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第九章 《植物型》攻略編
第171話 乱入者
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「シアン……!?」
突如としてゲーム内のショッピングモールに現れたシアン。
彼は弾切れとなったショットガンを手中でくるくると回し、少々不満そうな顔をモーズに向けていた。
「ゲームのアバターやと精度が悪いなぁ」
「えっ!? お前なんでゲームの中にいるの!?」
フリーデンも壊れた陳列棚の隙間から顔を出してシアンの姿を確認し、想定外の乱入者として驚愕している。
「オフラインゲームでもアバトン内の卵型機器からならアクセスできるんやで~? なんや楽しそうやから、参加させてもろたわ」
混乱する2人に対して、シアンは端的にゲームに参加した理由を教えてくれた。
オフラインゲームだろうとアバトン内ならば卵型機器を通じて有線で繋がっているので、現在プレイしているホラーゲームのように人数制限や途中介入制限のないゲームならば勝手に入ってこれてしまうのだ。
ちなみにこの機能を利用して時たまシミュレーターで暴れているのがパラチオンである。
「最初は賑やかしでもしよかと思うたんやけど、【先生】が弟子を取るっちゅう話を聞いて興味持ってなぁ。ええ機会や。腕試し、させて貰うで」
ぽいっ
シアンが弾切れとなったショットガンを廊下の床に捨てる。そして空いた右手をウエストポーチに突っ込んで、そこからサブマシンガンを、取り出した。
照準をモーズとフリーデンに、合わせて。
「フリーデン! 逃げるぞ!!」
ドパパパパパッ!
シアンが引き金を引く直前、モーズはフリーデンの腕を掴んで駆け出した。
走った直ぐ後ろは散弾が撃ち込まれて穴だらけになっている。尤もシアンが扱っているのは抽射器ではなく、ゲームの銃。弾切れが存在し、しばらく走っていれば一旦は銃声が収まる。
その隙を狙ってモーズはフリーデンの手を引いたまま家電量販店を飛び出し、廊下を突っ切って階段を駆け上がった。銃の性質上、上を取られたら終わりだと判断し先んじて高所を押さえておきたかったからだ。
「ちょ、ちょ、ちょ、シアンから逃げるとか無理ゲーだろ!? あいつも射撃の成績めっちゃいいし!」
「これはゲームなんだ、足の速さ含むアバターの性能は同じ! またこのゲームは物資に限りがある! 着弾しないよう集中して逃げていれば、いずれ彼は弾切れを……!」
それに上階にはショッピングモールエリアを徘徊するゾンビが沢山いる。それらに紛れてしまえばゾンビを盾にしつつ身を隠せ、シアンの射程圏外に出られるだろう。
なので躊躇なくうようよ徘徊するゾンビへ向け突っ込んでゆくモーズ。なお手を引かれているフリーデンは「ひぃいい」と悲鳴をあげているが今は無視する。
ダダダダダッ!
だがしかし、ゾンビの群れに紛れる前に、2人を追って上階へ上がってきたシアンが、今度はアサルトライフルを用いた散弾を弾切れなど気にせず撃ち込んできた。
「うわぁっ!?」
「フリーデン!」
その大量の散弾の一部に当たってしまったフリーデンはゲームオーバー判定を受けてしまい、アバターが光の粒子となって消える。
モーズはすんでの所でゾンビを盾にでき、何とかシアンの散弾をいなしながら、巨大テディベアを始めとしたディスプレイが派手で死角の多いおもちゃ屋に逃げ込む。
そして銃声がおさまるで、陳列棚の陰でじっと息を潜めていた。
「モーズ先生ぇ~? これ隠れんぼゲームやないんやでぇ~? 肉壁もなしや。この辺のゾンビは自分がぜぇんぶ撃ち殺したさかい。タイマンしよか」
コツコツと硬質な音を立てて歩く、足音が一人分聞こえる。
本当に近場のゾンビは片してしまったのだろう。呻き声一つ聞こえない。
(バーチャルゲームでもこの強さ、流石はウミヘビ……。フリーデンがゲームオーバーになってしまった以上、私もリタイアしてよいのだが……)
だがゲームはゲーム。プレイヤースキルが下でも、ゲームバランスの設計上どこかしらに勝ち目はある。それに負けた所でデメリットもない。なのでこのままただ降伏するより、少しぐらい足掻いてもいいのではないか。
そう思ったモーズはポーチからマシンガンを取り出して装備をすると、陳列棚の陰からそろりそろりと顔を出し、廊下の様子を伺う。
直後、紫色の瞳と、目が合った。
「見ぃつ~けた」
まるで最初からモーズが身を隠していた場所を知っていたかのように、シアンはこちらを凝視していた。
まさにホラー。モーズは反射的に息をのむ。
なお当たり前だが、プレイヤーであるシアンは恐怖演出に組み込まれていない。どちらかと言えばこれはシアンに目を付けられた感染者側の視点だろう。
何にせよ固まっていても撃ち抜かれるのみ。モーズは相打ち覚悟でマシンガンの銃口をシアンに向け、
パパパパッ!
