァ……兄者に申し開きするくらいはよ」
「しからば祈れ。その想いが兄とやらに届く事を」
そんな無念が垣間見える中、サヴィディアの槍が高々と掲げられて。
槍先をマヴォの頭部へと向けるままに。
そして槍が遂に突き下ろされる。
一切の躊躇いさえ見せぬままに。
だがその時、一筋の閃光が走った。
まるで槍とマヴォの間を縫う様にして。
ガッキャァァァーーーーーーンッッ!!!
するとたちまちけたたましい音が場に響いて。
間も無く槍先が大地を貫く事に。
マヴォを貫く事も無く。
なんと一本の刃が槍の軌道を逸らしていたのだ。
それも一切の迷いも無い、ブレる事も無い強固さを見せつけて。
「例え何を言われようと、殺させる事だけはさせないッ!! アージさんの下に帰すまではッ!! 俺がやらせるものかあッ!!」
勇が防いでいたのである。
マヴォが殺される事を見かねて堪らず飛び出して。
これが決闘だろうと構わず、恥とも思わないままに。
余りの一瞬の事で、サヴィディアでさえ固まっていた。
先まで戦っていたはずの雑兵達もが。
心輝達に至っては、もはや何が起きたかさえわかっていない。
「ほう……それで今の気迫かッ!! 面白い、面白いぞ貴公ッ!!」
「面白いもんかよ! こんな戦いの何がッ!!」
ただ、サヴィディアは止められた事自体に憤慨してはいない。
決闘の決着を止められても尚、ニヤリと笑みを浮かべさせていて。
きっと勝敗そのものにも拘りは無いのだろう。
戦い自体に拘っていただけに過ぎなくて。
今もただ掟の為と言い張り、慣習に従っただけで。
しかし新しい戦士が自らこうして現れた。
ならあの戦神が喜ばない訳が無かったのだ。
間も無く勇が振り切り、槍を弾く。
するとまるでその意思に従う様に、サヴィディアが身を槍と共に大きく後退させる。
ただし、再び戦意を滾らせながら。
「ゆ、勇殿……!?」
「マヴォさんは下がっていてください。この戦いは、俺が何としてでも止めて見せるからッ!!」
その一方で勇もマヴォを立たせて下がらせる。
まだ歩けるくらいの気力はあるのだと知って。
けれどもう意識はサヴィディアに向けられたままだ。
一瞬でも油断出来ないくらいの相手だからこそ。
「なら勇殿、俺の魔剣を使って――」
「いや必要無い! 今使い慣れない武器に換えて勝てる様な相手じゃない……!」
そう、油断など出来はしないのだ。
あのマヴォを負かせたとあれば。
それなら以前から使っていた【エブレ】の方がまだ戦い易い。
例え初級用の魔剣でも、今が一番全力を出せるのだと。
「止める、か。……貴公、我を殺さず叩き伏せるとでも?」
「出来る事ならな。だけどそれが出来なければ、アンタを倒すしかないッ!!」
「フッ、面白い答えだ」
そんな中、心輝がマヴォに背を貸しながら後方へと下がっていて。
それに気を取られ、勇の視線が泳ぐ。
やはり気掛かりなのだろう。
ちゃな・マヴォが戦闘不能になり、瀬玲は命力切れ。
おまけに心輝も先の殴り合いで相当に疲弊している。
まともに戦えるのはもう勇とあずーくらいしか居ないのだ。
そんな中で雑兵達に襲われてしまえばもうどうしようもないから。
でもそんな意思もサヴィディアにはお見通しだったのだろう。
何を思ったのか槍を上げていて。
「仲間がそれほど心配か?」
「当たり前だッ!! 皆、俺の大切な仲間なんだッ!!」
「そうか……ならばよかろう」
「ッ!?」
その途端、槍の柄先が大地を二度突く。
衝撃音を高々と周囲へともたらす程に強く。
すると突如として場に異変が起き始める事に。
戦場が、動く。
雑兵達が一斉にして身を退かせた事によって。
それも揃って槍を立てながら。
「な、なんだッ!? 何が起きて――」
「兵を下がらせたのだ」
「なッ!?」
いずれも先程までの戦意がまるで消えている。
心輝達を前にしていた者達もが全て。
それどころか島全体から雄叫びが消えていて。
途端、風の音もが聴こえてくるという。
それ程までに静まり返った事によって。
「その大切な仲間が心配であればまともに戦えもせんであろう? ならばその疎いを消し去るまで。そしてその恩義に報いる為に、貴公は我と全力で戦わねばならぬ」
「恩義だとッ!?」
「そうだ。こうしなければ兵達はたちまち貴公の仲間を串刺しにするだろう。そうなりたくはあるまい? その為の配慮をしようと言うのだ」
これが彼等なりの礼儀なのだろう。
勇を全力で戦わせる為の。
あくまで一対一、その上で全力を奮って戦う。
現代に残る騎士道などにも見られる価値観だ。
それ程に徹している。
戦いを渇望するが余りに。
その為になら兵士が犠牲になった事など一切気にはせず。
例えそれが差し出がましい行為なのだとしても。
「ふざけるなッ!! そうして簡単に引き下がれるなら、何でこんな戦いを起こしたんだッ!! 話し合いだって出来ただろッ!!」
「ふざけてなどおらぬッッッ!!!!!」
「――ッ!?」
でもそれは結局【ナイーヴァ族】側の理屈に過ぎない。
この戦いが起きている時点で、根本的に。
しかもたった一挙動だけで止められる統制力を持ちながらという。
だから勇には理解出来ないのだ。
それだけ理知的に動けるのに、なぜこんな戦いを繰り広げる事になったのかが。
始まりの理由もわからないし、ここまで決闘に拘る理由もわからないけれど。
それでも話し合えばまだ違った道筋を辿れるではないかと思えてならなくて。
だがそれもまた勇側の理屈に過ぎない。
常識そのものが彼等と隔たりがあるから。
そして【ナイーヴァ族】達にも譲れない事があるからこそ。
戦わずに済む、などという選択肢が生まれない程に。
「あろう事か、彼奴等は我等との古の契約を破ったのだ!! なれば報復されるも当然の事ッ!! 彼奴等を皆殺しにせねば気が済まぬッ!!」
「契約だって……!?」
「しかして貴公に彼奴等との蟠りは無関係ッ!! ただただ我は望む、貴公との死闘を。そして我に打ち勝てたならば彼奴等も好きにするがいい」
確かに、この地に攻め入った理由はあるのだろう。
【ナイーヴァ族】が大挙する程に怒る様な理由が。
しかしそれはもはやサヴィディアにはどうでも良かったのだ。
マヴォと、勇という存在が現れた今となっては。
ただただ戦いたいが為に。
力を奮わんが為に。
その為になら例え自身や相手が疲弊していようが構いはしない。
「話し合いは望めないのかッ!?」
「当然であるッ!!」
「殺し合う事を止めるのもかッ!?」
「言うまでも無いッ!!」
その意志はもはや鋼の如し。
勇の言葉に何一つ耳を傾ける様子は無い。
ならばもう答えは決まっている。
「わかった……なら、受けて立ってやるッ!!」
「是非も無しッ!!」
王を倒せるならば、少なくとも今の状況を打破する事は出来るだろう。
兵士達もすぐに消え、この意味のわからない戦いも終わるから。
後は【アゾーネ】の人間にこうなった訳を訊けばいい。
もちろんタダで済ませられるとは思っていない。
勝てるかどうかも怪しい相手なのだ。
しかしこうなった以上はもう勝つしかない。
それ以外に生き残る道は無いのだから。
こうして勇とサヴィディアが対峙する。
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