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拾ったら、最後まで責任を持ちましょう。5
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私の頭に引っ付いているホワークを見て興奮したのか、鼻息荒く尻尾をビタンビタンッと地面に打ち付けていて、目は爛々と輝いて頬を染めていてとても可愛いのです。
沢山の武装した人に驚いたビビリのホワークもシュトレリーに興味を持ってるみたいだけど、近付いても良いのかな?
反応を見る限り、アルフさんの言う通りシュトレリーの息子だったんだと思うんだけど、国王陛下がまだ馬車に乗ってるままだし...勝手に会わせても良いのかな?
[ネーネ、アノオッキイノガ、ボクノオトウシャン?]
なんて、クリクリの目を更にクリクリにしての可愛い問い掛けに、早くなにかしら答えてあげたいのです。
うーん、国王陛下を放置してたことに気付いて馬車の方に行っちゃったアルフさんも戻ってこないし、まだまだ国王陛下も出てこなさそうだし、もう行っちゃえ!
と、今にも鎖を千切りそうなシュトレリーの目の前に歩いて行ったら、大きな手に包まれてました。
優しく優しく包まれて、急に近付いた大きなギョロ目には驚いたけど愛おしそうにキュルキュルと鳴くシュトレリーが可愛かったのです。
ドスンと地響きを立てながら座り込み、ホワーク込みで私に鼻をスリスリとしてくるシュトレリー。
[オトウシャン?]
[我が愛しの息子よ...よくぞ無事で...。
我が息子を救い、契約を交わしたのはこちらの我らが愛し子なのであろう?
息子を救ってくれたこと、本当にありがとう...。
我が息子は、我らが愛し子の元におったのだな...あぁ、愛おしい。]
へぇー、我らが愛し子って私のことですか?!
あ、竜の言葉が分かるのは、愛し子の証し...そうでしたか、知りませんでした。
シュトレリーにホワーク込みで頬をベロンベロンと舐められて、大事そうに抱き込まれてます。
『あっちゃー、あれ、なかなか離してはくれないよー?
シュトレリー?ほーら、その子の保護者達が心配しているから、離してくれない?』
[断る!]
なんだか緩い喋り方をしている人に対してギュルギュルと大音量で喉を不快そうに鳴らすシュトレリーは、契約者の筈の国王陛下っぽい人に背中を向けて、私達から遠ざけようとしています。
お気に入りのヌイグルミを洗濯されてしまって拗ねてるときのホワークと似てて、可愛い。
あれ?そう言えば、ホワークのお母さんは?
[まったく、アナタ?何をしているの?]
[堪能している。]
[あら、私も堪能したいのだけど?]
[む、ウィンティーヌならば良いぞ。]
[ありがとう!]
淡い水色のほっそりとした竜が来ましたが、解決には至りませんでした。
ホワークのお母さんであるウィンティーヌは、ホワークに鼻をスリスリとしてから私にも鼻をスリスリとして、まぁ!可愛い!だなんて両手で頬を押さえながら頬を真っ赤に染めてます。
シュトレリーから私達を受け取って、優しく抱き込んでからペロペロと頬を舐めてきます。
『あらまぁ、ウィンティーヌまで...?
アルフ、ゴメンねー?
2頭共、どうやら契約者の子のことも気に入ったみたいー。
あの様子ならー、危害を加えたりはしないから、安心してー?』
なんて、緩い喋り方の人がアルフさん達に言ってるので、多分この緩い喋り方の人が国王陛下なんだと思われ、この国大丈夫かな?と、少し心配になりました。
*
沢山の武装した人に驚いたビビリのホワークもシュトレリーに興味を持ってるみたいだけど、近付いても良いのかな?
反応を見る限り、アルフさんの言う通りシュトレリーの息子だったんだと思うんだけど、国王陛下がまだ馬車に乗ってるままだし...勝手に会わせても良いのかな?
[ネーネ、アノオッキイノガ、ボクノオトウシャン?]
なんて、クリクリの目を更にクリクリにしての可愛い問い掛けに、早くなにかしら答えてあげたいのです。
うーん、国王陛下を放置してたことに気付いて馬車の方に行っちゃったアルフさんも戻ってこないし、まだまだ国王陛下も出てこなさそうだし、もう行っちゃえ!
と、今にも鎖を千切りそうなシュトレリーの目の前に歩いて行ったら、大きな手に包まれてました。
優しく優しく包まれて、急に近付いた大きなギョロ目には驚いたけど愛おしそうにキュルキュルと鳴くシュトレリーが可愛かったのです。
ドスンと地響きを立てながら座り込み、ホワーク込みで私に鼻をスリスリとしてくるシュトレリー。
[オトウシャン?]
[我が愛しの息子よ...よくぞ無事で...。
我が息子を救い、契約を交わしたのはこちらの我らが愛し子なのであろう?
息子を救ってくれたこと、本当にありがとう...。
我が息子は、我らが愛し子の元におったのだな...あぁ、愛おしい。]
へぇー、我らが愛し子って私のことですか?!
あ、竜の言葉が分かるのは、愛し子の証し...そうでしたか、知りませんでした。
シュトレリーにホワーク込みで頬をベロンベロンと舐められて、大事そうに抱き込まれてます。
『あっちゃー、あれ、なかなか離してはくれないよー?
シュトレリー?ほーら、その子の保護者達が心配しているから、離してくれない?』
[断る!]
なんだか緩い喋り方をしている人に対してギュルギュルと大音量で喉を不快そうに鳴らすシュトレリーは、契約者の筈の国王陛下っぽい人に背中を向けて、私達から遠ざけようとしています。
お気に入りのヌイグルミを洗濯されてしまって拗ねてるときのホワークと似てて、可愛い。
あれ?そう言えば、ホワークのお母さんは?
[まったく、アナタ?何をしているの?]
[堪能している。]
[あら、私も堪能したいのだけど?]
[む、ウィンティーヌならば良いぞ。]
[ありがとう!]
淡い水色のほっそりとした竜が来ましたが、解決には至りませんでした。
ホワークのお母さんであるウィンティーヌは、ホワークに鼻をスリスリとしてから私にも鼻をスリスリとして、まぁ!可愛い!だなんて両手で頬を押さえながら頬を真っ赤に染めてます。
シュトレリーから私達を受け取って、優しく抱き込んでからペロペロと頬を舐めてきます。
『あらまぁ、ウィンティーヌまで...?
アルフ、ゴメンねー?
2頭共、どうやら契約者の子のことも気に入ったみたいー。
あの様子ならー、危害を加えたりはしないから、安心してー?』
なんて、緩い喋り方の人がアルフさん達に言ってるので、多分この緩い喋り方の人が国王陛下なんだと思われ、この国大丈夫かな?と、少し心配になりました。
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