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5.魔王城アカデミー
10話
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翌日、シオンはポワルのレッスンを受けるために、いつも通り魔王城前の広場で待ち合わせをしていた。
雨は夜のうちにすっかり止んで、足元に残る水たまりもまばらだ。
少し泥で濁ったその小さな水たまりに視線を落とし、ゆらゆらと映る自分の顔を眺めた。
風に吹かれて波打つ水面に映った顔は、時折くしゃりと歪みながら百面相をしている。
「シオンさん。おはようございます」
ぱたぱたと、柔らかく尾を振ってポワルが微笑んだ。
その柔和な雰囲気に包まれて、シオンの心のもやもやは僅かに軽くなる。
「ポワルさんのその柔らかさは、本当に才能だと思いますよ……羨ましい」
「えっ? ……そうでしょうか。ワーウルフらしくない、とはよく言われてきましたけれど」
一瞬自虐的な表情をみせるが、ポワルは再びふっと微笑んでいつもの練習場へとシオンを導いた。
「ワーウルフらしい……なんだろう、例えばガルオンさんみたいな雰囲気のことでしょうか」
「ああ、ガルオン。そうですね、彼はまさに古くからのワーウルフらしい気性をしていますね。彼は元気でしょうか」
昔を懐かしむような顔をして、ポワルはシオンのほうへと振り返る。
尋ねられて、シオンは最近のガルオンの様子を思い出した。
「忙しそうにしていますが、元気ですよ。ちょっとおっかなく見える時もありますが、若い子たちも懐いています」
「ええ、そうでしょうね」
ガルオンのことを語りながら、嬉しそうにするポワルの姿はまるで保護者のそれだった。
先日の巡回隊との一件を思い出してシオンは少し気をもんでいたが、その表情をみてほっと胸をなでおろす。
「ポワルさんは、ガルオンさんとは親しかったんでしょうか?」
「いえ、親しいというほどでは……ただ、彼が魔王城に来たばかりの頃に少しだけ。そのころはまだ魔塔は組織されていなくて、僕は医療班で下働きをしていました」
なるほど、ポワルの持つ柔らかな印象と医療班のイメージはぴったりだ。
とはいえ、医療班に所属するワーウルフは多くない。
やはり魔力の高いエルフや、薬草の扱いに長けたドライアドの姿が多く、獣人の中でも小柄な種族が活躍している、というのが実態だった。
「薬品を運んだり、患者の体を支えたり運んだり……力仕事では役に立てていたのかもしれませんが、高度な治療はできないので、少し引け目がありましたね」
本人の努力ではカバーしきれない部分が明確にある。
それは、ここしばらく魔王城で生活をするようになって、シオンも身をもって感じているところだった。
「あはは……私も、体を鍛えようかなって言ったらカイレンに『頑張っても子供のコボルトくらい』って言われちゃいました」
その評価がいかに正しかったか。
その言葉が無かったら、シオンは今でも日夜腹筋と背筋に勤しんでいたかもしれない。
「ああ……残念ながらそうですね、伸ばすべきところを見定めるのは大切です」
相手を傷つけないように、柔らかく諭すように語るポワルは、まさに教師のようだ。
傷ついたことがあるからこそ、柔らかく触れる術を心得ているのかもしれない。
シオンは、心の痛みに表情を曇らせた先日のポワルの姿を思い出し、きゅうと胸が締め付けられるのを感じた。
「ガルオンは怪我が多い子でしたし、群れから離れて一人っきりで魔王城にたどり着きましたからね。警戒も強くて最初は周りも苦労しました」
「よく医療班にお世話になっていたんですね?」
「そうですね、無茶し過ぎ、と諭してもなかなか……でも、彼から声をかけてくれるようになったときは嬉しかったなあ」
そんな話をしているうちに、ふたりは訓練場に到着していた。
昨日までの雨模様が嘘のように、青空が広がっている。
日の光が肌に当たると、ぽかぽかとして心地がいい。
「さあ、基本的な魔法の使い方はマスターできましたから、ここからはシオンさんのギフトの使い方について学びましょう」
「はい、お願いします!」
シオンはいつものノートを取り出して、メモを取る姿勢で待機する。
そんな姿にポワルはにこりと微笑んだ。
◇
シオンは目を閉じて体の中を流れる魔力を感じていた。