引き金を引く前に、あらぬ方向からシアンの足元が発砲されて、シアンは咄嗟に大きく身を引きその奇襲をかわした。
「なんじゃ、なんじゃ。弱い者いじめか? 感心せんのぅ」
シアンを撃ったあらぬ方向。そこから現れたのは小柄な男性。
ウミヘビなのだろう、彼も顔立ちが整っていて、毛先が黒ずんだ灰色がかった髪色に黄色い瞳と、変わった色素を持っている。
しかし容姿よりも飄々とした老獪な喋り方と、古参かつ第一課のシアンを前に物怖じしない態度の方が印象的だ。恐らく彼もウミヘビの中で手練れなのだろう。
実際、乱入してきた灰色髪の男性を見たシアンは、笑みを潜めた上で面倒そうな顔をしている。
「あんさん、何しに来たんや」
「そりゃこっちの台詞じゃて。シアンがいつまでも製作所に戻って来んから、様子を見に来たんじゃよ。仕事をサボって何を遊んでおる」
灰色髪の男性は子供っぽく頬を膨らませ、不機嫌そうな表情を浮かべた。
会話の内容から製作所で抽射器の整備をしているシアンと同じ仕事か、近しい役目をこなしているのだろう。
「モーズ先生が自分の【先生】の弟子になるっちゅう話を小耳に挟んだもんで、力試しをしとったんや」
「弟子? モーズとやらはパウル先生の弟子じゃろて。学会で共同発表をしていたとアニリンから聞いたぞ?」
共同発表はしていない。原稿の最終確認はして貰ったが。まして弟子ではない。
しかし訂正する為に口を出したらややこしい事になりそうなので、モーズは息を殺したまま再び陳列棚の陰へ隠れた。
(パウルさんと親しいウミヘビ……? 彼と同じくパウルさんを先生と慕う、アニリンとも交流があるのか。一体、何者なのやら)
突如としてゲーム内のショッピングモールに現れたシアン。
彼は弾切れとなったショットガンを手中でくるくると回し、少々不満そうな顔をモーズに向けていた。
「ゲームのアバターやと精度が悪いなぁ」
「えっ!? お前なんでゲームの中にいるの!?」
フリーデンも壊れた陳列棚の隙間から顔を出してシアンの姿を確認し、想定外の乱入者として驚愕している。
「オフラインゲームでもアバトン内の卵型機器からならアクセスできるんやで~? なんや楽しそうやから、参加させてもろたわ」
混乱する2人に対して、シアンは端的にゲームに参加した理由を教えてくれた。
オフラインゲームだろうとアバトン内ならば卵型機器を通じて有線で繋がっているので、現在プレイしているホラーゲームのように人数制限や途中介入制限のないゲームならば勝手に入ってこれてしまうのだ。
ちなみにこの機能を利用して時たまシミュレーターで暴れているのがパラチオンである。
「最初は賑やかしでもしよかと思うたんやけど、【先生】が弟子を取るっちゅう話を聞いて興味持ってなぁ。ええ機会や。腕試し、させて貰うで」
ぽいっ
シアンが弾切れとなったショットガンを廊下の床に捨てる。そして空いた右手をウエストポーチに突っ込んで、そこからサブマシンガンを、取り出した。
照準をモーズとフリーデンに、合わせて。
「フリーデン! 逃げるぞ!!」
ドパパパパパッ!
シアンが引き金を引く直前、モーズはフリーデンの腕を掴んで駆け出した。
走った直ぐ後ろは散弾が撃ち込まれて穴だらけになっている。尤もシアンが扱っているのは抽射器ではなく、ゲームの銃。弾切れが存在し、しばらく走っていれば一旦は銃声が収まる。
その隙を狙ってモーズはフリーデンの手を引いたまま家電量販店を飛び出し、廊下を突っ切って階段を駆け上がった。銃の性質上、上を取られたら終わりだと判断し先んじて高所を押さえておきたかったからだ。
「ちょ、ちょ、ちょ、シアンから逃げるとか無理ゲーだろ!? あいつも射撃の成績めっちゃいいし!」
「これはゲームなんだ、足の速さ含むアバターの性能は同じ! またこのゲームは物資に限りがある! 着弾しないよう集中して逃げていれば、いずれ彼は弾切れを……!」
それに上階にはショッピングモールエリアを徘徊するゾンビが沢山いる。それらに紛れてしまえばゾンビを盾にしつつ身を隠せ、シアンの射程圏外に出られるだろう。
なので躊躇なくうようよ徘徊するゾンビへ向け突っ込んでゆくモーズ。なお手を引かれているフリーデンは「ひぃいい」と悲鳴をあげているが今は無視する。
ダダダダダッ!
