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これだから獣人は面倒なのです。2
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ハァー、どうやら、私尾行されてるみたいですねぇ...。
私、ちゃんと獣人と人との混血だと話した筈なのですけど?
他に何が知りたいのでしょうか?
それにしても、この尾行してきている方、気配は消せているみたいなのですけど、足音は全く消せていないし、匂いも結構しますね...この人、忍ぶつもりがあるのでしょうか?
まぁ、その後ろに本職がいるみたいですけど...その、ど素人っぽい人を心配しているのでしょうか?
私が角を曲がる際に見付からないかと心配なのか、ちょこちょこ揺れた気配が現れてるんですけど?
「あ、どこ行った?!」
ここにいますけど...?
面倒なので、角を曲がると同時に気配を消してみました。
どうでしょう?隠密行動、貴女よりも上手でしょう?
さ、さっさと帰ってくれませんかね?
曲がったら人1人入れそうな隙間があったので入ってみただけなんですけどね?
結構貴女に近いので、少し心配なんですよねぇ...ほら、息をしないと死んでしまうから、息の音は無くせないでしょう?
「師匠!角を曲がったら消えました。」
「アホか!それは、消えたんじゃなくて気配を消しているんだよ!
うーん、もう追えないな...さ、帰るぞ!」
私を探してぐるぐると何度も回ってゴミ箱まで念入りに確認すると、付いてきていた本職さんに手を降ってます。
?...あ、本職さんに叩かれたみたいですね。
勢いよく下に向いたので、あれは首が痛いだろうなぁ...。
本職さんも辺りの気配を探っているみたいで、あ、気付かれたかも?しれません。
「え?!良いの??」
「ん?あぁ、あの人はな?
獣人と人との混血だから、お前の存在には最初から気付いてたんだよ。
消音も消臭もまだ不完全だからな...普通に気付かれるだろ!」
「え?!僕、混血の人を尾行させられてたの?!
それは無理でしょ??!僕はまだ見習いだよ?!」
「あぁ、この依頼はな?ろくに金も支払われていないんだよ。
我が儘お嬢様からの依頼だから、
『支払われた金額に応じたギルド員が尾行したけど無理でした。』
で、報告終了なんだよ。
ま、完遂は出来なかったがな?
ほら、うちは前払いだから良いんだよ!」
「そうなんだ。
僕くらいしか雇えないって、そのお嬢様はかなりケチったんだね。」
「そ、まだ見習いのお前くらいしか雇えない金額で、ギルドのトップにやらせろとか言ってたらしいぞ??」
「僕が貰った報酬銅貨5枚だよ?
そんな金額でトップの人達がやるわけないよ...。」
「だから、我が儘お嬢様なんだよなぁ。ま、依頼は終えたんだから、ギルドに帰るぞー。」
「はーい!」
うん、内情を教えても大丈夫なのでしょうかね?
ま、依頼主を我が儘お嬢様と言っているくらいですし、構わないのでしょう。
その情報、有りがたく受け取りますね。
それにしても、見習いさんは素直な方ですね。
本職さんの指示に従って、元気よく返事をしてから直ぐに来た道を戻っていきます。
闇ギルドの方に言う言葉ではないかもしれませんが、イイコですね。
「...気を付けろよ?
あのお嬢様は馬鹿だが、お嬢様の家はかなり面倒だからな。」
「師匠ーー?」
「一応、もう一度気配探っといたんだよ!
やはり、もういないみたいだな。帰るぞ!」
あらら、闇ギルドの人に心配されてるみたいですね。
ま、大丈夫ですよ?私も馬鹿ではありませんから。
ちゃんと対策を練ってあります!
なので、どうぞ安心してください。
まぁ...喋れないので伝えられませんけど。
*
私、ちゃんと獣人と人との混血だと話した筈なのですけど?
他に何が知りたいのでしょうか?
それにしても、この尾行してきている方、気配は消せているみたいなのですけど、足音は全く消せていないし、匂いも結構しますね...この人、忍ぶつもりがあるのでしょうか?
まぁ、その後ろに本職がいるみたいですけど...その、ど素人っぽい人を心配しているのでしょうか?
私が角を曲がる際に見付からないかと心配なのか、ちょこちょこ揺れた気配が現れてるんですけど?
「あ、どこ行った?!」
ここにいますけど...?
面倒なので、角を曲がると同時に気配を消してみました。
どうでしょう?隠密行動、貴女よりも上手でしょう?
さ、さっさと帰ってくれませんかね?
曲がったら人1人入れそうな隙間があったので入ってみただけなんですけどね?
結構貴女に近いので、少し心配なんですよねぇ...ほら、息をしないと死んでしまうから、息の音は無くせないでしょう?
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「アホか!それは、消えたんじゃなくて気配を消しているんだよ!
うーん、もう追えないな...さ、帰るぞ!」
私を探してぐるぐると何度も回ってゴミ箱まで念入りに確認すると、付いてきていた本職さんに手を降ってます。
?...あ、本職さんに叩かれたみたいですね。
勢いよく下に向いたので、あれは首が痛いだろうなぁ...。
本職さんも辺りの気配を探っているみたいで、あ、気付かれたかも?しれません。
「え?!良いの??」
「ん?あぁ、あの人はな?
獣人と人との混血だから、お前の存在には最初から気付いてたんだよ。
消音も消臭もまだ不完全だからな...普通に気付かれるだろ!」
「え?!僕、混血の人を尾行させられてたの?!
それは無理でしょ??!僕はまだ見習いだよ?!」
「あぁ、この依頼はな?ろくに金も支払われていないんだよ。
我が儘お嬢様からの依頼だから、
『支払われた金額に応じたギルド員が尾行したけど無理でした。』
で、報告終了なんだよ。
ま、完遂は出来なかったがな?
ほら、うちは前払いだから良いんだよ!」
「そうなんだ。
僕くらいしか雇えないって、そのお嬢様はかなりケチったんだね。」
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「僕が貰った報酬銅貨5枚だよ?
そんな金額でトップの人達がやるわけないよ...。」
「だから、我が儘お嬢様なんだよなぁ。ま、依頼は終えたんだから、ギルドに帰るぞー。」
「はーい!」
うん、内情を教えても大丈夫なのでしょうかね?
ま、依頼主を我が儘お嬢様と言っているくらいですし、構わないのでしょう。
その情報、有りがたく受け取りますね。
それにしても、見習いさんは素直な方ですね。
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「...気を付けろよ?
あのお嬢様は馬鹿だが、お嬢様の家はかなり面倒だからな。」
「師匠ーー?」
「一応、もう一度気配探っといたんだよ!
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あらら、闇ギルドの人に心配されてるみたいですね。
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