ポワルが教えてくれたシオンのギフトの根本は、体内にある魔力を癒しの波動に変えて放出すること、だった。
構造としては非常に単純で、体の中に蓄えられる魔力が多い、もしくは濃いほど、その効果が強く発揮される。
「あなたのギフトの珍しいところは、直接触れた相手だけでなく、効果の範囲が広い、というところですね」
「へえ……それは珍しいことなんですね?」
実感がわかず、シオンは手を握ったり開いたりを繰り返す。
ポワルは肯定するように頷くと、手持ちの紙にペンをさらさらと走らせた。
「医療班の技術で言うと、例えば指先二本分くらいの範囲に魔力を集中させ、患部に対してダイレクトに働きかけることで治癒を促進します」
ポワルは、切り傷をイメージした絵を描く。
「このように……患部に薬を塗るようなイメージですね」
ポワルの説明に、なるほど、とシオンは頷いた。
「奇跡みたいな得体の知れない力というよりは、傷口なんかが自然治癒するのを劇的に早める……っていう力なんですね」
「通常の回復魔法は、そうです。なので、外傷には強いですが、病気や毒には効果が限定的で、そのあたりは薬草学がカバーしています」
そうか、と改めてシオンは納得した。
だからこそ、サンドワームの騒動の時に『毒』の特定のためにあれだけの労力を費やしたのだ。
回復魔法は、決して万能ではない。
「そして、あなたのギフトは、どちらかというと『奇跡みたいな得体の知れない力』です」
「へ?」
シオンの口から、間の抜けた声が漏れる。
その顔を見て、ポワルは遠慮がちに笑った。
「僕も、ノイル様から聞いて驚きました。ギフトのことを公にしなかった理由も、よくわかりましたよ」
「回復魔法とは違う、っていうことですか?」
シオンが恐る恐る尋ねると、ポワルはうーん、と唸って少し考えこむ。
「これは僕が想像する限り……ですが、回復魔法は体の組織の表面的なところで治癒を促進するものであり、効果は患者側の体力や魔力に依存するところがあります」
シオンはノートにペンを走らせる。
てっきり、取るに足らないギフトだから説明が後回しにされたのだと思っていた。
しかし、この感じだと様子が違う。
じわり、とペンを握る手に汗がにじんだ。
「シオンさんのギフトは、もっと深いところから、強制的に立ち直らせるというか……喝を入れるというか……」
うんうん唸って言葉を選びながら、ポワルが続ける。
「ああ、そうです、シオンさんの魔力が、例えば傷ついた体の一部、それこそ血や肉に置き換わるかのように作用する……が近いかも知れません」
ポン、と手を打って、ポワルが微笑んだ。
そのあと、少し真剣な顔でシオンを見つめる。
「正直前代未聞です。むやみに明かさない方がいいでしょう。それから、治療範囲が大きいほど、あなたの魔力を大きく消費します……これは危険なことです。」
トーンを落としたポワルの声に、シオンは背筋をぞくりとさせた。
魔法のことをよく知らないシオンにも、容易に想像が出来る。
この力を奪ってでも利用したいと思う輩は、この世界の中にきっとごまんといるだろう。
昨日、エリオルに掴まれた手首がじわりと熱を持った気がした。
あんなにも一瞬で抵抗できなくなってしまったことに、恐怖と自分への苛立ちが募る。
……どうして、戦いでちっとも役に立たない私なんかに、こんなギフトがあるのだろう。
もどかしさと恐怖で、体が震えそうになった。
「……だから、ここからはシオンさんの身を守るためにも、まずは魔力の容量を増やすこと、それから、身を守る方法を得る事が優先事項かなと思っています」
真剣だけれど、優しい口調でポワルがそう提案する。
指針を示してくれるのは非常にありがたい。
情報過多で、シオンの頭はパンク寸前な状態だったのだ。
「身を守る方法……」
シオンは、習ったばかりの火の玉を手のひらの上に発生させる。
正直これでは身を守れる気がしない。
「心配しないでください。こういうときのために、魔道具があります。僕からノイル様に提案して、ドラン様の工房へ連絡済みです」
「ポワルさんっ……!!」
なんという安心感。
先回りして導いてくれるポワルに、シオンは思わず両手を合わせた。
それと共に、シオンの中にひとつ確信が生まれる。
(ポワルさんは、絶対にアカデミーの運営に参加してもらわないと……!)