だがしかし、ゾンビの群れに紛れる前に、2人を追って上階へ上がってきたシアンが、今度はアサルトライフルを用いた散弾を弾切れなど気にせず撃ち込んできた。
「うわぁっ!?」
「フリーデン!」
その大量の散弾の一部に当たってしまったフリーデンはゲームオーバー判定を受けてしまい、アバターが光の粒子となって消える。
モーズはすんでの所でゾンビを盾にでき、何とかシアンの散弾をいなしながら、巨大テディベアを始めとしたディスプレイが派手で死角の多いおもちゃ屋に逃げ込む。
そして銃声がおさまるで、陳列棚の陰でじっと息を潜めていた。
「モーズ先生ぇ~? これ隠れんぼゲームやないんやでぇ~? 肉壁もなしや。この辺のゾンビは自分がぜぇんぶ撃ち殺したさかい。タイマンしよか」
コツコツと硬質な音を立てて歩く、足音が一人分聞こえる。
本当に近場のゾンビは片してしまったのだろう。呻き声一つ聞こえない。
(バーチャルゲームでもこの強さ、流石はウミヘビ……。フリーデンがゲームオーバーになってしまった以上、私もリタイアしてよいのだが……)
だがゲームはゲーム。プレイヤースキルが下でも、ゲームバランスの設計上どこかしらに勝ち目はある。それに負けた所でデメリットもない。なのでこのままただ降伏するより、少しぐらい足掻いてもいいのではないか。
そう思ったモーズはポーチからマシンガンを取り出して装備をすると、陳列棚の陰からそろりそろりと顔を出し、廊下の様子を伺う。
直後、紫色の瞳と、目が合った。
「見ぃつ~けた」
まるで最初からモーズが身を隠していた場所を知っていたかのように、シアンはこちらを凝視していた。
まさにホラー。モーズは反射的に息をのむ。
なお当たり前だが、プレイヤーであるシアンは恐怖演出に組み込まれていない。どちらかと言えばこれはシアンに目を付けられた感染者側の視点だろう。
何にせよ固まっていても撃ち抜かれるのみ。モーズは相打ち覚悟でマシンガンの銃口をシアンに向け、
パパパパッ!
引き金を引く前に、あらぬ方向からシアンの足元が発砲されて、シアンは咄嗟に大きく身を引きその奇襲をかわした。
「なんじゃ、なんじゃ。弱い者いじめか? 感心せんのぅ」
シアンを撃ったあらぬ方向。そこから現れたのは小柄な男性。
ウミヘビなのだろう、彼も顔立ちが整っていて、毛先が黒ずんだ灰色がかった髪色に黄色い瞳と、変わった色素を持っている。
しかし容姿よりも飄々とした老獪な喋り方と、古参かつ第一課のシアンを前に物怖じしない態度の方が印象的だ。恐らく彼もウミヘビの中で手練れなのだろう。
実際、乱入してきた灰色髪の男性を見たシアンは、笑みを潜めた上で面倒そうな顔をしている。
「あんさん、何しに来たんや」
「そりゃこっちの台詞じゃて。シアンがいつまでも製作所に戻って来んから、様子を見に来たんじゃよ。仕事をサボって何を遊んでおる」
灰色髪の男性は子供っぽく頬を膨らませ、不機嫌そうな表情を浮かべた。
会話の内容から製作所で抽射器の整備をしているシアンと同じ仕事か、近しい役目をこなしているのだろう。
「モーズ先生が自分の【先生】の弟子になるっちゅう話を小耳に挟んだもんで、力試しをしとったんや」
「弟子? モーズとやらはパウル先生の弟子じゃろて。学会で共同発表をしていたとアニリンから聞いたぞ?」
共同発表はしていない。原稿の最終確認はして貰ったが。まして弟子ではない。
しかし訂正する為に口を出したらややこしい事になりそうなので、モーズは息を殺したまま再び陳列棚の陰へ隠れた。
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なお、原文を解読して漢字仮名交じり文に書き直されたものは、特に「ひふみ神示」または「一二三神示」と呼ばれています。
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