シオンはよしっと気合を入れなおし、ポワルの言葉をノートに書き留めていった。
雨は夜のうちにすっかり止んで、足元に残る水たまりもまばらだ。
少し泥で濁ったその小さな水たまりに視線を落とし、ゆらゆらと映る自分の顔を眺めた。
風に吹かれて波打つ水面に映った顔は、時折くしゃりと歪みながら百面相をしている。
「シオンさん。おはようございます」
ぱたぱたと、柔らかく尾を振ってポワルが微笑んだ。
その柔和な雰囲気に包まれて、シオンの心のもやもやは僅かに軽くなる。
「ポワルさんのその柔らかさは、本当に才能だと思いますよ……羨ましい」
「えっ? ……そうでしょうか。ワーウルフらしくない、とはよく言われてきましたけれど」
一瞬自虐的な表情をみせるが、ポワルは再びふっと微笑んでいつもの練習場へとシオンを導いた。
「ワーウルフらしい……なんだろう、例えばガルオンさんみたいな雰囲気のことでしょうか」
「ああ、ガルオン。そうですね、彼はまさに古くからのワーウルフらしい気性をしていますね。彼は元気でしょうか」
昔を懐かしむような顔をして、ポワルはシオンのほうへと振り返る。
尋ねられて、シオンは最近のガルオンの様子を思い出した。
「忙しそうにしていますが、元気ですよ。ちょっとおっかなく見える時もありますが、若い子たちも懐いています」
「ええ、そうでしょうね」
ガルオンのことを語りながら、嬉しそうにするポワルの姿はまるで保護者のそれだった。
先日の巡回隊との一件を思い出してシオンは少し気をもんでいたが、その表情をみてほっと胸をなでおろす。
「ポワルさんは、ガルオンさんとは親しかったんでしょうか?」
「いえ、親しいというほどでは……ただ、彼が魔王城に来たばかりの頃に少しだけ。そのころはまだ魔塔は組織されていなくて、僕は医療班で下働きをしていました」
なるほど、ポワルの持つ柔らかな印象と医療班のイメージはぴったりだ。
とはいえ、医療班に所属するワーウルフは多くない。
やはり魔力の高いエルフや、薬草の扱いに長けたドライアドの姿が多く、獣人の中でも小柄な種族が活躍している、というのが実態だった。
「薬品を運んだり、患者の体を支えたり運んだり……力仕事では役に立てていたのかもしれませんが、高度な治療はできないので、少し引け目がありましたね」
本人の努力ではカバーしきれない部分が明確にある。
それは、ここしばらく魔王城で生活をするようになって、シオンも身をもって感じているところだった。
「あはは……私も、体を鍛えようかなって言ったらカイレンに『頑張っても子供のコボルトくらい』って言われちゃいました」
その評価がいかに正しかったか。
その言葉が無かったら、シオンは今でも日夜腹筋と背筋に勤しんでいたかもしれない。
「ああ……残念ながらそうですね、伸ばすべきところを見定めるのは大切です」
相手を傷つけないように、柔らかく諭すように語るポワルは、まさに教師のようだ。
傷ついたことがあるからこそ、柔らかく触れる術を心得ているのかもしれない。
シオンは、心の痛みに表情を曇らせた先日のポワルの姿を思い出し、きゅうと胸が締め付けられるのを感じた。
「ガルオンは怪我が多い子でしたし、群れから離れて一人っきりで魔王城にたどり着きましたからね。警戒も強くて最初は周りも苦労しました」
「よく医療班にお世話になっていたんですね?」
「そうですね、無茶し過ぎ、と諭してもなかなか……でも、彼から声をかけてくれるようになったときは嬉しかったなあ」
そんな話をしているうちに、ふたりは訓練場に到着していた。
昨日までの雨模様が嘘のように、青空が広がっている。
日の光が肌に当たると、ぽかぽかとして心地がいい。
「さあ、基本的な魔法の使い方はマスターできましたから、ここからはシオンさんのギフトの使い方について学びましょう」
「はい、お願いします!」
シオンはいつものノートを取り出して、メモを取る姿勢で待機する。
そんな姿にポワルはにこりと微笑んだ。
◇
シオンは目を閉じて体の中を流れる魔力を感じていた。
ポワルが教えてくれたシオンのギフトの根本は、体内にある魔力を癒しの波動に変えて放出すること、だった。
構造としては非常に単純で、体の中に蓄えられる魔力が多い、もしくは濃いほど、その効果が強く発揮される。
「あなたのギフトの珍しいところは、直接触れた相手だけでなく、効果の範囲が広い、というところですね」
「へえ……それは珍しいことなんですね?」
実感がわかず、シオンは手を握ったり開いたりを繰り返す。
ポワルは肯定するように頷くと、手持ちの紙にペンをさらさらと走らせた。
「医療班の技術で言うと、例えば指先二本分くらいの範囲に魔力を集中させ、患部に対してダイレクトに働きかけることで治癒を促進します」
ポワルは、切り傷をイメージした絵を描く。
「このように……患部に薬を塗るようなイメージですね」
ポワルの説明に、なるほど、とシオンは頷いた。
「奇跡みたいな得体の知れない力というよりは、傷口なんかが自然治癒するのを劇的に早める……っていう力なんですね」
「通常の回復魔法は、そうです。なので、外傷には強いですが、病気や毒には効果が限定的で、そのあたりは薬草学がカバーしています」
そうか、と改めてシオンは納得した。
だからこそ、サンドワームの騒動の時に『毒』の特定のためにあれだけの労力を費やしたのだ。
回復魔法は、決して万能ではない。
「そして、あなたのギフトは、どちらかというと『奇跡みたいな得体の知れない力』です」
「へ?」
シオンの口から、間の抜けた声が漏れる。
その顔を見て、ポワルは遠慮がちに笑った。
「僕も、ノイル様から聞いて驚きました。ギフトのことを公にしなかった理由も、よくわかりましたよ」
「回復魔法とは違う、っていうことですか?」
シオンが恐る恐る尋ねると、ポワルはうーん、と唸って少し考えこむ。
「これは僕が想像する限り……ですが、回復魔法は体の組織の表面的なところで治癒を促進するものであり、効果は患者側の体力や魔力に依存するところがあります」
シオンはノートにペンを走らせる。
てっきり、取るに足らないギフトだから説明が後回しにされたのだと思っていた。
しかし、この感じだと様子が違う。
じわり、とペンを握る手に汗がにじんだ。
「シオンさんのギフトは、もっと深いところから、強制的に立ち直らせるというか……喝を入れるというか……」
うんうん唸って言葉を選びながら、ポワルが続ける。
「ああ、そうです、シオンさんの魔力が、例えば傷ついた体の一部、それこそ血や肉に置き換わるかのように作用する……が近いかも知れません」
ポン、と手を打って、ポワルが微笑んだ。
そのあと、少し真剣な顔でシオンを見つめる。
「正直前代未聞です。むやみに明かさない方がいいでしょう。それから、治療範囲が大きいほど、あなたの魔力を大きく消費します……これは危険なことです。」
トーンを落としたポワルの声に、シオンは背筋をぞくりとさせた。
魔法のことをよく知らないシオンにも、容易に想像が出来る。
この力を奪ってでも利用したいと思う輩は、この世界の中にきっとごまんといるだろう。
昨日、エリオルに掴まれた手首がじわりと熱を持った気がした。
あんなにも一瞬で抵抗できなくなってしまったことに、恐怖と自分への苛立ちが募る。
……どうして、戦いでちっとも役に立たない私なんかに、こんなギフトがあるのだろう。
もどかしさと恐怖で、体が震えそうになった。
「……だから、ここからはシオンさんの身を守るためにも、まずは魔力の容量を増やすこと、それから、身を守る方法を得る事が優先事項かなと思っています」
真剣だけれど、優しい口調でポワルがそう提案する。
指針を示してくれるのは非常にありがたい。
情報過多で、シオンの頭はパンク寸前な状態だったのだ。
「身を守る方法……」
シオンは、習ったばかりの火の玉を手のひらの上に発生させる。
正直これでは身を守れる気がしない。
「心配しないでください。こういうときのために、魔道具があります。僕からノイル様に提案して、ドラン様の工房へ連絡済みです」
「ポワルさんっ……!!」
なんという安心感。
先回りして導いてくれるポワルに、シオンは思わず両手を合わせた。
それと共に、シオンの中にひとつ確信が生まれる。
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